ヨーロッパオープン・ローマとは? わかりやすく解説

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ヨーロッパオープン・ローマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 08:12 UTC 版)

ヨーロッパオープン・ローマ(Europian Open Rome)イタリアの国際柔道大会

来歴

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。2012年から男女ともに大会が開催されることになった[2]。以前は「イタリア国際柔道大会」と呼ばれていた。2009年から「ワールドカップ・ローマ」という名称になったが、2013年には「ヨーロッパオープン・ローマ」という名称に変更された[3]。2022年からはリッチョーネに開催地が変更された[4]

名称の変遷

イタリア国際柔道大会( -2008)
ワールドカップ・ローマ World Cup Rome(2009-2012)
ヨーロッパオープン・ローマ Europian Open Rome(2013- )
ヨーロッパオープン・リッチョーネ Europian Open Riccione(2022- )

優勝者

男子

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2010年 フェリペ・キタダイ 曺準好 方貴満 スヴェン・マレシュ ビクトル・セメノフ タギル・カイブラエフ マルティン・パダル
2012年 ルートウィヒ・パイシャー ディミトリ・ドラジャン フローレン・ウラニ ロベルト・ゲス アレクサンドル・イディア レナン・ヌネス ジャン=セバスチャン・ボンヴォワサン
2015年 大島優磨 タル・フリッカー ラシャ・シャフダトゥアシビリ 丸山剛毅 ベイカー茉秋 羽賀龍之介 原沢久喜
2017年 藤阪泰恒 アン・バウル 吉田優平 エドゥアルド・ユウジ・サントス ピオトル・クチェラ アーロン・ファラ 太田彪雅
2019年 オルジ・バリザダ キリアン・ル・ブルーシュ 沈株鴻 アバス・アジゾフ ドメニコ・ディ・グイダ アルマン・アダミアン フェディール・パンコ
2022年 サリフ・イルディズ ルダ・スドゥキ ルカ・オトマヌ フランク・デ・ウィット ロリス・タシエル ゼリム・コツォイエフ ヤキフ・ハンモ
2023年 サムエル・バイツェネガー チャーリー・ヤング ヘグ・コーエン ティチアノ・ファルコネ マラト・クリジャンスキー アスレイ・ゴンサレス ゲルマン・アンドレエフ
2024年 アルテム・レシウク ゲオルジオス・バラルジシビリ レオナルド・バレリアーニ ウラジーミル・アハルカツィ ケニー=コミ・ベデル オウス=アサレ・オウス・エンリ ジェンナーロ・ピレッリ

女子

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2011年 エレナ・モレッティ マイリンダ・ケルメンディ ジュリア・クインタバレ マリヤナ・ミスコビッチ アヴォモ・ベルナベウ マリンド・フェルケルク ケティ・マテ
2012年 ヴァレンティナ・モスカット エレナ・モレッティ エレーヌ・レスヴォー ティナ・トルステニャク リンダ・ボルダー ジェラルディーヌ・メントウオポウ エミリー・アンデオル
2013年 ヴァレンティナ・モスカット ロサルバ・フォルチニティ コリーナ・カプリオリウ ティナ・トルステニャク マヤ・トゥワイエル アニカ・ハイゼ サラ・アドリントン
2014年 パウラ・パレト 馬英楠 ラファエラ・シルバ 津金恵 ヌンイラ華蓮 梅木真美 山部佳苗
2016年 鄭普涇 オデッテ・ジュフリーダ ローラ・ベナローシェ ツェンドアユシュ・ツェレンナドミド マリア・ペレス ヤレニス・カスティージョ 于頌
2018年 フリア・フィゲロア 宮川拓美 舟久保遥香 メル・ディシンティオ ケイティー=ジェミマ・イエーツ=ブラウン 和田梨乃子 稲森奈見
2022年 ミレイア・ラプエルタ・コマス マーシャ・バルハウス ネコダ・スミス=デイビス インバル・シェメシュ サラ・ロドリゲス ファニー=エステル・ポスビト ベアトリス・ソウザ
2023年 エバ・ペレス・ソレル ジュ・エチン ルー・ルミル ゲタヌ・ドゥブル ジョヴァンナ・スコッチマッロ アンナ=モンタ・オレク ス・シン
2024年 ジャクリーヌ・シュプリンガー イラリア・フィネストロネ ヤナ・ゲベル ラウラ・ヴァスケス・フェルナンデス イレーネ・ペドロッティ ユリエ・ヘルテルホフ ルスラナ・ブラビナ

ドーピング騒動

  • 2010年の男子73kg級で優勝した韓国の方貴満は、今大会後のドーピング検査で陽性反応を示したことにより2年間の出場停止処分となった[5]

脚注

外部リンク




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