ゼリム・コツォイエフとは? わかりやすく解説

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ゼリム・コツォイエフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 08:53 UTC 版)

獲得メダル
アゼルバイジャン
柔道
オリンピック
2024 パリ 100kg級
世界選手権
2024 アブダビ 100㎏級
2022 タシケント 100kg級
2023 ドーハ 100kg級
ユニバーシアード
2017 台北 100 kg級
世界ジュニア
2017 ザグレブ 100 kg級
 ウクライナ
柔道
世界カデ
2015 サラエボ 90 kg級

ゼリム・コツォイエフ(Zelym Kotsoiev、1998年8月9日 - )は、アゼルバイジャン柔道家ウクライナ出身。階級は100 kg級[1]

人物

最初はウクライナの選手として活躍しており、2014年のヨーロッパカデ選手権90 kg級で優勝した[1]。2015年にはヨーロッパカデ選手権で2連覇を達成するが、世界カデでは決勝でオランダのシメオン・カタリナに敗れて2位だった[1]

2016年からはアゼルバイジャンに国籍を変更すると、グランプリ・ウランバートルIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[1][2]。2017年にはユニバーシアードの決勝で日本の飯田健太郎を技ありで破って優勝した[1]ヨーロッパジュニアでは個人戦と団体戦で2冠を果たした[1]世界ジュニアでも決勝でロシアのアルマン・アダミアンを技ありで破って優勝した[1]。2019年の世界選手権ではウルフ・アロンサンボでは使用できる柔道の禁止技蟹挟片足蟹挟を使用し、反則負けしている[3]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは2回戦で敗れた[4]。2022年の世界選手権では3位になった[5]。2023年の世界選手権では準決勝でオリンピックチャンピオンであるチェコのルカシュ・クルパレクにヘッドダイブの反則負けを喫して3位だった[6]。2024年のヨーロッパ選手権では優勝した[7]世界選手権では決勝でカナダのシャディ・エルナハスを技ありで破って世界選手権初優勝を飾った[8]。続くパリオリンピックでは決勝でジョージアのイリア・スラマニゼと対戦すると、技ありを先取されるも、終了8秒前にスラマニゼにかけ逃げの指導が与えられて反則勝ちを収めて金メダルを獲得した。なお、同じアゼルバイジャンのヒダヤト・ヘイダロフに次いで、同一年に世界選手権とオリンピックを制した男子選手となった[9]

2014年にはサンボの世界カデット選手権84 kg級でも優勝している[10]

IJF世界ランキングは1564ポイント獲得で28位(2025年4月21日現在)[11]

主な戦績

90 kg級での戦績
100 kg級での戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

外部リンク




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