オリンピックの柔道競技とは? わかりやすく解説

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オリンピックの柔道競技

(オリンピックにおける柔道競技 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 18:07 UTC 版)

オリンピックの柔道競技
統括団体 国際柔道連盟 (略称: IJF)
種目数 15 (男子 7, 女子 7, 混合 1)
大会

オリンピックの柔道競技(オリンピックのじゅうどうきょうぎ)は、近代オリンピック柔道である。

歴史

大会方式

階級別に行われる。各国とも出場可能な選手は1階級につき1選手までである。

各階級とも金メダルおよび銀メダルはトーナメント方式の優勝者および準優勝者となり、銅メダルについては準々決勝敗者による敗者復活戦の勝者と別ブロック準決勝敗者により3位決定戦を行いその勝者2名が獲得する。詳しくは敗者復活戦#柔道における敗者復活戦を参照。

実施階級

1964年の東京オリンピックでは4階級で実施されたが、その後階級が増え、1988年ソウルオリンピックから男女とも7階級で実施されている。ただし、同一階級ではあるものの選手の大型化が進み徐々に体重制限の上限が大きくなっている。

男子

1964 1972-1976 1980-1984 1988-1992 1996-
無差別
重量級
80 kg超
重量級
93 kg超
重量級
95 kg超
重量級
100 kg超
軽重量級
100 kg以下
軽重量級
95 kg以下
軽重量級
93 kg以下
中量級
90 kg以下
中量級
86 kg以下
軽中量級
81 kg以下
中量級
80 kg以下
中量級
80 kg以下
軽中量級
78 kg以下
軽量級
73 kg以下
軽量級
71 kg以下
軽中量級
70 kg以下
軽量級
68 kg以下
軽軽量級
66 kg以下
軽軽量級
65 kg以下
軽量級
63 kg以下
超軽量級
60 kg以下
4 6 8 7 7

女子

1988-1996 2000-
重量級
72 kg超
重量級
78 kg超
軽重量級
78 kg以下
軽重量級
72 kg以下
中量級
70 kg以下
中量級
66 kg以下
軽中量級
63 kg以下
軽中量級
61 kg以下
軽量級
57 kg以下
軽量級
56 kg以下
軽軽量級
52 kg以下
超軽量級
48 kg以下
7 7

無差別級の廃止

1980年のモスクワオリンピックの際、IOCが無差別級を廃止すると決定したことに、同年7月31日国際柔道連盟 (IJF) は撤回を要求した[6]。1980年10月30日に開かれたIOC理事会に、IJF会長の松前重義が出席し、無差別級の廃止を撤回するよう求めたところ、サマランチは翌年開かれるIOC総会に提案することを約束した[7]。1981年10月1日に西ドイツバーデン=バーデンで開かれたIOC総会で、1984年のロサンゼルスオリンピックで無差別級が実施されることが決定した[8]。その後、1986年のIOC理事会で1988年のソウルオリンピックより、無差別級を廃止することが決定された[注釈 1]

男女混合団体

2020年東京オリンピックより採用された。

試合ごとに各チーム男女3名ずつ、計6選手を個人戦の代表メンバーから選ぶ。階級は男子が73kg級・90kg級・90kg超級、女子は57kg級・70kg級・70kg超級である。ただし、その階級よりも軽い階級(例えば男子73kg級に66kg級や60kg級)の選手が出場することも可能である。

試合時間は個人戦と同じく4分間で、決着がつかない場合は時間無制限のゴールデンスコア方式による延長戦を行う。なお、1回戦をどの階級の試合から始めるかは抽選で決める。次の試合はその次に重い階級となる。90kg超級の次の試合は57kg級となる。ラウンド16は1回戦で始めた階級のその次に重い階級から始める。それ以降は同様。

4勝先取でチームの勝利となる。3勝3敗の場合は、IOCの日本語サイトによると、勝数のうち一本勝ち・不戦勝・相手の棄権による勝利を10点、技ありによる優勢勝ちを1点、指導差の勝利を0点として計算し合計点数の大きいチームが勝利となる。同点の場合は、無作為に選ばれた階級の選手同士で、ゴールデンスコア方式の代表戦を行う[9]。一方、2024年パリオリンピックのモンゴル対イスラエルは本戦3勝3敗となり、一本勝ち・不戦勝は2対3で合計点数は21対30となったが代表戦が行われた[10]

全チームによるトーナメント方式で金メダルおよび銀メダルのチームを決定し、銅メダルは準々決勝敗者による敗者復活戦の勝者と別ブロック準決勝敗者による3位決定戦に勝利した2チームとなる(個人戦と同様)。4チームに与えられるシード権は、6選手の世界ランキングを得点化し、その合計によって決定する。2020年東京オリンピックの参加チーム数は12。

歴代金メダリスト

男子の歴代金メダリスト

年度 開催国
    68 kg 80 kg +80 kg 無差別
1964年東京オリンピック 中谷雄英 岡野功 猪熊功 アントン・ヘーシンク
    63 kg 70 kg 80 kg 93 kg +93 kg 無差別
1972年ミュンヘンオリンピック 川口孝夫 野村豊和 関根忍 ショータ・チョチョシビリ ウィレム・ルスカ ウィレム・ルスカ
1976年モントリオールオリンピック ヘクター・ロドリゲス ウラジミール・ネフゾロフ 園田勇 二宮和弘 セルゲイ・ノヴィコフ 上村春樹
    60 kg 65 kg 71 kg 78 kg 86 kg 95 kg +95 kg 無差別級
1980年モスクワオリンピック ティエリー・レイ ニコライ・ソロドーヒン エツィオ・ガンバ ショータ・ハバレーリ ヨルグ・ロースリスベルガー ロベルト・バンドワール アンジェロ・パリジ ディートマー・ローレンツ
1984年ロサンゼルスオリンピック 細川伸二 松岡義之 安柄根 フランク・ウィニケ ペーター・ザイゼンバッハー 河亨柱 斉藤仁 山下泰裕
    60 kg 65 kg 71 kg 78 kg 86 kg 95 kg +95 kg
1988年ソウルオリンピック 金載燁 李璟根 マルク・アレクサンドル バルデマール・レジェン ペーター・ザイゼンバッハー アウレリオ・ミゲル 斉藤仁
1992年バルセロナオリンピック ナジム・グセイノフ ロジェリオ・サンパイオ 古賀稔彦 吉田秀彦 バルデマール・レジェン アンタル・コバチ ダヴィド・ハハレイシヴィリ
1996年アトランタオリンピック 野村忠宏 ウド・クエルマルツ 中村兼三 ジャメル・ブーラ 全己盈 パウエル・ナツラ ダビド・ドゥイエ
    60 kg 66 kg 73 kg 81 kg 90 kg 100 kg +100 kg
2000年シドニーオリンピック 野村忠宏 フセイン・オズカン ジュゼッペ・マッダローニ 瀧本誠 マルク・ハイジンハ 井上康生 ダビド・ドゥイエ
2004年アテネオリンピック 野村忠宏 内柴正人 李元熹 イリアス・イリアディス ズラブ・ズビャダウリ イハル・マカラウ 鈴木桂治
2008年北京オリンピック 崔敏浩 内柴正人 エルヌル・ママドリ オーレ・ビショフ イラクリ・チレキゼ ナイダン・ツブシンバヤル 石井慧
2012年ロンドンオリンピック アルセン・ガルスチャン ラシャ・シャフダトゥアシビリ マンスール・イサエフ 金宰範 宋大南 タギル・カイブラエフ テディ・リネール
2016年リオデジャネイロオリンピック ベスラン・ムドラノフ ファビオ・バシレ 大野将平 ハサン・ハルムルザエフ ベイカー茉秋 ルカシュ・クルパレク テディ・リネール
2020年東京オリンピック 髙藤直寿 阿部一二三 大野将平 永瀬貴規 ラシャ・ベカウリ ウルフ・アロン ルカシュ・クルパレク
2024年パリオリンピック エルドス・スメトフ 阿部一二三 ヒダヤト・ヘイダロフ 永瀬貴規 ラシャ・ベカウリ ゼリム・コツォイエフ テディ・リネール

女子の歴代金メダリスト

年度 開催国 48 kg 52 kg 56 kg 61 kg 66 kg 72 kg +72 kg
1988年ソウルオリンピック(公開競技) 李忠雲 シャロン・レンドル スザンヌ・ウイリアムス ダイアン・ベル 佐々木光 イングリッド・ベルグマンス アンヘリク・セリーゼ
1992年バルセロナオリンピック セシル・ノバック アルムデナ・ムニョス ミリアム・ブラスコ カトリーヌ・フローリ オダリス・レベ 金美廷 荘暁岩
1996年アトランタオリンピック ケー・スンヒ マリー=クレール・レストゥー ドリュリス・ゴンサレス 恵本裕子 曺敏仙 ウラ・ウェルブルック 孫福明
    48 kg 52 kg 57 kg 63 kg 70 kg 78 kg +78 kg
2000年シドニーオリンピック 田村亮子 レグナ・ベルデシア イサベル・フェルナンデス セブリーヌ・バンデネンド シベリス・ベラネス 唐琳 袁華
2004年アテネオリンピック 谷亮子 冼東妹 イボンヌ・ベニシュ 谷本歩実 上野雅恵 阿武教子 塚田真希
2008年北京オリンピック アリナ・ドゥミトル 冼東妹 ジュリア・クインタバレ 谷本歩実 上野雅恵 楊秀麗 佟文
2012年ロンドンオリンピック サラ・メネゼス 安琴愛 松本薫 ウルシカ・ジョルニル リュシ・デコス ケイラ・ハリソン イダリス・オルティス
2016年リオデジャネイロオリンピック パウラ・パレト マイリンダ・ケルメンディ ラファエラ・シルバ ティナ・トルステニャク 田知本遥 ケイラ・ハリソン エミリ・アンデオル
2020年東京オリンピック ディストリア・クラスニキ 阿部詩 ノラ・ジャコヴァ クラリス・アグベニュー 新井千鶴 濵田尚里 素根輝
2024年パリオリンピック 角田夏実 ディヨラ・ケルディヨロワ 出口クリスタ アンドレヤ・レシキ バルバラ・マティッチ アリーチェ・ベッランディ ベアトリス・ソウザ

各国のメダル数

国・地域
1 日本 (JPN) 48 21 27 96
2 フランス (FRA) 16 13 28 57
3 韓国 (KOR) 11 17 18 46
4 中国 (CHN) 8 3 11 22
5 キューバ (CUB) 6 15 16 37
6 ソビエト連邦 (URS) 5 5 13 23
7 ロシア (RUS) 5 4 7 16
8 ジョージア (GEO) 4 5 3 12
9 イタリア (ITA) 4 4 9 17
10 ブラジル (BRA) 4 3 17 24
11 オランダ (NED) 4 2 18 24
12 ドイツ (GER) 3 3 15 21
13 ポーランド (POL) 3 3 2 8
14 スペイン (ESP) 3 1 2 6
15 コソボ (KOS) 3 0 0 3
16 アメリカ合衆国 (USA) 2 4 8 14
17 オーストリア (AUT) 2 3 2 7
18 北朝鮮 (PRK) 2 2 4 8
19 ベルギー (BEL) 2 1 10 13
20 スロベニア (SLO) 2 1 3 6
21 EUN (EUN) 2 0 2 4
22 チェコ (CZE) 2 0 0 2
23 モンゴル (MGL) 1 4 6 11
24 西ドイツ (FRG) 1 4 3 8
25 ハンガリー (HUN) 1 3 6 10
26 東ドイツ (GDR) 1 2 6 9
27 ルーマニア (ROU) 1 2 3 6
28 アゼルバイジャン (AZE) 1 2 2 5
29 スイス (SUI) 1 1 2 4
30 アルゼンチン (ARG) 1 0 1 2
ベラルーシ (BLR) 1 0 1 2
ギリシャ (GRE) 1 0 1 2
トルコ (TUR) 1 0 1 2
34 イギリス (GBR) 0 8 12 20
35 カナダ (CAN) 0 2 5 7
ウズベキスタン (UZB) 0 2 5 7
37 カザフスタン (KAZ) 0 2 2 4
38 イスラエル (ISR) 0 1 5 6
39 ウクライナ (UKR) 0 1 3 4
40 ブルガリア (BUL) 0 1 2 3
41 アルジェリア (ALG) 0 1 1 2
コロンビア (COL) 0 1 1 2
エジプト (EGY) 0 1 1 2
東西統一ドイツ (EUA) 0 1 1 2
45 スロバキア (SVK) 0 1 0 1
チャイニーズタイペイ (TPE) 0 1 0 1
47 エストニア (EST) 0 0 3 3
ポルトガル (POR) 0 0 3 3
ROC (ROC) 0 0 3 3
50 オーストラリア (AUS) 0 0 2 2
ユーゴスラビア (YUG) 0 0 2 2
52 アイスランド (ISL) 0 0 1 1
キルギス (KGZ) 0 0 1 1
ラトビア (LAT) 0 0 1 1
チェコスロバキア (TCH) 0 0 1 1
タジキスタン (TJK) 0 0 1 1
アラブ首長国連邦 (UAE) 0 0 1 1
Total 152 151 304 607

参加国

国・地域 / 年 64 68 72 76 80 84 88 92 96 00 04 08 12 16 20 合計
アフガニスタン (AFG) 3
オランダ領アンティル (AHO) 2
アルバニア (ALB) 3
アルジェリア (ALG) 10
アンドラ (AND) 5
アンゴラ (ANG) 6
アルゼンチン (ARG) 13
アルメニア (ARM) 7
アルバ (ARU) 4
アメリカ領サモア (ASA) 3
オーストラリア (AUS) 14
オーストリア (AUT) 14
アゼルバイジャン (AZE) 7
バルバドス (BAR) 4
ブルンジ (BDI) 2
ベルギー (BEL) 13
ベナン (BEN) 4
ブータン (BHU) 1
ボスニア・ヘルツェゴビナ (BIH) 8
ベリーズ (BIZ) 2
ベラルーシ (BLR) 7
ボリビア (BOL) 5
ボツワナ (BOT) 1
ブラジル (BRA) 14
ブルガリア (BUL) 10
ブルキナファソ (BUR) 6
中央アフリカ (CAF) 2
カンボジア (CAM) 1
カナダ (CAN) 13
コンゴ共和国 (CGO) 4
チャド (CHA) 3
チリ (CHI) 7
中国 (CHN) 10
コートジボワール (CIV) 8
カメルーン (CMR) 9
コンゴ民主共和国 (COD) 5
コロンビア (COL) 6
コモロ (COM) 1
カーボベルデ (CPV) 2
コスタリカ (CRC) 10
クロアチア (CRO) 3
キューバ (CUB) 11
キプロス (CYP) 5
チェコ (CZE) 7
チェコスロバキア (TCH) 5
デンマーク (DEN) 3
ジブチ (DJI) 4
ドミニカ共和国 (DOM) 11
エクアドル (ECU) 10
エジプト (EGY) 10
難民 (EOR) 2
エルサルバドル (ESA) 8
スペイン (ESP) 12
エストニア (EST) 8
フィジー (FIJ) 9
フィンランド (FIN) 11
フランス (FRA) 14
ガボン (GAB) 8
ガンビア (GAM) 2
イギリス (GBR) 14
ギニアビサウ (GBS) 2
ジョージア (GEO) 7
赤道ギニア (GEQ) 1
ドイツ (GER) 9
西ドイツ (FRG) 4
東ドイツ (GDR) 4
ガーナ (GHA) 3
ギリシャ (GRE) 7
グアテマラ (GUA) 5
ギニア (GUI) 8
グアム (GUM) 5
ガイアナ (GUY) 1
ハイチ (HAI) 8
香港 (HKG) 7
ホンジュラス (HON) 6
ハンガリー (HUN) 12
インドネシア (INA) 5
インド (IND) 8
独立参加 (IOA) 2
イラン (IRI) 6
アイルランド (IRL) 9
イラク (IRQ) 2
アイスランド (ISL) 8
イスラエル (ISR) 10
イタリア (ITA) 14
ジャマイカ (JAM) 1
ヨルダン (JOR) 2
日本 (JPN) 13
カザフスタン (KAZ) 7
ケニア (KEN) 3
キルギス (KGZ) 7
キリバス (KIR) 1
韓国 (KOR) 13
コソボ (KOS) 2
サウジアラビア (KSA) 3
クウェート (KUW) 8
ラオス (LAO) 2
ラトビア (LAT) 7
リビア (LBA) 6
レバノン (LBN) 10
リベリア (LBR) 1
リヒテンシュタイン (LIE) 8
リトアニア (LTU) 8
ルクセンブルク (LUX) 4
マダガスカル (MAD) 9
モロッコ (MAR) 10
マレーシア (MAS) 1
マラウイ (MAW) 1
モルドバ (MDA) 7
メキシコ (MEX) 14
モンゴル (MGL) 12
北マケドニア (MKD) 2
マリ (MLI) 9
マルタ (MLT) 6
モンテネグロ (MNE) 4
モナコ (MON) 7
モザンビーク (MOZ) 3
モーリシャス (MRI) 4
ミャンマー (MYA) 3
ニカラグア (NCA) 4
オランダ (NED) 13
ネパール (NEP) 4
ナイジェリア (NGR) 6
ニジェール (NIG) 4
ノルウェー (NOR) 2
ナウル (NRU) 2
ニュージーランド (NZL) 9
パキスタン (PAK) 2
パナマ (PAN) 5
パラグアイ (PAR) 5
ペルー (PER) 6
フィリピン (PHI) 7
パレスチナ (PLE) 3
パラオ (PLW) 1
パプアニューギニア (PNG) 2
ポーランド (POL) 12
ポルトガル (POR) 14
北朝鮮 (PRK) 10
プエルトリコ (PUR) 12
カタール (QAT) 2
ルーマニア (ROU) 10
南アフリカ (RSA) 7
ロシア (RUS) 6
ROC (ROC) 1
EUN (EUN) 1
ソビエト連邦 (URS) 5
ルワンダ (RWA) 1
サモア (SAM) 4
セネガル (SEN) 13
セーシェル (SEY) 5
シンガポール (SGP) 2
シエラレオネ (SLE) 1
スロベニア (SLO) 6
サンマリノ (SMR) 7
ソロモン諸島 (SOL) 1
セルビア (SRB) 3
セルビア・モンテネグロ (SCG) 1
ユーゴスラビア (YUG) 7
スリランカ (SRI) 2
スーダン (SUD) 3
スイス (SUI) 13
スリナム (SUR) 5
スロバキア (SVK) 5
スウェーデン (SWE) 12
シリア (SYR) 3
タンザニア (TAN) 1
トンガ (TGA) 1
タイ (THA) 8
タジキスタン (TJK) 5
トルクメニスタン (TKM) 7
トーゴ (TOG) 3
チャイニーズタイペイ (TPE) 12
トリニダード・トバゴ (TTO) 2
チュニジア (TUN) 10
トルコ (TUR) 11
アラブ首長国連邦 (UAE) 4
ウクライナ (UKR) 7
ウルグアイ (URU) 6
アメリカ合衆国 (USA) 13
ウズベキスタン (UZB) 7
バヌアツ (VAN) 3
ベネズエラ (VEN) 11
ベトナム (VIE) 5
イエメン (YEM) 5
北イエメン (YAR) 1
ザンビア (ZAM) 6
ジンバブエ (ZIM) 3
参加数 27 46 46 42 61 62 92 91 87 94 92 132 137 128

個人記録

メダル

Category 男子 女子
最多優勝 3回 2回
最多メダル 7個 5個
  • 谷亮子 : (1992年ー2008年48 kg級)[注釈 2](五輪柔道史上唯一の個人戦のみでの5大会連続メダル獲得)
最年少金メダリスト
最年少メダリスト
  • 田村亮子 : 16歳331日(1992年48 kg級銀メダル)
最年長金メダリスト
  • 冼東妹 : 32歳330日(2008年52 kg級)
最年長メダリスト

金メダル獲得選手個人上位一覧

個人戦

順位  選手 国籍 金メダル 銀メダル 銅メダル 総計
1 テディ・リネール フランス 3 0 2 5
2 野村忠宏 日本 3 0 0 3
3 谷亮子 [注釈 2] 日本 2 2 1 5
4 ダビド・ドゥイエ  フランス 2 0 1 3
永瀬貴規 日本 2 0 1 3
5 内柴正人 日本 2 0 0 2
斉藤仁 日本 2 0 0 2
上野雅恵 日本 2 0 0 2
大野将平 日本 2 0 0 2
谷本歩実 日本 2 0 0 2
阿部一二三 日本 2 0 0 2
ウィレム・ルスカ オランダ 2 0 0 2
ペーター・ザイゼンバッハー  オーストリア 2 0 0 2
バルデマール・レジェン ポーランド 2 0 0 2
冼東妹 中国 2 0 0 2
ケイラ・ハリソン アメリカ合衆国 2 0 0 2
ルカシュ・クルパレク  チェコ 2 0 0 2
ラシャ・ベカウリ ジョージア 2 0 0 2

(出典[11])

オール一本勝ちで優勝した選手

階級  優勝選手  国籍 試合内容
東京オリンピック(1964年) 1名
男子軽量級 中谷雄英 日本 5試合全て一本勝ち
ミュンヘンオリンピック(1972年) 1名
男子軽中量級 野村豊和 日本 5試合全て一本勝ち
モントリオールオリンピック(1976年) 0名
モスクワオリンピック(1980年) 0名
ロサンゼルスオリンピック(1984年) 2名
男子86 kg級 ペーター・ザイゼンバッハー  オーストリア 5試合全て一本勝ち
男子無差別 山下泰裕 日本 4試合全て一本勝ち
ソウルオリンピック(1988年) 1名
女子72 kg級(公開競技) イングリッド・ベルグマンス ベルギー 3試合全て一本勝ち
バルセロナオリンピック(1992年) 1名
男子78 kg級 吉田秀彦 日本 6試合全てを合技を含まない純粋な一本勝ち
アトランタオリンピック(1996年) 1名
女子66 kg級 曺敏仙 韓国 5試合全て一本勝ち
シドニーオリンピック(2000年) 1名
男子100 kg級 井上康生 日本 総合勝ちを含めて5試合全て一本勝ち
アテネオリンピック(2004年) 3名
男子66 kg級 内柴正人 日本 5試合全てを異なる立ち技で一本勝ち
女子63 kg級 谷本歩実 日本 棄権勝ちを含めて5試合全て一本勝ち
女子78 kg超級 塚田真希 日本 4試合全て一本勝ち
北京オリンピック(2008年) 1名
女子63 kg級 谷本歩実 日本 4試合全て一本勝ち
ロンドンオリンピック(2012年) 0名
リオデジャネイロオリンピック(2016年) 1名
女子78 kg級 ケイラ・ハリソン アメリカ合衆国 4試合全て一本勝ち
東京オリンピック(2020年) 2名
女子78 kg級 濵田尚里 日本 4試合全て一本勝ち
女子78 kg超級 素根輝 日本 4試合全て一本勝ち
パリオリンピック(2024年) 0名

世界ランキング下位からオリンピックに優勝した選手一覧

順位  選手 国籍 世界ランキング 階級 優勝年
1 ラシャ・シャフダトゥアシビリ ジョージア 32 男子81㎏級 2012年オリンピック
2 ファビオ・バシレ イタリア 29 男子66㎏級 2016年オリンピック
3 安琴愛 北朝鮮 25 女子52㎏級 2012年オリンピック
4 エルドス・スメトフ カザフスタン 22 男子60㎏級 2024年オリンピック
5 宋大南 韓国 17 男子90㎏級 2012年オリンピック
6 ベスラン・ムドラノフ ロシア 16 男子60㎏級 2016年オリンピック
7 ラファエラ・シルバ ブラジル 14 女子57㎏級 2016年オリンピック
8 大野将平 日本 13 男子73㎏級 2020年オリンピック
永瀬貴規 日本 13 男子81㎏級 2020年オリンピック
10 田知本遥 日本 12 女子70㎏級 2016年オリンピック

(出典[11])

脚注

注釈

  1. ^ 無差別級廃止でSライト新設 ソウル五輪柔道[要出典]
  2. ^ a b c 旧姓の「田村」時代も含む。

出典

  1. ^ 講道館柔道の歴史”. 講道館. 2020年12月4日閲覧。 “国際的紛争のために開催中止となった1940年東京オリンピックでの公開競技としての採用決定を経て”
  2. ^ a b c d e 嘉納行光川村禎三中村良三醍醐敏郎竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本 東京(原著1999年11月21日)。ISBN 4871522059。「オリンピックの柔道競技」 
  3. ^ 嘉納履正メキシコオリンピックに柔道不参加と決る」『柔道』第37巻第6号、講道館、1966年6月1日、1頁。 
  4. ^ ロンドンオリンピック出場資格概要(国際柔道連盟) (PDF)
  5. ^ 東京五輪の新種目決定 柔道男女3人の「団体」など
  6. ^ 柔道無差別級廃止 IJF撤回要求へ 読売新聞 1980年8月1日夕刊2ページ
  7. ^ 無差別級存続、望み IOC会長、再検討約束 読売新聞 1980年10月31日朝刊17ページ
  8. ^ ロス五輪 新種目が16 女子マラソン決定 柔道無差別級も復活 読売新聞 1981年10月2日夕刊14ページ
  9. ^ 東京オリンピックで初採用!柔道の男女混合団体戦とはolympics.com、2021年8月1日閲覧。
  10. ^ Judo - Mongolia vs Israel - Elimination First Round Results”. Paris 2024 Olympics. 2024年8月3日閲覧。
  11. ^ a b judobase.org
  12. ^ Olympic sport competition schedule

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