勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカとは? わかりやすく解説

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勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 03:10 UTC 版)

勇者王ガオガイガーシリーズの登場メカ(ゆうしゃおうガオガイガーシリーズのとうじょうメカ)では、アニメ勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する架空のメカニックについて記述する。

GGG機動部隊

ガオガイガー関連機体

諸元
ギャレオン
所属 GGG機動部隊
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全高 9.8m
重量 112.5t
内蔵タンク総量 34.0t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
(最大衝撃負荷:5.482×107ジュール相当)
動力源 Gドライブ
推進機関 Gインパルスドライブ×2
出力 120000kw
推力 525.5t×2
最高速度 440km/h(地上)、M2.5(空中)
武装 ギャレオンクロー
ギャレオンファング
防御装備 Gパワーバリアシステム
(最大エネルギー衝撃負荷:2.331×1013ジュール相当)
その他 GSライドクラス:機密
ギャレオン
三重連太陽系「緑の星」で建造された宇宙メカライオン。機界昇華された母星から赤子を連れて落ち延び、1997年地球に飛来、天海夫妻にその子を託す。6年後、2003年にパスダーを追い再び地球圏へ飛来、攻撃を仕掛けるも甚大なダメージを負い、その際に巻き込まれ重傷を負った凱を救いGアイランドへ墜落、麗雄ら一部の公団スタッフにより秘密裏に回収、修復された期間にオーバーテクノロジーと警告文を得る。二年間は機能停止状態だったが、EI-02襲撃の際覚醒する。口腔内にはバリア分解機構が搭載されており、その咆哮によりパスダーのバリアを破っている。
オーバーホールによる部品の解析や修理を受けた際、頭脳回路部分は複雑過ぎて手が出せずブラックボックスとして取り扱われており、緑の星の指導者カインの人格コピーが記憶されている事や、頭脳回路に深刻なダメージを負っていることは気付かれずに放置されたままとなっていた。
また、天海勇は一貫して「北極ライオン」と呼称していた。
企画時の名前は「ガッティー」。
武装
ギャレオンファング
ギャレオンクロー
諸元
ガイガー
所属 GGG機動部隊
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全高 23.5m
重量 112.6t
内蔵タンク総量 34.0t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
(最大衝撃負荷:5.482×107ジュール相当)
動力源 Gドライブ
推進機関 Gインパルスドライブ×2
出力 185000kw
最高速度 350km/h(地上)、M1.0(空中)
武装 ガイガークロー
防御装備 Gパワーバリアシステム
(最大エネルギー衝撃負荷:4.496×1013ジュール相当)
その他 GSライドクラス:機密
フュージョン所要時間:23.166秒
ガイガー
ギャレオンがサイボーグ・ガイとフュージョンし、変形したメカノイド。身軽な姿での格闘戦を主とするが、敵を倒すまでの決定力は皆無であり、ギャレオン時に使えたバリア分解機構は共振で搭乗者たる凱のボディの破壊に繋がり兼ねないために使用不可能となっている。F.F.時に腰部から放つ緑の奔流EMTは、合体時に敵の攻撃から本体を守るが、一定以上の実力を持った相手には突破されてしまう事もあり万能ではない。シミュレーション時のフュージョン成功率は99.98%であり、初回は大河の承認の下に行われた。ジェネシックに至るまでギャレオン時の口を開けっ放しであったが本来の運用方法としては口を閉じているのが正解であり、頭脳回路部分の修復が見送られたままである事を伺わせている。また開けっ放しであるが故に最大の弱点ともなってしまっており、何度か敵に内部に侵入されてしまうという結果となっている。
企画時の名前は「ガガッティ」。
武装
ガイガークロー
ギャレオンクローをガイガーとして使用する場合の呼称。人型になった事により、用途に柔軟性が増しており、垂直登坂も可能。
ガオーマシン装着形態
ガイガー・ドリルガオー装着モード
ガイガーの両腕に、左右分割したドリルガオーを装着した状態。通常より攻撃力が向上する。
ガイガー・ステルスガオー装着モード
ガイガーの背部にステルスガオーを装着した状態。ガイガー単体でも多少の飛翔は可能であるが、この形態により高機動、長時間、長距離の飛行が可能である。三段飛行甲板空母内でフュージョンして出撃する際は、大抵この姿で第三カタパルトから発進する。
ガイガー・ステルス & ドリルガオー同時装着モード
ガイガーの両腕にドリルガオーを装着した状態で、更にステルスガオーとも合体する形態。機動力はステルスガオー単体での合体時よりも劣るが、その代わり防御力が向上する。
諸元
ステルスガオー
分類 ガオーマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全幅 34.7m
重量 164.0t
内蔵タンク総量 120.0t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 スクラムGタービンジェット
出力 80000kw
推力 320t×2
最高速度 マッハ0.95
武装 非武装
防御装備 Gパワーバリアシステム
特殊装備 マルチプルパイロン
乗員人数 4人
搭乗者 火麻激(マニュアル時)
その他 GSライドクラス:機密
コンピュータ:SGC-10000
ステルスガオー
B-2ステルス爆撃機に似た形状の航空機。ガオガイガーの背部、翼部および下腕部になり、機体内部にガオガイガーの兜部パーツがあって合体時にアームで装着される。ガイガーの背部に合体し、高機動戦を展開する。ファイナル・フュージョン・マニュアル(以降F.F.M.)時には火麻が操縦。EI-13戦では、下部アームにライナーガオーを吊り下げ輸送している。
企画時の名前は「サンダーG」。
諸元
ステルスガオーII
分類 ガオーマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全幅 38.5m
重量 250.0t
内蔵タンク総量 155.0t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
動力源 Gドライブ
ウルテクエンジン
推進機関 スクラムGタービンジェット×2
ウルテクエンジン制御プラズマジェット×2
出力 1.2×107kW
最高速度 マッハ0.95
防御装備 Gパワーバリアシステム
(最大エネルギー衝撃負荷:1.8×1015ジュール)
特殊装備 マルチパイロン
ファントムリング
ウォールリング
乗員人数 4人
その他 DPSシステム:SGC-11000A
ステルスガオーII
ステルスガオーに宇宙用ウルテクエンジン(厳密には全環境対応型)を搭載したガオーマシン。Number.41から登場。
ブロウクンマグナムとプロテクトシェードをブロウクンファントム、プロテクトウォールへと強化するファントムリングとウォールリングを搭載。後部にもコクピットブロックを備える。大気圏内でも運用可能だがステルスガオーに比べて、空気抵抗を受けやすいフォルムから大気圏内における飛行能力は改修前よりも低下しているのが弱点。
脊髄原種との宇宙戦の際、従来のステルスガオーでは空気中での運用が前提であり宇宙空間では推進機関が動作不良を起こした状態で出力を上げようとして破損するなどの事態が起こりステルスガオーの宇宙戦仕様として強化が図られることになった。護が後部コクピットブロックに乗り込み、宇宙戦に同行する事もある。
機界新種戦ではボルフォッグの超AIが搭載され、凱も乗り込んでいた。
ギャレオン離脱後もガオファー、ガイゴーと互換性があるためアップデートが繰り返されており、『ガオガイガーFINAL』ではレプリジンガイガーと合体、ガオファイガーとの戦闘で爆散し消失するが続編『覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜』ではステルスガオーとステルスガオーII共に再製造され同時運用されるシーンがある[注釈 1]
諸元
ライナーガオー
分類 ガオーマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 24.6m
重量 55.4t
内蔵タンク総量 5.2t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 ジャンプスラスター(補助)
出力 50000kW
推力 120t×2
最高速度 526km/h
防御装備 Gパワーバリアシステム
特殊装備 万能連結器
乗員人数 4人
搭乗者 獅子王麗雄(マニュアル時)
その他 GSライドクラス:機密
コンピュータ:LGC-1000
ライナーガオー
500系新幹線に偽装したガオガイガーの肩部および上腕部を形成するガオーマシン。ほとんどの鉄道路線を走破できる軌間可変台車、鉄道車両と連結できる万能連結器を装備。短時間飛行も可能である。線路の無い場所へ出動する場合、ステルスガオーのマルチパイロンへ車体を固定して輸送。また中央に簡易型爆裂射出カタパルトを挟み込むことで、強襲揚陸補給船を運用できない内陸部へディバイディングドライバー(以降D.D)の運搬も可能である。全ガオーマシン中、最も負荷がかかる部位であり、初回合体時にフリクションダンパーを破損し、ヘル・アンド・ヘヴンの行使によるダメージも大きい。劇中では凱が最初に操縦したガオーマシンでもある。F.F.M.では麗雄が操縦。機界新種戦では氷竜と炎竜の超AIが搭載された。
FINALではレプリジンガオガイガーの破壊に伴い失われているがアップデートされた状態で再製造されたのか待機している。
企画時の名前は「リミッターG」。
諸元
ドリルガオー
分類 ガオーマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 18.2m
重量 298.0t
装甲材質 レーザーコーティングG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 ジャンプスラスター
出力 110000kW
推力 115t×6
最高速度 120km/h
防御装備 Gパワーバリアシステム
特殊装備 Gドリル
乗員人数 6人
搭乗者 牛山一男(マニュアル時)
その他 内蔵タンク総量:105.0t
GSライドクラス:機密
コンピュータ:DGC-1000
ドリルガオー
二基のドリルを備えた戦車。左右に分離し、ガオガイガーの両足部となるガオーマシン。ガイガー時に両腕に接続可能。陸海空どこでも運用できる万能車両でもあるが、無限軌道であることから分割時の単独走行はできない。F.F.M.では牛山が操縦。機界新種戦では風龍と雷龍の超AIが搭載され、ゾヌーダロボ相手に分離による牽制も行った[注釈 2]
企画時の名前は「クエーサーG」。
諸元
ガオガイガー
型式番号 GBR-1
分類 G-stone driven Brave Robot Special
形式 スーパーメカノイド
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 31.5m
重量 630.0t
内蔵タンク総量 264.2t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
(最大衝撃負荷:7.822×108ジュール相当)
動力源 Gドライブ接続(4基)
推進機関 翼端インパルスドライブ
最大出力 10,000,000馬力 (7,500,000 kW)以上
推力 1200t×2
最高走行速度 172km/h
最高飛行速度 M3.0(補助ロケット噴射時)
武装 プラズマホールド
ドリルニー
ブロウクンマグナム
防御装備 プロテクトシェード
(最大エネルギー衝撃負荷:7.788×1015ジュール相当)
選択式装備 ディバイディングドライバー
ガトリングドライバー
ディメンジョンプライヤー
ゴルディオンハンマー
マーグハンド
モレキュルプラーネ
ゴルディオンモーター
グランドプレッシャー
必殺技 ヘル・アンド・ヘブン
ハンマーヘル・アンド・ヘブン
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
その他 GSライドクラス:機密
F.F.所要時間:62.318秒(初回。以降毎回更新)
ガオガイガー・スペック15 ゴルディオンハンマー接続
動力源 ウルテク統合Gドライブ接続
最大出力 20,000,000馬力 (15,000,000 kW)以上
推力 5,500t×2
最高走行速度 195km/h
ガオガイガー
ガイガーと3機のガオーマシンがファイナル・フュージョン(以下F.F)した重機動スーパーメカノイド。両腕にはそれぞれ攻撃用と防御用に特化した装備が設けられており、左腕は敵の攻撃を相殺、あるいは増幅し跳ね返す防御フィールドとして、右腕は高速回転させながらGパワーを充填させ射出させる攻撃技として機能。それらを応用した戦術などで多様な局面に対応できる。しかしEI-07戦で大河が「装甲は耐っても衝撃波で中の凱は…」という台詞の通り、堅牢な表面装甲に反して内部への衝撃緩和能力は高くない。また、装甲耐熱限界は5000度とされる。
初めてF.F.を行った際の成功率は「限りなく0に近い」だったが、合体出来なければ敗北必至かつ後がない状態であったため「後は勇気で補えばいい」という英断で強行し合体に成功。F.F.プログラムがEI-15からのハッキング攻撃によりマシン自体が独自に初期化、F.F.をマニュアル操縦を慣行した際も60%の成功率だったが、凱を含む搭乗者四人が「一人10%ずつ、勇気で補えば100%」となり合体に成功。しかし、その後もそれ自体がガイガーやガオーマシンにダメージを及ぼすなどといった機構面での不完全さ、そしてゾンダー撃退の切り札となっていた最大の必殺技もまた搭乗者に著しい肉体的負担を強いるものとして強調されることで、物語により強い緊張感を生み出していた。
あくまでも「異星のテクノロジーをベースに開発された純地球産のメカニズム」としてであり、異星や古代文明のオーバーテクノロジー主体による自由自在な変形・合体・分離は行えないという状態にあった。原種との初戦において大破した際、改修を受けると同時にウルテクエンジンが搭載され、更なる強化を果たした。
勇者シリーズでは唯一二号ロボとのグレート合体を行わなかったがこれは「合体を繰り返すと1号ロボの存在感が弱くなるから」という監督の米たにヨシトモの意向によるものであり、強化も動力系の改良や宇宙用換装パーツを装着する程度に収められた。企画当初はガイガーの時点で主役ロボットが完成していることを考えると、ガオガイガーこそが既にグレート合体であるという説[1]もある。
企画時の名前は「ガガガッティー」「ガルガイガァ」「GOギーガー」。
武装
ブロウクンマグナム
主力戦闘装備。右前腕部を高速回転させて射出するロケットパンチ。ゾンダーロボのバリアシステムを力ずくで破壊する威力を誇る。ある程度遠隔操作を行うことも可能であり、特にEI-26戦では徹甲榴弾のように敵の内部に食い込んだところで自爆させている。劇中では、腕部を射出せず回転させた状態のまま攻撃も行っている。
プロテクトシェード
防御装備。左腕から防御フィールドを発生させ敵の攻撃を無効化、あるいは反射する。EI-13戦では反発効果で海面を押し退けているほか、ガオガイガーがグランドノヴァに囚われた際にはギャレオンの意思で全身に展開されている。
ドリルニー
両膝に装備されたドリルガオーのドリルで膝蹴りを繰り出す。
プラズマホールド
プロテクトシェード展開の際に発生する反発的防御フィールドを反転させ、その内部に目標を捕縛、フィールドの反発作用によって敵の行動を封じる。その際フィールド内では激しい電離現象が発生、目標の電子機器を破損させる付随的効果もある。
劇中で使われた回数はTVシリーズで2回、『FINAL』で1回[注釈 3]と非常に少ない。
ゴルディオンマグナム
右前腕をマーグハンドに換装した状態で、これを射出して敵にぶつける技。EI-72、73の合体ゾンダーロボにハンマーヘル・アンド・ヘブンを破られた直後、一度だけこの技の使用が確認されている。
専用装備
ディバイディングドライバー
戦闘の余波で市街地に被害が出てしまうことを防ぐため、戦闘フィールドを形成するためのマイナスドライバー型ツール。ガオガイガーの左腕に接続後に地面に突き立てることによって、空間を歪曲させ押し広げる「レプリジョンフィールド」と、歪曲空間を固定させる「アレスティングフィールド」を発生させ、直径10kmの巨大な穴を最大30分間形成できる。
このフィールドを形成するエネルギーはブラックホールに匹敵し、フィールドが消失する際に異物が混ざっていた場合、反作用によって地球が壊滅しかねない大爆発を引き起こすおそれがある。
ディメンジョンプライヤー
ディバイディングドライバー使用時の事故などで空間に影響を及ぼす事態に備えて開発された、プライヤー(ペンチ)型のツール。普段は3体のマルチロボ「プライヤーズ」に分離しており、使用時には合体してディメンジョンプライヤーとなる。
ガオガイガーの両腕に接続し、異常空間を掴み取って大気圏外に投げ飛ばす形で使用される。
ゴルディオンハンマー
正式名称「グラヴィティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」。重力衝撃波を発生させて敵に叩きつけることで完全消滅させる必殺武器。ヘル・アンド・ヘブンの多用で命の危機に陥る凱を救うために開発された。その衝撃はガオガイガーの機体にも多大な負荷がかかるため、一度目の使用では凱は無事であったがガオガイガーの右半身が大破、二度目の使用ではディメンジョンプライヤーで保持し、ガオガイガーは無事であったがディメンジョンプライヤーが大破するなどの難点があった。これを克服するためにマーグハンドが開発され、同時にゾンダー核を引き抜くための必殺技「ハンマーヘル・アンド・ヘブン」が確立することになる。
マーグハンド
モレキュルプラーネ
ゴルディオンモーター
グランドプレッシャー
必殺技
ヘル・アンド・ヘブン
「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」の詠唱で両掌のエネルギーを融合させ、EMTトルネードで拘束した敵に突撃。目標物を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放、プロテクトシェードで核を保護しつつ目標を内部から完全に破壊する。しかし、呪文は不完全な形でしか分かっておらず、それに伴い技自体も不完全なまま使用されていた。その為、本来の威力は発揮されておらず、凱への負担も本来以上の物となり、一時は負担の蓄積が命を脅かすまでになった。性質上、両腕が無事でなければ使えない。
ハンマーヘル・アンド・ヘブンの使用が可能になってからは原種との初戦とスターガオガイガー時でのゾヌーダロボ戦のみ使用する[注釈 4]が、どちらも通用せず、前者は逆に自身の腕を破損してしまい、後者は受け止められてしまった。しかし、ゾヌーダロボ戦では一度は通用しなかったものの、能力が低下した隙に繰り出した2発目により撃破している。
なお、この技を放つ際は一時的にBGMが止まる。
ハンマーヘル・アンド・ヘブン
ゴルディオンハンマーとマーグハンド装備時の必殺技。対象物の核に向けて、光の釘を「ハンマーヘル!」の掛け声とともにゴルディオンハンマーで打ち込む。その後、「ハンマーヘブン!」の掛け声とともに、マーグハンドから展開したバールで釘を引き抜き、核を左手で受け止める。最後に抜け殻になった対象物に「光になれ!!」の掛け声と共に、ゴルディオンハンマーを叩きつけ、重力衝撃波で光に分解・消滅させる。釘とバールはそれぞれ2つあることから一度に核を2個回収することも可能[注釈 5]
諸元
スターガオガイガー
型式番号 GBR-1
分類 スーパーメカノイド
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 38.5m
重量 716.0t
内蔵タンク総量 264.2t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
動力源 Gドライブ
ウルテクエンジン
推進機関 ウルテクエンジン制御プラズマジェット
出力 3.8×109kw+
推力 2.8×106t
武装 プラズマホールド
ドリルニー
ブロウクンマグナム
ブロウクンファントム
攻撃用装備 ファントムリング
防御用装備 ウォールリング
防御装備 プロテクトウォール
選択式装備 ディバイディングドライバー
ガトリングドライバー
ディメンジョンプライヤー
ゴルディオンハンマー
モレキュルプラーネ
ゴルディオンモーター
グランドプレッシャー
必殺技 ヘル・アンド・ヘブン
ハンマーヘル・アンド・ヘブン
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
スターガオガイガー
ガイガーがステルスガオーIIを初めとした3機のガオーマシンとファイナルフュージョンしたスーパーメカノイド。Number.37から登場。
基本的な武装はガオガイガーと同じだが全体的な能力が大幅にパワーアップしており、ステルスガオーII搭載のファントムリングでブロウクンマグナムがブロウクンファントムにウォールリングでプロテクトシェードがプロテクトウォールへそれぞれ強化。左右ポッド及びステルスガオー後部パーツをパージすると通常のガオガイガーに戻る。
この形態が頭脳原種戦で初陣を飾り、宇宙戦では本形態が用いられ地上では通常のガオガイガーに戻して運用されたが、ゾヌーダロボ戦では勇者ロボたちの超AIを搭載した状態で初の地上戦を行った。劇中では終始「ガオガイガー」、もしくは「宇宙用装備ガオガイガー」と呼ばれており、名前が確認できるのはアイキャッチ及び、最強キャラクターセットVol.5のCDドラマ「還ってきたマモル」のみである。
勇者シリーズコラム「俺と勇者」によると当初、スターガオガイガーは天海護が操縦する「スターガオー」という宇宙空間用の龍型メカと合体する予定だった。結局スターガオーは登場せず、ステルスガオーIIとの合体にとどめられたという[注釈 6]
追加武装
ブロウクンファントム
ファントムリングを装着して強化したブロウクンマグナム。
ブロウクンマグナムが通用しない原種のバリアシステムに対して有効な装備であり、機界最強7原種戦ではアメリカ海軍空母・インディペンデンスと融合した耳原種のボディを貫いているが、機界新種戦ではファントムリングを物質昇華されたことで破られている。
プロテクトウォール
ウォールリングを装着して強化したプロテクトシェード。バリアシステムが強化されたが、反射機能は使えない欠点もある。
ガオガイガー最大加速仕様
黒いキングジェイダーがいる太陽付近へ迅速に移動する為に急遽セッティングした形態。Gハンマーをメインフレーム代わりにして二基のクライマー1を連結、それぞれの補助翼を切り欠いてスターガオガイガー(右前腕はマーグハンドに換装済み)の左右ウルテクポッドに接続し、これらをブースターとする。加速時には強烈なGが掛かるが、ステルスガオーIIの増設コクピットに同乗した護は浄解モードの発動によりこれを耐えきっている。

ガオファイガー関連機体

諸元
ファントムガオー
型式番号 F-111
分類 Tactical support and Air superiority Fighter
所属 国際連合
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 5.5m
全長 21.2m
全幅 20.1m
乾燥重量 39.5t
全備重量 82.1t
動力源 Gストーン動力ウルテクエンジン アップデート型
GE 112-BA-G
出力 理論上無限(ウルテクエンジン)
推力 5.2t(GE 112)
巡航速度 540kt
最高速度 大気圏内:20,000kt
航続距離 理論上無限
上昇限度 大気圏外
武装 非武装
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
その他 計画責任者:Dr.雷牙(GGGアメリカ)
初期上昇:毎分150,000m
メインプロセッサ:デルフト型量子コンピュータ初期型
コンピュータ言語:Raiga ver.8.1
処理能力:150tflops
特殊装備:ガオファイガー ドッキングシステム
ファントムガオー
エヴォリュダー・ガイの搭乗する戦闘機型ガオーマシン。幻影を意味するphantom(ファントム)の名の通り、ファントムカモフラージュという光学迷彩機能を備えている。
諸元
ガオファー
分類 可変ロボット
所属 国際連合
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 22.3m
重量 39.5t
内蔵タンク総量 3Gt
装甲材質 モノクリスタルメタル
動力源 Gストーン動力ウルテクエンジン
推進機関 腰部Gインパルスドライブ
最大出力 計測不能
推力 計測不能
巡航速度 280kt
最高速度 大気圏内:350kt
航続距離 理論上無限
武装 ファントムクロー
防御装備 Gパワーバリアシステム
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
その他 GSライドクラス:機密
メインプロセッサ:デルフト型量子コンピュータ初期型
コンピュータ言語:Raiga ver.8.1
処理能力:150tflops
ガオファー
エヴォリュダー・ガイとファントムガオーがフュージョンしたメカノイドで、ガオファイガーのメインブロックを構成する。戦闘能力はガイガーを凌ぐ。腹部のリングジェネレーターはこの形態ではF.F用のプログラムリングを生成するために使用される。この他にもファントム/ウォールリングを生成可能だが、劇中で単体でプログラムリング以外のリングを生成することは最後まで無かった[注釈 7]。なお、フュージョンコールはガオファーの場合のみ呟くような小声になっている。
ドリルガオーII
ガオファイガーの両足部になるガオーマシン。ドリルガオーとほぼ同型のドリル戦車だが、ドリルが節目ごとに逆回転し、4枚のフィンが付いている貫通力や掘削力よりも破砕を目的とした構造となっている。劇中未使用であるが、それ同様ガオファーの腕部に装備することができる。本機と次項のライナーガオーIIは最低3機の建造が確認されている[注釈 8]
全長:18.2m、重量:299.0t
ライナーガオーII
ガオファイガーの両肩、および両上腕部を形成するガオーマシン。ライナーガオーと異なりライナーと名前はついているがロケット型となっている。これにより、「線路の上しか走れない」というライナーガオー最大の特徴兼問題点を解消している。ガオファイガーが破壊された際の脱出装置としての役割も持つ[注釈 9]。合体時には700系新幹線の試験車のような形状になる。ロケット型である為、準備稿名はH2ガオーだった[注釈 10]
全長:13.1m、重量:133.3t
ステルスガオーIII
ステルスガオーの後継機。ステルス爆撃機型だが、それと比べ多少小さくなり、またステルスガオーIIと比較しても遥かに小型化されたウルテクエンジンを搭載している。また、ファントムリングをエネルギー粒子で構成する方式に変更したことにより、両端に装着されていたリングをオミット、ニューロノイド用グリアノイドから発展した新型ウルテクエンジンを搭載し、失われていたステルス性の回復に成功している。合体状態では推進機関を用いる場合は翼の両端が展開し緑翠色に発光噴射する可変機構が用いられている。本機は最低2機の建造が確認されている[注釈 11]
全幅:35.0m、重量:122.7t
諸元
ガオファイガー
形式番号 GBR-11
分類 ファイティング・メカノイド
所属 国際連合
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 32.0m
全幅 35.0m
重量 660t
動力源 Gストーン動力ウルテクエンジン アップデート型
推進機関 ウルテクエンジン×2
最大出力 20,000,000kw以上
推力 1500t×2
最高走行速度 185km/h
最高飛行速度 宇宙空間内:M600以上
航続距離 理論上無限
武装 ブロウクンファントム
ドリルニー
防御装備 プロテクトウォール
選択式装備 ディバイディングドライバー
ガトリングドライバー
ゴルディオンハンマー
マーグハンド
必殺技 ヘル・アンド・ヘブン
ハンマーヘル・アンド・ヘブン
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
その他 計画責任者:Dr.雷牙(GGGアメリカ)
ガオファイガー
正式名称「ファイティング・ガオガイガー」。ガオガイガーに代わる地球防衛の要「ガオファイガー・プロジェクト」の中核として建造されたファイティングメカノイド。Gストーン以外は純地球製だが、弾丸Xのシステムを再検討しエヴォリュダー能力とリンクさせることによって実現されたエヴォリュアル・ウルテク・パワーによって基本性能はガオガイガーを凌ぐ。額のGストーンには従来と異なりGGGのマークが刻まれており、合体完了時にはエヴォリュダー・ガイのように、左手の甲にGストーンの紋様が浮かび上がる。赤の星の戦闘用メカノイドであるパルパレーパ・プラスと互角の戦闘力を誇るも、凱がペイ・ラ・カインの姿を見て動揺した隙を突かれて大破する。
武装
ブロウクンファントム
スターガオガイガーから更に発展させた攻撃装備。エネルギー粒子によるファントムリングを生成することで、リングを破壊されると使用できないという弱点を克服しており、レプリガオガイガーのブロウクンファントムを正面から破っている。
プロテクトウォール
スターガオガイガーのそれと異なり反射機能が復活しており、ギムレット・アンプルーレの荷電粒子砲を跳ね返している。
ヘル・アンド・ヘブン
パイロットの凱がサイボーグからエヴォリュダーに転生したことで、ヘル・アンド・ヘブンの負担も減少したが、不完全な必殺技であることに変わりはない。劇中では2回使用。1回目はレプリガオガイガーのヘル・アンド・ヘブン・ウィータとのヘル・アンド・ヘブン合戦を制する。2回目はパルパレーパ・プラスのゴッド・アンド・デビルに使用するも、凱がペイ・ラ・カインに動揺したことで生じた隙を突かれて敗れている。

竜シリーズ

竜型ビークルロボとも呼ばれている。

最大の特徴はシンパレートと呼ばれるAI同調率を90%以上に高めることでシンメトリカルドッキングと呼ばれる左右合体にあり、シンメトリカルアウトで分離することで敵の攻撃を回避したり、ダメージを最小限に抑えることも可能。天井の低い場所での活動や安定姿勢での高速移動の際には上半身をビークルロボ形態、下半身をビークルマシン形態としたセミビークル形態に変形可能[注釈 12]

諸元
氷竜(ビークルマシン形態)
形式番号 GBR-2
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 18.5m
全幅 5.0m
重量 240t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
最大モーター出力 1,350馬力 (1,010 kW)
最高走行速度 300km/h
ブースター使用時の瞬間最高速度:450km/h
駆動システム Gモーター8基
特殊装備 パワークレーン
乗員人数 2名
その他 ホイールトレッド:3.8m
構造:スーパーモノコック
可変式側面タイヤ:640/65XR30
前部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー・6ピストンキャリバー
後部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー
0 - 1,000m:25.0秒
氷竜(ビークルロボ形態)
形式番号 GBR-2
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルロボ
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 20.5m
全幅 10.5m
重量 240t
内蔵タンク総量 55t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
(最大衝撃負荷:1.285×109ジュール相当)
動力源 Gドライブ
噴射推進系 後部ジャンプスラスター
最大出力 300,000馬力 (220,000 kW)以上
(ウルテクエンジン装備後:450,000馬力 (340,000 kW)以上)
推力 1,000t
最高走行速度 300km/h
最高飛行速度 ウルテクエンジン装備後:955km/h
装備 パワークレーン(フリージングライフル、クレーントンファー)
フリージングガン
チェストスリラー
防御装備 Gパワーバリアシステム
(システムチェンジ時のバリア衝撃負荷:7.611×1015ジュール相当)
拡張装備 ペンシルランチャー
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
システムチェンジ所要時間:21.780秒
氷竜ひょうりゅう
山田真一
クレーン車に変形する青い竜型ビークルロボ。Number.5から登場。
AIは炎竜と共に半年間かけて育てられ、AIの起動が5秒早かったことから炎竜の兄にもなる。性格は冷静沈着。一人称は「私」。理論を優先し、「私の計算では〜」が口癖。いつしか、機動部隊の副隊長的存在になる。
消火でのレスキュー活動にも対応しており、冷却系の装備を駆使する。
EI-06戦で初陣を飾りながらもロボットモードへの変形は行えずにいたが護の力でGSライドが高まったことでロボットモードへの初変形を果たす。
企画時の名前は「ダムダー」。
武装
パワークレーン
背部の伸縮式クレーン。ビークルマシン形態での救助活動に用いられるほか、ライフルやトンファーとしても使える。基部左側には超竜神の頭部(ビークルマシン形態ではクレーンの操縦席になる)があるが、劇中ではビークルロボ形態になるとこれが姿を消す。
フリージングガン
右脚に収納された冷線銃。超竜神及び幻竜神の右前腕を構成する。ザ・パワーで強化された際はパワーフリージングガンになった。
フリージングライフル
右肩、左腰に構える冷線砲。氷竜にウルテクエンジンが搭載されてからはウルテクライフルになった。
チェストスリラー
胸から対象を凍結させる冷風を出す。温度の調節ができ、広範囲の消火にも用いられる。
クレーントンファー
パワークレーンを腕に持ち、殴りつける技。
別個装備
ペンシルランチャー
ボールペン型ランチャー。2種の混合によって固まる硬化弾ブルー、ネット弾、炸裂弾といった多彩な弾丸を放つ。
諸元
炎竜(ビークルマシン形態)
形式番号 GBR-3
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 18.5m
全幅 5.0m
重量 235t+25t(ミラーシールド)
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
最大モーター出力 1,350馬力 (1,010 kW)
最高走行速度 300km/h
ブースター使用時の瞬間最高速度:450km/h
駆動システム Gモーター8基
特殊装備 パワーラダー
乗員人数 2名
その他 ホイールトレッド:3.8m
構造:スーパーモノコック
可変式側面タイヤ:640/65XR30
前部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー・6ピストンキャリバー
後部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー
0 - 1,000m:25.0秒
炎竜(ビークルロボ形態)
形式番号 GBR-3
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルロボ
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 20.5m
全幅 10.5m
重量 235t+25t(ミラーシールド)
内蔵タンク総量 55t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
(最大衝撃負荷:1.285×109ジュール相当)
動力源 Gドライブ
噴射推進系 後部ジャンプスラスター
最大出力 300,000馬力 (220,000 kW)以上
(ウルテクエンジン装備後:450,000馬力 (340,000 kW)以上)
推力 1,000t
最高走行速度 300km/h
最高飛行速度 ウルテクエンジン装備後:955km/h
装備 パワーラダー(メルティングライフル、ラダートンファー)
メルティングガン
チェストウォーマー
防御装備 Gパワーバリアシステム
ミラーシールド
拡張装備 ペンシルランチャー
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
システムチェンジ所要時間:21.780秒
炎竜えんりゅう
声:山田真一
はしご車に変形する赤い竜型ビークルロボ。Number.5から登場。
AIは炎竜と共に半年間かけて育てられ、彼の弟となる。氷竜とは逆に感情豊かで気性が激しく、敵との交戦時はよく「オラオラオラオラァ!!」と叫んでいるも普段の喋り方はどことなくお坊ちゃん的。弟ゆえに後に弟妹(特に妹)が出来た時は非常に喜んだ。一人称は「僕」。着地がいつまでたっても上手くならないという欠点を持っており、成功したのは二度[注釈 13]だけである。
寒冷地でのレスキュー活動にも対応しており、高熱系の装備を駆使する。
EI-06戦で初陣を飾りながらもロボットモードへの変形は行えずにいたが護の力でGSライドが高まったことでロボットモードへの初変形を果たす。
企画時の名前は「ゼロダー」。
武装
パワーラダー
背部の梯子。先端からの放水が可能であり、主にビークルマシン形態での消火活動に用いられるほか、ライフルやトンファーとしても使える。
Number.10では先端にウインチを外付けしており、超竜神としてパワークレーンとこれの併用により海中からガオガイガーを引き上げた。
メルティングガン
左脚に収納された熱光線銃。超竜神及び強龍神の左前腕を構成する。ザ・パワーで強化された際はパワーメルティングガンになった。
メルティングライフル
左肩、右腰に構える熱光線砲。炎竜にウルテクエンジンが搭載されてからはウルテクライフルになった。
チェストウォーマー
胸から対象を溶解させる熱風を出す。チェストスリラー同様、温度の調節ができるが、劇中使用した数は少ない。
ラダートンファー
パワーラダーを腕に持ち、殴りつける技。
ミラーシールド
炎竜専用の盾。表面に半永久的ミラーコーティングが施されており、ミラーを利用して、敵のエネルギー弾を撃ち返す機能もある。
超竜神と強龍神の胸部装甲を構成。
別個装備
ペンシルランチャー
氷竜が使用するのと同一のもの。
諸元
超竜神
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 合体ビークルロボ
所属 GGG機動部隊
全高 28.0m
全幅 18.0m
重量 495t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
動力源 Gドライブ接続
噴射推進系 肩部ジャンプスラスター×2
最大出力 8,000,000馬力 (6,000,000 kW)以上(シンパレート92.5%想定時)
ウルテクエンジン装備後:12,000,000馬力 (8,900,000 kW)以上
推力 750t×2
最高走行速度 195km/h
最高飛行速度 ウルテクエンジン装備後:716km/h
装備 パワークレーン(フリージングライフル、クレーントンファー)
フリージングガン
パワーラダー(メルティングライフル、ラダートンファー)
メルティングガン
防御装備 ミラーシールド
拡張装備 イレイザーヘッド
必殺技 ダブルガン
ダブルライフル
ダブルトンファー
スーパーノヴァ(計画中)
その他 構成機体:氷竜 / 炎竜
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
シンメトリカルドッキング所要時間:39.009秒
超竜神ちょうりゅうじん
声:山田真一
氷竜と炎竜がシンメトリカルドッキングした合体ビークルロボ。Number.6から登場。
氷竜は右半身と頭部、炎竜は左半身と胸部装甲を構成。彼らが備える超AIを足して、2で割った性格をしているが、どちらかというと兄の意識が強く、一人称は「私」。
イレイザーヘッドの射出がメインであり、直接戦闘はサポート主体だが瞬間出力だけでいえば、ガオガイガーをも上回る。宇宙戦においては追加スラスター・SPパックや大型ブースター兼簡易エネルギー補給艦・クライマー1を装備。
EI-07撃破に伴う爆発からガオガイガーを救いたい一心で合体に成功。頭脳原種戦では敵の置き土産である小惑星をESウインドウの向こう側であるアステロイドベルトに押し戻しつつ消えていくがザ・パワーの力で6500万年前の地球にタイムスリップ。体内に残留していたザ・パワーでAIとGSライドが保護されたことで6500万年生き延び、護の涙に反応したザ・パワーで復活を果たす。
企画時の名前は「ダダダッゼム」。
装備
ダブルガン
両腕に装備されたフリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる。
ダブルライフル
両腰に装備されたフリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃ち、熱疲労を起こす。
ダブルトンファー
両腕にパワークレーン、パワーラダーを持ってトンファーのように敵を殴りつける技。
強化装備
ウルテクライフル
ウルテクエンジン搭載後は、ダブルガン、ダブルライフルからウルテクビームが発射可能。
専用装備
イレイザーヘッド
超竜神専用のペンシル消しゴム型ハイパーツール。EI-07戦で初使用。EI-08戦ではガオガイガーのヘルアンドヘブンと同時に放った。EI-18が起こしたグランドノヴァにガオガイガーが閉じ込められた際には連続発射しても完全には消し去ることが出来なかったもののガオガイガーの救出に成功している。
秘匿装備
スーパーノヴァ
超竜神の装備。本来は超竜神の使用する技だが『FINAL』では氷竜と炎竜の捨て身の攻撃として使用された。氷竜のチェストスリラーと炎竜のチェストウォーマーを限界出力で同時に繰り出し、急激な冷却と加熱を与えて攻撃する技。有効射程は0距離で、接近しなければ効果はない。この技は対ピーヴァータ戦のみに使用。名称自体はTVシリーズの時点で存在しており、第8話のアイキャッチに確認できる[3]。撃龍神のシャントゥロンは、計画中のスーパーノヴァの断片情報から中国が作り出したのではないかと推測する資料もある[4]
諸元
風龍(ビークルマシン形態)
形式番号 GBR-6
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルマシン
所属 科学院航空星際部
(一時、GGG機動部隊に移籍)
設計 科学院航空星際部
開発 科学院航空星際部
製造 科学院航空星際部
全長 18.5m
全幅 5.0m
重量 235t
動力源 ウルテクエンジン一体化型Gドライブ
最大モーター出力 2,000馬力 (1,500 kW)
最高走行速度 340km/h
駆動システム ウルテクGモーター8基
特殊装備 ジャオダンジィ
乗員人数 2名
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
可変式側面タイヤ:640/65XR30
前部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー・6ピストンリムブレーキ
後部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー
0 - 1,000m:21.3秒
風龍(ビークルロボ形態)
形式番号 GBR-6
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルロボ
所属 科学院航空星際部
(一時、GGG機動部隊に移籍)
設計 科学院航空星際部
開発 科学院航空星際部
製造 科学院航空星際部
全高 20.5m
全幅 10.5m
重量 230t
動力源 ウルテクエンジン一体化型Gドライブ
噴射推進系 ジャオダンジィ
最大出力 452,000馬力 (337,000 kW)以上
最高走行速度 325km/h
最高飛行速度 M0.9(1,074km/h)
装備 ジャオダンジィ
フォン・ダオ・ダーン
防御装備 トルネードフィールド
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
風龍ふうりゅう
声:山田真一
ミキサー車に変形する緑の竜型ビークルロボ。Number.35から登場。
GGGから技術提供を受けた中国科学院航空星際部の手で雷龍と共に開発され、彼の兄にもなる。AIは氷竜をモデルとしていることから冷静かつ穏やかな性格だが氷竜が大人びているのに対し、風龍は若者の雰囲気を持つ。一人称は「僕」。趣味は麻雀[5]。本来は中国語で思考しており、日本語圏の相手との会話には翻訳ソフトを用いているが、これがバグを抱えているらしく、汚い場所に長時間居続けた場合などから精神の乱れを生じると語尾に「〜アル」とつける日本語を含めた支離滅裂な言葉をわめき散らすことがある[6]
氷竜と炎竜とは逆に戦闘用として開発された為、純粋な戦闘力は高く、風を駆使する。
脊髄原種戦で初陣を飾りながらも敵の殲滅を第一、自己防衛が第二、人命優先は第十四の考えだった為、GGGと反発するもGGGに感化されたことで人命第一に考えを改め、GGGとの合同演習後、GGGに転属。
装備
風龍専用銃(正式名称不明)
専用の銃。『エヴォリュダーGUY』第6話で使用された。
ジャオダンジィ
コンクリートミキサー状のマルチポッド。それぞれ脚部に合体時の前腕部パーツが格納されている他の兄弟機と異なり、撃龍神の右腕には攪転槽が使われる為、空いたスペースには自爆装置が搭載されている[注釈 14]。撃龍神及び強龍神の右前腕を構成する。
ティガオ(提高|英語で言うと「level」)1(空を飛ぶ)
ティガオ2(風道弾/フォン・ダオ・ダーン)
ティガオ3(風のシールドを作る)
ティガオ4(電磁竜巻)
諸元
雷龍(ビークルマシン形態)
形式番号 GBR-7
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルマシン
所属 科学院航空星際部
(一時、GGG機動部隊に移籍)
設計 科学院航空星際部
開発 科学院航空星際部
製造 科学院航空星際部
全長 18.5m
全幅 5.0m
重量 230t
動力源 ウルテクエンジン一体化型Gドライブ
最大モーター出力 2,000馬力 (1,500 kW)
最高走行速度 340km/h
駆動システム ウルテクGモーター8基
特殊装備 デンジャンホー
乗員人数 2名
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
可変式側面タイヤ:640/65XR30
前部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー・6ピストンリムブレーキ
後部ブレーキシステム:エレクトリックパウダー
0 - 1,000m:21.3秒
雷龍(ビークルロボ形態)
形式番号 GBR-7
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルロボ
所属 科学院航空星際部
(一時、GGG機動部隊に移籍)
設計 科学院航空星際部
開発 科学院航空星際部
製造 科学院航空星際部
全高 20.5m
全幅 10.5m
重量 230t
動力源 ウルテクエンジン一体化型Gドライブ
推進機関 デンジャンホー
最大出力 452,000馬力 (337,000 kW)以上
最高走行速度 325km/h
最高飛行速度 M0.9(1,074km/h)
装備 デンジャンホー
レイドゥーン
電磁銃(仮称)
防御装備 電磁バリア
その他 GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
雷龍らいりゅう
声:山田真一
ダンプカーに変形する黄色の竜型ビークルロボ。Number.35から登場。
風龍同様に中国科学院航空星際部の手で開発され、AIは炎竜をモデルにしていることから荒っぽい性格だが雷龍の場合はひねくれたような口調をしている。特技は太極拳。一人称は「俺」。翻訳ソフトの搭載などは風龍と同様。炎竜同様に着地が苦手。
戦闘では電気攻撃を主としている。
脊髄原種戦で初陣を飾りながらも敵の殲滅を第一、自己防衛が第二、人命優先は第十四の考えだった為、GGGと反発するもGGGに感化されたことで人命第一に考えを改め、GGGとの合同演習後、GGGに転属。
装備
エレキガン
左脚に格納されている電撃銃。撃龍神及び幻竜神の左前腕を構成する。
デンジャンホー[注釈 15]
電磁荷台。撃龍神及び幻竜神の左腕になる。
ティガオ1
デンジャンホーに乗って空を飛ぶ。
ティガオ2(レイ・ドゥーン)
ティガオ3(電磁シールド)
ティガオ4(ヴァン・レイ)
指先から電撃を放射。
諸元
撃龍神
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 合体ビークルロボ
所属 科学院航空星際部
(一時、GGG機動部隊に移籍)
全高 28.0m
全幅 18.0m
重量 465t
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
動力源 Gドライブ接続
噴射推進系 背部ブースター
最大出力 12,600,000馬力 (9,400,000 kW)以上
最高走行速度 205km/h
最高飛行速度 M0.7
装備 ジャオダンジィ
フォン・ダオ・ダーン
デンジャンホー
レイドゥーン
最終装置
必殺技 双頭龍
その他 構成機体:風龍 / 雷龍
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
撃龍神げきりゅうじん
声:山田真一
風龍と雷龍がシンメトリカルドッキングした合体ビークルロボ。Number.36から登場。
風龍は右半身と頭部、雷龍は左半身と胸部装甲を構成。風龍のように冷静な人格ながら口調は雷龍のように荒く、一人称は「俺」。
超竜神とは逆に戦闘能力が高い。超竜神と同じく、SPパックやクライマー1を装備することも可能。
当初は風龍と雷龍が敵の殲滅を優先していたためにシンパレートが上がらずにいたがGGGの勇気に感化されたことで合体可能となり、ゾンダー大砲戦で初陣を飾る。
装備
攪拌槽ジャオダンジィ
風龍が使用するのと同一のもので右腕を構成。
電磁荷台デンジャンホー
雷龍が使用するのと同一のもので左腕と胸部装甲を構成。
必殺技
双頭龍シャントウロン
「唸れ疾風、轟け雷光」の掛け声と共に両腕から風と雷の二頭の龍を模したエネルギーを放つ。複数の敵に有効でヘルアンドヘブン同様に核の摘出も可能。攻撃だけでなく、超竜神を乗せて移動させたり、一種のバリアとしても使える。初使用時は量産型ゾンダーロボで構成された大砲相手に使用。
秘匿装備
最終装置(自己自自暴奔清一蓮托生)
右肩(超竜神であれば右腕=氷竜のフリージングガンが収まる筈の空きスペース)に格納された機密保持用の自爆装置。『FINAL』では対ペチュルオン戦でのみ使用。
特殊合体

ザ・パワーでシンパレートを理論限界を上回る200%に高めることで可能となる特殊シンメトリカルドッキング。ザ・パワーが必要な為、機界昇華終結後の戦闘参加記録はない。思考パターンは各組み合わせのミックスとは一概に言い切れない部分もある。

後に隠しプログラムとして合体パターンそのものは秘匿されていたという設定に変更された[注釈 16]

諸元
幻竜神
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 規格外合体ビークルロボ
全高 28.0m
全幅 18.0m
重量 470t
動力源 ウルテク統合Gドライブをザ・パワーにより増幅
最大出力 計測不能
(推定26,820,000馬力 (20,000,000 kW)以上)
推力 計測不能(通常時の185%以上)
装備 パワークレーン(ウルテクライフル、クレーントンファー)
パワーフリージングガン
デンジャンホー
レイドゥーン
防御装備 未確認(ザ・パワーフィールド)
必殺技 オーロライリュージョン
サンダーブリザード
その他 構成機体:氷竜 / 雷龍
GSライドクラス:機密
合体時のシンパレート:180〜200%以上
出力変換率:0.775〜1.998
幻竜神げんりゅうじん
声:山田真一
氷竜と雷龍がシンメトリカルドッキングした合体ビークルロボ。Number.43から登場。
氷竜は右半身と頭部、雷龍は左半身と胸部装甲を構成。人格は超竜神に似ており、一人称は「私」。
スピード攻撃に加え、幻惑、攪乱戦法も得意とする。
腸原種と鼻原種が合体したゾンダーメタルプラントとの戦いで初陣を飾る。木星決戦では強龍神と共に生殖器原種を撃破。Zマスターの体内に赴いた際には脊髄原種とも交戦。
装備
フリージングガン
パワークレーン(フリージングライフル、クレーントンファー)
デンジャンホー
必殺技
オーロライリュージョン
微細な氷の粒を空間上にスクリーンとして展開し、複数の虚像を投写し敵を幻惑する。
サンダーブリザード
幻竜神による双頭龍で「吹けよ氷雪、轟け雷光!」の掛け声と共に放つ。鼻原種を倒した。
マキシマムトゥロン
強龍神との合体技。サンダーブリザードとバーニングハリケーンを同時に繰り出す。胸原種と臍原種を倒した。
諸元
強龍神
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 規格外合体ビークルロボ
全高 28.0m
全幅 18.0m
重量 490t
動力源 ウルテク統合Gドライブをザ・パワーにより増幅
最大出力 計測不能
(推定26,820,000馬力 (20,000,000 kW)以上)
推力 計測不能(通常時の185%以上)
装備 ジャオダンジィ
フォン・ダオ・ダーン
パワーラダー(ウルテクライフル、ラダートンファー)
パワーメルティングガン
防御装備 未確認(ザ・パワーフィールド)
必殺技 バーニングハリケーン
その他 構成機体:風龍 / 炎竜
GSライドクラス:機密
合体時のシンパレート:180〜200%以上
出力変換率:0.775〜1.998
強龍神ごうりゅうじん
声: 山田真一
炎竜と風龍がシンメトリカルドッキングした巨大ロボ。Number.43から登場。
炎竜は左半身と胸部装甲、風龍は右半身と頭部を構成。人格は撃龍神に似ており、撃龍神よりもドスの効いた低音の語り口だが一人称は「僕」。
パワー攻撃を得意とする。
腕原種と胃袋原種が合体したゾンダーメタルプラントとの戦いで初陣を飾る。Zマスターの体内に赴いた際には鼻原種とも交戦。
装備
メルティングガン
メルティングライフル
ラダートンファー
ジャオダンジィ
必殺技
バーニングハリケーン
強龍神による双頭龍で「唸れ疾風、燃えろ灼熱」の掛け声と共に放つ。胃袋原種を倒した。
マキシマムトゥロン
幻竜神との合体技。サンダーブリザードとバーニングハリケーンを同時に繰り出す。胸原種と臍原種を倒した。

マルチロボ

諸元
ゴルディーマーグ
形式番号 GMX-GH101
分類 Gツール
形式 マルチロボ
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 25.5m
乾燥重量 625t
装甲材質 ウルトラG装甲
噴射推進系 ロケット・スラスター
最大出力 1,000,000馬力 (750,000 kW)
推力 750t×2
最高走行速度 125km/h
装備 マーグキャノン
その他 製造コンセプト:G.O.R D.I.(G-Tech Origin Resisting and Damage control Idea)
GSライドクラス:機密
機能:エネルギー吸収、接続デバイス
ゴルディータンク
形式番号 GMX-GH101
分類 Gツール
形式 ビークルマシン
所属 GGG機動部隊
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 24m
乾燥重量 625t
最大登坂能力 +100°〜-100°(コンディション良好時)
装甲材質 スーパーG装甲
噴射推進系 ロケット・スラスター
最大出力 25,000軸馬力×6
推力 750t×2
最高走行速度 156km/h
装備 マーグキャノン
その他 製造コンセプト:G.O.R D.I.(G-Tech Origin Resisting and Damage control Idea)
GSライドクラス:機密
グリップ・コントロール:スーパービットドライブ
ゴルディーマーグ
声:江川央生
ビークルロボとツールロボの中間に位置する橙色のマルチロボ。 Number.21から登場。
戦車形態ゴルディータンク、右腕型ツール形態マーグハンド、ハンマー型ツール形態ゴルディオンハンマーに分離変形する。
ゴルディオンハンマーの威力があまりに強大でガオガイガー自身にもダメージを及ぼす事から、その運用の為に開発された。それ故に頑丈さは全勇者ロボの中でも随一で爆弾を踏んでも気にも留めず、超高度から落下しても殆ど損傷なしと圧倒的な防御力を発揮。パワーに関してもGSライドのエネルギー変換効率の高さゆえ、単純なパワーなら単体の勇者ロボ中最高を誇る。
ゾンダーとの戦闘が激化したことにより、開発期間短縮からサンプリングモデルとして、火麻の思考をほぼそのままコピーした結果、熱血バカの彼同様、大雑把で独断専行が多い性格になってしまう。本人も自分のAIについて、コンプレックスを持ち、火麻を怒らせることも少なくないが鋭い直感と咄嗟の機転力もモデル同様でそれが勇者ロボ軍団を救った事例も少なくない。
EI-20戦で初陣を飾り、ゴルディータンクはEI-21戦で初披露。
レプリガオガイガー戦で大破したがAIユニットは無事だったことでタケハヤへと組み込まれ、ゴルディオンクラッシャーのAIユニットとして、その使命を全うした。
武装
マーグキャノン
ゴルディータンク形態で使用される射撃兵器。ゴルディオンハンマーに変形した時は柄に相当する。ゴルディーマーグ形態でもうつ伏せになれば使用可能。

GGG諜報部

諸元
ボルフォッグ(ビークルマシン形態)
形式番号 GBR-4
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルマシン
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 7.3m
乾燥重量 9.5t
全備重量 13.5t
動力源 Gドライブ
最大出力 130,000馬力 (97,000 kW)以上
最高走行速度 巡航:485km/h
瞬間:630km/h
防御装備 ミラーコーティング
(最大衝撃負荷:機密)
特殊装備 フォッグガス噴射装置
内蔵ミラーコーティングアーマー
ホログラフィックカモフラージュ
メルティングサイレン
乗員人数 2名
その他 GSライドクラス:機密
ボルフォッグ(ビークルロボ形態)
形式番号 GBR-4
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 ビークルロボ
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 10.7m
乾燥重量 9.5t
全備重量 13.5t
動力源 Gドライブ
最大出力 130,000馬力 (97,000 kW)以上
最高走行速度 250km/h
武装 フォッグガス噴射装置
プロジェクションビーム
シルバーブーメラン
ジェットワッパー
防御装備 ミラーコーティング
(最大衝撃負荷:機密)
特殊装備 内蔵ミラーコーティングアーマー
ホログラフィックカモフラージュ
メルティングサイレン
その他 GSライドクラス:機密
システムチェンジ所要時間:20.655秒(0〜完了)
ボルフォッグ
声:小西克幸
フェラーリ・F50をモデルとしたパトカーに変形する紫のビークルロボ。Number.09から登場。
AIは元内閣諜報部員・犬神霧雄の思考パターンを移植され[7]、3ヵ月の育成期間を経て完成した。非常に敬語的な会話が特色で敵に対してもそれは変わらず、他者を呼ぶ場合は「凱機動隊長」や「護隊員」のように名前と肩書きを組み合わせることが多い。一応良識派的な性格の持ち主だが、その良識はどこかずれている感があり、「最低勇者ロボ軍団」や「五月(メイ)探偵リオン」及び「金の牙・銀の爪」にて、パパラッチ並みの隠し撮りや闇商人顔負けのあこぎな商売を行う等の黒い姿が垣間見え、ルネの機嫌を損ねる発言を繰り返して容赦なく銃撃されるなど空気を読めないところもある。
忍者の姿が表すように諜報や偵察任務、撹乱用に特化している。戦闘能力は機動部隊には一歩譲るが情報収集後の帰投を最優先に置いたことで武器の種類は豊富。ウルテクエンジン搭載後はビークルモードでの水上移動が可能となり、単体で日本から中国大陸へ急行したこともある。
基本任務以外には護の護衛も務めており、機界四天王の中でも執拗に護を排除しようとしたペンチノンとは因縁浅からぬ関係となり、浄解後のトモロ-0117とは、共闘時に連携したこともあって、「良き友人」と呼ぶ。
ゾンダーとの戦いにおいてはEI-10戦で護と華を助けるためにビークルモードで姿を現し、EI-12戦で本格的に戦闘に参加する。
企画時の名前は「ザ・キル」。
装備
シルバーブーメラン
くの字手裏剣型の武装。投擲および接近戦にも用いられ、中・近接戦にも対応できる。
ジェットワッパー
手錠型の拘束装備。バーニア[8]を搭載し、ワイヤー式で発射される。敵を捕縛する他、人命救助にも使われる。ビッグボルフォッグ時にも使用可能[注釈 17]
フォッグガス
攪乱用に用いられる煙幕装備。ビークルマシン形態では排気筒から、ビークルロボ形態では手首部分から両手を収納して噴射する。
プロジェクションビーム
フォッグガス等の気体に立体映像を投影する光学装備。両肩に内蔵されている。
メルティングサイレン
サイレンより固有振動を発生させ、ゾンダーバリアーなどの力場を無力化させる。ギャレオンのバリア分解機構を解析して搭載された代物で、サイボーグガイがフュージョンする事でバリア分解機構を使えなくなったガオガイガーに代わり、これを行うという重要な役目を担うことになる。それにより三次元的な連携攻撃が可能となる等といったメリットも生まれている。
特殊装備
内蔵ミラーコーティング
体内機関保護の為にボルフォッグのみが持つ特殊装備。電磁波の中でも自在に動ける。
ホログラフィックカモフラージュ
機体全体を風景と同化させる光学迷彩。
ウツセミ
キットナンバー「No.08」。遠隔プロジェクションビーム発生装置。彼のみに与えられた対要人護衛装備の一つ。対ポルタン戦で使用し、ホログラフを囮にすることでラウドGストーンを貫いた。
必殺技
ダブルブーメラン
シルバーブーメランを二連続で投擲する技。
シルバームーン
シルバーブーメランにミラーコーティングを蒸着させ投擲する技。シルバークロスへの繋ぎとして用いられるケースが多い。
シルバークロス
二つのシルバームーンを合体させた十字手裏剣。単体では最大の破壊力を誇る。
諸元
ガンドーベル(ガンマシン形態)
形式 Gun machine
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 4.05m
(ホバーモード時:3.95m)
全幅 ホバーモード時:3.75m
乾燥重量 750kg
全備重量 1,000kg
動力源 Gモーター×2
推進機関 Gタービン
最大出力 1,600馬力 (1,200 kW)×2
最高走行速度 305km/h
瞬間:345km/h
最高飛行速度 瞬間:197kt(365km/h)
上昇限度 3,110m
(ホバリング時:4,085m)
装備 マルチバレットランチャー
Zセンサー(計画中)
乗員人数 2名
その他 コンピュータ:ガンドーベル1
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
ホバーモードへの変形所要時間:0.400秒
ガンドーベル(ガンロボット形態)
形式 Gun machine
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 8.9m
乾燥重量 750kg
全備重量 1,000kg
動力源 Gモーター×2
最大出力 1,600馬力 (1,200 kW)×2
最高走行速度 120km/h
装備 アイアンカラー
ドーベルガン
防御装備 ミラーコーティング
(最大衝撃負荷:機密)
乗員人数 なし
その他 コンピュータ:ガンドーベル1
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
システムチェンジ所要時間:6.733秒
超分身殺法時のシステムチェンジ所要時間:1.034〜2.554秒
ガンドーベル
白バイとホバーバイクに変形する白と黒のガンマシン。Number.04から登場。
火麻や凱の移動手段としても使用され、『FINAL』やコミック『エヴォリュダーGUY』では命も搭乗している。
スペック上はミラーコーティングも装備しているが、これはボルフォッグとの連動でなければ使用できず、ガングルーも同様である。
EI-14戦でロボットモードの姿を現す。
企画時の名前は「ザ・バイカー」。
装備
ドーベルガン
胸部から発射するバルカン砲。ガンマシン形態ではマルチバレットランチャーと呼称される。『FINAL』では命がルネの拘束を解くためにこれを使用した。
アイアンカラー
トゲ付きの2つの首輪をワイヤーでつないだ武器。近距離での投擲に用いる。
諸元
ガングルー(ガンマシン形態)
形式 Gun machine
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全長 12.3m
乾燥重量 2,550kg
全備重量 3,500kg
動力源 Gモーター
最大出力 4,000馬力 (3,000 kW)
巡航速度 最大270km/h
最高速度 瞬間:320km/h
上昇限度 3,450m
(ホバリング時:4,150m)
装備 7.62mmチェーンガン
防御装備 ミラーコーティング
(最大衝撃負荷:機密)
乗員人数 2名以上
その他 コンピュータ:ガングルー1
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
ガングルー(ガンロボット形態)
形式 Gun machine
所属 GGG諜報部
設計 GGG
開発 GGG
製造 GGG
全高 9.0m
乾燥重量 2,550kg
全備重量 3,500kg
動力源 Gモーター
最大出力 4,000馬力 (3,000 kW)
最高走行速度 100km/h
装備 トライフェザー
イーグルカッター
防御装備 ミラーコーティング
(最大衝撃負荷:機密)
乗員人数 なし
その他 コンピュータ:ガングルー1
GSライドクラス:機密
構造:スーパーモノコック
システムチェンジ所要時間:6.505秒
超分身殺法時のシステムチェンジ所要時間:0.930〜2.228秒
ガングルー
ボーイング/シコルスキー・RAH-66・コマンチに酷似したヘリコプターに変形する白と黒のガンマシン。Number.01から登場。
有人操縦の際は主に火麻が乗り、『FINAL』では命が乗り込んだ。
EI-14戦でロボットモードの姿を現す。
企画時の名前は「ザ・リプター」。
装備
7.62mmチェーンガン
ガンマシン形態では機首、ガンロボット形態では胸部に位置する機関砲。
トライフェザー
刃が鳥の羽の形状になっている三方手裏剣。中心軸に持ち手があり、そのまま手持ち武器として斬撃に用いられる。
イーグルカッター
背部のローターを取り外して手裏剣のように投げつける。本編では未使用。
諸元
ビッグボルフォッグ
分類 G-stone driven Brave Robot
形式 合体ビークルロボ
所属 GGG諜報部
全長 21.8m
乾燥重量 12.3t
全備重量 18.0t
動力源 Gドライブ結合
最大出力 1,300,000馬力 (970,000 kW)
最高速度 超分身殺法時:470km/h以上
最高走行速度 380km/h
装備 4000マグナム
ジェットワッパー→ロケットワッパー
ムラサメソード
防御装備 ミラーコーティングアーマー
(最大衝撃負荷:機密)
特殊装備 フォッグガス噴射装置
内蔵ミラーコーティングアーマー
ホログラフィックカモフラージュ
メルティングサイレン
必殺技 超分身殺法
大回転魔弾
その他 GSライドクラス:機密
「三身一体」所要時間:18.055秒(0〜完了)
ビッグボルフォッグ
声:小西克幸
ボルフォッグとガンドーベル、ガングルーが三身一体(さんみいったい)した合体ビークルロボ。Number.14から登場。
ボルフォッグの戦闘形態とも呼べる姿でボルフォッグ同様にテクニック主体の戦闘を展開。
EI-14戦で初陣を飾る。宇宙戦ではボルフォッグがスサノオを操縦して戦うことが多かったがZマスター戦でスサノオ撃沈時、ビッグボルフォッグに合体して間一髪脱出し、機動部隊やキングジェイダーと共にZマスターの体内に赴き、耳原種とも交戦した。
企画時の名前は「ザザザッキル」。
装備
ジェットワッパー→ロケットワッパー
フォッグガス
メルティングサイレン
4000マグナム
右腕部・ガンドーベルの排気筒を転用した機銃であり、近・中距離の射撃に用いる。「4000」の数字は「4000kW出力」を意味する[9]
ムラサメソード
左腕部・ガングルーのメインローターを流用した接近戦専用装備。ミラーコーティングを施した状態で回転させ、斬撃や防御に用いる。胃袋原種の溶解液は防ぎきれず、ローター自体が溶け落ちてしまった。
ムラサメブレード
ウルテクエンジン搭載後の強化ムラサメソード。ゴルディーマーグにも使われているウルトラG装甲で強度が向上している。
特殊装備
内蔵ミラーコーティング
必殺技
超分身殺法
合体状態で内蔵ミラーコーティングを用い、全身をミラーコーティング処理を施し分離と再合体を繰り返し、各個撃破する技。非常に強力な技だがスピードとタイミングが重要で、EI-27戦では地下水路という狭所の上に予想以上の敵の巨大化等もあって通用せず、逆にガンドーベルやガングルーが各個撃破され弱点を露見する結果となった。
大回転魔弾[注釈 18]
内蔵ミラーコーティングを用い、全身に定着したミラー粒子を周囲に高速で飛ばす技。一方、ミラー粒子を纏ったまま体中線を軸にして独楽のように高速回転し敵に突撃し切り裂く技が大回転魔断[注釈 18]
大回転大魔断
ウルテクエンジン搭載後に実装された大回転魔弾(断)の強化版。劇中では「大回転魔断」が使用された。

マイク・サウンダース部隊

諸元
マイク・サウンダース13世(コスモロボ形態)
形式番号 XCR-13
分類 GGG:G-stone driven Brave Robot
形式 コスモロボ
所属 NASA(原種襲来前)
GGG機動部隊(原種襲来後)
アメリカGGG宇宙センター(原種大戦後)
設計 NASA
開発 NASA
製造 NASA
全高 33.5フィート (10.2 m)
乾燥重量 85,000ポンド (39,000 kg)
推進機関 機密
最大出力 208,000馬力 (155,000 kW)
最高走行速度 111km/h
その他 プロトタイプ開発メーカー:ラッキード/グラマー社
管理責任者:獅子王雷牙
GSライドクラス:機密
電子装備:総合オープンアーキテクチャ
公表上戦闘力評価レベル:D-
特殊装備:中央フルフェイス・ディスプレイ装置
マイク・サウンダース13世(ブームロボ形態)
形式番号 XCR-13
分類 GGG:なし
アメリカ:死の兵器
形式 ブームロボ
設計 NASA
開発 NASA
製造 NASA
全高 66.5フィート (20.3 m)
乾燥重量 85,000ポンド (39,000 kg)
出力 208,000馬力 (155,000 kW)
最高走行速度 195km/h
選択式装備 ギラギラーンVV
ドカドカーンV
ブカブカーンV
ディスクM
ディスクP
ディスクX
ディスクF
その他 プロトタイプ開発メーカー:ラッキード/ダグロン社
電子装備:総合オープンアーキテクチャ、攻撃ディスクシステム
マイク・サウンダース1〜12世(コスモロボ形態)
形式番号 XCR-1〜12
分類 GGG:G-stone driven Brave Cosmo Robot
形式 コスモロボ
所属 NASA(原種襲来前)
GGG(原種襲来後)
設計 NASA
開発 NASA
製造 NASA
全高 33.5フィート (10.2 m)
乾燥重量 85,000ポンド (39,000 kg)
推進機関 機密
最大出力 208,000馬力 (155,000 kW)
最高走行速度 111km/h
その他 プロトタイプ開発メーカー:ラッキード/ダグロン/JD社
管理責任者:獅子王雷牙
GSライドクラス:機密
電子装備:総合オープンアーキテクチャ
公表上戦闘力評価レベル:D+
特殊装備:中央フルフェイス・ディスプレイ装置
マイク・サウンダース13世
声:岩田光央
コミカルなコスモロボ形態から戦闘用のブームロボ形態に変形するマイクシリーズの13号機。一人称は「マイク」で、陽気かつノリの良い性格。アメリカで開発された後、日米協定によりGSライドの供与とそのAI研修を名目に訪日していたが、途中で脱走、護やそのクラスメートたちがいたラジロボ会場に現れ、対等の友達として仲良くなる。コスモロボ形態時は外見同様に子供のような性質で語尾に「モンネ」を付ける。ブームロボ形態時は青年のような性質となり、語尾も「ダッゼ」に変化する。振動波(ソリタリーウェーブ)攻撃を得意としているが、この振動波は理論上固有振動周波数を解析できれば、この世のあらゆる物質を破壊できることから、平時はコスモロボ形態をとることで封印している。ディスクの交換で攻撃以外の能力を発揮することも可能。AIモデルはスワンの兄であるスタリオン。それ故、プロテクトが解除されるまでは、スワンの危機に反応して強制的に変形していた。
彼の兄たちである1世から12世はコスモロボ形態の頭部と足部(ブームロボ形態時は腰部と前腕部)の色は赤ではなく水色となっている。原種大戦から実戦に加わるが、完成型の13世とは性能や実戦経験の差から破損することが多く、木星での衛星原種軍団戦では6体が破壊され、1世を初めとした6体もZマスター戦では跳ね返された集束ソリタリーウェーブを浴びたことで破壊されてしまい、1世は13世の腕の中で機能停止。これにより、マイクシリーズは13号機だけとなってしまい、木星決戦を終えて地球圏に帰還したマイクは兄たちの冥福を祈った。原種大戦終結後にはオービットベースを去り、アメリカGGG宇宙センターへ移籍している。
装備
諸元
バリバリーン
形式番号 XCV-1
分類 GGG:G-stone driven Cosmo Vehicle
アメリカ:コスモビークル
全長 78.5フィート (23.9 m)
全幅 70.5フィート (21.5 m)
乾燥重量 125,000ポンド (57,000 kg)
全備重量 225,000ポンド (102,000 kg)+CR
特殊装備 内蔵ミラーコーティング装置
バリバリーンティース(噛みつき圧力:5,300ポンド (2,400 kg)/cm2
その他 プロトタイプ開発メーカー:ラッキード/グラマー社
管理責任者:獅子王雷牙
GSライドクラス:機密
電子装備:CRとの統合アーキテクチャによるリンク
CR搭乗時の瞬間最大荷重:75%推力で5.5G
公表上の戦闘力評価レベル:D-
スタジオ7(Gutsy Galaxy Guard参加後)
形式番号 XCV-7
分類 GGG:G-stone driven Cosmo Vehicle
アメリカ:コスモビークル
全長 78.5フィート (23.9 m)
全幅 70.5フィート (21.5 m)
乾燥重量 125,000ポンド (57,000 kg)
全備重量 225,000ポンド (102,000 kg)+CR
エンジン ウルテクエンジン
推進機関 機密
最大出力 機密
特殊装備 ギラギラーンVV
ドカドカーンV
その他 プロトタイプ開発メーカー:ラッキード/グラマー社
管理責任者:獅子王雷牙
GSライドクラス:機密
電子装備:CRとの統合アーキテクチャによるリンク
ブームロボ搭乗時の瞬間最大加速力:75%推力で2.7G
公表上の戦闘力評価レベル:D-
バリバリーン/スタジオ7
マイクシリーズの標準装備。マイクを搭載して大気圏内外問わず飛行が可能なほか、各種サウンドツールやサウンドディスクが格納されている。口のような部分を開いて敵に噛みつく攻撃が可能。人員輸送用スペースも確保されており、底面をミラーコーティングで保護することにより単体での大気圏突入能力も有する。ブームロボ形態を取ると同時に上下反転してスタジオ7となり、サウンドウェーブ増幅装置としての機能を発揮する。
ギラギラーンVV(ダブルブイ)
エレキギターミュージックキーボードが融合した形状のサウンドツール。
ドカドカーンV
マイクロフォン型サウンドツール。通常はスタジオ7に搭載されているが、対ペルクリオ戦では、ディスクF使用時に、両膝部分の円柱状の突起が飛び出し、コスモロボ形態時のアームで保持(通常時はギラギラーンVVの保持とキーボード演奏)される形で使用された。
ブカブカーンV
『FINAL』で初使用したハーモニカ型のサウンドツール。指向性の催眠音波により、任意の人間を無力化する。ブームロボ形態のデザイン段階から存在したが、玩具化に際し収納ギミック再現が困難でありオミットされた事から、TVシリーズでの登場も見送られた[10]
ディスクP
GSライドやジュエルジェネレーターを活性化させることのできるディスク。使用するマイク自身にも効果がある。
ディスクM
特定の機械の機能を麻痺させるマイクロ波を放射することができるディスク。攻撃能力は持たないが、その性質上非常に危険。
ディスクX
物質を構成する分子の固有振動周波数さえ解析できれば、いかなるものでも破壊できるソリタリーウェーブを放つことができるディスク。主にゾンダーメタルプラントや原種に対して使用された。有効範囲内の広域破壊を可能とするが、対象物以外には影響を及ぼさない[11]。マイク自身への大きな負荷やコスト面による量産体制が整っていない為、連続使用が困難というデメリットがある。このディスクのヒントとなったのは、ベターマン・ネブラのサイコ・ヴォイスを雷牙が目撃したの始まりとされる[12]
ディスクX原種核Ver.(ディスクXリミックスVer.)
ディスクXの改良型ディスク。浄解されたZX-06の原種核から得られたデータをフィードバックした事により、原種核を破壊する。七原種がオービットベースに襲撃中に完成した。ガトリングドライバーで展開された重力レンズに集束すれば、より強力なソリタリーウェーブとなる。原種巨人戦とZマスター戦で使用され、前者は撃破に成功するも、後者は跳ね返されて、13世以外は破壊されてしまった。
ディスクF
ペルクリオ戦でのみ使用されたディスク。ディスクXを超える強大な破壊力を持つディスクとして開発されたが、1枚しか存在しない。盤面には「FIGHT」の文字とガオファイガーが描かれている。ソリタリーウェーブを照射して対象の分子構造を劣化させた後、グラヴィティ・ショックウェーブ(ゴルディオンハンマーを持ったガオファイガーを模した形状)による追撃で敵を粉砕する。攻撃対象の固有振動周波数を解析する必要はない。

ハイパーツール群

諸元
ディバイディングドライバー(ガオガイガー用)
分類 FB-1 Mk-II Space Bending Tool
形式 アレスティングフィールド・レプリションフィールド発生装置
全長 35.0m
重量 235.0t
その他 エネルギー供給源:KT-88 真空ヒューズ×1
エネルギー供給時間:80ミリ秒
通常発生可能な戦闘フィールドの大きさ:最大半径15km
戦闘フィールドの最大発生限界時間:3,000秒
湾曲空間面の重力ポテンシャル:1010
戦闘フィールド内で発生する重力加速度:1030m/s2
ディバイディングドライバー
打ち込んだ地点を中心にした空間そのものを周囲へ押しのける事によって円筒形の戦闘フィールドを作り出し[注釈 19]、都市への被害を防ぐためのマイナスドライバー型ツール。使用時には左腕に装着されるが、これは左右の腕ごとに発生するエネルギー機関が異なることに起因しており、空間湾曲エネルギーが必要なディバイディングドライバーは防御エネルギーが発生する左腕に装備する必要があるためである。
戦闘フィールドを生成するためにはツールに込めた全てのエネルギーを使用せねばならず、戦闘フィールド自体は約30分間しか維持できない。厳密にはガオガイガーを包む程度の空間湾曲にはエネルギーを使わないので長時間使用可能なものの、攻撃に転じた場合は即エネルギーを放出してしまう。そのため、それまでの間にフィールドから脱出しないと、最悪の場合は空間融合に巻き込まれて大惨事になってしまう。
外形はボルティングドライバーを基にしているが、赤の星のESミサイルと同じ原理で動いている。能力的には不完全であり、ガオガイガーのいる次元と隣の狭間にある壁を地中の断面図が見られるほんの僅かの空間だけ押し広げている状態である。あくまでも武器ではなくツールであるが、道具や武器として使えることは対ゾンダリアン戦で実証済みで、EI-08戦では強力な電磁波を吹き飛ばして無効化し、EI-09戦ではその天井部分に空気穴を開けてゾンダーを萎ませ、EI-16戦では砲弾のエネルギーを弱め[注釈 20]、EI-21戦では高高度から落下したゴルディマーグを閉じ込めて市街地へのダメージを抑えるなど、空間をこじ開ける・歪めるという特性を利用した用途は非常に多様。
ガオファイガー開発に伴う再設計後は、本体とブレード部分がミラーカタパルトから別個に射出されて空中で連結する方式になり、ブレードごとに複数のセッティングが施されたディバイディング・コアを用意しておくことで、状況に応じた最適なキットの選択とブレード交換による連続使用が可能になった。この仕様変更は、後述のガトリングドライバーにも施されている。
放送当時のDX玩具版ガオガイガーには初回特典として、「ボクのディバイディングドライバー」という名称でビニール製なりきり玩具のディバイディングドライバーが付属していた。
ガトリングドライバー
宇宙用ディバイディングドライバー。Y字ドライバーを模した3枚のブレード状空間湾曲波発生装置による敵の足止めや重力レンズを展開する目的で使用される。肺原種のクラインスペース内部から突破口を開くべく、ディバイディングドライバーとの同時使用によるダブルヘッドドライバーを行った際には、これを右手に装着してその破壊エネルギーを利用した。
全長:37.0m、重量:260.0t(いずれもガオガイガー用)
イレイザーヘッド
超竜神専用の消しゴム型メガトンツール。超振動によって爆発や電磁波などのエネルギーを中和させ被害が出ない方向へ偏向させる。起動させるごとに弾頭が消費される。弾頭のサイズには、偏向する対象のエネルギー量に合わせてノーマル、L、LL、XLなどが存在する。対応した距離を使い、エネルギーの消費運動の原理「使えば減る」を短期間で行う。グランドノヴァ内に閉じ込められたガオガイガー救出において、連続発射を行うが、連続発射は超竜神への負担も大きく、最後の一発を発射した後、半壊してしまった。
全長:38.0m、重量:1,200.0t(ノーマルサイズ)
プライヤーズ
3体の小型ロボDP-C1DP-R2DP-L3が一組となったツールロボ。小型GSライドを搭載、空間修復パターンに膨大な処理負荷がかかり会話機能ができなくなったが、意思疎通を図る事は可能。各々が飛行能力を有しており、ゴルディマーグが開発されるまではゴルディオンハンマーの輸送も行っていた。直列合体によってスパナ形態にもなれる。後に量産されてカーペンターズに組み込まれる。DP-C1は落ち着きのあるリーダー格。DP-R2はポーズにこだわる性格。DP-L3はバランス感覚に問題がありながらも陽気な人柄の持ち主。
全高:約10m前後、最大出力:機密
ディメンジョンプライヤー
プライヤーズが合体して形成される空間修復用プライヤー型ツール。DP-C1は作用点中央、DP‐R2は右腕との組み合わせ部、DP-L3は左腕との組み合わせ部をそれぞれ担当。ディバイディングドライバーのセーフティツールとして開発された。異常が発生した空間をねじ切り、宇宙空間に排除する。マーグハンドが製作される以前は、EI-19戦にてダイヤモンド・フォーメーションを行使した際、Gハンマーの保持にも使われたが中破している。
EI-01戦ではプラチナ・フォーメーションに用いられたものの、破られて大破した。
ゴルディオンハンマー
ハンマー型ツール。正式名称は「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」で「Gツール」とも呼ばれている。重力波を形成し、高速で叩きつけることで対象を光速にまで強制的に加速させることで光子に変換、消滅させる。ヘル・アンド・ヘブンによる負荷負担を軽減する目的で開発されたハイパーツールだったが、初使用時にガオガイガーが半壊したことから、制御役のゴルディーマーグが開発され、以降はゴルディーマーグのAIが搭載される。使用時に機体が金色になるのは内蔵されているGSライドやウルテクエンジンのエネルギーが機体を保護のために展開する特殊なエネルギーコーティングである。このコーティングも光に変換する特性を有しており、防御にも使われる。
ウルテクエンジンを使って初めて完全なものとなる[注釈 21]。使用にはGGG長官の承認、そしてゾンダー編では"内閣総理大臣承認"、それ以降は"国連事務総長承認"と刻印されたマスターキーと、命が所持するキーカードによるセーフティデバイスの解除が必要となる。
全高:37.0m、重量:300.0t
企画時の名前は「ゴールデンハンマー」。
マーグハンド
ゴルディーマーグの頭部とゴルディオンハンマー以外のボディが変形した右腕型ツール。ガオガイガー及びガオファイガーとの「ハンマーコネクト」で本来の右前腕と換装する方式によって、これと合体し、ゴルディオンハンマーの重力波から本体を守る。その際、本体の右前腕は拳を収納されて背部の翼へ戻される。
ゴルディーマーグのタイヤ部分から光の釘ハンマーヘルを出現させ、足部分は釘抜きのハンマーヘブンになる。ハンマーヘルとハンマーヘブンは2つある為、核を2個まで回収することができる。
ゴルディオンハンマーが使用不能になる等の緊急時には、これ自体をロケット噴射で強制分離しながら短・中距離用の射出武器とすることも可能であり、この技を「ゴルディオンマグナム」と呼ぶ。
モレキュルプラーネ
「獅子の女王」に登場したマテリアルトランスツール。反中間子を利用し、対象の原子核結合を破壊する巨大な。ガオガイガーの右腕に装着、左手でレバーを高速操作しながら保持し、対象物をGリキッド的潤滑油で固め削り取る。肝心のゾンダー核まで削り取る危惧から使用中止を決定され、フツヌシ内部にGSライドを撤去した状態で封印されていた。だが、Gギガテスク戦において、先の頭脳原種戦でメンテ中のゴルディオンハンマーの代わりに使用されることになり、ルネを組み込んだ簡易ユニットを増設して、初使用された。トドメのセリフは「芥子粒になれ!!」。
全長:45.0m、重量:1,200.0t、最大出力:2,500,000kw
ゴルディオンモーター
「金の牙・銀の爪」に登場した削岩機型エマージェンシーツール。Gハンマーの暴走対策として重力衝撃波を中和させる能力を持っていたが、度重なる実戦からGハンマーの制御プログラムが完璧であると証明されたため、必要が無くなったところをアメリカGGGで平田女史が中心となって研究材料にしていた。しかし、ゾンダー化した大河と火麻に試作型CRごと取り込まれ、合体ゾンダーロボの能力にされてしまい、ゴルディオンハンマーを破られてしまった。その後、アマテラスと共にゾヌーダロボの一部にされた際にも、ゴルディオンハンマーを破られている。
全高:42.5m、重量:777.0t
グランドプレッシャー
「金の牙・銀の爪」に登場したハイパーツール。対象を内部に閉じ込めて破壊する強力な万力融合型圧力釜である。開発には弾丸XやマイクのディスクXシステムが参考として用いられた為、特定の物質のみを押し潰すことも可能。敵の大きさによって5種類のサイズがあり、両腕に装着して使用、その威力はGハンマー以上と言われている。特に地上での使用時には、脚部のキャタピラをダンパーとして接地させる[注釈 22]。使用に関し、オペレーターは特殊なマニキュア型[13]のコントロール装置使用を解放前提とする。対象を封じ込めて圧し潰す構造上、原理上は使用時の安全性もゴルディオンハンマー以上のはずだったが、その後、登場した敵は、それ以上の大きさを持った敵が多く、グランドプレッシャー自体の質量自体が大きいことから運用が難しく[注釈 23]、合体ゾンダーロボ戦のみの使用となった。最終的にはアマテラスの艦体もろともゾヌーダロボの一部になってしまう。
カーペンターズ
戦闘によって被害を受けた都市を速やかに再建する作業用ロボット群。プライヤーズを基に設計されている。6種類[注釈 24]が数千機量産され、カナヤゴに搭載されている。TVシリーズ最終回で初めて出動した。あらゆる物体の損傷を修復することができ、主に都市復興に投入された。逆に対象の解体も可能[14]
ゴルディオン・クラッシャー 
正式名称「グラヴィティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ディビジョン・ツール」。「Zマスター」級の惑星サイズの敵に対抗するために、Gハンマーを究極まで発展させた全長1kmを誇る凄絶弩級ツール。ディビジョン艦VII〜IXの三隻を合体させ、ハンマー型へ形成。各ディビジョン艦のレプトン・トラベラーエンジンによる膨大な出力をスーパーメカノイドとクラッシャーコネクトすることによって使用可能となり、使用の際はヒルメにあたる部分が分割、展開して本体よりもさらに巨大な直方体状のエネルギーフィールドを発生して、対象を光に変えて消滅させる。フィールド展開時の大きさは全長20km、全高全幅10kmにも及ぶ。合体時に乗組員はタケハヤ内にある脱出艇クシナダに乗船・退避する。
その圧倒的な破壊力故に、起動にはF・FやGハンマー以上に厳重かつ複雑なセキュリティが施されている[注釈 25]
マーグハンド装備時のガオファイガー専用ツールとして開発されたが、実戦での使用時には、マーグハンドことゴルディーマーグが大破していた為、ゴルディーマーグのAIユニットのみを搭載。スーパーメカノイドもガオファイガーではなく、ジェネシックガオガイガーで使用され、コネクタ部やプログラムが規格と合わない問題点は、コネクタ部を破壊した上で、凱のエヴォリュダー能力でプログラムを書き換えてコネクトした。

GGG基地

GGGベイタワー基地
川崎市沖の浮体式人工島・Gアイランドシティの中央に立つ宇宙開発公団本部ビルの地下、水深80mに存在する秘密基地
中心部はヘキサゴンと6つの要塞エリアで構成され、これはGGGバリアリーフと呼称されている。
ベイタワー基地はGアイランドシティも含めて四層構造になっており、概要は以下のようになる。
  • Aライン:Gアイランドシティ
  • Bライン:GGGバリアリーフ
  • Cライン:海中通路出入口
  • Dライン:GGG隊員居住区、食堂、予備パーツ格納庫、動力炉等
諸元
ヘキサゴン
分類 GGG Center Base
形式 Mooring Unit of GGG Barrier reef
全高 96m
排水量 120,000t(満載時)
外装 チタン合金モノコック構造
動力源 第4反応炉
出力 1,400,000kw/h
その他 直径:265m
予備動力:HT400Mk.II燃料電池
通信装置:Fug 16ZYデータリンク(UHF)、Fug 12ELF トランスミッター、SC6Mk.III衛星通信システム
中央処理装置:Crev M 1180(×2)
データバス:US Mil.std3556B
ヘキサゴン
基地の中心部を成す要塞。
GGGメインスタッフが勤務するメインオーダールームがあり、これを勇者ロボ達の会議室となるビッグオーダールームにリフトダウンさせることで人間とロボット達が合同で会議を行うことも可能。
技術確立に伴って、ウルテクエンジンを用いた緊急脱出機能が備えられており、機界31原種の襲撃の際にはヘキサゴンだけが宇宙へ逃れることに成功する。
諸元
三段飛行甲板空母
分類 Multi Role Carrier Vessel
全高 120m
全長 200m
排水量 7,9000t(満載時)
外装 チタン合金モノコック構造
動力源 第4反応炉
最大出力 4,800,000馬力 (3,600,000 kW)
メインコンピューター Krey8000スーパーコンピュータ
装備 T-180ミラーカタパルト×2
その他 電力発生装置:AT3000 E/D トランスミッター
C3装置:HP210デジタル・データリンク装置、AS160衛星通信システム、
KT1000 FM/UHF/I-バンド通信機、SOX2000 IPS
データバス:US MIL-STD-3353 Rev.B
レーダー:ライセオン E8000 フェーズドアレイ・レーダー
エリアI 三段飛行甲板空母
GGG機動部隊所属。
磁力反発式射出装置ミラーカタパルト[15]を2基、ギャレオンルームを装備。最も出撃回数が多い。
艦体下部の第2ミラーカタパルトは「危険が伴う」との理由から長らく改装工事が行われていたがEI-01戦ではこれをミラー粒子砲として使用し、ミラー粒子を放出して、レーザー攻撃の照準を狂わせた。
原種の最初の侵攻が行われた際、ガイガーとガオーマシンを搭載して出撃した直後、原種の攻撃を受けて破壊されてしまう。ガイガーとガオーマシンはEMTにいたために無傷であり、ガオガイガーへの合体を果たすも直後にベイタワー基地は崩壊してしまった。
諸元
強襲揚陸補給船
分類 Amphibious Submarine
形式 High Mobility Transport Ship
全高 112m(非展開時)
全長 208m(非展開時)
排水量 82,000t(満載時)
外装 高温遷移ステンレス鉱モノコック構造
動力源 第4反応炉
推進機関 電磁加速ウォータージェットシステム
最大出力 4,000,000馬力 (3,000,000 kW)
巡航速度 65Kt
メインコンピューター Crey780-IIIスーパーコンピュータ
装備 St-22爆裂射出カタパルト
その他 電力発生装置:AT3000 E/D トランスミッター
C3装置:HP210デジタル・データリンク装置、AS160衛星通信システム、
ベックス111-830輸送物資管理システム、T-02A
データバス:US MIL-STD-3353 Rev.B
潜行限界深度:320m
エリアII 強襲揚陸補給船
GGG機動部隊所属。
勇者ロボ級の質量も発射できる爆裂射出カタパルト装備の巨大補給船。起動時は二つ折りの船体を前後に展開。内部には各種ツール類を保管するメタルロッカールームがある。
原種の攻撃でベイタワー基地ごと破壊された。
諸元
弾丸X
分類 機密
全長 200m(非伸長時)
全幅 機密
排水量 機密
外装 チタン合金モノコック構造
動力源 機密
推進機関 GSブースター
最大出力 機密
飛行速度 機密
装備 機密
その他 動作環境:機密
電力発生装置:機密
データバス:US MIL-STD-3353 Rev.B
倒立時間:機密
システムアクセス時間:機密
インターフェース応答時間:機密
システムセットアップ時間:機密
エリアIII 弾丸X
GGG研究開発部所属。
ポッド型の弾丸であり、弾丸の名称通り、1回の出撃で一度しか使用できない。GSブースターを用いて、内部に収容した勇者ロボのGストーンの高エネルギー集積体を爆発的に解放することでその出力を限界以上まで高める。サイボーグ・ガイ専用のメンテナンスルーム・Xルームも備えている。
戦闘用サイボーグ化手術直後から昏睡状態にあった凱はXルームに安置されたまま、1年を過ごしており、弾丸Xの暴走事故に伴う室内のGパワー上昇の影響によって覚醒している[16]
強大なエネルギーを持つ相手に対し、そのエネルギーを越える、もしくは対消滅させる目的で生み出されたが使用者の命も奪いかねない禁断の切り札。それゆえにあらゆるシステムから独立し、起動スイッチとなる麗雄のデスク両サイドのディスプレイはガムテープにより、厳重に封印されている。発射時にはヘキサゴンが回転、巨大な撃鉄で発射。活性化まで1分かかるために使用時は護衛が必要となる。
一度はEI-23、24戦で使用されそうになったがEI-01戦で最終兵器となった。
諸元
水陸両用整備装甲車
分類 Amphibious Submarine
全長 205m
排水量 200,000t(満載時)
動力源 G-Driver Mk-II
最大出力 160,000,000馬力 (120,000,000 kW)以上
最高走行速度 80km/h
装備 メンテナンスデバイス、サポートシステム他
その他 作業用アームの長さ:120m
潜航限界深度:800m(緊急時)
エリアIV 水陸両用整備装甲車
GGG整備部所属。
移動整備工場であり、作戦完了後や現場で行動不能になった勇者ロボを回収するための大型のクレーンアームも装備。大部分を修理と回収に追求した結果、飛行能力を設けることが出来ず、無限軌道で移動することになる。同時に全体の質量が大きく、武装を施されてはいない。
原種の攻撃で最初に破壊された。
諸元
多次元諜報潜水艦
形式 C3I(指揮管制・通信情報システム)
全高 110m(非展開時)
全長 230m(非展開時)
排水量 78,000t(満載時)
外装 チタン合金モノコック構造
動力源 多次元エンジン
巡航速度 38kt
最高速度 42kt(緊急時)
その他 C3装置1:ジエメンスGH7880-II Xバンド対水上レーダー
C3装置2:トーバシ H1920 デジタル・レーザー通信機
C3装置3:HP 580 GPS航法システム
C3装置4:ベリMX-3000FM/UHF/VLFバンド送受信機
制御・解析用コンピュータ:ハイテック M 980
データバス:US MIL-STD-3356 Rev.B
潜航限界深度:3,000m
エリアV 多次元諜報潜水艦
GGG諜報部所属。
サテライトサーチ機能を搭載しており、ボルフォッグとの連携[17]により、機動部隊への情報支援を行う。他のエリアと異なり、ベイタワー基地から独立したシステムで動いている為、ベイタワー基地に不備があっても起動可能。唯一の攻撃手段として、魚雷を装備しているが、あくまで自衛程度。小型偵察機フライ1や潜水艦マリン1も搭載。
EI-27戦で自爆するが、その残骸をバイオネットが回収後、データ分析を行い、メタルサイボーグ開発へとつなげるものとなった[18]
諸元
三式空中研究所
分類 Amphibious Submarine
形式 Movable Laboratory
全高 87.0m
全長 205.0m
全幅 84.0m
翼幅 180m(展開時)
排水量 65,000t(満載時)
外装 単一構造結晶のウルテク合金
動力源 Gストーン制御によるウルトラテクノロジーエンジン
推進機関 熱タービン機関/ウルテクエンジン
最大出力 計測不能(理論上無限)
飛行速度 1,111km/h(600kt)
巡航速度 35kt(潜航時)
上昇限度 24,000m
装備 多種多様な実験装置
その他 動力供給:光ファイバー送電
推進形式:重力場制御
C3装置:光学通信システム
中央情報処理装置:SE580 スーパーコンピュータ(メインフレーム)
データバス:US MIL-STD-3353 Rev.B
潜航限界深度:600m
エリアVI 三式空中研究所
GGG研究開発部所属。
試験的にウルテクエンジンを一番初めに搭載された。外見は飛行船に酷似しており、名前通り、ここで敵の回収したサンプルの分析や解析、それに合わせた勇者ロボの強化プランの開発・作成等を行う。様々な研究セクションがある重要エリアにより、発進には麗雄の許可が必要であり、事実上は彼の私物と化している。
原種の攻撃で破壊されたもののウルテクエンジンは後の原種大戦に於いて、これらに使われた装備の中で最も活用される事になった。

GGG宇宙基地

オービットベース
未完成のスペースコロニー「アイランド2」を秘密裏に改装した宇宙基地。
4隻のディビジョン艦(ディビジョンフリート)が接続されており、中枢部にはベイタワー基地から脱出したヘキサゴンを収容。基地内には、全隊員の居住用の個室から保養施設まで全て整っている。
基地の動力系には勇者ロボ達と同様、GSライドを使用している為、敵の攻撃に対し、ガオガイガーと同じくプロテクトシェード展開による防御能力を持ち、反射も可能。しかし、その中で僅か0.002mmの隙間があり、この隙間を縫って原子分解して侵攻した原種達の侵入を許してしまった上、七原種によってメイン動力炉をゾンダーメタルプラントにされかけた。
ゾヌーダが誕生した場所でもあり、誕生直後に基地のエネルギーを奪われ、全機能が停止してしまう。この為、GGGメンバーは人力でガオーマシンに勇者ロボのAI搭載作業とアマテラスの降下作業を行った。
区画名称は日本書紀に登場する神々の名を冠している。
ディビジョンI 高速転槽射出母艦 イザナギ
GGG機動部隊所属。三段飛行甲板空母と強襲揚陸補給船のコンセプトを受け継いだ艦。
複数の勇者、多種のツールを射出するリボルバー式大型ミラーカタパルトを装備。
Zマスターの攻撃で破壊されたが、雷牙たちは間一髪脱出した。
ディビジョンII 万能力作驚愕艦 カナヤゴ
GGG研究部所属。
電気工具の道具箱のようなフォルムをしている。艦内には大量のカーペンターズとプライヤーズを搭載。
ゾヌーダとの戦いが終わった直後に起動し、新宿や勇者ロボの修復にあたった。
ディビジョンIII 百式司令部多次元艦 スサノオ
GGG諜報部所属。多次元諜報潜水艦のコンセプトを受け継いだ艦。多次元諜報潜水艦同様に、ボルフォッグが指揮を執る。
艦隊上部から発射するリフレクタービームを多数のFF(フリー・フライング)ミラーで反射して、変幻自在の攻撃を行う。
フライ1の後継機である強襲偵察艇 ムラクモも搭載。
木星決戦ではGGGの旗艦として用いられ、麗雄が操縦するムラクモが翼原種の攻撃で撃沈した後も旗艦として使われ続けたがスサノオが大ダメージを受けたことから大河たちはアマテラスに移動。ボルフォッグだけは残り、スサノオで攻撃を続行した。イザナギ同様にZマスターの攻撃で破壊されたがボルフォッグはビッグボルフォッグとなり、間一髪で脱出した。
ディビジョンIV 全域双胴補修艦 アマテラス
GGG整備部所属。水陸両用整備装甲車のコンセプトを受け継いだ艦。
動く大型移動整備工場であり、航行を行う際には、双胴となり、右側の艦体は整備ブロック、左側は資材・武器庫ブロックになる。左側ブロックは勇者ロボたちの待機室も兼ねており、メタルロッカールームと同様の機能も備えている。二つの大型クレーンを装備。
木星決戦ではスサノオから避難してきた大河たちが搭乗した後、第2の旗艦として用いられた。木星から帰還後、艦体右半分は凱の手でゾヌーダを追い出すために投棄されるがゾヌーダに操られ、地球に降下後、融合され、ゾヌーダロボになった。残された艦体左半分は凱とガオーマシン、ゴルディオンハンマーを搭載し、マイクの軌道計算の下に大気圏突入。ゾヌーダロボの攻撃で破壊されながらも凱たちは無事脱出した。
ディビジョンV 物質瞬間創世艦 フツヌシ
フランスGGGの所属で外伝小説『獅子の女王(リオン・レーヌ)』に登場したディビジョン艦。
あらゆる物質を瞬時に創世する創世炉を持つが、その能力はゾンダーに酷似する為に危険視された為、光竜と闇竜を創世した後にGSライドを撤去。姉妹の教育を終えた後は廃艦予定だったがバイオネットが洗脳した光竜をGSライドとし、シェンドガルデとGギガテスクを創世するために使われ、最終的にはGギガテスクに創世炉を奪われて破壊された。
ディビジョンVI 無限連結輸槽艦 ミズハ
DVD-BOX映像特典『プロジェクトZ』に登場したディビジョン艦。
木星から採取したザ・パワーを輸送する目的で原種大戦後に設計されたが大河の猛反対で開発は凍結されていた。大河たちが三重連太陽系へ向かったことで計画が再開。ディビジョンIXよりも後に完成した。
ディビジョンVII 超翼射出司令艦 ツクヨミ
GGG機動部隊所属。
イザナギの後継艦で全幅1km近くにも及ぶ開放型ミラーカタパルトを一対装備。
ゴルディオンクラッシャーにおいてはクラッシャー部分下部を構成。
ディビジョンVIII 最撃多元燃導艦 タケハヤ
GGG諜報部所属。
スサノオの後継艦。太陽光を初めとした光エネルギーを拡大させて使用するリフレクタービームIIを装備しており、ムラクモの後継艇でもある脱出艇 クシナダも搭載。
ゴルディオンクラッシャーにおいては握り部分を構成。ゴルディーマーグのAIも組み込まれている。
ディビジョンIX 極輝覚醒複胴艦 ヒルメ
GGG整備部所属。
アマテラスの後継艦。大型移動整備工場機能を持ち、中央の本船体が資材保管庫、周囲の副船体がメタルロッカールームをそれぞれに内蔵。
ゴルディオンクラッシャーにおいてはクラッシャー部分上部を構成。

国連宇宙軍

コスモロボR33、コスモロボR34
マイク・サウンダースシリーズをベースに開発された国連宇宙軍所属の有人コスモロボ。PS版では開発中でゾンダーロボの素体とされた。マイクと同じくソリタリーウェーブの放射が可能で、彼の搭乗する「バリバリーン」に似た飛行マシンにディスクリーダーを搭載した姿をしている。何十体もの同型機による編隊行動時に、全機が「ディスクX」を使ったソリタリーウェーブ放射を行えば、オービットベースすら粉砕可能である。

シャッセール

光竜(こうりゅう)
声:田村ゆかり
ショベルカーを模したメーザー車に変形。一人称は「あたし」。メインカラーは白。兄たちは「にいちゃん」もしくは「おにいちゃん」と呼ぶ。未成熟であるが故の精神面のゆらぎをバイオネットに利用され拉致、強奪されたディビジョンV内部にて取り外されたGSライドの代用品として利用される。妹である闇竜と違い、Gギガテクス戦において機体以外の損傷はなく、認識年齢はほぼそのままになった。そのため無邪気かつ優しい性格をしているが、誰よりも妹を気にかけており、彼女の前では姉らしい一面をみせることもある。宇宙空間で上手くブレーキングできないという原因不明のバグがある。ロボ形態はパワーメーザーアームをパラソルに見立て、それを背負った姿をイメージしたもの。
闇竜ともども、人格や機体デザインが女性型となった理由は、日本から提供された技術をそのまま真似することにフランス政府が難色を示したためとされている。これに伴い、氷竜から雷龍までは一つだけであった胸部の機能ダイヤルも乳房のように2つ増設されているが、『FINAL』ではこれらのダイヤルを操作する様子は描写されていない。
型式番号:GBR-8
全高:17.5m、重量:220.0t
武装
メーザーガン
携帯型メーザー銃。改修後はオミットされる。
パワーメーザー
背部パラボラ部から放つ破壊光線。バリアシステムを貫通する威力を誇る。
パワーメーザーアーム
メーザー部を自由に可動させるアーム。
必殺技
スターライトランス(小説)/プライムローズの月 (FINAL)
闇竜(あんりゅう)
声:田村ゆかり
タンクローリーを模したミサイルコンテナトレーラーに変形。一人称は「私」。メインカラーはやや紫がかった黒。兄たちは「お兄様」もしくは「兄様」と呼びサイボーグ時代のガイやルネと同様のエネルギーアキュメーターがお下げ髪になっているのがチャームポイント。妹ということから炎竜の癖がAIにも引き継がれており、例によって着地は苦手[注釈 26]。バイオネットの暗躍によって姉である光竜が拉致されたことにより活動時期が長い。フツヌシでの戦闘においてシンメトリカルドッキングを慣行したことにより精神面に影響を受け治療を受ける。それにより、再教育を受けており、姉よりも認識年齢がちょっと上がり「ちょっとドジな妹」的性格になる。監督いわく「宝塚の男役」が念頭にあったという。ロボ形態はミサイルコンテナをボストンバッグに見立てて、それを背負った姿をイメージしたもの。CCISの99年物のロボジュースが好み。兄たちの全高がそれぞれ同じなのに対し、闇竜は姉より少し低い。
型式番号:GBR-9
全高:16.9m、重量:230.0t
武装
ミサイルガン
携帯型専用銃。改修後はオミットされる。
パワーミサイル
背部コンテナから6連装で連射されるミサイル。通常打撃弾やチャフ弾など、用途によって弾薬を使い分ける。
クリスタルシールド
炎竜のミラーシールドに相当する装備。対物理攻撃の「プロテクトモード」とカバーを展開した対エネルギー攻撃の「リフレクトモード」を使い分けることができる。敵の攻撃を反射させるよりも、チャフ弾使用の囮などに用いられる。天竜神の胸部装甲になる。
パワーコンテナアーム
コンテナ部の角度を容易に変えるフレキシブルアーム。
必殺技
スターナイトカーテン(小説)/シェルブールの雨 (FINAL)[注釈 27]
天竜神
声:田村ゆかり
光竜と闇竜が合体した合体ビークルロボ。頭部の形状がツインテール状になっており、胸部装甲は乳房を思わせる形状をしている。
先行した竜シリーズとはフツヌシで生み出されたことや、合体用コネクタの形状が異なるため、彼らとの特殊合体はできない。超竜神が氷竜ベースの冷静で落ち着いた性格、撃龍神が2人の性格を2で割った口の悪い性格であるのに対し、こちらは光竜の素直で無邪気な性格と、闇竜の冷静でやや現実的な性格を全面的に押し出した、非常に沈着かつ冷酷、無慈悲に敵を倒す性格になっている。
バイオネットとの戦いを開始した際、姉妹の精神にトラウマが発生した為、合体に支障をきたしていたが、Gギガテスク戦で合体を成功させる。Gギガテスクとの戦闘で中破後、再フォーマットを経て、一部を改修して、細身の体となり、両腕のメーザーガン、ミサイルガンも排除された。
当初はガオガイガーと同等の戦力となるように企画されたため、ルネが頭部内コックピット部に搭乗する予定だったという。[要出典]
全高:28.0m、全幅:18.0m、重量:440.0t
バリア形式:ミラーシールド(改修前)/クリスタルシールド(改修後)
武装
メーザーガン(改修前)
ミサイルガン(改修前)
パワーアーム
ダブル・リム・オングル
非実体エネルギー剣(フランス語で爪やすりの意)
クリスタルシールド
胸部装甲を取り外してシールドとしても使える。
必殺技
スターナイトカーテン(改修前)/シェルブールの雨(改修後)
スターライトランス(改修前)/プライムローズの月(改修後)
光と闇の舞
EI-01の全方位レーザー攻撃[19]を解析して再現した技。煙幕と電波撹乱のチャフ、反射鏡を搭載したミサイルを発射し攻撃対象の視覚やレーダー機能を制限し、そこにメーザーを撃ち込み反射鏡を利用し全方位から攻撃を仕掛ける。攻撃対象は複数でも問題ないが、反射角の計算には光竜と闇竜のAI出力を合わせた大変高度な計算と速度を必要とする。そのため、特にメーザー発射後は機体制御が制限される。物的な消費もかなり大きいが、EI-01の攻撃以上の威力を誇る。
特殊装備
イレイザーヘッドシステム
内蔵弾丸X
フランス製ビークルロボのみが搭載する小型化された弾丸X。対プラヌス戦でのみで使用。

シャッセール諜報部

諸元
ポルコート
型式番号 GBR-10
分類 ビークルロボ
所属 シャッセール
設計 GGG
シャッセール
開発 GGG
シャッセール
製造 GGG
シャッセール
全高 10.5m(ビークルロボ時)
全長 2.89m(ビークルモード時)
全幅 1.8m(ビークルモード時)
本体重量 1.4t
全備重量 1.5t
動力源 Gドライブ
出力 5400kW
最高速度 422km/h(ビークルモード時)
武装 アームパンチ
グランドランチャー
12.5mmマシンガン
地対空ミサイル
ポータブルM弾
特殊装備 イオンセンサー
乗員人数 2人
ポルコート
1998年製ローバーミニに変形する赤茶色の巨大ロボ。
ボルフォッグがモデルの諜報ロボでAIモデルはシャッセールのエリックであるがエリックが大人の落ち着いた中年男性口調なのに対し、ポルコートは少年的な口調が特徴。
体格はGBRシリーズで最も小さく、機動性は高いものの出力が押さえられている。その結果、原型機体であるボルフォッグが固有する特殊技術であるガンマシンとの合体機能やミラーコーティング技術などのいくつかが組み込まれておらず、代用として、本来ロボットには理解しがたい「匂い」についての特殊機能イオンセンサーを装備。戦闘時は両腕のアームパンチや偽装としても使える各種トランクに内蔵した多彩な武器を駆使する。
バイオネットによるフツヌシ事件において、エリック殉職と入れ替わるようにルネの前に姿を現し、行動を共にする。ラプラスの攻撃からルネを庇い銃弾に倒れ、GSライドが大破した後、通常動力のローバーミニにAIとイオンセンサーを搭載する形で復活。GGGが木星決戦に向かった日、タクシーのふりをして、エリックの妻子を乗せるが、その際に娘から「父親の匂い」がすると言われた。
『FINAL』においては第2話冒頭のみの登場だが第7話エンディング映像ではフツヌシ事件で殉職した際のロボットモードが描かれた。ルネと一緒に三重連太陽系に赴くことができず、結果として存在が確認されるロシアとアメリカのGBR型諜報ロボ共に地球へ残留した数少ない勇者ロボの1人となる。また、ドラマCDではボルフォッグが対面していたという台詞が存在する。

バイオネット

クロイツ/ヘルツ/カーロ/ビーク
いずれもコミカライズ「final00」に登場。前述の諜報潜水艦でのデーター解析後に開発され、別項での鰐淵シュウがプロトタイプならこれら4体は動力機関としてフェイクGSライドを持つ最新型の(ただし同じく別項での後にメタルサイボーグとなったギムレットを除いて)メタルサイボーグである。それぞれの違いは頭部に付いた武器装置にありクロイツは破砕斧、ヘルツは電磁鞭、カーロは冷却砲、ビークは機関砲装置を持つ。
パリにて探索中の凱たちと対峙しビークはルネによって倒され、クロイツ以下3体は連携で凱に圧倒するも、合流したアルエットの改造で一時的に増強されたルネとの連携で3体とも撃破された。
シェントガルテ
フェイクGSライドを最初に搭載した侵入者撃退用のメカ。
Gギガテスク
外伝『獅子の女王』に登場。メビウスとラプラスが、ディビジョンV 物質瞬間創世艦 フツヌシを使って生み出した巨大ロボ。フェイクGSライドを搭載している他、フツヌシの創世炉も取り込んでおり、そのエネルギーにより自らを再生させる事が出来る。
ギガテスクドゥ
原種大戦後に現れたロボット。Gギガテスクと異なり再創生能力を持たない。触手状のケーブルからハッキングコマンドを送り込みガオガイガーを攻撃するも、凱のエヴォリュダー能力に無効化される。
シャポー・ド・ソルシエール
ギムレットの有する帽子型の移動要塞。ガオファイガーによってギムレットごと破壊された。
ギムレットアバンアンプルーレ
ギムレットが強奪したQパーツを使い、自身の所有するリング状の小型メカを取り込んだ巨大ロボ。武装は小型メカを伸ばした鞭。シルエットは細身で、戦闘能力はガオファーに劣る。
ギムレット・アンプルーレ
アバンアンプルーレが、全てのメカを取り込むことでパワーアップした状態。ボディを構成するパーツを組み替えることにより、23種類の特殊能力を使うことが可能(その多くは未使用)。Qパーツの力で、従来のバイオネットロボット以上のパワーを誇りガオファーを追い詰めるもFFを果たしたガオファイガーの敵ではなく、最後はハンマーヘルアンドヘブンで倒された。「アンプルーレ」とはフランス語で皇帝の意。
特殊能力
その1 エクスプロジオンレオン
右腕を変形させて荷電粒子砲を放つ。
その2 コロッサルコンビュステイブル
両肩を変形させ電撃を放つ。
その18 パルドンアタークソウデーヌ
右腕から放つ武装だが、ガオーマシンに阻まれ不発に終わる。
その19 シュプスタンスエクスキュゼモワ
戦車型に変形し、ボディの大半からなる二基のミサイルを敵にぶつける。

アベルの残せし災い

諸元
ジェイアーク
分類 ジェイアーク級戦艦
所属 アーク艦隊
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全長 107m
重量 32,720t+980t(ジェイクォースの重量)
装甲材質 単一構造結晶装甲
動力源 Jジュエル制御反応炉
エンジン J-φ歪曲反応炉
推進機関 インパルスドライブ
最大出力 約4.887×107kw
巡航速度 約43,200,000km/h(1.2×107m/s)
最高速度 約108,000,000km/h(3×107m/s)
武装 ジェイクォース
二連装反中間子砲4基
ESミサイル発射管4門
無限ミサイルランチャー6門
対地レーザー砲8門
ES爆雷
牽引ビーム
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
乗員人数 2名
その他 Jジュエルクラス:計測不能
補助推進装置:ESウィンドウ空間転移装置
冷却機関:光子エネルギー変換翼×2
コンピュータ:Jタワーコンピュータ
GGGコードネーム:「白い戦艦」
形式不明の探知装置:重力波探知機、中間子探知機、J-φ歪曲検出機
ジェイアーク
三重連太陽系「赤の星」で作られた対原種用超弩級戦艦ジェイアーク級戦艦の総称およびジェイアーク級1番艦の艦名。合計31隻生産されたが、劇中現存が確認されたのはアルマ=戒道幾巳を乗せて地球に飛来した艦のみ。戒道が覚醒し、ピッツァ(No.J-002)とペンチノン(トモロ-0117)が浄解されるまでは阿蘇山の火口に隠されていた。ジェイダーとプラグアウトした後、人型にメガフュージョンすることでジャイアントメカノイド・キングジェイダーとなる。また、この形態でもメイン武装を放つことが可能。艦のメインコンピューターである生体AIが組み込まれている中央制御室は、ボルフォッグが入り込んで作業できるほどの空間的余裕がある。搭乗者が飛行できることから、内部通路は断面が逆三角形と独特の形状である。全身がジェネレイティングアーマーに覆われているので熱に非常に強く、マントル内で戦闘を行うことも可能。艦首の補助翼は光子エネルギー吸収板を兼ねており、これより吸収した光子を物質へ変換することで機体の修復やミサイルの精製も行う。
武装
ジェイクォース
反中間子砲
空対空メーザーミサイル
ESミサイル
ES爆雷
牽引ビーム
コミカライズ版、Number.43.5「光と闇の翼」にて使用。ESウィンドウ越しにジェイバトラー目掛けてこれを発射し、太陽宙域へ引き込んだ。
バリア形式
フィールドジェネレーティングアーマー
諸元
ジェイバード
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全長 41.5m
重量 204t
装甲材質 単一構造結晶装甲
エンジン J-φ歪曲反応炉
推進機関 インパルスドライブ
最大出力 195,500kw
武装 二連装反中間子砲4基
ESミサイル発射管4門
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
乗員人数 1名
その他 Jジュエルクラス:計測不能
形式不明の探知装置:重力波探知機、中間子探知機、J-φ歪曲検出機
ジェイバード
ジェイアークの艦橋と主砲部分が分離した小型戦闘艦。この形態からメカノイド「ジェイダー」へ移行する。
武装
反中間子砲
ESミサイル
諸元
ジェイキャリア
分類 ジェイアーク級戦艦
所属 アーク艦隊
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全長 107m
重量 32,516t
装甲材質 単一構造結晶装甲
エンジン J-φ歪曲反応炉
推進機関 インパルスドライブ
出力 約4.887×107kw
武装 ジェイクォース
無限ミサイルランチャー6門
ES爆雷
牽引ビーム
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
特殊装備 第二艦橋
乗員人数 1名
その他 補助推進装置:ESウィンドウ空間転移装置
冷却機関:光子エネルギー変換翼×2
コンピュータ:Jタワーコンピュータ
形式不明の探知装置:重力波探知機、中間子探知機、J-φ歪曲検出機
ジェイキャリア
ジェイバードが分離した状態のジェイアーク。トモロ-0117が全体の指揮を執る。
諸元
ジェイダー
分類 Soldato J fusion mode
形式 可変形態コアロボット
所属 アーク艦隊
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全高 25.3m
重量 204t
装甲材質 単一構造結晶装甲
エンジン J-φ歪曲反応炉
推進機関 プラズマウィング
最大出力 391,000kw
最高走行速度 405km/h
最高飛行速度 約5×108m/s
武装 プラズマソード
二連装反中間子砲4基
ESミサイル発射管4門
つま先のランチャー(使用未確認)
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
乗員人数 1名
その他 Jジュエルクラス:計測不能
ジェイダー
No.J-002がジェイバードとフュージョンし、スタンダップした姿。ガイガーのポジションに値するが、それと違い、この形態で戦闘を行うことが多い。キングジェイダーの頭部、および両腕となる。扇状のエネルギー翼を展開し、超高速戦闘を可能とする。クラインの壺の概念で成り立つ湾曲空間クラインスペースから脱出する際は、スターガオガイガーのダブルヘッドドライバーを以てしても50分の1秒=0.02秒間しか開かなかった次元ゲートを突破した。
武装
プラズマソード
腕先を包むように形成される光の刃。攻撃と防御の両面に使用可能。
反中間子砲
プラズマウィング
後部から展開するエネルギーの翼。これにより、ジェイダーは全メカノイド中最速ともいえるスピードと飛行能力を発揮できる。
ESミサイル
諸元
ジェイライダー
所属 アーク艦隊
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全長 107m
重量 32,720t+980t(ジェイクォースの重量)
装甲材質 単一構造結晶装甲
動力源 Jジュエル制御反応炉
エンジン J-φ歪曲反応炉
推進機関 メガ・インパルスドライブ
最大出力 約4.9261×107kw
最高速度 約3.0×107m/s
武装 プラズマソード
ジェイクォース
二連装反中間子砲4基
ESミサイル発射管4門
無限ミサイルランチャー6門
対地レーザー砲8門
ES爆雷
牽引ビーム
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
乗員人数 2名
その他 Jジュエルクラス:計測不能
補助推進装置:ESウィンドウ空間転移装置
冷却機関:光子エネルギー変換翼×2
コンピュータ:Jタワーコンピュータ
形式不明の探知装置:重力波探知機、中間子探知機、J-φ歪曲検出機
ジェイライダー
ジェイダーがジェイアークの上甲板に接続したまま、上半身のみ人型に変形した特殊状態。ジェイアークおよびジェイダー、両方の武装が使用可能。
諸元
キングジェイダー
分類 ジャイアントメカノイド
所属 アーク艦隊
設計 アベルの一族
開発 アベルの一族
製造 アベルの一族
全高 101m
重量 32,720t+980t(ジェイクォースの重量)
装甲材質 単一構造結晶装甲
動力源 Jジュエル制御反応炉
推進機関 メガ・インパルスドライブ
出力 325,000,000仏馬力 (239,000,000 kW)
最高走行速度 195km/h
武装 ジェイクォース
二連装反中間子砲4基
ESミサイル発射管4門
5連メーザー砲2門
無限ミサイルランチャー6門
対地レーザー砲8門
防御装備 フィールドジェネレーティングアーマー
乗員 2名
その他 発動機:J-φ湾曲反応炉
Jジュエルクラス:計測不能
補助推進装置:ESウィンドウ空間転移装置
冷却機関:光子エネルギー変換翼×2
コンピュータ:Jタワーコンピュータ
キングジェイダー
ジェイダーとジェイキャリアがメガフュージョンすることで誕生するジャイアントメカノイド。主動力源であるJジュエルのパワーを効率的にエネルギーへと変換するジュエルジェネレーターを備える。全高100mを超える巨躯から繰り出される格闘攻撃は圧巻で、機界原種を圧倒する威力がある。両腕に装備された反中間子砲をはじめ、全身に無数の火器を装備、多彩にして強大な兵装群を駆使する。単一結晶装甲や自己修復機能、そして機体全体をJパワーで覆うフィールドジェネレイティングアーマーによる鉄壁の防御能力を備え、ウルテクエンジン搭載後のガオガイガーによるブロウクンマグナムを軽々と弾き飛ばす。陸、海、空、宇宙、そしてマントル内など、あらゆる極限空間において戦闘能力を発揮し、ES兵器による空間跳躍も可能である。
武装
ジェイクォース
戦艦時は艦首、ロボット時には右腕に装着される巨大な戦闘用万能で、遠近両方で使用し、対象物を切り裂きつつ、コアを抉り出す威力と利便性はヘル・アンド・ヘヴンを上回る。
単純な破壊力ではGハンマーに劣るものの、遠隔地の敵に対しても威力を発揮する総合的に優れた兵器と言える。
反中間子砲
中間子の反物質を発射し、対象物質を中間子の対消滅により一気に分解してしまう主砲。戦艦時、変形時共に強力な火力を発揮する。
5連メーザー砲
指部一つ一つが砲門となり、反中間子砲と共にメイン火器として使用。両手で同時発射すると10連メーザー砲となる。脊椎原種・合体原種を撃破した他、ピア・デケム・ピークに対しては至近距離からコアを撃ち抜いて倒した。
ESミサイル
両腕から連装式2セットで放たれる空間転移型ミサイル。発射後宇宙空間からES空間に移動し、予測できない位置から現れて敵を攻撃する他、J-002を乗せて通常では侵入不可能なブロックへ送り込むことも可能。
ES爆雷
脚部から放出するES空間を展開させる爆雷。ESドライブに使われる他、敵の攻撃からの緊急回避にも使われる。
空対空メーザーミサイル
脚部から放たれるミサイル。あまり威力はなく、弾幕防御で使用される。
ジェネレイティングアーマー
Jジュエルのジェネレーター出力を高揚させて全身を覆うエネルギーの鎧とも言うべき存在。このジェネレイティングアーマーにより、マントルの中でも活動できる。
対地レーザー砲
足先に装備した連装式の小型火砲。劇中では、全身の火器による一斉掃射の際にのみ使用している。
ジェイフェニックス
ジェネレイティングアーマーの出力を最大以上に引き揚げてリミッターを解除して展開する。これによりキングジェイダーは全身が赤いエネルギーを纏った不死鳥のようになり、その巨体自体をジェイクォースとして使用するが、使用後には動けなくなってしまう程大量のエネルギーを必要とする。この技は対ピア・デケム・ピーク戦で使用された。後にコミック『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』において、レプリジンのキングバトラーとの戦闘データを基にしてキングジェイダーに施された改良によるものとされた。『スーパーロボット大戦W』では武装の一つとして搭載されており、一定の条件でキングジェイダーでピア・デケム・ピット、またはピア・デケム・ピークを撃墜すると追加される。本編と異なりENの許す限り連続使用が可能となっている。
シルバリオンハンマー
ゲーム『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』、『スーパーロボット大戦BX』にのみ登場し、アニメ版には登場していない。厳密にはキングジェイダーの兵装ではない。
ゴルディオンハンマーのキングジェイダーバージョンで、その巨体ではハンマーは持てても、マーグハンドが装着できないため、代用にジェネレイティングアーマーの出力を最大限に上げて、ハンマーのエネルギー負荷から機体を保護しつつ使用する。その際にハンマーと周辺部が銀色に輝くため、こう呼ばれる。合体ゾンダーロボに取り込まれていたゴルディオンモーターのフル稼働を以てしても、その重力衝撃負荷は無力化できるものではなかった。なおコアの摘出および回収は、左手人差し指と小指のメーザー砲砲口で行う(それぞれ「ジェイダーヘル」、「ジェイダーヘブン」と呼称)。
ジェイバトラー
三重連太陽系防衛戦後に現存したジェイアーク級超弩級戦艦。青の星に逃れたジェイアーク同様、とある惑星の火山帯の中で眠りについていた。J-019に発見された後は彼の手足となり、ブリッジの船長席には自らの手で殺めた女性型アルマを模したアンドロイドが置かれている。植え付けられたゾンダーメタルによって変質し、驚異的な再生能力を持つ。後にコミック『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』において、ソール11遊星主によってゾンダリアンではないレプリジンとして復活。その際は全身が銀色になっていた。
全長:不明、重量:不明
最高出力:不明
武装
ジェイクォース
反中間子砲
ESミサイル
ES爆雷
空対空メーザーミサイル
ゾンダーバリアー
黒いジェイキャリア
正式名称は不明。ジェイバードが分離した状態のジェイバトラー。本来ならばトモロ型の生体コンピューターが機体の指揮権を持つが、トモロが存在せず、ゾンダーメタルは意思を持たない為停止状態となる。
バトラー
No.J-019がジェイバトラーのジェイバードとフュージョンした姿。通常のジェイダーとは異なり、胸部のJジュエルがゾンダーメタルに置き換わっている為、ゾンダリアン化したJ-019と融合が可能。結果、漆黒の姿となった。コミック『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』でレプリジンとして復活した際は銀色。長らく正式名称は不明であったが、『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』において判明した。
全長:不明、重量:不明
全高:不明、重量:不明
最高出力:不明、最大飛行速度:不明
武装
プラズマソード
反中間子砲
ESミサイル
ゾンダーバリアー
キングバトラー
バトラーとジェイキャリアがメガフュージョンすることで誕生するジャイアントメカノイド。額など本来Jジュエルが置かれている場所にはゾンダーメタルが搭載されており、機界四天王が地球の物体と融合したEI-26〜29と異なり、その機体からは素粒子Z0も検出されている。ES兵器など基本的性能はキングジェイダーと同様。ゾンダーメタルの力を上乗せしているため性能は原型機を上回り、腕原種からは「原種にも匹敵するかも知れない」と称される。後にコミック『勇者王ガオガイガー外伝 キングジェイダー -灼熱の不死鳥-』でソール11遊星主によりレプリジンとして復活し、宇宙収縮現象の中心地へ向かうジェイアークを襲撃するもジェネレイティングアーマーを戒道に解除されたことで、撃ち返されたジェイクォースが直撃し再度撃退された。長らく正式名称は不明であったが前述したコミックで明かされた。
全高:不明、重量:不明
最高速度:不明、最大出力:不明
武装
ジェイクォース
反中間子砲
10連メーザー砲
ESミサイル
ES爆雷
空対空メーザーミサイル
対地レーザー砲
ゾンダーバリアー

カインの遺産

諸元
ジェネシックギャレオン
全高 9.8m
重量 118.1t
動力源 Gドライブ
出力 210000kW
最高速度 450km/h(地上)、マッハ2.8(空中)
武装 ギャレオンファング
ギャレオンクロー
ジェネシックオーラ
ジェネシックボルト
ジェネシックガイガー
分類 メカノイド
全高 23.5m[注釈 28]
重量 118.2t[注釈 29]
動力源 Gドライブ
武装 ジェネシッククロー
搭乗者 獅子王凱
ジェネシックギャレオン / ジェネシックガイガー
Gクリスタルにおいて原種大戦でダメージを負ったギャレオンを本来の姿へと改修した姿。凱がフュージョンすることにより誕生するジェネシックメカノイド、ジェネシックガイガーへと変形する。姿は改修前よりも鬣と頬が張り出し、腰アーマー部と背部形状以外には特に変わらないが、大きく出力が向上しており、ジェイダーに比肩する機動性[20]ジェネシックオーラと合わせたジェネシッククロー攻撃により遊星主に対して絶大な破壊力を誇る。ジェネシックガオガイガー合体時には口からジェネシックボルトを発射する。地球製のガオーマシンとの合体にも対応している。
武器
ジェネシッククロー
ガイガークローと同型だが、威力は遥かに上回り、遊星主のパーツキューブを一撃で粉砕した。
ジェネシックオーラ
ジェネシックギャレオンの口腔内から放つ破壊エネルギー波で、遊星主にダメージを与える。ギャレオン時のみ使用した。
ジェネシックマシン
ジェネシックガオガイガーの各部を構成するブロウクンガオー、プロテクトガオー、ストレイトガオー、スパイラルガオー、ガジェットガオーの5体のマシンの総称であり、真のガオーマシンとも呼べる存在である。ジェネシックドライブで解除されることによってジェネシックガイガーとファイナルフュージョンし、ジェネシックガオガイガーとなる。緑の星が機界昇華された後、Gストーンの原石であるGクリスタルの中で眠っていた。GGGの開発したガオーマシンはギャレオンに記録されていたこのデータを基にしている。地球の乗り物がモチーフだったGGG機動部隊のものと違い、それらは全て動物モチーフである。
マシンの構成としては、ライナーガオー系はブロウクンガオーとプロテクトガオー、ドリルガオー系はスパイラルガオーとストレイトガオー、ステルスガオー系はガジェットガオーのデータを基にしている。
パスキューマシン奪取の際、囮としてソール11遊星主と戦闘を繰り広げる。その際に受けたダメージのため再びGクリスタル内にて修復を行い、命のジェネシックドライブによって解放される。
諸元
ブロウクンガオー
分類 ジェネシックマシン
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全長 15.1m
重量 26.8t
装甲材質 アルティメットG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 Gハイドロジェット
出力 781000kW
最高速度 65ノット(水中)
防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム
特殊装備 万能可変連結器
ブロウクンボルト
その他 最大潜行深度 6400m
ブロウクンガオー
ジェネシックガオガイガーの右肩、および右上腕部となるジェネシックマシン。のような姿をしているが、その頭部の形状は500系新幹線に類似。口内からブロウクンボルト(劇中未使用)を発射する。
プロテクトとの外見的差異は尾びれの向きと、目にあたる部位の形状と色、体のラインもブロウクンの方が鋭角である。
諸元
プロテクトガオー
分類 ジェネシックマシン
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全長 15.1m
重量 31.4t
装甲材質 アルティメットG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 Gハイドロジェット
出力 781000kW
最高速度 65ノット(水中)
防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム
特殊装備 万能可変連結器
プロテクトボルト
その他 最大潜行深度:6400m
プロテクトガオー
ジェネシックガオガイガーの左肩、および左上腕部を構成するジェネシックマシン。イルカを連想させる姿をしているが、頭部の形状は700系新幹線と似ている。口内からプロテクトボルト(劇中未使用)を発射する。
ブロウクンとの外見的差異は尾びれの向きや、目にあたる部位の形状と色。また、単体でのバリア展開能力を持つ[20]
諸元
スパイラルガオー
分類 ジェネシックマシン
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全長 20.3m
重量 156.5t
装甲材質 アルティメットG装甲
動力源 Gドライブ
出力 1700000kW
最高速度 210km/h(地上)、90km/h(掘削時)
武装 スパイラルドリル
防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム
スパイラルガオー
ジェネシックガオガイガーの右脚に当たるジェネシックマシン。モグラ型の姿をしている。雌型。
名前の通り、ドリルの形状は螺旋状。ストレイトとの外見的差異は先端部のドリル刃の形状、目にあたる部位の形状と色である。
諸元
ストレイトガオー
分類 ジェネシックマシン
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全長 20.3m
重量 156.5t
装甲材質 アルティメットG装甲
動力源 Gドライブ
出力 1700000kW
最高速度 210km/h(地上)、90km/h(掘削時)
武装 ストレイトドリル
防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム
ストレイトガオー
ジェネシックガオガイガーの左脚ポジションのジェネシックマシン。同じくモグラ姿をしている。雄型。
名前の通り、ドリルの形状は直線状で5枚の刃がある。スパイラルとの外見的差異は先端部のドリル刃の形状、目にあたる部位の形状と色である。
諸元
ガジェットガオー
分類 ジェネシックマシン
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全長 36.0m
全幅 37.5m
重量 195.3t
装甲材質 アルティメットG装甲
動力源 Gドライブ
推進機関 アルティメットGスクラムジェット×2
出力 2500000kW
最高速度 マッハ10
防御装備 アルティメットGパワーバリアシステム
特殊装備 ガジェットフェザー
ガジェットツール
ガジェットガオー
ジェネシックガオガイガーの頭部装甲、左右前腕部、背部ウイングおよび尾部となるジェネシックマシン。首の長い鳥類、あるいは翼竜を連想させる姿をしているが、設定上は黒鳥。「ガジェット」="Gadget"=「(便利な)小道具」の名に相応しく、ファイナル・フュージョン時には頸部を分割・合体させ、ガジェットツールを形成する。
諸元
ジェネシックガオガイガー
分類 ジェネシックメカノイド
設計 カイン
開発 カイン
製造 カイン
全高 34.7m
頭頂高 31.5m
全幅 ガジェットフェザー収納時:34.68m[注釈 30]
ガジェットフェザー最大展開時:64.08m[注釈 31]
重量 684.7t[注釈 32]
装甲材質 ジェネシックアーマー
動力源 Gドライブ(Gクリスタル使用)
武装 ジェネシックボルト
ゴルディオンネイル
ストレイトドリル
スパイラルドリル
ウィルナイフ
ブロウクンマグナム
ボルティングドライバー
ゴルディオンクラッシャー
防御装備 プロテクトシェード
特殊装備 ブロウクンボルト
プロテクトボルト
ガジェットフェザー
ガジェットツール
ギャレオリアロード
必殺技 ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド
乗員人数 1人
搭乗者 獅子王凱
ジェネシックガオガイガー
「最強の破壊神」「勇気の究極なる姿」「人類がたどり着いた大いなる遺産」と称される、ジェネシックガイガーと5体のジェネシックマシンがF・Fして誕生するジェネシックスーパーメカノイド。ガオガイガー、ガオファイガーの原型でもある。三重連太陽系の滅亡前にして緑の星、赤の星の主張は対立、赤の星の指導者アベルの複製をリーダーとするソール11遊星主の暴走を危惧した緑の星の指導者カインが、抑止力として遺したものである。戦闘能力や数々の特殊ツールは人智を超え、搭乗者の勇気が向上する程に出力は限界以上のものを発揮する。機界文明の侵攻に対抗するため、Gクリスタルにて対機界昇華用に改装されるも、ギャレオンの改装が終わった時点で緑の星は機界昇華され、緑の星の指導者カインはギャレオン以外のジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し、ギャレオンをラティオ(護)とGストーンと共にギャレオリア彗星の彼方にある惑星へと送った。ギャレオンがGストーンと共に齎された三重連太陽系のテクノロジーはGGGによって解析され、サイボーグ・ガイおよび地球製ガオーマシン誕生の鍵となる。
装備
ブロウクンマグナム
ガオガイガーのブロウクンマグナムの原型装備。ガオガイガーのものは前腕部から先の部分を発射していたが、こちらは拳の部分のみを発射する。ブロウクンファントム以上の攻撃力と追尾性能を併せ持つ。複数のパーツキューブを瞬時に貫いた。
プロテクトシェード
ガオガイガーのプロテクトシェードの元である装備。使用時には左手首の板状のパーツが放射状に展開し、プロテクトウォール以上のバリアを発生させる。ジェネシックオーラで構成されており、劇中ではソールウェーブを防いだその余波でパーツキューブを消滅させている。360度全方向に展開可能であり、劇中では全身に纏わり付くポイズンオーラを弾き飛ばしている。パルパレーパ・プラジュナーのポイズンソリッドの直撃を受け発生基部を破壊された。
スパイラルドリル(右膝)
ガオガイガーのドリルニーとなった装備。螺旋状の形状が特徴。粉砕力に優れ、広域破壊に適している。衝撃を広範囲に渡って拡散させる性質上、局部破壊には不向きであり、単純な攻撃力ではストレイトドリルに劣っている。パルパレーパ・プラスのボディを一撃で粉砕した。
ストレイトドリル(左膝)
上記と同じくドリルニーの原型装備。スパイラルドリルと異なり、鋭角的なフォルムとなっている。貫通力に優れ、局部破壊に適している。衝撃を一点に集束させる性質上、広域破壊には不向きだが、単純な攻撃力ではスパイラルドリルを上回る。ドリル本体はパワーが先端部分に集中するため側面からの攻撃には脆く、パルパレーパ・プラジュナーにより複数のドリルで側面を攻撃され破壊された。
ジェネシックボルト
ジェネシックギャレオンから射出されるボルティングドライバーのアタッチメント。「ガジェットツール」と併用使用される。
ブロウクンボルト(右肩)
ブロウクンガオーから放たれるボルティングドライバーのアタッチメント。こちらも「ガジェットツール」と併用使用。
プロテクトボルト(左肩)
プロテクトガオーから放たれるボルティングドライバーのアタッチメント。上記2種と同様に「ガジェットツール」と併用される。
ジェネシックアーマー
装甲表面に張り巡らされているジェネシックオーラで構成されたバリア。ジェネレイティングアーマーと同様の性質を持つ。防御兵装であるが、ジェネシックオーラを弱点とする遊星主は触れただけでもダメージを受ける。
ゴルディオンネイル(両拳)
ゴルディオンハンマーの原型ともなった装備だが、形状は大きく異なり、ネイル(爪)の名の通り両手の指10本の先端に設けられている。局部的に重力衝撃波を発生させ、触れた物質を光に変換するが、ゴルディオンハンマーに比べて出力や攻撃範囲の点では劣っている。劇中では、パルパレーパ・プラスと組み合った際、その拳を消滅させている。
ガジェットフェザー(背部)
ガジェットガオーの持つ四対計八枚の可変翼。高い機動性を生み出す。
ガジェットツール
ガジェットガオーの頸部の分割と合体により形成されるジェネシックガオガイガーの補助ツール。GGGの特殊ツールの多くはこれらを参考に開発されたが、小型化できずオプション形式となった。
ウィルナイフ
ガジェットガオーの頸部の第1節(頭部)が変形したツールで、サイボーグ凱のウィルナイフの原型となった。ジェネシックの右手に装着され、主に局部破壊に使用される。搭乗者の意思によって切断力を変えることができる。
ボルティングドライバー
ガジェットガオーの頸部の第2節と3節が連結し、変化したツール。ジェネシックの左手に装着、主に広域破壊に使用される。各ジェネシックマシンから発射される3種のボルトを使用することによりその効果を変えることができる。劇中使用されたジェネシックボルトはジェネシックオーラの無限波動を湾曲空間を通して直接目標にぶつけることにより、対象物を半永久的に内部分解へと導き続ける広範囲攻撃となる。その破壊速度はピサ・ソールの再生波動をも凌駕する。また、FINAL作中で使用されなかったブロウクンボルトとプロテクトボルトは、それぞれ内部爆発と、ドライバー系ツールと同じ空間湾曲の効果を持つ。
ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッド[20]
「ジェネシック・ヘル・アンド・ヘブン」とも称される、真のヘル・アンド・ヘブン。ガジェットガオーの頸部の第5・6・7節が変形したナックルガードを両手に装着し、相手に突貫する必殺技である。絶大な威力を有する反面、発動後にはジェネシックアーマーが一時的に消失する弱点もある。
ガオガイガーの時に使用されていたものと違い、食らったものは粉々に粉砕される。
ギャレオリアロード(劇中未使用)
ガジェットガオーの頸部の第8、9節が変化するツール。劇中未使用。直接の続編となるWeb小説『覇界王 〜ガオガイガー対ベターマン〜』で、全メモリが復旧したジェネシックギャレオンにアクセスすることで次元ゲートを開くツールである事が判明した。また、損傷を受けていた初期のギャレオンにもその情報は断片的に残されており、ディメンジョンプライヤーの元となった。

紫の星

以下の中には、遺跡などの建造物を素材とするメカニックとは呼びがたい個体も含まれるが、便宜上これらも合わせて記述する。

ゾンダーロボ

ゾンダーの詳細は勇者王ガオガイガー#作中用語を参照。

EI-02
元建設業者で、ホームレスに落ちぶれた小宝山金蔵がゾンダー化されて夢の島にある大量の産業廃棄物と融合して誕生したゾンダーロボ。チューブ状の走行形態で地下鉄内を走り、東京都庁へ到着するとこれの破壊を図った。右腕は電子レンジの塊から成る荷電粒子砲、左腕は冷蔵庫の塊から成る冷凍光線砲となっている。倒産回避のため小宝山が競馬で大勝負に挑んで敗れた影響か、頭部が馬の顔に似ている。
EI-03
強いゾンダーを作るには強い素体が必要と考えたペンチノンによって悪役レスラーのボンバー死神がゾンダー化し、試合会場付近の重機と融合して誕生したゾンダーロボ。両手を組み合わせて鉄球の形にして、これを振り回して攻撃する。ファイナルフュージョンを力業で阻止しようとしたが、結局合体を許し破れる。
EI-04
鉄道マニアの山野口少年がゾンダー化し蒸気機関車3台と融合して誕生したゾンダーロボ。両腕の先から石炭型の弾を発射する。今回は合体妨害を防ぎきったガオガイガーに倒されて核を摘出されるが、このとき護はGGG基地に居たためその場で浄解ができずゾンダーに戻り、逃亡してしまった。
EI-05
EI-04の核となったゾンダーが逃亡の後、今度はピッツァに誘われて宇宙開発公団のスペースシャトルに融合して誕生したゾンダーロボ。宇宙に逃亡しようとしたが、ガイガーに燃料タンクを破壊され、海へ墜落したのちガオガイガーに倒される。
EI-06
渋滞に悩む運転手がゾンダー化し、自身のトラックと融合して誕生したゾンダーロボ。巨大なロードローラー状の車輪を持ち、渋滞を潰し車を取り込んで巨大化する。プリマーダは「プリティーホイラーちゃん」と呼んでいた。
EI-07
かつて座礁事故を起こしたタンカーの元船長がゾンダー化し、自身のタンカーと融合して誕生したゾンダーロボ。体内に数十万tのガソリンを取り込んでいたが、ガオガイガーがヘル・アンド・ヘブンを決めた際の大爆発は超竜神のイレイザーヘッドが消し去った。
EI-08
鉄道がらみの土地の利権問題から新幹線を憎むようになった代議士の御手盛金之輔がゾンダー化し、300系新幹線と融合して誕生したゾンダーロボ。強力な電磁波と衝撃波を撒き散らしながら線路を暴走し、勇者ロボをもってしても接近が困難とされた。そのためMCを施した氷竜と炎竜の二機による大掛かりな捕獲作戦が行われることとなった。
EI-09
生活に疲れた男がゾンダー化し、飛行船と融合して誕生したゾンダーロボ。誕生の際に近くで行われていた気球大会の気球達も取り込んでいる。直径300kmの黒雲と化したその体内には大量の濃縮酸素を蓄えており、迂闊に攻撃すると東京の空が火の海となるリスクを孕む。撃破に日数がかかったため、ガオガイガーが核を摘出する瞬間には大量の発射寸前のゾンダー胞子が確認された。
EI-10
ピザ配達員の山葉いすずがゾンダー化し、配達用バイクと融合して誕生したゾンダーロボ。昼間は普通の人間に戻っているためGGGにゾンダーとして感知されず、夜になるとゾンダーとなって活動を開始する。当初はバイクと同等の大きさであったが、モーターショー会場より大量のバイクを取り込んで巨大ロボと化した。やられたと見せて無数のバイクに分身しガオガイガーを撹乱するが、本体を見破られ破れる。
EI-11
新型潜航艇の艇長に選ばれなかった潜水艇船長の兵頭がゾンダー化し、深海潜航艇りゅうぐう9000と融合して誕生したゾンダーロボ。護と華を艦内に乗せたままマリアナ海溝を目指し、途中で自衛隊の潜水艦も取り込んでさらに巨大化した。
EI-12
粒子加速器イゾルデの運用責任者である野崎通がゾンダー化し、イゾルデと融合して誕生したゾンダーロボ。タワー型の本体に粒子加速用ケーブルが変形したドラゴンのようなキャノン砲を持ち、強力なEMPと加速ビーム砲を武器とする。さらにその絶大なエネルギーにより、同時にゾンダーメタルプラントの生成も行っていた。
EI-13
沖縄のテーマパークのアルバイト男性がゾンダー化し、同パークのマスコットキャラクターであるウッポ君の着ぐるみを着たままジェットコースターと融合して誕生したゾンダーロボ。EI-02と同様、走行形態と人型形態の二形態を取る。走行形態は龍のようなシャープな姿だが、人型形態はほぼウッポ君そのものである。ロープ状光線を放ち敵を捕縛するが、ガオガイガー登場後は純粋な力比べを挑み破れる。
EI-14
実戦を渇望するアメリカ空軍の輸送部隊隊員のデイブがゾンダー化し、自身の乗る輸送機C-11やビッグボルフォッグに破壊された数々の兵器の残骸と融合して誕生したゾンダーロボ。人間態では箱根一帯にジャミング機能を持つ濃霧を発生させ、その中でドローン化した兵器群や対人トラップを使って護達を付け狙った。ロボット形態では特殊部隊員のような姿をとり、機銃やコンバットナイフ等、多数の武器を駆使する。
EI-15(非公式)
住み慣れた水族館からの引っ越しでストレスを抱えていたのヴァルナーがゾンダー化し、Gパークシー付近に停泊中のホバークラフトと融合したゾンダーロボ。人間以外の生物がゾンダー化した珍しい例であり、ライナーガオーを捕獲してF.F.を妨害する力業も見せた。諸事情により、戦闘後にEIナンバーから登録抹消されている。
EI-15
かつてGGG設立当時に猿頭寺とシステム担当役を争って敗れた犬吠崎実がゾンダー化し、GGG予備パーツ格納庫の中身と融合して誕生したゾンダーロボ。ガオガイガーに似た顔を持つも、パーツが不完全なため全体的には似ても似つかない異形の姿である。戦闘能力もガオガイガーと同等のものを見せるが、ヘル・アンド・ヘブンの押し合いの末に敗れる。犬吠埼はGGG基地の機能を乗っ取った際にガオガイガーのF.F.のオートプログラムを抹消していたことから、凱は麗雄、牛山、火麻と共にマニュアル操作でF.F.を行った。
EI-16
浪人生の堀口五浪がゾンダー化し、太平洋戦争時に日本に持ち込まれていた80cm列車砲グスタフと融合して誕生したゾンダーロボ。そのコンプレックスから毎日正午になると都内の大学や予備校を一つずつ砲撃していた。牛山いわくグスタフは弾頭の再装填に10分もの時間が掛かるとされるが、ゾンダー化により素早い再装填と再発射、そして方向転換が可能となっている。なお、80cm列車砲グスタフが敵ロボットと化すアイデアは、東映特撮『大鉄人17』第9~10話にインスパイアされたものらしい[21]
EI-17
大阪在住の大食い巨漢がゾンダー化し、古タイヤの山と融合して誕生したゾンダーロボ。ガオガイガーに難なく倒されるが、その際に飛び散った残骸がDDの湾曲空間に干渉して超次元ポッドを形成し、ガオガイガーをディバイディングフィールド内に閉じ込め、さらにフィールド復元時に生まれるポッドとの反発作用を利用してガオガイガーを消滅させようとした。プリマーダは「ラブリープティちゃん」と呼んでいた。
EI-18
宇宙開発公団職員の安藤弘一がゾンダーとなって誕生したゾンダーロボ。マジシャンのような形態を持つが、全身ナノマシンの塊であり、これを人間に取り付かせて傀儡として操る。さらにこの姿自体は本体が操る囮であり、ガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンのエネルギーを起爆剤として全てのナノマシンが一斉に核融合炉と化し、地上の太陽・グランドノヴァを形成、その中でゾンダーメタルプラントの生成も行った。地下水路に潜む本体はグランドノヴァを制御する負担によりゾンダーコア状態のまま動けず、ゾンダリアンに護衛されるも掻い潜られ浄解を受ける。
EI-19
護の通うカモメ第一小学校の校則に厳しい教頭がゾンダーとなり、校舎の理科室と融合して誕生したゾンダーロボ。護ら学校児童全員を閉じ込め、生徒達に校舎の掃除や給食を残さず食べるよう強要する。外にいるボルフォッグには立体映像で彼の目を欺くが、常に同じ映像を流していたためその存在が露見、理科室のみを分離させて正体を現し、試験管型ミサイル、濃硫酸ニクロム線等を武器としてGGGに応戦した。
EI-20
人工重力の研究を行っていた平田昭子がゾンダーとなり、自身の開発した人工重力装置と融合して誕生したゾンダーロボ。Gアイランドシティ全域に超重力をかけ、大きな被害をもたらした。その重力波の前にGGGはほぼ活動不能に陥ったが、その中で唯一動けたゴルディーマーグの行動が偶然にも本体への攻撃につながって重力波を停止させられ、最期はゴルディオンハンマーによって粉砕された。
EI-21
B-52展示会場の一般客がゾンダーとなり、その機体に融合して誕生したゾンダーロボ。華とあやめを乗せたまま飛翔(後に二人は自力で脱出)し、Gアイランドシティに空爆を行おうとした。ゴルディーマーグを振り落として機能停止させ、ブロウクンマグナムをミサイルで破壊してガオガイガーを隻腕とし二大必殺技を封じるが、ゴルディーマーグが想像を超えた頑強さで復旧した事でゴルディオンハンマーに破れる。
EI-22
自身が伝える天気予報が当たらないことで非難されていた気象予報士の女性がゾンダーとなり、気象観測用人工衛星と融合して誕生したゾンダーロボ。一つ目のヒトデのような形態を持つ。異常気象を発生させ、暴風雨や竜巻などの天候を操って攻撃する。雲を纏って存在を隠していたが、ディバイディングドライバーで拡散させられたことであっさり撃破される。
EI-23
EI-24
前者はアイスクリーム屋の男性、後者は駅員がゾンダーと化し、それぞれが持っていたスピーカーなどの拡声器と融合して誕生したゾンダーロボ。二機で同時に放つ超音波により勇者ロボの体内からGリキッドを噴出させてこれらを無力化し、さらに超音波砲を発射してGGG基地にも攻撃を仕掛けた。両者は変形や合体を行うことで自在にその音波の出力を高められる。
EI-25
海難事故で父を失ったトオル少年が機界四天王が保有する最後のゾンダーメタルを植え付けられてゾンダー化し、XF2Y-1の模型と融合して誕生したゾンダーロボ。並列空間を自由自在に移動する能力を持ち、着弾した対象を並列空間へ飛ばすミサイルを武器とする。しかし、子供はゾンダーの素体に向かないことから護の浄解を受けることなく元の人間に戻ってしまった。
EI-30〜71[22]
脊椎原種が万里の長城の観光客達をゾンダーとして大量生産したゾンダーロボ。デザインは丸、三角形、四角形モチーフの三種に大別。全機が融合して巨大砲台と化し、脊椎原種を攻撃中のガオガイガーを狙い撃ちしようとしたが、撃龍神の双頭龍によって全てのゾンダー核を摘出される。
EI-72
原種対策会議のためアメリカGGG宇宙センターを訪れた大河幸太郎が腕原種の手でゾンダーとなり、試作型CRと融合して誕生したゾンダーロボ。顔に虎の意匠を持つ。腕原種が生き残りの原種核を探す際の陽動に利用された。
EI-73
火麻激が腕原種の手でゾンダーとなり、試作型CRと融合して誕生したゾンダーロボ。顔にピューマの意匠を持つ。EI-72と同じくGGGへの陽動に利用され、凱の手の内を知り尽くした強敵となる。
合体ゾンダーロボ
EI-72、73が左右合体した形態。合体前の頭部は両肩に位置する。ガオガイガーにダミーのゾンダー核を摘出させたうえで、「パーフェクトディフェンスモード」への変形により取り込んでいたゴルディオンモーターの能力を発動させ、Gハンマーを防ぎきった。撃退方法はゲームの進め方により、複数存在。
EI-74[22]
人気TVアニメ『がががっち』のプロデューサーがゾンダーとなり、TV局と融合して誕生したゾンダーロボ。世界中の放送網を乗っ取って『がががっち』を発信したが、同時に強力なジャミング能力も持っており、機界31原種の生き残りが木星を目指す際の陽動を担った。

パスダー・機界四天王

諸元
EI-26
分類 飛行機型ゾンダーロボ
形式 HST(極超音速旅客機)融合型メカノイド
全長 70m
全幅 最大105m
最大高 45m
重量 185t
エンジン RR-マーリン1186ターボラム複合ジェット(原型)
推力 推定360,000t
最高速度 M22(観測値)
装備 超速可変型飛行形態
音波攻撃
その他 コアゾンダリアン:ピッツァ
素粒子Z0:未検出
EI-26
ピッツァがHST(極超音速旅客機)と融合した巨大ロボ形態。飛行時に発する衝撃波と胴体内に格納された格闘用アームが武器。空からポロネズ達が作ったコントラフォールとその中のゾンダーメタルプラントを守ることを使命とし、空中戦でガオガイガーを翻弄するが、乱気流に誘い込まれた一瞬の隙を突かれて敗れる。
EI-27
ペンチノンがはるな型護衛艦と融合した巨大ロボ形態。多数の回転式砲台と両舷から伸びる巨大なアームを備えている。地下の下水道内に陣取ってGGGのコントラフォール突破作戦を妨害した。ボルフォッグを撃破寸前まで追い詰めるが、多次元諜報潜水艦を使った罠にかかり敗れる。
EI-28
ポロネズが山手線と融合した巨大ロボ形態。EI-29と共に環状線路を高速で疾駆することで生み出したエネルギーで首都圏を囲む障壁コントラフォールの維持とゾンダーメタルプラントへのエネルギー供給を担った。
EI-29
プリマーダが首都高速道路およびその上の車両群と融合した巨大ロボ形態。EI-28と同じく環状道路で高速で走りながら膨大なエネルギーを生成してゾンダーメタルプラントを育成した。超竜神の捨て身の策によりEI-28と正面衝突させられて敗れる。
EI-01
パスダーの真の姿。巨大な塔と巨人が融合したような姿を持つ。最終決戦では、手当たり次第に取り込んだ周囲の機械を加えて自身の身体を形成、東京中の電力を体内に蓄積して東京の大地ごと宇宙への逃走を図り、それを阻止しようとする勇者ロボ達と激戦を繰り広げた。
ソニックブーム[19]
腕の一振りから衝撃波を放ち、勇者ロボ達を一度に吹き飛ばした。
全方位レーザー攻撃[19]
無数のガラス片にアルミニウムを瞬間蒸着させたのち、宙に舞い上げたこれらを反射板としてレーザーを複雑に反射させ、弾道予測不能の攻撃を繰り出した。体内へ取り込んだ大量のパソコンを総動員して発射角の計算を行っている。この能力を解析したものが後の天竜神の“光と闇の舞”として搭載された。
ゾンダーエネルギー放出(正式名は不明)
全身から放つ強大なゾンダーエネルギーでGSライドのエネルギーを対消滅させ、勇者ロボ達の機能停止を図った。東京中の電力エネルギーを転用しているため、その出力は全勇者ロボを上回る。

機界31原種

機界31原種の詳細は勇者王ガオガイガー#作中用語を参照。

パリアッチョ
声:吉田小奈美
球体に乗った女道化師の姿をした情報収集および解析、原種達への作戦伝達等を行う生体データベース。その正体は心臓原種の行動端末であり、GGGは最後までその存在に気付かなかった。
諸元
機界31原種 オブジェ形態(ZX-01〜03)
分類 ZX-01〜03
形式 円柱型原種
全幅 38m
最大高 145m
重量 推定3,800t
出力 計測不能
巡航速度 無限(ESウィンドウ使用)
その他 エネルギー兵器の出力観測値:推定30,000,000kw以上
材質:未確認
弱点:不明
母星:不明
原型1:HAND ZX-01(巨腕原種)
原型2:HAIR ZX-02(鉄髪原種)
原型3:MOUTH ZX-03(顎門原種)
機界31原種 オブジェ形態
恒星間移動を行う際の姿。巨大な八角柱の形状をしており、その下部からビームを発射する。
ZX-01 巨腕原種きょわんげんしゅ
名前は「巨腕」であるが、人体の部位としては「手」を司る。ガオガイガーのヘル・アンド・ヘブンを易々と防ぎ、その両前腕を粉砕した。
ZX-02 鉄髪原種てっぱつげんしゅ
髪は飛び道具になる他、束ねてドリル状に変形させられる。ガオガイガーのドリルニーを正面から押し返し、右脚を膝から砕いた。
ZX-03 顎門原種あぎとげんしゅ
人体の部位としては「口」を司る。牙の部分をミサイルとして飛ばす。キングジェイダーの攻撃の前に舌だけの姿で逃亡した後、原種本隊を迎撃中のマイク部隊を襲った。
ZX-04 巨脚原種きょきゃくげんしゅ
北極海にて、海底探査プラントのエクスプローラー7と融合した原種。強力な電磁波を放って地球のバンアレン帯の消滅を図り、地上の生物の弱体化を目論んだ。他にも電磁波を応用して水の分子に干渉、瞬時に巨大氷山を形成して攻撃や防御に利用する。
ZX-05 脊椎原種せきついげんしゅ
万里の長城と融合した原種。巨大なムカデに似た姿を持ち、自身の身体の端をマントルまで潜らせ、巨大なマグマエネルギー砲と化してオービットベースを攻撃しようとした。さらに長城に居た多数の観光客を取り込んでゾンダーロボに変えて自身の護衛とした。Zマスター体内では幻竜神がこれに応戦した。
ZX-06 頭脳原種ずのうげんしゅ
カザフスタン共和国より打ち上げられた人工衛星と融合した原種。小惑星帯からESウィンドウを通して大量の小惑星を呼び寄せ、これらの地球への落下を図った。さらに放つ波動には、人間に対して強力な幻覚作用を及ぼす効果がある。Zマスター体内ではジェイアークがこれに応戦した。
ZX-07 腕原種うでげんしゅ
声:茶風林
アームストロングという名の巨漢を素体とする機界最強7原種(ZX-07〜13)のリーダー格。腕から発する指向性超重力波が武器。複数の機械へ融合を繰り返し、GGGを苦しめた。
Number.39〜41
真珠湾にて記念艦となっていた戦艦ニュージャージーと融合した形態。艦底より巨大な腕を展開する。全長300m。
Number.42、43
ギザの大ピラミッドと融合した形態。重力レンズを形成して太陽光エネルギーを集め、体内にゾンダーメタルプラントの生成を図った。頂点から伸びる腕を振り回して放つ砂嵐には特殊な微粒子が含まれており、これを勇者ロボやキングジェイダーの情報伝達系に取りつかせて機能を麻痺させた。
Number.43.5
太陽観測衛星と融合した形態。ジェイバトラーのもとへ向かうガオガイガー最大加速仕様の前に現れ、これを迎撃した。
Number.45、46
木星第2衛星エウロパと融合した形態。その身体がキングジェイダーに破壊された後も、核だけの姿で木星の大気圏内に逃れ、心臓原種と合体したのち逆に29個のゾンダークリスタルを奪い返す。
ZX-08 爪原種つめげんしゅ
声:谷山紀章
スキンヘッドのニューハーフを素体に潜水艦トラファルガーと融合した原種。艦首より三日月型のビーム弾を発射する。全長160m。人間体では自在に伸びる長い爪を使って基地の壁や床を切り裂く。
ZX-09 耳原種みみげんしゅ
声:小西克幸
テンションの高いロックミュージシャンの男を素体に練習用空母となっていたインディペンデンスと融合した原種。ピアス型のビーム弾を発射する。全長330m。人間体では大きな耳から放つピアス型の弾丸を人間の頭に打ち込んで洗脳状態にしてしまう。Zマスター体内ではビッグボルフォッグがこれに応戦した。
ZX-10 瞳原種ひとみげんしゅ
声:伊藤舞子
ドレスを着た少女を素体に自衛隊のイージス艦きりしまと融合した原種。側面に複数の目玉を持ち、敵の行動予測などを担う。全長160m。人間体でも遠方探知や精密分析で他の原種をサポートした。
ZX-11 腸原種ちょうげんしゅ
声:森沢芙美
戒道幾巳の養母を素体にした原種で、伸ばした管の中で発生させたマイクロブラックホールを武器とする。腕原種と同じく複数の機械と融合する。
Number.39〜41
強襲揚陸艦ベロー・ウッドと融合した形態。横須賀基地のイベント会場より華達をその中に拉致していた。全長260m。
Number.42、43
チチェン=イッツァのピラミッドと融合した形態。体内のマイクロブラックホール内に蓄えた低気圧のエネルギーで、ゾンダーメタルプラントの生成を図った。地上にマイクロブラックホールを形成し、特攻を仕掛けたスサノオも封じ込める。
ZX-12 肋骨原種ろっこつげんしゅ
声:岩田光央
サラリーマン風の男性を素体に原子力砕氷船アルクチカと融合した原種。側面から肋骨のような突起を展開する。全長135m。人間体では腹の突起からの波動であらゆる物質の原子やエネルギーの粒子を分解して無力化する他、肝臓原種との連携により原種達のGGG基地への侵入なども可能にしている。Zマスター体内ではマイクがこれに応戦した。
ZX-13 肝臓原種かんぞうげんしゅ
声:江川央生
肥満体の男性を素体に補給艦[23]と融合した原種。肋骨が原子分解した対象の再構築や損傷した味方の即効再生を担っていたが、原種艦隊の中で真っ先にジェイダーに撃破された。全長245m。
合体原種(ZX-07〜12)
肝臓原種が倒された直後、残った最強7原種艦隊が月面にて合体し、異形の巨人と化した姿。キングジェイダーのボディを片手で握るほどの巨体に加え、原種6体の能力を駆使する。最後は、ガトリングドライバーの湾曲空間で収束されたソリタリーウェイブと、ジェイクオースの連続攻撃を受け、腕原種と腸原種を除いて浄解された。
ZX-14 胃袋原種いぶくろげんしゅ
ギザの大スフィンクスと融合した原種。口から物質の分子構造を変換する溶解液を吐き、勇者ロボ内のGリキッドを排出させてしまう。ピラミッドと融合した腕原種と共闘し、後に合体も果たす。
Zマスター体内では、これの触手がスターガオガイガーを襲うが返り討ちに遭った。
ZX-15 鼻原種はなげんしゅ
モアイ像と融合した原種。巨大な鼻の穴からは強力な突風を放つ。ピラミッドと融合した腸原種と共闘し、後に合体も果たす。Zマスター体内では強龍神がこれに応戦した。
ZX-16 翼原種つばさげんしゅ
木星第1衛星イオと融合した原種。無限ミサイル攻撃でソルダートJ不在のジェイキャリアを苦しめ、麗雄の乗る強襲偵察艇ムラクモを撃墜したが、Gハンマーに粉砕される。31原種の中で唯一、人間にはない部位である。
ZX-17 肺原種はいげんしゅ
木星第3衛星ガニメデと融合した原種。体内に湾曲超空間・クラインスペースを形成し、ジェイダーやGGG艦隊を封じ込めたが、ジェイダーが脱出したのちキングジェイダーに倒される。
Zマスター体内では、これの触手がスターガオガイガーを襲うが返り討ちに遭った。
ZX-18 肘原種ひじげんしゅ
木星第4衛星カリストと融合した原種。スサノオのリフレクタービームに倒される。
ZX-19 膝原種ひざげんしゅ
木星第5衛星アマルテアと融合した原種。スサノオに体当たりを仕掛け、これを中破させた。スターガオガイガーのブロウクンファントムに粉砕される。
ZX-20 足原種あしげんしゅ
木星第6衛星ヒマリアと融合した原種。Gハンマーに粉砕される。
ZX-21 首原種くびげんしゅ
木星第7衛星エレーラと融合した原種。Gハンマーに粉砕される。
ZX-22 胸原種むねげんしゅ
木星第8衛星パシファエと融合した原種。幻竜神、強龍神に倒される。
ZX-23 臍原種へそげんしゅ
木星第9衛星シノーペと融合した原種。幻竜神、強龍神に倒される。
ZX-24 尻原種しりげんしゅ
木星第10衛星リシテアと融合した原種。Gハンマーに粉砕される。
ZX-25 生殖器原種せいしょくきげんしゅ
木星第11衛星カルメと融合した原種。幻竜神、強龍神により倒される。
ZX-26 腎臓原種じんぞうげんしゅ
木星第12衛星アナンケと融合した原種。キングジェイダーに倒される。
ZX-27 肩原種かたげんしゅ
木星第13衛星レダと融合した原種。スサノオのリフレクタービームに倒される。
ZX-28 膀胱原種ぼうこうげんしゅ
木星第14衛星テーベと融合した原種。キングジェイダーに倒される。
ZX-29 神経原種しんけいげんしゅ
木星第15衛星アドラステアと融合した原種。Gハンマーに粉砕される。
ZX-30 筋肉原種きんにくげんしゅ
木星第16衛星メティスと融合した原種。スサノオのリフレクタービームに倒される。
ZX-31 心臓原種しんぞうげんしゅ
木星へ向かった原種の中では衛星との融合を行わず、パリアッチョを取り込んだのち独自に木星へ向かい、ザ・パワーの解析に当たる。Zマスターへの変化後はZマスターの中枢となり、吸収したザ・パワーを全身に供給する役割も担った。
Zマスター
全原種核の集結によって完成した全宇宙の機界昇華を司る存在。推定される全長は約14万㎞程(『てれびくん』1998年2月号では「地球の直径10倍以上もある巨大な敵」と語られていた[24])。単眼の生物的な顔に背中に巨大な翼を生やした細身の巨人の如き姿を持ち、異様に長い右腕の掌にはピエロの仮面のようなものが付いている。木星につなげた頭髪の部分からザ・パワーの力も取り込んで凄まじい攻撃力と防御力を発揮し、機界昇華も通常の数百倍の早さで進めることができる。ほとんど動かずとも左手からのエネルギー波だけでGGGの艦隊を追い詰め、体内に侵入した勇者ロボ達を今まで彼らが戦ってきた原種の力で迎え撃った。

機界新種

ゾヌーダロボ
命の体を素体に覚醒した機界新種ゾヌーダが、自身を載せたまま分離したアマテラスの一部と融合して誕生したメカノイド。大きな翼を備えた金色に輝くテトラポッドを人型にしたようなボディを持つ。ロケットパンチと頭部から放つビームを武器としている。全身を覆う強力なバリアに加え、接触した物体のエネルギーを瞬く間に奪い絶縁体へと変質させる物質昇華能力を持つ。アマテラスに格納されていたゴルディオンモーターを取り込んだことで、ゴルディオンハンマーを真正面から受け止め、ヘル・アンド・ヘブンも通用しない圧倒的な戦闘能力を誇る。

ソール11遊星主

パルパレーパ・プラス
パルパレーパの戦闘形態であり、分子配列に似た専用の物体とケミカル・フュージョンすることで完成するメカノイド。ガオファイガーと互角の戦闘能力を秘めており、単体での再生復元能力、胸部からのポイズンオーラ、相手を内部から破壊するケミカルナノマシン、両腕を変換してのエアタービン形ドリルやメスなど多彩な戦力を持つ。必殺技は背部シリンダータイプカーベタを変化させた専用鉗子を両腕に装着し、高エネルギーを纏って相手に突貫するゴッド・アンド・デビル。シリンダータイプカーベタはブースターや遠隔攻撃武器に変形したり、またはチューブ状に変化させて相手の体内にナノマシンを注入する際にも用いられる。
全高:30.0m
パルパレーパ・プラジュナー
背部のドーピングシリンダーを己の体に突き刺しケミカルナノマシンを注入する事でパルパレーパ・プラスが強化した姿。プラスと比較して全体的に鋭角的な姿となる。ナノマシンによりラウドGストーンの出力限界が飛躍的に向上するも、同時に機能停止の危険性も伴う諸刃の剣であり、言わば遊星主版弾丸Xと言うべき存在。プラス形態の武装や能力も引き続き使用可能で、ポイズンオーラはポイズンソリッドに強化される。ガオガイガーのハイパーツール郡が工具をモチーフになっているのに対して、パルパレーパ・プラス&プラジュナーのツールは医療器具がモチーフになっている。単体での戦闘能力で勝るジェネシックガオガイガーに対し、ケミカル攻撃とピサ・ソールの再生波動を駆使し互角以上の戦いを見せる。
全高:38.0m
ピア・デケム・ピット
空母ピア・デケムとも呼ばれる遊星主達の移動艦で、牽引ビーム・対空ビーム等と、少ないながらもJアークに搭載された装備が幾つか存在しておりJアーク級超弩級戦艦を空母に転用した発展型とも言える。普段はピア・デケム自身が操縦している。艦首に衝角を有する。固定装備が少ないが、三層式カタパルトから機雷艦載機を無尽蔵に射出し、それを特攻兵器として用いる。キングジェイダーに掴まれながらも、大気圏を突破するエンジン推力を誇る。衝角部分は分離行動が可能であり、キングジェイダーにおけるジェイダーに相当するメカノイドに変形することも可能だが、劇中での活躍は無く、合体シーンにおいてその存在が確認できるのみ。ジェイアークと違いトモロに相当する自己制御システムは存在しない。ESドライブ機能を持ち、パスキューマシンを持ち出した護を木星付近まで追撃、ジェイアークを戦いの末に捕縛。
全長:112.0m /全幅:52.0m /重量:56500t
ピア・デケム・ピーク
ピア・デケムとピア・デケム・ピットがギガフュージョンして生まれるジャイアントギガノイド[25][26]。突出した火力は持たないが、キングジェイダーをも上回る巨体と絶大なパワーによる肉弾戦と空母時と同様、機雷艦載機、ES艦載機を駆使した多角攻撃を得意とする。フィールドジェネレーティングアーマーなどの武装やその他システム面で共通する部分が多い。ラウドGストーンの搭載位置は頭部の他、フュージョンしたピア・デケムの足元にも確認できる。
全高:130.0m / 重量:不明
ピーヴァータ
チェーンソーアームとパイルドライバーを有するメカノイド。ラウドGストーンは股間部に搭載されている。背部に装備されたフレキシブルチェーンソーアームによる斬撃と右腕のパイルバンカーから重力場を歪めて放つ重力衝撃波が武器。脚部はキャタピラになっており、陸上戦を得意とする[27]。複製されたインドのタージマハル近郊の砂漠で超竜神と戦う。本来の主目的は三重連太陽系の建築物や地形の構築とされる。
全長:42.0m
プラヌス
女性的シルエットを持つ騎士型メカノイド。ラウドGストーンは頭部(眼の部分)に搭載。主な武装はランスと、ビームを反射する半透明の盾。ランス基部にはミサイルが内蔵されており、先端部はメーザー発振器の役目も果たしている。複製されたギリシャアテネにて天竜神と交戦する。
全長:28.0m
ペチュルオン
右腕に電磁石、左手にスクリューアームを持ったメカノイド。水中戦を得意とする[28]。ラウドGストーンの搭載位置は胸部内。2本のフレキシブルアームとの併用で巻き起こす電磁竜巻を武器とする。電磁竜巻の発する電磁波は、EMP防御が為されていない機械に対しては重大な機能障害を及ぼし、身体を覆う半透明な殻のような物を閉じて防御形態も取る。ピア・デケムを除く遊星主の中では最も全高が高い。レプリ中国三峡で撃龍神と激突する[29]。本来の任務は再生した三重連太陽系の気象と地磁気の管理だとされる。
全長:43.8m
ペルクリオ
金管楽器の頭部を持つ指揮者姿のメカノイドで、クジラに酷似したサポートメカ・ブルブルーンとキューブ状の6面スピーカーボシュボッシュ、メトロノーム状の物体を操る。本体のラウドの位置は不明だが、ブルブルーン前部クリスタルには大型のものが搭載されている。本体に比べ、ブルブルーンが巨大である為、劇中においてもアップのシーンでなければ本体を確認しづらい。主な武器はその楽器的な見た目に違わず、スピーカー群から広範囲に放つ超音波攻撃。マイク13の音楽のジャンルがロックなのに対して、ペルクリオの音楽のジャンルはジャズを主体とする。ボシュボッシュを利用し、全方位からの立体ソリタリーウェーブの放射が可能でメトロノーム状の物体は実体弾としても使われる。複製されたロンドンテムズ川河口付近で音楽合戦を繰り広げる。本来は三重連太陽系に発生したゾンダープラントの破壊が主目的とされる。
全長:22.0m(ペルクリオ)/96.8m(ブルブルーン)
全幅:80.3m(ブルブルーン)
ポルタン
一本足の独自の姿勢で立ち、腹部にの意匠を有する忍者型メカノイド。隠密行動を得意とする。ラウドは腹部の狼の口中に搭載されている。隠密高速戦を得意とし、二振りの小刀と機敏かつテクニカルな戦法で戦う。また強力な強制リンクシステムを持ち、あらゆるコンピュータを制御下に置くことが可能で、敵攻撃システムの伝達系を見抜く力も持つ。戦闘においてはタケハヤのリフレクタービームII中継部を停止させ、ビッグボルフォッグのガンマシン部分のプログラムに介入し半壊状態に追い込んだ。複製されたウラジオストクでボルフォッグと対決。
全長:12.3m
パーツキューブ
遊星主の操る兵器群。その名の通り真っ黒な四角い形状をしている。攻撃時にはソールウェーブという電撃波を発射する。一部の遊星主はこれとフュージョンすることで専用メカノイドとなる。

その他のメカニック

GGG関係

諸元
ピギーちゃん
分類 Reo's Original Robo for Brave
全高 5.7m
重量 1,240kg
動力源 4サイクルエンジン&モーター ハイブリッド
最大出力 850kw
最高走行速度 55km/h
装備 フレキシブルアタッチメントアーム
アームパンチ(計画中)
その他 コンピュータ:PIGGY ver.2.4
GSライドクラス:なし
構造:アルミニウム バードケージフレーム
排気量:2,966cc
電源:ニッケル-水素電池
モーター:永久磁石
走行装置:キャタピラダッシュ
ピギー
女性型給仕ロボット。ピギーちゃんの愛称を持つ。
勇者ロボたちにエンジンオイルを配膳。似た体型であるマイクからは好意を抱かれている。
『FINAL』にて、GGGが三重連太陽系へ向かった際にも同行し、最後はボルフォッグの横で護と戒道を見送った。
諸元
クライマー1
分類 SL-1 Self propellent pack
形式 勇者ロボ用外部宇宙航行パックと高加速ブースター
全高 60.5m
全幅 34.8m
重量 6,800t
最大出力 116×106MJ
最大加速 75G
推力 580MN(ブースターモード)
87MN(サステイナーモード)
その他 ユニット構成(超竜神):SL-1外部パック×1
作戦プラットフォーム:超竜神型合体ビークルロボ
ブースター:GEPF2010-スーパーS プラズマ加速器×2
サステイナー:GEPF101-GE21プラズマ加速器×3
ノズル:AV-11ベクタードノズル(可動範囲±22°、収束一分岐)
機動制御:AR-111姿勢制御スラスターとベクタードノズル
推進力:レーザープラズマ発生装置により水素から作られた陽子
クライマー1
宇宙での長距離作戦活動用に開発された燃料補給艦。
超竜神や撃龍神の背部に装着されてブースターの役目を果たし、他にもガオガイガー最大加速仕様への転用やグランドプレッシャーの運搬などに利用されている。

アメリカ関係

潜水艦オーランド
Number.23にて登場。雷牙がマイクと共に来日した際に使用し、水中で水陸両用整備装甲車とのドッキングも行った。
諸元
くじら12号
分類 An-12
形式 輸送機
製造 アンポノフ(企業名)
全高 80.5フィート (24.5 m)
全長 280.8フィート (85.6 m)
全幅 320.0フィート (97.5 m)
乾燥重量 405,500ポンド (183,900 kg)
ペイロード 450,000ポンド (200,000 kg)
エンジン RB B26 DETT(推力:56,300ポンド (25,500 kg))×4
RB B20 DET(推力:45,200ポンド (20,500 kg))×4
巡航速度 高度7,200m:918km/h(496kt)
最高速度 M0.875(1,044km/h)
その他 GSライドクラス:なし
通常離陸滑走距離:2,800m(タキシング距離:2,540m)
短距離離陸距離:720m(タキシング距離:590m)
作戦時の巡航行動半径:10,500km(ペイロード500t、燃料満載時)
くじら12号
Number.25にて初登場。マイクがアメリカへ帰るために乗せられた大型輸送機。Number.31にて、オブジェ形態の原種に撃墜された。
SR-71
Number.28にて、雷牙とスタリオンがGGGへ急行する際に使用した。

その他のメカ

スピリッツ号
Number.02の回想シーンで初登場。凱をパイロットとして宇宙開発公団が2003年に打ち上げた新型スペースシャトルで、形状は実際に宇宙開発事業団(NASDA)が計画していたHOPEに類似している。軌道上で地球に落下してくるEI-01と接触し破壊されたことが、凱がサイボーグに改造される原因となった。
りゅうぐう9000
Number.10に登場する最新型の深海探査艇。艇長は海野。麗雄が開発に協力しており、深度9,000 m以上の深海まで潜水できる能力を持つ。名称は小学生からの公募によって決定された。進水式の際にゾンダー化した兵頭に融合され、EI-11となる。
C-11
Number.14に登場するアメリカ空軍の超大型輸送機。各種兵器を搭載して沖縄から横須賀に向かう途中にゾンダー化したデイブに取り込まれ、EI-14の一部と化した。ゾンダー化したデイブは、この内部から以下の兵器を大量に遠隔操作していた。その後はM-7やAH-69の残骸を取り込み、ゾンダーソルジャーの中核となった。
M-7 マッコーリフ
Number.14に登場するアメリカ陸軍の最新鋭機動戦車(主力戦車)。世界中の戦場で戦闘可能なように設計されており、高い不整地走破能力を持つ。武装は主砲と機関銃。C-11に搭載されていた車輛がEI-14によって大量に複製され、遠足中の護達を襲撃した。名称の由来はアンソニー・マコーリフ
AH-69 アナコンダ
Number.14に登場するアメリカ軍の最新鋭戦闘ヘリコプター。胴体両脇にガトリング砲を、大型のスタブウィングに各種ミサイルやロケットランチャーを装備している。C-11に搭載されていた機体がM-7とともにEI-14によって大量に複製された。

参考文献

  • てれびくんデラックス愛蔵版 勇者王ガオガイガーGGG超兵器図鑑
  • Dセレクション勇者王ガオガイガー プロジェクトガオガイガーFILE1
  • 平成17年度GGG秘密白書
  • 勇者王ガオガイガーフュージョンガイド
  • 勇者王ガオガイガー ファーストガイド
  • 勇者王ガオガイガー フェイズ2
  • ガガガ情報局
  • 勇者王ガオガイガー外伝 獅子の女王
  • 大河原邦男 BRAVE SERIES DESIGN WORKS
  • オール ザット ガオガイガー 勇者王大全
  • ASTOUNDING ANIME ABSTRACT 勇者王ガオガイガー
  • 電撃データコレクション 勇者王ガオガイガー

脚注

注釈

  1. ^ メタ的に言えばガオガイガー、ガオファイガー、ガオガイゴーを同時運用するのに丁度必要な分のガオーマシン(ライナーII、ドリルIIが2機、それ以外が各1機)が整備・運用されている。
  2. ^ 第3次スーパーロボット大戦α』では風龍と雷龍が未登場のため、ゴルディーマーグとマイクが代役を務めている。
  3. ^ 『FINAL』ではレプリガオガイガーが使用した。
  4. ^ 『BLOCKADED NUMBERS』収録のNumber.43.2でも、ゲーム進行によってはヘル・アンド・ヘブンで合体ゾンダーロボを倒す展開になる。
  5. ^ EI-23とEI-24による合体ゾンダー相手に使用し、核の受け取りは、マイクが行った。
  6. ^ 仮に実現していた場合『勇者エクスカイザー』以来のライオン+ドラゴンのグレート合体が実現していたことになる。なお、『黄金勇者ゴルドラン』のグレートゴルドランは空影も合体するため省略。
  7. ^ コミカライズではシュウ操縦のガオファーがGGG機動部隊を攻撃するために、ファントムリングを利用した対勇者ウイルスを繰り出している。
  8. ^ 『FINAL』に登場した機体、『覇界王』でガオガイゴーが使用した機体、『覇界王』でガオファイガーが使用した機体の計3機。
  9. ^ 劇中でこの機能が使われたのは、パスキューマシンで複製されたレプリガオファイガーのものだった
  10. ^ 『オール ザット ガオガイガー』によると、はじめからロケット型としてのデザインだった。
  11. ^ 『FINAL』に登場した機体、『覇界王』でガオファイガーが使用した機体の計2機。
  12. ^ 米たにヨシトモ曰く「こちら側でおもちゃをいじっていて気づいたアイデア」[2]尚、セミビークルを披露したのは氷竜と炎竜のみ。
  13. ^ EI-08戦、並びに機界新種戦時。前者はビークルマシン形態時。後者はライナーガオーの時。ZX-04戦ではビークルマシン形態で着地失敗しており「ビークルモードなら成功すると思ったんだけど…」という発言をしている。
  14. ^ 玩具「DX左右合体 撃龍神」および「DX左右合体RIGHT 風龍」ではフォン・ダオ・ダーン用弾丸の格納部。
  15. ^ 正しくは「デン・ジ・ヤン・ホー」と区切る。後述の"電磁荷台"の中国語読み。
  16. ^ 物語的には"超竜神の時間遡行に伴う歴史の変化"とも取られる。
  17. ^ 当初はビッグボルフォッグ時の使用の方が多く、玩具「DX特捜マシン ボルフォッグ」および「DX激音合体 ビッグボルフォッグ」でも後者のみが保持できる。
  18. ^ a b 同音異義語で別の技になる、極めて珍しい命名の技群。
  19. ^ ドライバー先端から射出されるディバイディング・コアは、空間をこじ開け反発膨張するレプリションフィールドと、その膨張を抑え込み戦闘空間を保持するアレスティングフィールドを内包する。
  20. ^ 正確には砲弾とドライバー間の距離を歪め、勢いが減衰するほどの超長距離と化させた。
  21. ^ Gハンマー自体のGSライドだけではエネルギー不足な為、初使用時には耐えられずにダメージを受けている。
  22. ^ 2014年11月22日現在、この構造を再現したガオガイガーのアイテムは存在しない。
  23. ^ 本拠地からガオガイガーの下への輸送にはオービットベース内での9面パズルパスワードでの封印解除し、4機のクライマー1で打ち上げ、更に撃龍神と超竜神(ダブルトンファーを衝撃吸収装置として接地)の二人がかりで受け止め、最後に遠隔操作で二重封印(ガオガイガーの方でも対象をポッド内に閉じ込め巨大鍋を物理的に封鎖、内部にプロテクトシェードのバリアを展開、ブロウクンマグナムの排気を注入し内圧を上昇させ密封する)と行程が複雑で手間が多い。ゲーム中ではある条件が揃うと使用可能になるが、1回のみの使い切りである。
  24. ^ プライヤーズ3種・溶接・接着・千手観音
  25. ^ 二つ存在する承認キーデバイスを二人の人間がもち、共に口頭によるキーコードを暗唱して同時に使用しなければならない。
  26. ^ 小説『獅子の女王』にて、ソンム川(雑誌連載時はオワーズ川)への着地に失敗したのが初。ただし、これには人為的な工作も絡んでいる。
  27. ^ 元ネタはフランス映画『シェルブールの雨傘』。
  28. ^ 正確には、23.47777774532m。
  29. ^ 正確には、118.17777774532t。
  30. ^ 正確には、34.67777774532m。
  31. ^ 正確には、64.07777774532m。
  32. ^ 正確には、684.67777774532t。

出典

  1. ^ 勇者王ガオガイガー.DVDボックスの解説書より。
  2. ^ TARKUS 編「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 米たにヨシトモ」『大勇者伝説 サンライズ・ロボットトイコレクション[勇者・エルドラン編]』メディアワークス、2007年5月15日、87頁。ISBN 978-4-8402-3824-3 
  3. ^ 和久津慎 編「[勇者対談1] 『ガオガイガー』を創った勇者たち」『オールザットガオガイガー 勇者王大全』メディアワークス、2003年7月10日、102-103頁。ISBN 4-8402-2400-5 
  4. ^ 高野秀夫 編「PART 1 GGGメカニカルプロファイルズ」『ASTOUNDING ANIME ABSTRACT 勇者王ガオガイガー』KSS出版、1998年7月30日、52-53頁。ISBN 4-87709-248-X 
  5. ^ Number.37.5「最低勇者ロボ軍団」より。
  6. ^ CDドラマ「白と黒」参照。
  7. ^ CDドラマ2『ロボット闇酷冒険記』にて判明。
  8. ^ 対原種戦開始以降は、宇宙空間でも使えるロケットワッパーに換装される
  9. ^ 「NEWTYPE FILM BOOK 勇者王ガオガイガー 1」参照。
  10. ^ スタジオ新大陸 編「GAOGAIGAR」『大河原邦男BRAVE SERIES DESIGN WORKS』ムービック、2000年8月15日、41頁。ISBN 4-89601-487-1 
  11. ^ 固有振動周波数の解析なしでも使用することは可能ではあるが、目標の分解効率が低下する。Number.32参照。
  12. ^ 月刊「MEGU」参照。
  13. ^ 電子回路配線パターンがプリントされた透明な手袋。五指の爪部分にマニキュア状のマイクロチップあり。
  14. ^ 続編OVA「ガオガイガーFINAL」3話
  15. ^ 加速のための距離を稼ぐためU字型に湾曲している。
  16. ^ CDドラマ1「サイボーグ誕生」参照。
  17. ^ 艦内にボルフォッグ専用の座席が設えられており、そこに着座することで多次元コンピュータにリンクする。後継のディビジョン艦にも同様の座席がある。
  18. ^ 『勇者王ガオガイガーFINAL the COMIC』での用語辞典「THE G3FILE PART2」参照。
  19. ^ a b c 第2次スーパーロボット大戦α』や『スーパーロボット大戦W』での呼称。劇中での正式名は不明。
  20. ^ a b c ノベライズ『勇者王ガオガイガーFINAL 下巻』参照。
  21. ^ 月刊ニュータイプ 編「ガオガイガー現用スーパーメカ図鑑」『勇者王ガオガイガー フィルムブック2』角川書店、1998年2月10日、57頁。ISBN 4-04-852914-5 
  22. ^ a b 『電撃データコレクション 勇者王ガオガイガー』p.74参照。番組内でナンバーは未公表。
  23. ^ Number.39にて、GGGビッグオーダールームに表示された画像はウィチタ級給油艦であったが、肝臓原種の外観はサクラメント級高速戦闘支援艦の特徴が色濃く出ており、画像の方は失踪した補給艦自体を映していない「資料映像」であった可能性が指摘される。『ASTOUNDING ANIME ABSTRACT 勇者王ガオガイガー』p.236参照。
  24. ^ 「勇者王ガオガイガー」『てれびくん』1998年2月号、小学館、1998年2月1日、87頁、雑誌 01017-2。 
  25. ^ 『Dセレクション オール ザット ガオガイガー ―勇者王大全―』p.76
  26. ^ 『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING VOL.3』ブックレット p.10
  27. ^ 『Dセレクション オール ザット ガオガイガー ―勇者王大全―』p.10
  28. ^ 『Dセレクション オール ザット ガオガイガー ―勇者王大全』p.11
  29. ^ しかし『第3次スーパーロボット大戦α』では、撃龍神が登場しない。




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