さいとう‐たかお〔‐たかを〕【さいとう・たかを】
読み方:さいとうたかお
[1936〜2021]漫画家。大阪の生まれ。本名、斎藤隆夫。日本の漫画界に「劇画」という分野を確立。「ゴルゴ13(サーティーン)」は、国際情勢をふまえ、豊富なアクションを取り入れたストーリー展開で評価が高い。他に「無用ノ介」「影狩り」など。
さいとう‐たかお〔‐たかを〕【斎藤隆夫】
斎藤隆夫 さいとう たかお
兵庫生まれ。政党政治家。東京専門学校卒業。明治31年(1898)弁護士を開業。34年(1901)米国イェール大学に留学。大正元年(1912)衆議院議員に当選、以後当選13回を数えた。立憲国民党、立憲同志会、憲政会、立憲民政党に所属。昭和11年(1936)2.26事件後の第69議会で「粛軍演説」を行い、軍部の政治介入を厳しく批判した。15年(1940)の第75議会では、事変処理を糾弾し議会から除名されたが(反軍演説問題)、17年(1942)の翼賛選挙で非推薦で当選した。戦後、日本進歩党結成に参加。第1次吉田内閣、片山内閣で国務相となる。
キーワード | 政治家 |
---|
(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております。掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)
斎藤隆夫
斎藤隆夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 10:08 UTC 版)
斎藤 隆夫(さいとう たかお、旧字体:齋藤󠄁 隆󠄁夫、1870年9月13日〈明治3年8月18日〉 - 1949年〈昭和24年〉10月7日)は、日本の弁護士、政治家である。
注釈
出典
- ^ 『回顧七十年』「上京し、弁護士となる」より。
- ^ 『会員名簿 昭和2年11月』早稲田大学校友会、1927年、243頁。
- ^ アンドレ・ヴィオリス著『1932年の大日本帝国』、大橋尚泰訳、草思社、2020年、p.89-90
- ^ 正式名称『国防の本義と其強化の提唱』
- ^ 株式会社日本映画社・国立歴史民俗博物館・NHK戦争証言アーカイブス、1946、「近づく総選挙 どの政党を支持すべきか?」『日本ニュース 戦後編』第11号、1946年3月28日(2013年11月30日取得)。
- ^ 『朝日新聞』 1949年10月8日
- ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
- ^ 内閣印刷局、1925、「衆議院議員選擧法改正法律案 第二讀會」『官報號外 大正十四年三月三日 衆議院議事速記錄第二十一號』四七八~四八五頁、帝国議会会議録検索システム(国立国会図書館)、(2013年11月30日取得、 https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/#/detail?minId=005013242X02119250302 )。
- ^ 内閣印刷局、1938、「國家總動員法案 第一讀會」『官報號外 昭和十三年二月二十五日 第七十三囘帝國議會 衆議院議事速記錄第十七號』三四九頁2段目中央、(2013年12月1日取得、 https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/#/detailPDF?minId=007313242X01719380224&page=1&spkNum=0¤t=-1 )。
- ^ 岡本一平の新聞漫画による。
- ^ 『回顧七十年』「アメリカに留学」を参照。グレース・ホスピタルでの治療が理由のようである。
固有名詞の分類
- 斎藤隆夫のページへのリンク