宮中のその他の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:32 UTC 版)
令妃(後の孝儀純皇后魏佳氏) 現在もっとも乾隆帝の寵愛を得ている妃。宰相である福家とは、夫人がいとこに当たる縁戚関係。小燕子が宮中に来た当初に、小燕子と乾隆帝の顔立ちが似ている、と口にし、知らず知らずに乾隆帝の誤解を助長してしまった。このため、(彼女自身は小燕子が偽者だとは全く知らないながらも)小燕子の正体が暴かれることは、令妃の失脚及び福家の失脚をも意味してしまうことに……。 作中、皇后の台詞で「姫を2人続けて産み、息子は産んでいない」とあるが、史実での令妃は令妃に封じられた7年後の乾隆帝の治世21年目に公主を産み、翌年に王子(4歳で夭折)、更に翌年公主を出産、2年後にもう1人王子を産み、更に皇后となった翌年にも王子を1人産んでいる。 臘梅(ラーメイ) 冬雪(ドンシュエ) 令妃づきの侍女。お狩り場で射られて意識不明だった小燕子が令妃の宮にいた時、彼女の看病をしたのもこの2人。 紀暁嵐(ジーシャオラン) 宮中に仕える学者であり、朝廷のご意見番を務める。永琪や爾泰ら王子と良家の子弟の学問の師であり、後には小燕子もその弟子に加わることに。紫薇の才能に感服する一方、小燕子の頓智や意外と物事の本質を鋭く見抜いているところも結構楽しんでいる懐の広い人物である。小燕子が宮中に現われた当初に、彼女を隠し子ではなく民間から迎えた養女としてお披露目することを提案し、「還珠姫」の号を考案したのもこの人。 傅恒(フーハン) 乾隆帝側近の軍人。 鄂敏(オーミン) 乾隆帝側近の軍人。お狩り場周辺の警備では責任を負っていた他、お忍びにも同行。風流心にはやや欠ける人物。 李医師(リー) 宮中に仕える初老の医師。お狩り場での狩りに同行し、重傷を負った小燕子への応急手当をした。 胡明芳(フーミンファン) 宮中に仕える老医師。小燕子の傷を治療した他、お忍びにも同行し、重傷を負った紫薇の手当てをしている。
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