宮中に関わりのある人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:00 UTC 版)
「宮廷神官物語」の記事における「宮中に関わりのある人々」の解説
窯 乱麻(よう らんま) 19歳。商人をしている良民の青年。喋る時に、故郷である西の地の訛りがある。赤毛で長めの髪を、後ろで一つに束ねている。実家は豪商の窯家であり、両親から商売能力を高める修行のため、弟の風麻と共に竜仁に出された。現在は「世の中を変えたい」という意思の元、藍晶王子の情報収集に協力している。 窯 風麻(よう ふうま) 18歳。乱麻の弟。兄の乱麻と同職であり、行動を共にする。兄と同じく言葉に訛りがあるが、都の言葉と使い分けることもできる。顔は乱麻と瓜二つだが、風麻の方が体格は大きく、黒い短髪。 紀希(きき) 15歳。幼い頃から櫻嵐(櫻眠)に仕えている少女。母は櫻嵐の乳母だった。他の侍女が逃亡・死去していく中でたった1人残り、山の中で櫻嵐と共に暮らしていた。可憐な美少女で一見か弱そうだが、その芯は強く、何があっても櫻嵐の味方であるという覚悟を秘めている。天青や笙玲から好意を持たれている(自覚があるかは不明)。宮廷に戻ってからは、櫻嵐付きの女官として働いている。 桑 慶義(そう けいぎ) 笙玲の父親。文官。保守的で厳格。当初は慧眼児という存在を信じていなかったが、天青の力を目の当たりにし、慧眼児が実在することは認める。 景羅大臣(けらだいじん) 麗虎国の大臣。蝶衣麗人の祖父。藍晶王子とは折り合いが良くなく、曾孫の摩於王子を即位させようと蝶衣麗人と画策する。 羽汀(うて) もう1人の慧眼児の少年。常民。北にある薬師が多いシライ村出身で、その地方の訛りがある。蝶衣麗人・景羅大臣らに両親を人質にとられ、慧眼児の振りをさせられる。実際に不思議な力を持っているようだったが、それは脈から人の心理状態などを察する才能だった。気が弱く、優しい性格。 燕篤(えんとく) 天青の友人。隷民。学問好きで、天青が神官書生となる試験に際して勉強を手伝った。 鹿穏(かおん) 鶏冠の友人。学問所の開設を提案した。燕篤の現在の主。
※この「宮中に関わりのある人々」の解説は、「宮廷神官物語」の解説の一部です。
「宮中に関わりのある人々」を含む「宮廷神官物語」の記事については、「宮廷神官物語」の概要を参照ください。
- 宮中に関わりのある人々のページへのリンク