園田勇とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 園田勇の意味・解説 

園田勇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 07:23 UTC 版)

園田 勇
基本情報
ラテン文字 Isamu Sonoda
原語表記 そのだ いさむ
国籍 日本
出生地 福岡県
生年月日 (1946-11-04) 1946年11月4日(78歳)
身長 177cm
体重 80kg
選手情報
階級 男子80kg級
段位 九段
獲得メダル
日本
柔道
オリンピック
1976 モントリオール 80kg級
世界柔道選手権
1969 メキシコシティ 80kg級
1973 ローザンヌ 80kg級
ユニバーシアード
1967 東京 80kg級
テンプレートを表示

園田 勇(そのだ いさむ、1946年11月5日 - )は、福岡県山門郡三橋町(現:柳川市)出身の日本柔道家1976年モントリオールオリンピック柔道男子80kg級金メダリスト。身長177cm[1]。得意技は大外刈。5人兄弟の末っ子[2]

経歴

福岡電波高校から福岡工業大学に進学後、1969年世界柔道選手権大会の80kg級で金メダルを獲得した。この大会では兄の園田義男も63kg級で金メダルを獲得した。大学卒業後は丸善石油に入社し柔道を続けたが柔道は仕事が終了した夕方からしかできなかった[3]。1972年6月に福岡県警察に入り警察官に対しての柔道コーチを始めた。

1973年世界柔道選手権大会で銀メダル、1976年モントリオールオリンピックには4歳下の強力なライバル藤猪省三と競い代表の座を得る[4]と本大会でも金メダルを獲得した[1]1978年嘉納治五郎杯国際柔道選手権大会を最後に選手生活を終了し指導者の道に進んだ彼は2000年シドニーオリンピックで銅メダルを獲得した日下部基栄などを育て上げた。

現役時代は中量級ながら、体重無差別の全日本選手権にも10年連続で出場を果たした。

福岡県内では園田勇杯少年柔道大会が2008年までに29回開催されている[5]

主な戦績

中量級での戦績

86kg級での戦績

脚注

  1. ^ a b Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  2. ^ 「新装版 柔道 体型別 技の大百科 第2巻」ベースボールマガジン社 23頁 ISBN 978-4-583-10319-8
  3. ^ 福岡県警 園田勇と二宮和弘 Archived 2007年11月10日, at the Wayback Machine. 西日本新聞 2004年11月9日
  4. ^ 園田勇-闘志の塊で勝ち進み男泣き アーカイブ 2004年8月18日 - ウェイバックマシン サンケイスポーツ 2004年
  5. ^ 第28回園田勇杯少年柔道大会(10/21)柳川市[リンク切れ] 筑後田園都市コミュニティ ちっごネット

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「園田勇」の関連用語

園田勇のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



園田勇のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの園田勇 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS