宮中の人々とは? わかりやすく解説

宮中の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:42 UTC 版)

馬医」の記事における「宮中の人々」の解説

顕宗(ヒョンジョン、王様)- ハン・サンジン 朝鮮王朝18代国王。淑徽王女の兄。民を想い、国を豊かにしてゆこうと心を悩ます優しき王。新たな事を取り入れようとする勢力と、旧体制守ろうとする勢力板挟みになり苦悩する。 淑徽王女(スッキ、王女) - キム・ソウン 顕宗の妹で王女。「じゃじゃ馬」で、お付き女官武官を度々困らせる。チニョンとは気が合うらしく親しく接しており、一緒に街へ出掛けたりもする。飼っていた病気になった際に、クァンヒョンに治療してもらったことから恋心を抱くが、クァンヒョンがチニョンと相愛であることを知り、クァンヒョンのことを友とすることを決め、クァンヒョンとチニョンの恋愛応援する明聖王妃 - イ・ガヒョン 顕宗の后で、粛宗世子)の母。しきたりを守ることに強いこだわりがあり、そのこだわり原因でペク・クァンヒョンと対立する世子 - カン・ハンビョル 顕宗の子最終話では王(粛宗となっていることが語られている。 仁宣大妃 - キム・ヘソン 顕宗の母で孝宗の后。孝宗政策宮中割れてしまったことから、保守的な思想を持つ。 仁祖 - ソヌ・ジェドク 昭顕世子孝宗の父。王位継承権争いによって国が割れることを憂い昭顕世子暗殺することを内医院医官命じた孝宗 - チェ・ドクムン 顕宗の父。昭顕世子死の真相調査しようとするも、真相にたどり着けなかったと描かれた。 昭顕世子 - チョン・ギョウン 孝宗の兄。清国留学していた。王位継承権王室内の派閥争い発展し、国が割れる事を憂い仁祖の命によって内医院一部医官使い帰国後、病死扱い暗殺された。 トジュンが不自然な病状気付いて救おう試みるが、全て理解した上で昭顕世子手を引くように言う。 チョン・ソンジョ - キム・チャンワン 左議政(チャイジョン)。派閥領袖として、イ・ミョンファンらを束ねている。自分地位を守るためなら何でもやる悪役立ち位置。 オ・ギュテ - キム・ホヨン 右議政(ウイジョン)。イ・ミョンファンが首医のときに大病患い、「手の施しようがない」とされた。 ソ・ドゥシク(トゥシク) - ユン・ヒソク ソ・ウンソの兄で義禁府長官。イ・ソンハとは若い頃からの友人。 ソ・ウンソ - チョ・ボア チョン・ソンジョの長男の妻(チョン・ソンジョの義理の娘)。ソ・ドゥシクの妹。

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宮中の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:27 UTC 版)

イ・サン」の記事における「宮中の人々」の解説

ヘギョングン(恵慶宮)・豊山洪氏:キョン・ミリ-(宮寺智子) 嬪宮(ピングン)→恵嬪(ヘビン)→正祖即位後は恵慶宮(ヘギョングン)。思悼の正室で、サン生母老論派陰謀により、刑死となったサドセジャの死後、王の後継となったサン廃位企む貞純王妃老論派などの陰謀抗することも出来ず宮中鬱々と過ごす。サン即位後、ソンヨンを正祖側室入れ意思を孝懿王妃から聞いた時に身分が低い事を理由激怒するほど身分こだわった。ただし、単に身分違いによってソンヨンを嫌っていただけではなく、孝懿王妃の女官であるキム尚宮からソンヨンについて在ること無いこと言い立てられたことでソンヨンに対する悪いイメージ決定的に形成される至ったのが実質である。ホン・グギョンの妹・元嬪を側室迎えるように真っ先尚且つ正祖意見をさせず強引に手配した。しかし、元嬪が嘘を並べたてて保身図った事を知って失望して見放し、病に倒れた元嬪を見舞い行こうとした王妃に「罰を受けた者の元に行く必要は無い」と止めたために、後にホン・グギョンと王妃との間に決定的な対立もたらしてしまった。これがホン・グギョンの失脚遠因となってしまう。側室してやってきたソンヨンを当初邪険にするが、その後活躍最終的に彼女を「王族」として認めた。孫となる嫡男文孝世子を「目に入れても痛くない」と溺愛し、はしかによる訃報聞いて「なぜ私が代わりに死ななかったのだろう」と落胆したほどで、ソンヨンの死に際しては、生前にもっと優しくしなかったことを後悔した宮中において「英祖との葛藤によりサドセジャは精神病むようになった」などと記録され自分一生書いた自叙伝、『恨中録』(『閑中録』、『泣血録』とも呼ばれる朝鮮版『蜻蛉日記』と呼ばれる)を著わしている。 チョンスン(貞純)大妃慶州金氏キム・ヨジン-(高島雅羅王妃英祖王の死後、大妃テビ)となる。英祖正室老論派をまとめる真の黒幕サン廃位企み数々策略巡らす陰謀露見して、王命により廃位されるがしかし王の死英祖宣旨英祖死後祖父への孝心を保つ正祖サン)によって発布され嘉靖堂(カジョンダン)へ軟禁処分となる。その後、チャン・テウを牽制しようとするホン・グギョンの野心つけこんで再び宮中に戻る。チャン・テウが持つ力の恐ろしさを誰よりも知っており、策略用いて彼を朝廷から追放した過去がある。自殺未遂起こした後で薬の服用誤っただけで、王様は私を気遣ってくれている」などと老論派の前で偽証しサン貸し作ったり、ホン・グギョンにテウの上奏書を渡す代わりに彼の弱み握って事を運ばせるなど、政治的な駆け引き長ける。元嬪の想像妊娠見抜くなど視野広く目ざとい英祖存命中はサン異母弟にあたる恩全君(ウンジョングン)、正祖即位してからは元嬪の死後にホン・グギョンによって彼女の養子とされた完豊君(ワンプングン、恩彦君実子)を東宮封じサン排除して垂簾聴政を敷くことを企む英祖遺言状を奪うべく暗躍していたが、第76話の謀反機に遂に断罪され全て失って嘉靖堂へ押し戻される。そして、斬首刑処されるチェ・ソクチュ達から老論派未来を託された。 ファワン(和緩)翁主:ソン・ヒョナ-(岡寛恵英祖側室・映嬪(全義李氏)の娘で思悼世子同母妹。サン叔母にあたる。野心家であり、もうひとり黒幕といえる人物老論派結託し兄である思悼世子濡れ衣を着せ刑死追いやった張本人でもある。その後もチョン・フギョムを養子迎えるなどして彼と共にサン廃位暗殺目論むサン排除した後はチョン・フギョムを王位につけることを望んでいた。正祖即位の際に謀反を行うものの、王命により平民(ヘーミン)に降格する正祖自身は彼女を処刑できず、結果的に配流された際に、サン復讐誓ったヒョイ(孝懿)王妃清風金氏パク・ウネ-(樋口あかり) 嬪宮(ピングン)→正祖即位後は王妃となる。正祖正室10歳の時、サン婚姻する。性格は穏やかで優しいが毅然とした一面も持つ。親しすぎるサンとソンヨンの関係に嫉妬感じるが、明るくて才能あるソンヨンを温かく見守りサン安らぎ与えられる女性はソンヨンしかいない確信するに至る。正祖とは子宝恵まれず宮中側室迎える話になると恵慶宮らの猛反対押し切ってまでソンヨンを後宮勧めたが、自身知らぬところで恵慶宮によってソンヨンは辞退させられて(しかも恵慶宮に口止めまでされて)いた。後述する元嬪(ウォンビン)との一件から、ホン・グギョンの謀略によって無実の罪着せられ、それを知らぬまま、サンから身に覚えの無い不興を買いそうになったが、ソンヨンから屏風絵作成で元嬪が益母草 を飲むのを聞いた事で彼女が想像妊娠だったのを見破り遂に彼ら兄妹への攻勢打って出た。元嬪の死後、グギョンは自らの立場を彼女によって危ぶまれてしまい、妹の復讐口封じ燃えるクギョンに暗殺されかけるが、側室として宮中入ったソンヨンを見舞って不在だった事とグギョンの変心とにより、暗殺計画未遂終わった。ホン・グギョンが自分殺そう知った時と、それが元で流刑となった彼が亡くなった事を知った時は、良心の呵責苛まれる描写がある。 スビン(綏嬪)・藩南氏:ソ・ユナ 正祖側室子女李氏朝鮮23代国王となる純祖と淑善翁主がいる。 ファビン(和嬪)・南原尹氏:ユ・ヨンジ 大臣ユン・チャンユンの娘で正祖側室。ソンヨンの側室としての品格恵慶宮よりも早く認める。しかし、自分よりも品格知性などの能力が高いため、快く思っていない節がある。ソンヨンが文孝世子出産した日と同じ日に翁主を産むが、幼くしてはしかで亡くす。 史実ではソンヨンはファビンに仕え女官とされている。 ウォンビン(元嬪)・豊山洪氏:チ・ソンウォン-(渋谷はるか) ホン・グギョンの妹(実際の名前は不明)で正祖側室。淑昌宮に住む。ヘギョングンらに気に入られ側室にとクギョンを通しつつ王に進言実際はヘギョングンらが既に決めており、これを強引に押し通す形だった)して宮中入りしたが、正祖がソンヨンと図画署で会っていたために初夜に来なかった事で、自分対す攻撃材料失くすために女官を帰らせた後に王が来たと偽証したその本性はプライド高く身分の低い者には尊大横柄という、両班女性典型で、しかも被害妄想が強い上に狡猾独断でソンヨンを呼び出し尋問しようとしたが、届けに来た孝懿王妃に咎められ怒りを買い、「内訓(ネフン:婦女子教訓の書)を持って来るように」と叱責されてしまう。しかもその憂さを晴らすかのように恵慶宮が依頼した屏風作成かこつけてソンヨン(チョビ同行していた)を呼び寄せ自分の部屋で描かせるように頭ごなし命令したり、蓮の花の謂われを説いたソンヨンに平手打ちをするなど陰湿な嫌がらせをしていく。54話で懐妊したと思われたが、実は想像妊娠ということ分かってしまう。自分立場を守るために恵慶宮に偽証してしまった為に兄に泣きすがり、流産装って事実隠蔽しようとしたが、恵慶宮がこれに納得せず調査要請した事と、兄から送られ益母草飲んでいたのをソンヨンから聞いた懿王妃に想像妊娠見破られ事実最悪の形で明るみ出てしまう。嘘に嘘を重ね、孝懿王妃に無実の罪着せて保身図ろうとした結果、「王室騙した」として王妃らに叱責される。恵慶宮には「懐妊した後も知らず益母草飲み続けた」と兄と一族を守るべく偽証したものの、怒り心頭王妃によって平民への降格宣告されてしまう。許しを乞うために打たれ続けた事と心労から体調崩した後に病を発し、(「罰を受けた者の元に行く必要は無い」と王妃見舞いをも止めた恵慶宮からも許される事無く、兄に「これ以上屈辱受けて生きるより、このまま死んだ方がマシです」「男の子産みたかったと言い残し敢え無く息を引き取った。この一件でホン・グギョンは孝懿王妃に激怒し、彼女に対し恨み復讐心を抱くようになり、これが後に完豊君招聘へと繋がる。妹の無念晴らすべくまた、口封じ為の後の暗殺未遂事件へと繋がって全て失ってしまう事となる。 史実では、ウォンビン12歳正祖嫁ぎ13歳亡くなっている。 ムン(文)淑儀スギ):チ・ソンウォン 英祖側室。 ムニョ(文孝)世子(セジャ):チャ・ジェドル 正祖とソンヨンの子本名はイ・ヒャン。子宝恵まれなかった正祖嫡男として生まれる。聡明で、父母祖母である恵慶宮らの愛情一身受けて育ったが、世子即位して間もなくはしかにより夭折する。 ウノングン(恩彦君):イ・デビッド サン異母弟。ホン・グギョンに懇願されて息子タムウォンビン養子とする。 ウンジョングン(恩全君): カン・サン サン異母弟。 ワンプングン(完豊君): チェ・ウォノン ウノングンの息子本名イ・タム。ホン・グギョンの計らいによって、故人となったウォンビン養子とされる

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