ホトトギス 天下人とホトトギスの喩え

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ホトトギス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/04 00:31 UTC 版)

天下人とホトトギスの喩え

三人の天下人(三英傑)の性格を、鳴かないホトトギスをどうするかという題材で後世の人が言い表している(それぞれ本人が実際に詠んだ句ではない)。これらの川柳は江戸時代後期の平戸藩主・松浦清随筆甲子夜話』に見える(q:時鳥#川柳)。

以下に引用とその解釈を記す。

  • 「なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府」(織田信長
    • この句は、織田信長の短気さと気難しさを表現している。
  • 「鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤」(豊臣秀吉
    • この句は、豊臣秀吉の好奇心旺盛なひとたらしぶりを表現している。
  • 「なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様」(徳川家康
    • この句は、徳川家康の忍耐強さを表している[注 2]
  • 「鳴け聞こう我が領分のホトトギス」(加藤清正
    • この句は、加藤清正の配慮を表している。

なお、松下電器(現:パナソニック)の創業者である松下幸之助は生前、これらの句に対して「鳴かぬなら それもまた良し ホトトギス」と詠んだことで知られる[注 3]

切手

3円普通切手

  • 1954年(昭和29年)5月10日発売
  • 1971年(昭和46年)7月15日発売 刷色変更、“NIPPON”追加
  • 2010年(平成22年)11月29日書体変更の発表

1988年(昭和63年)5月22日発売 60円 国土緑化運動 屋島ホトトギス

県の鳥

  • 香川県:1966年(昭和41年)5月10日選定[1]
  • 岡山県:1964年(昭和39年)にホトトギスを県の鳥に指定したが、托卵性のイメージの悪さ等を理由に1994年2月に県民投票で「県民の鳥」としてキジに変更した。

人との関わり

別名

和名では「あやなしどり」などとも言う。また異名が多く、アヤメドリ、イモセドリ、ウヅキドリ、ウナイドリ、サナエドリ、シデノタオサ、タチバナドリ、タマムカエドリ、トキツドリ、フジョキ、ユウカゲドリなどと呼ばれます[要出典]


  1. ^ 「杜鵑」「杜宇」「蜀魂」「不如帰」などは、中国の故事「杜鵑の啼血」にちなむ。故事の節で説明。
  2. ^ 家康の句にある郭公(ホトトギス)とは前田利家のことを指し、家康は利家が死ぬのを待っていたとする説がある。
  3. ^ 織田信長の七男・織田信高の系統の旗本織田家の末裔であると言われているフィギュアスケート選手の織田信成も、テレビ番組のインタビューにおいて、信長を詠んだ句への返句として「鳴かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」と、松下と同じような句を詠んで話題になった。
  1. ^ 都道府県の鳥について Archived 2013年10月27日, at the Wayback Machine. (日本鳥類保護連盟


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