田中恒利とは? わかりやすく解説

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田中恒利

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 05:47 UTC 版)

田中 恒利
たなか つねとし
生年月日 1925年4月1日
出生地 愛媛県東宇和郡俵津村(現在の西予市明浜町
没年月日 (2014-01-12) 2014年1月12日(88歳没)
出身校 日本大学専門部社会学科卒業
所属政党 (日本社会党→)
社会民主党
称号 正四位
勲二等
旭日重光章
選挙区 旧愛媛3区
当選回数 6回
在任期間 1969年12月27日 - 1972年11月13日
1980年6月22日 - 1996年9月27日
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田中 恒利(たなか つねとし、1925年4月1日 - 2014年1月12日)は、日本政治家。元日本社会党衆議院議員(6期)。

来歴

愛媛県東宇和郡俵津村[1](現在の西予市明浜町出身)で、半農半漁の家に生まれる[1]。家業だけでなく、青年団活動においても活躍した[1]。1953年に日本大学専門部社会学科を卒業。地元に戻り、愛媛県立宇和高等学校教諭、愛媛労農会議副議長を経て、1969年の総選挙で旧愛媛3区から社会党公認で立候補し初当選した。1972年1976年1979年の選挙にも3度立候補したが落選[2]した。それを経て、1980年にはトップ当選[2]となった。その後、1993年まで衆議院議員を6期務めたが、1996年に政界から引退した。同年11月の秋の叙勲で勲二等に叙され旭日重光章を受章する[3]

政界引退後には、食糧難のアジア・アフリカの貧しい人たちに支援を送るために「食とみどり、水をまもる県労農市民会議」の議長を務めた[2]

2014年1月12日、老衰のため死去[4]。88歳没。死没日付をもって正四位に叙された[5]

人物

県民から「恒さん」の愛称で親しまれ[1]、社会党の「南予の顔」[1]となった。

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第32回衆議院議員総選挙 1969年12月27日 44 旧愛媛県第3区 日本社会党 4万3365票 21.0% 3 3/6 /
第33回衆議院議員総選挙 1972年12月10日 47 旧愛媛県第3区 日本社会党 3万9595票 17.3% 3 5/7 /
第34回衆議院議員総選挙 1976年12月05日 51 旧愛媛県第3区 日本社会党 4万2797票 17.9% 3 4/6 /
第35回衆議院議員総選挙 1979年10月07日 54 旧愛媛県第3区 日本社会党 5万2623票 22.8% 3 4/5 /
第36回衆議院議員総選挙 1980年06月22日 55 旧愛媛県第3区 日本社会党 6万2520票 27.8% 3 1/5 /
第37回衆議院議員総選挙 1983年12月18日 58 旧愛媛県第3区 日本社会党 5万4454票 25.9% 3 3/5 /
第38回衆議院議員総選挙 1986年07月06日 61 旧愛媛県第3区 日本社会党 5万2700票 21.9% 3 3/4 /
第39回衆議院議員総選挙 1990年02月18日 64 旧愛媛県第3区 日本社会党 7万1561票 26.4% 3 2/6 /
第40回衆議院議員総選挙 1993年07月18日 68 旧愛媛県第3区 日本社会党 5万2780票 20.5% 3 3/5 /

脚注

出典

  1. ^ a b c d e 愛媛新聞(2014年1月13日付、5面)
  2. ^ a b c 愛媛新聞(2014年1月13日付、1面)
  3. ^ 「96秋の叙勲受章者 勳一等・勳二等」『読売新聞』1996年11月3日朝刊
  4. ^ “元衆院議員の田中恒利さん死去 旧社会党”. 朝日新聞デジタル. (2014年1月13日). オリジナルの2014年2月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140209190731/http://www.asahi.com/articles/ASG1F61QLG1FPFIB00H.html 2024年1月28日閲覧。 
  5. ^ 『官報』第6227号11頁 平成26年2月12日

参考文献

議会
先代
左藤恵
衆議院内閣委員長
1994年 - 1995年
次代
大木正吾
先代
佐藤敬治
衆議院石炭対策特別委員長 次代
金子原二郎



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