ワギャンランド〜スーパーワギャンランド2・ちびっこワギャンの大きな冒険
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「ワギャンランド」の記事における「ワギャンランド〜スーパーワギャンランド2・ちびっこワギャンの大きな冒険」の解説
ワギャン 『ワギャンランド2』を除く全作においての主人公。セリフが無いため、どのような性格なのかは不明。Dr.デビルとはライバルであり、幾度と無く宿命の対決を繰り広げることになる。妻子持ち。また、『ワギャンランド3』と『スーパーワギャンランド2』に登場する対戦モードでは、司会を務めている。 『ちびっこワギャンの大きな冒険』では、シルスベの守り神として村人から崇拝されている。本作では性格はぼーっとして何を考えているかはわからないが、意外と頭は良いという設定が新たに付け加えられている。 ワギャン2世(ワギャンの息子) 『ワギャンランド2』で初登場し、同作のみの主人公。『スーパーワギャンランド』では幼少時の姿で登場し、Dr.デビルに捕らえられていた。『ワギャンランド2』のワギャンは彼が成長した姿と言われている。体の色は1P側は父・ワギャンと同じ緑色、2P側は黄色になっている。キャラクター性能は父・ワギャンとほとんど同じだが、無敵時間中は音波砲を使えない点のみ異なる。無敵時間中は角ととさかの形状が若干変わる。ワギャコプターを最初から装備しているが、電池が切れたため、新しい電池を貰える終盤まで使用ができない。 ワギャンの妻 『スーパーワギャンランド』で初登場。ワギャンの妻でピンク色。自分よりも夫や息子の身を案じる健気な性格。 なお『スーパーワギャンランド』や『ワギャンランド3』では鼻の部分にツノがなかったが、『スーパーワギャンランド2』ではワギャンやワギャン2世同様、鼻にツノがある。 ワギャラン(ワギャンの兄) 『ワギャンランド』、『スーパーワギャンランド』に登場。ワギャンの兄であり、ワギャン2世の伯父でもある。『ワギャンランド』にて捕らわれた島の仲間たちを救うべくDr.デビルに戦いを挑むも、返り討ちにあってすでに故人となっており、ワギャコプターを託すために墓で幽霊となって弟のワギャンが来るのを待っている。『スーパーワギャンランド』でも最終ステージ開始直後にアイテムを授けるために登場する。ただし最上難度のKAMISAMAモードではアイテムをくれない。体の色は『ワギャンランド』では水色だったが『スーパーワギャンランド』では青色になっている。また『ワギャンランド』では下半身(足先)が無い幽霊の姿だが、『スーパーワギャンランド』では2人の天使と共にブランコのような物に乗って登場し、下半身(足先)もある。 スマホゲーム版『ワギャンってこんなに弱かったっけ』にて名前がワギャランということが判明。この作品ではプレイヤーキャラとして使用可能。姿や色は初代『ワギャンランド』のものに戻っている。 ラオサム(島の長老) 『ワギャンランド』、『スーパーワギャンランド』に登場。白い眉毛と髭を生やしており、体の色はオレンジ色。『ワギャンランド』では一人だけ難を逃れており、スーパーワギャナイザーを託すためにワギャン像でワギャンの帰りを待っている。『ワギャンランドGG』では次々と怪我を負った村の仲間達の看病をしている為にスーパーワギャナイザーが貰えず、応援を送るのみとなる。『スーパーワギャンランド』では他の仲間たち同様捕らわれの身となっており救出後の会話でワギャンに妻と息子(=ワギャン2世)も同様に捕らわれの身となっていることを告げる。 スマホゲーム版『ワギャンってこんなに弱かったっけ』にて名前がラオサムということが判明。この作品ではプレイヤーキャラとして使用可能。 傷ついた兵士 『ワギャンランド』にて登場。Dr.デビルに捕らえられた所を命からがら逃げ延びてきた。瀕死の重傷を負っており、タイムストッパーをワギャンに託して息を引き取る。 浜辺にいたワギャン 『ワギャンランドGG』にて登場。Dr.デビルに島が壊された事をワギャンに知らせると同時に浮袋を用意してくれる。なお、本人は持っていた浮袋が重いせいか使えなかった模様。 Dr.デビル(ドクターデビル) 『ワギャンランド2』を除く全作に登場(『ワギャンランド2』では、名前のみ語られる場面がある)。『ワギャンランド』、『ワギャンランド3』、『スーパーワギャンランド』、『ちびっこワギャンの大きな冒険』のラストボス。デビル王国のマッドサイエンティストで世界征服を企んでいる。『ワギャンランド』でワギャンに敗北して以来、彼をライバル視している。ワギャンの兄・ワギャランの仇であり、しばしば島の住民を捕らえるなどの悪行を働いているが、勝負に負けると潔く島から去ったり、ワギャンに勝つために修行を積んだり、新しい勝負を考えたりする。「自らの力で世界を征服する」という信念を強く持ち、『スーパーワギャンランド2』で宇宙怪獣ガルゴンがワギャンアイランドを占拠した際には一時的にワギャンと手を組み、ワギャンのためのアイテムを用意したり、古代ヒソピソ語で書かれた暗号を解読して新しいアイテムを開発するなどの活躍を見せている。一人称が「わし」だったり「俺」だったりとはっきりせず、「俺様」を使った直後に「わし」を使ったりもする。ただし、「俺」はミニゲームでのボスのセリフをそのまま引用している場合に多く、ほとんどは「わし」である。 全シリーズ共通点として勝負では複数回連続で勝たないとクリアはできない。唯一中ボスとして登場する『スーパーワギャンランド2』では3回連続で勝負するが、同作ラストボスである宇宙怪獣ガルゴンよりは難易度はやや低めとなっている。 『ちびっこワギャンの大きな冒険』では、シルスベマジンを従えてワギャンの前に立ちはだかる。本作ではシルスベを介して世界中の人間の知恵を集めることを思いつき、研究のためにはどんな犠牲もいとわない利己的な性格と新たに付け加えられている。デザインもそれまでから一新されており、頭に人工知能のような装置が加わっている。直接対決ではシルスベの力により「デビルマジン」となってワギャンとの最終決戦に挑んでくる。 スマホゲーム版『ワギャンってこんなに弱かったっけ』ではプレイヤーキャラとして使用可能で、同作では『スーパーワギャンランド2』同様自身以外の第三者が好き勝手な行為を許すわけにはいかないという理由でワギャンとは一時休戦&協力関係となっている。また彼の部下であるキノコの「マッシュ」、工事現場のおじさん「バウテン」、妖精の「マジョーラ」といった(いずれも初代『ワギャンランド』&『スーパーワギャンランド』にボス敵として登場した)キャラも新たにプレイヤーキャラとして使用可能。 微笑みの木(島の大木) 『ワギャンランド』、『スーパーワギャンランド』、『スーパーワギャンランド2』に登場。ワギャンアイランドの象徴。『ワギャンランド』のみ口から滝が流れ出ており、水と緑の源となっている。『ワギャンランド』ではDr.デビルに占拠されて"悪魔の木"にされてしまい、顔が凶悪になっている。デビルに勝つと笑顔に戻る。なお『ワギャンランド2』では"島の大木"名義となっており同作で登場する"微笑みの木"とは区別されている。『スーパーワギャンランド』、『スーパーワギャンランド2』でもDr.デビルやガルゴンに占拠されて泣き顔になったりと苦労が絶えない。こちらもデビルに勝つと笑顔に戻る。『ワギャンランド2』で寿命により枯れてしまったが、新しい種を植えられてすぐに大木に成長し、二代目となった。『ワギャンパラダイス』では、唯一ラストステージではなく最序盤に登場している。 島の門番 『ワギャンランド2』のみ登場。「ワギャンアイランドにある微笑みの木」の故郷の島で最初に出会う人物で、訪れたワギャン2世に微笑みの木までの道のりの険しさを忠告しつつも内緒で通してくれる。 行き倒れのプロトワギャン 『ワギャンランド2』のみ登場。砂漠ステージで出会う。本来ならよそ者であるワギャン2世は敵だが、行き倒れになっていた所を助けられ、お礼にたまごヘルメットをくれる。 ネッシーの子供 『ワギャンランド2』のみ登場。悪いサメを退治して父を助けてくれたお礼に隣の島まで乗せて運んでくれる。父はステージの舞台になるほど巨大である。 氷漬けの竜 『ワギャンランド2』のみ登場。隣の島出身であるが雪女に凍り付けられてしまう。音波砲を当てて氷を砕くと助けてくれたお礼に近くの島まで運んでくれる。 フクロウ 『ワギャンランド2』のみ登場。かなり昔から生きており、島の意外な歴史を教えてくれる。訪れたワギャン2世に懐かしさを覚え、超音波砲「スーパーワギャナイザー」をくれる。 冒険家の老プロトワギャン 『ワギャンランド2』のみ登場。微笑みの木を目指していたが身体が限界に達しており、ワギャン2世にタイムストッパーを託してリタイアする。プロトワギャン村の長老と瓜二つ。 プロトワギャン村の長老 『ワギャンランド2』のみ登場。微笑みの木目前にまでやってきたワギャン2世を気に入り、ワギャコプターの新しい電池をくれる。冒険家の老プロトワギャンと瓜二つ。 ビッグプロトワギャン 『ワギャンランド2』のラストボス。島の最後の番人。青、黄、ピンクのプロトワギャンが合体する事により、巨大で青色のビッグプロトワギャンとなる。実力はかなりのもので、過去に侵略にやってきたDr.デビルを返り討ちにしている。 微笑みの木(『ワギャンランド2』) 『ワギャンランド2』のみ登場。「ワギャンアイランドにある微笑みの木」の故郷の島の象徴。試練に打ち勝った者にしか会えないと言われている。穏やかな性格で、訪れたワギャン2世に島の木はもう寿命であることを伝え、新しい種を渡した。なお"微笑みの木"名義はこの作品が初出で当初の"島の大木"とは別枠であったが、『スーパーワギャンランド』以降は設定が変更されている。 シサイ 『スーパーワギャンランド』に登場する。中盤ステージ「ワギャンの聖域」の最後に登場し、見た目や体格は『ワギャンランド2』のラストボスであるビッグプロトワギャンと酷似しているが、髑髏を連ねた数珠や民族風の衣装を纏っている点に違いがあり、色もワギャンと同じ緑色となっている。他の一般ボスとは異なり3回連続勝負に勝たなければ先へ進めないなど、ラストボス以外では唯一複数回勝負を仕掛けてくる中ボスキャラクターとなっており、ゲーム中一度しか登場しない。 ヒソピソ 『ワギャンランド3』、『スーパーワギャンランド2』に登場。ワギャン族の遠い親戚に当たるヒソピソ族のリーダー格。『ワギャンランド3』で何者かにヒソピソ星を侵略され、ワギャンに助けを求めにワギャンアイランドにやってきた。ヒソピソ族には戦う力が無い代わりにヒソピソ族だけに言葉を伝えることができるテレパシー能力があり、救出された仲間を介してパスワードをワギャンに伝えることで支援している。『スーパーワギャンランド2』でもパスワード係を務める他、ガルゴンや眠り草の説明やガルゴンを倒した後の最後の仕上げをするなどワギャンの手助けをしている。 宇宙怪獣ガルゴン 『スーパーワギャンランド2』のラストボス。四頭一体の怪鳥。伝説の宇宙怪獣で弱点が無いため、完全に倒すことができず眠り草を使って眠らせていたが、突如目覚めて地球に降臨、微笑みの木を占拠する。四頭のため、退治するには眠り草を4枚集めなければならない。4枚集めなくても対決はできるが、行く前にヒソピソに「本当に行くのか?」と止められ、勝利してもバッドエンドとなる。ガルゴン・グー 青色の頭部。最初に対決する。「HITONAMI」では「早押ししりとり」で、「KAMISAMA」では「ローマ字当て」で対戦。一人称は「わし」。バッドエンディング時のみ一人称が「わたし」になる。 ガルゴン・ピー 緑色の頭部。キザ。2番手で、どちらのモードでも「しりとり」で対決。一人称は「ワシ」。 ガルゴン・スー 黄色の頭部。目が細い。3番手で、どちらのモードでも「数字探し」で対決。一人称は「わし」。 ガルゴン・ガー 赤色の頭部。四頭のリーダー格で、どちらのモードでも「モザイク当て」で最後の対決となる。一人称は「俺」。パーフェクト勝利した時のみ一人称が「わし」になる。 シルスベマジン 『ちびっこワギャンの大きな冒険』に登場する。シルスベの知恵の力が具現化した姿。シルスベの持つ者に忠実に従う。本作ではDr.デビルがシルスベを持つ者となっているため、Dr.デビルの支配下であり、敵であるワギャンに知恵くらべ対決を挑んでくる。知恵が具現化した姿であるため物理攻撃が効かず、知恵で打ち負かす以外に倒す方法はない。種類は「しりとりマジン」、「まちがいマジン」、「おはじきマジン」、「きおくマジン」といった多数の種類が存在する。 ナーハ 『ちびっこワギャンの大きな冒険』に登場する。ロッタの兄。正義感が強く活発な性格。奪われた村人の知恵を取り戻すべくワギャンについていく。 ロッタ 『ちびっこワギャンの大きな冒険』に登場する。ナーハの妹。おとなしくてやさしい性格。兄とともに奪われた村人の知恵を取り戻すべくやはりワギャンについていく。 鉄球(てっきゅう) シリーズ全てに登場する、音波砲や超音波砲が一切通用しない存在。黒く丸い球体に全身トゲに覆われ、通常は横方向に直進してくるが、中には動かずその場で止まっているものや上下一定で動いているもの、さらには斜め(45度)で壁に当たるとその度90度反転して跳ね返るなど、動作バリエーションが多彩。通常は撃破不可能であるが唯一無敵状態でのみ撃破可能で5,000点が貰えるボーナスキャラである。『スーパーワギャンランド2』ではスーパーワギャナイザーによる超音波砲で撃破可能になっている。
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