中村兼三とは? わかりやすく解説

中村兼三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 01:26 UTC 版)

中村 兼三(なかむら けんぞう、1973年10月18日 - )は、日本柔道家1996年アトランタオリンピック柔道男子71kg級金メダリスト。福岡県福岡市出身。東海大学卒業。身長178cm。得意技は内股寝技。兄の佳央行成とともに中村三兄弟と呼ばれた。


注釈

  1. ^ この道場は全国的にも強豪道場として知られ、中村三兄弟に加え、秀島大介田村亮子日下部基栄などの五輪・世界選手権メダリストを輩出している。
  2. ^ 兼三はユンの三角絞めについて、「通常の三角絞めが上になって相手をひっくり返して脚を組み替えるのに対し、ユンの三角絞めは相手が四つ這いのまま脚を制してひっくり返す」と表現している。
  3. ^ この大会では両兄も優勝を果たし、中村3兄弟が揃って金メダルを獲得した。
  4. ^ ルール改正により、1998年から軽量級は従前の71 kgから73 kgへ変更となっている。
  5. ^ この試合では、対戦相手の秋山が掴みづらい柔道衣を着用していたようで、兼三は試合中に主審に抗議したものの試合は続行され、兼三は秋山の柔道着を掴む事すらできずに敗れた[9]。秋山の道衣への細工が故意かどうか現在では知る術はないが、秋山は翌03年の世界選手権に出場した際にも相手選手から同様の抗議を受けて審判に着替えさせられている。

出典

  1. ^ a b “YouTube アトランタ五輪 柔道特集”. http://www.youtube.com/watch?v=Ra1dJczZWvM 
  2. ^ “選手インタビュー -第10回 中村佳央さん 中村行成さん 中村兼三さん-”. 公式サイト (NPO法人日本オリンピアンズ協会). http://www.oaj.jp/interview/10_nakamura/ 
  3. ^ 「CLOSE-UP 中村3兄弟」近代柔道 ベースボールマガジン社、1993年5月号、28-31頁
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “転機-あの試合、あの言葉 第51回-中村兼三-”. 近代柔道(2006年12月号) (ベースボール・マガジン社). (2006年12月20日) 
  5. ^ a b c d “著名な柔道家インタビュー -中村兼三氏 全日本柔道連盟男子ナショナルチームコーチ-”. 柔道チャンネル (東建コーポレーション). http://www.judo-ch.jp/interview/nakamura_k/ 
  6. ^ “2004アテネ五輪特集 日本人歴代金メダリスト【第92号】中村兼三 -3兄弟の末弟が大仕事”. サンスポ.com (産業経済新聞社). http://www.sanspo.com/athens2004/history/gold/92.html 
  7. ^ 「大特集 第26回オリンピック・アトランタ大会柔道競技」近代柔道 ベースボールマガジン社、1996年9月号、67頁
  8. ^ “世界柔道2007を100倍楽しく見るためのコラム -第8回 「モンゴル相撲史上最大の英雄」はアジアの柔道メダルコレクター”. 世界柔道2007 フジテレビ系列独占放送! (フジテレビジョン). (2007年8月1日). http://www.fujitv.co.jp/sports/judo2007/column_b_08.html 
  9. ^ 秋山成勲 vs 中村兼三 (柔道着ヌルヌル) 秋山桜庭ヌルヌル事件より昔からの常習犯YouTube
  10. ^ 柔道部新監督に中村 兼三氏が就任
  11. ^ 旭化成新監督に吉田優也氏就任 柔道、中村兼三氏は総監督に
  12. ^ 全柔連、強化委員長に金野氏 女子監督に増地氏 日本経済新聞 2016年9月14日


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