ヨーロッパオープン・リスボンとは? わかりやすく解説

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ヨーロッパオープン・リスボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 18:31 UTC 版)

ヨーロッパオープン・リスボン(Europian Open Lisbon)ポルトガルの国際柔道大会。

来歴

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリなどに次ぐ位置付けとなったコンチネンタルオープンのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく各大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。年度によって男女交互に開催される[2]。以前は「ポルトガル国際柔道大会」と呼ばれていた。2009年から「ワールドカップ・リスボン」という名称になったが、2013年には「ヨーロッパオープン・リスボン」という名称に変更された[3]。2017年からはオディべーラス英語版で開催されることになった[4]。2022年からはグランプリ大会に格上げされて、アルマダでの開催となった[5]。2024年からは再びオディべーラスでの開催となった[6]

名称の変遷

ポルトガル国際柔道大会( -2008)
ワールドカップ・リスボン World Cup Lisbon(2009-2012)
ヨーロッパオープン・リスボン Europian Open Lisbon(2013- )
ヨーロッパオープン・オディべーラス Europian Open Odivelas(2017-2019)
グランプリ・アルマダ Grand Prix Almada(2022- )
グランプリ・オディべーラス Grand Prix Odivelas(2024- )

優勝者

男子

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2010年 トビアス・エングルマイアー セルギー・ドレボット ジョアン・ピナ フラビオ・カント ロメイン・バフェ ルカシュ・クルパレク テディ・リネール
2012年 ベスラン・ムドラノフ アリム・ガダノフ マンスール・イサエフ アラン・シュミット アレクサンダル・クコル セルゲイ・サモイロビッチ テディ・リネール
2014年 フランシスコ・ガリゴス 八巻祐 橋本壮市 平尾譲一 ダビド・ルイス・ザハック ジョルジ・フォンセカ 藤井岳
2017年 フランシスコ・ガリゴス タル・フリッカー ギヨーム・シェヌ ビクトル・ペナルベル アクセル・クレルジュ ニヤス・イリアソフ アントン・ブラチェフ
2019年 米村克麻 キリアン・ル・ブルーシュ ニルス・シュトゥンプ 友清光 ロイク・ピエトリ セドリク・オリヴァル 佐藤和哉
2022年 イ・ハリム デニス・ビエル ムロジョン・ユルドシェフ マティアス・カス イェスパー・スミンク ジョルジ・フォンセカ キム・ミンジョン
2023年 福田大和 ムフリディン・ティロボフ オビドホン・ノモノフ 李俊奐 イバイロ・イバノフ イリア・スラマニゼ キム・ミンジョン
2024年 ディルショドベク・バラトフ 中立選手(AIN) ヤゴ・アブラゼ 中立選手(AIN) ダニル・ラブレンテフ 北条嘉人 ミハエル・ジュガンク 中立選手(AIN) マトベイ・カニコフスキー 中立選手(AIN) イナル・タソエフ

女子

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2009年 サラ・メネゼス ジョアナ・ラモス テルマ・モンテイロ エステル・スタム エリザベート・グレーブ ヤヒマ・ラミレス 呉暁薇
2011年 アナ・オルミーゴ ナタリア・クジュティナ ジュリア・クインタバレ アリス・シュレジンガー バルバラ・バンデル ハイデ・ウォラート テア・ドングザシビリ
2013年 タシアナ・リマ ミランダ・ヴォルフスラフ ヴロラ・ベデティ アニカ・ファンエムデン ハイデ・ウォラート イリス・レーメン フランツィスカ・コーニッツ
2015年 タシアナ・リマ マイリンダ・ケルメンディ ノラ・ジャコヴァ ジェニファー・ウィヘルス ラウラ・ヴァルガス=コッホ カレン・ステーフェンソン カロリン・ヴァイス
2018年 山崎珠美 エカテリーナ・グイカ 出口クリスタ カロリーナ・タワフ ジョヴァンナ・スコッチマッロ 梅津志悠 エリザベータ・カラニナ
2020年 マリーヌ・レンリ 立川莉奈 鶴岡来雪 マノン・ドゥクテル ケリー・ピーターセン=ポラード ソフィー・ベルガー ベアトリス・ソウザ
2022年 カタリナ・コスタ ディストリア・クラスニキ ラファエラ・シルバ ジョアンネ・ファンリースハウト ララ・ツヴェトコ ユン・ヒョンジ キム・ハユン
2023年 アビバ・アブジャキノワ チェルシー・ジャイルズ ホ・ミミ バルバラ・ティモ アオイフェ・コフラン パトリシア・サンパイオ キム・ハユン
2024年 吉岡光 ディヨラ・ケルディヨロワ ホ・ミミ ルーシー・レンシャル バルバラ・マティッチ アンナ=モンタ・オレク ヒラル・エズテュルク

各国メダル数

グランプリ大会となった2022年以降
国・地域
1 韓国 9 3 6 18
2 ウズベキスタン 5 1 0 6
3 ポルトガル 4 1 2 7
- 中立選手(AIN) 4 1 2 7
4 日本 3 4 7 14
5 クロアチア 2 2 2 6
6 オランダ 2 1 5 8
7 トルコ 2 1 0 3
8 イギリス 2 0 2 4
9 ブラジル 1 2 3 6
10 モルドバ 1 2 0 3
11 ジョージア 1 1 1 3
12 オーストラリア 1 1 0 2
13 ドイツ 1 0 3 4
カザフスタン 1 0 3 4
15 コソボ 1 0 1 2
16 ベルギー 1 0 0 1
 ブルガリア 1 0 0 1
18 スペイン 0 5 4 9
19  ハンガリー 0 3 5 8
20 アゼルバイジャン 0 2 5 7
21 スイス 0 2 1 3
22 イタリア 0 2 0 2
23 フランス 0 1 10 11
24  ウクライナ 0 1 1 2
25  エストニア 0 1 0 1
 フィンランド 0 1 0 1
スロベニア 0 1 0 1
ベネズエラ 0 1 0 1
29 イスラエル 0 0 3 3
イタリア 0 0 3 3
モンゴル 0 0 3 3
32  チェコ 0 0 2 2
 ルーマニア 0 0 2 2
34 ポーランド 0 0 1 1
セネガル 0 0 1 1
セルビア 0 0 1 1
 スウェーデン 0 0 1 1
タジキスタン 0 0 1 1
 チャイニーズタイペイ 0 0 1 1
アメリカ合衆国 0 0 1 1
  • IJFは今大会に中立選手(AIN)で出場してメダルを獲得したロシア選手をメダル一覧表に含めなかった[7]

脚注

外部リンク




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