オリンピックのテコンドー競技とは? わかりやすく解説

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オリンピックのテコンドー競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 10:46 UTC 版)

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オリンピックのテコンドー競技
統括団体 ワールドテコンドー (略称: WT)
種目数 8 (男子 4, 女子 4)
大会
※斜体文字は公開競技またはエキシビション

オリンピックのテコンドー競技(オリンピックのテコンドーきょうぎ)は近代オリンピックテコンドー1988年ソウルオリンピック1992年バルセロナオリンピックにおいて公開競技として実施され、2000年シドニーオリンピックより正式競技として実施されている。主管団体はワールドテコンドー

概要

オリンピックでは、後記のとおり男女4階級ずつ全8階級で争われる。2012年ロンドンオリンピックまでは、特定の国(特に発祥地である韓国)がメダルを独占することを避けるため、1ヶ国につき男女2階級ずつ、最大4階級までしか出場できなかったが、2016年リオデジャネイロオリンピックからは、ランキングポイントにより出場権を獲得した選手については出場が制限されないことになった。

実施階級

種目 / 年 00 04 08 12 16 20 合計
男子58 kg級 6
男子68 kg級 6
男子80 kg級 6
男子80 kg超級 6
女子49 kg級 6
女子57 kg級 6
女子67 kg級 6
女子67 kg超級 6
階級数 8 8 8 8 8 8

メダル獲得数の国別一覧

国・地域
1 韓国 12 3 7 22
2 中国 7 1 3 11
3 アメリカ合衆国 3 2 5 10
4 イギリス 2 3 4 9
5 メキシコ 2 2 3 7
6 チャイニーズタイペイ 2 1 6 9
7 イラン 2 1 3 6
8 イタリア 2 1 1 4
ROC 2 1 1 4
セルビア 2 1 1 4
11 スペイン 1 5 1 7
12 トルコ 1 3 5 9
13 ギリシャ 1 3 0 4
14 キューバ 1 2 3 6
タイ 1 2 3 6
16 オーストラリア 1 1 0 2
ヨルダン 1 1 0 2
18 クロアチア 1 0 4 5
19 アゼルバイジャン 1 0 2 3
コートジボワール 1 0 2 3
21 アルゼンチン 1 0 0 1
ウズベキスタン 1 0 0 1
23 フランス 0 3 5 8
24 ロシア 0 2 2 4
25 ノルウェー 0 2 0 2
26 カナダ 0 1 1 2
ドミニカ共和国 0 1 1 2
ドイツ 0 1 1 2
チュニジア 0 1 1 2
30 ガボン 0 1 0 1
北マケドニア 0 1 0 1
ニジェール 0 1 0 1
ベトナム 0 1 0 1
34 エジプト 0 0 4 4
35 アフガニスタン 0 0 2 2
ブラジル 0 0 2 2
ベネズエラ 0 0 2 2
38 コロンビア 0 0 1 1
イスラエル 0 0 1 1
日本 0 0 1 1
カザフスタン 0 0 1 1
ナイジェリア 0 0 1 1
48 48 80 176

参加国

国・地域 / 年 00 04 08 12 16 20 合計
アフガニスタン (AFG) 3
アルジェリア (ALG) 1
アルゼンチン (ARG) 5
アルメニア (ARM) 1
アルバ (ARU) 1
オーストラリア (AUS) 6
オーストリア (AUT) 2
アゼルバイジャン (AZE) 5
ベルギー (BEL) 3
ベナン (BEN) 2
ボスニア・ヘルツェゴビナ (BIH) 2
ベリーズ (BIZ) 1
ベラルーシ (BLR) 1
ブラジル (BRA) 6
ブルキナファソ (BUR) 1
中央アフリカ (CAF) 3
カンボジア (CAM) 2
カナダ (CAN) 6
チリ (CHI) 3
中国 (CHN) 6
コートジボワール (CIV) 6
コンゴ民主共和国 (COD) 2
コロンビア (COL) 6
カーボベルデ (CPV) 1
コスタリカ (CRC) 4
クロアチア (CRO) 6
キューバ (CUB) 6
デンマーク (DEN) 2
ドミニカ共和国 (DOM) 5
エクアドル (ECU) 1
エジプト (EGY) 6
難民 (EOR) 1
スペイン (ESP) 6
エチオピア (ETH) 1
フィンランド (FIN) 4
フランス (FRA) 6
ガボン (GAB) 4
イギリス (GBR) 6
ドイツ (GER) 5
ギリシャ (GRE) 5
グレナダ (GRN) 1
グアテマラ (GUA) 3
ギニア (GUI) 1
ハイチ (HAI) 3
ホンジュラス (HON) 3
ハンガリー (HUN) 2
インドネシア (INA) 2
イラン (IRI) 6
アイルランド (IRL) 1
イラク (IRQ) 1
イスラエル (ISR) 4
イタリア (ITA) 5
ジャマイカ (JAM) 1
ヨルダン (JOR) 6
日本 (JPN) 6
カザフスタン (KAZ) 5
ケニア (KEN) 2
キルギス (KGZ) 2
韓国 (KOR) 6
サウジアラビア (KSA) 1
クウェート (KUW) 1
リビア (LBA) 4
レバノン (LBN) 1
レソト (LES) 2
モロッコ (MAR) 6
マレーシア (MAS) 3
モルドバ (MDA) 1
メキシコ (MEX) 6
モンゴル (MGL) 1
マーシャル諸島 (MHL) 1
北マケドニア (MKD) 1
マリ (MLI) 4
モナコ (MON) 1
ニカラグア (NCA) 1
オランダ (NED) 6
ネパール (NEP) 3
ナイジェリア (NGR) 4
ニジェール (NIG) 3
ノルウェー (NOR) 5
ニュージーランド (NZL) 5
パナマ (PAN) 2
ペルー (PER) 3
フィリピン (PHI) 5
パプアニューギニア (PNG) 3
ポーランド (POL) 4
ポルトガル (POR) 3
プエルトリコ (PUR) 4
カタール (QAT) 1
南アフリカ (RSA) 2
ロシア (RUS) 4
ROC (ROC) 1
サモア (SAM) 1
セネガル (SEN) 3
スロベニア (SLO) 3
セルビア (SRB) 3
スイス (SUI) 1
スウェーデン (SWE) 4
エスワティニ (SWZ) 1
トンガ (TGA) 2
タイ (THA) 5
タジキスタン (TJK) 1
チャイニーズタイペイ (TPE) 6
トリニダード・トバゴ (TTO) 2
チュニジア (TUN) 5
トルコ (TUR) 6
アラブ首長国連邦 (UAE) 1
ウクライナ (UKR) 2
アメリカ合衆国 (USA) 6
ウズベキスタン (UZB) 5
ベネズエラ (VEN) 4
ベトナム (VIE) 5
イエメン (YEM) 2
参加数 51 60 64 63 63 62

備考

2000年シドニーオリンピックでテコンドーが正式競技として採用された際、競技開催上の変更・制約が適用された。

  • 階級の集約。世界テコンドー連盟(のちのワールドテコンドー)主催世界選手権の階級である男女それぞれ8階級から、それぞれ4階級(男女あわせて8階級)に集約。
  • 国ごとの代表選手数を男女それぞれ2名までに制約。
    結果、それまで韓国がメダルを独占していた状況から、多彩な国々がメダルを獲得することとなった。オリンピックで国ごとの出場枠が設定されている競技はテコンドーのみである。なお、2016年リオデジャネイロオリンピックからは派遣可能な人数は最大5名となった。

関連項目

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