マーシュ家
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インスマスのオーベッド・マーシュ船長の一族。(船長と同名の)オーベッド店主によると、魔女や迷信など信じていないというが、『インスマスの影』などにみられるように別の存在と繋がりを持つ。セスはマーシュ家の血も引いており、オーベッド店主はセスはビショップ家よりもマーシュ家に似ていると言う者もいたと語っている。セスの日記には、1928年のアメリカ政府による手入れのことが記されており、インスマスとマーシュ家は駆逐されたが、まんまと逃げおおせた者もいるという。
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マーシュ家
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「サウスパークの登場人物」の記事における「マーシュ家」の解説
スタンの家族。一家のファーストネームは、作者のトレイ・パーカーの家族から取ったもの。代々、ある秘密を守る組織の幹部であり、それを継いでいくことに誇りを持っている。 ランディ・マーシュ(Randall "Randy" Marsh) 声 - 乃村健次、無修正映画版 - 木下隆行、Netflix版 - 佐藤愁貴 / 英 - トレイ・パーカー スタンの父。45歳。職業は地質学者。博士号を持ち、アメリカ地質調査所の非常勤職員として勤務している。他に歌手活動やショッピングモールの警備、学食のコックなど色々な副業を持ち、家計の足しにしている。ジンボとは種違いの異父兄弟にあたる。スタンの身近な大人の男性として良い見本にも悪い見本にもなっている。 芸達者で様々な趣味を持ち、量販店での買い物、ホームビデオ撮影、マルガリータ製造機、息子のパインウッドダービー(木製模型によるカーレース)、アダルトサイトやネットゲーム、モンゴル語、料理、性器を使ったマジック、作曲や音楽活動などに熱中し、前述の通り副業にまでなった趣味もある。かつてヒッピーだった事があり、その時代に覚えたマリファナにも精通しており、銘柄で指定できるほど。後に医療用のマリファナを購入するために自ら睾丸癌に罹るよう励み、無事に癌を発症(同時に睾丸が肥大化)しマリファナを合法的に吸えるようになった。一度ハマり出すと止まらなくなる凝り性持ちで、その異様な熱意が町を巻き込む騒動の発端となる事も多い。 高校時代、合唱団に所属していた時に芸能界へスカウトされ、学校を辞めて17歳でアイドルとしてデビューして売れっ子になった経験を持つ。新しいアイドルをデビューさせる事務所の意向であっさりとクビになり、財産も事務所の資産として取り上げられ、サウスパークに戻って来たときに住民に一発屋として馬鹿にされたことがある。大学に進んで地質学者になった現在はその過去の苦い経験を隠し、スタン達がアイドルグループを結成しようとしたときには猛反対した事もある。一方でスタンにギターやダンスを仕込もうとしたり、度々音楽活動を行ったり、若い世代で流行しているバンドを理解しようとしたり、音楽への熱意は失っていない。第18シーズン3話「The Cissy」では女性歌手ロードの正体である事が判明し、女装と曲の加工を駆使して活躍していた。 政治的にはリベラルな言動が多く(2008年の大統領戦ではバラク・オバマ当選に熱狂していた)、町で保守派とリベラル派が対立する時はリベラル側の旗手になる事が多い。投票への必要性をスタンに説いた事もある。クイズ番組の収録中、差別用語(穴埋め問題でN○GGERという問題が出た際に、NAGGER(小言の意)が正解の所をNIGGERと答えてしまう)を発してしまい社会的な信用を大きく失った。 P.F.チャングスでの食事を好んでいる模様。人糞の大きさの世界記録保持者である(第11シーズン9話「More crap」正しくは重さで判断している。世界2位はボノであるらしい)。シリーズ初期では特段には目立たないふぬけ親父で、兄のジンボの方が目立っていた。しかしシリーズ中期から間違った方向に奔走するアホ親父として描かれるようになり、子供達と並んで物語を主導するトラブルメーカーの役割が定着した。 妻のシャロンとは子供の頃からの付き合いで若い頃は一緒にヒッピーをしていた。カイルの父ジェラルドとは親しい間柄だが、友情が高じて一線を越えた事がある。 シャロン・マーシュ(Sharon Marsh) 声 - 鈴木紀子、FOX版 - 武田華、Netflix版 - 寺依沙織 / 英 - メアリー・ケイ・バーグマン→エリザ・シュナイダー スタンの母。42歳。旧姓はキンブル。日中は、形成外科の受付をしている。このため、両親ともに出払っていることが多く、スタンの家が子供たちの遊び場になることが多い。ランディとは子供の時からの付き合いである。ランディが時折とる奔放な行動に頭を悩ませることもあるが、シャロンがおかしくなることもある。マーシュ家では一番の常識人。設定では美人で巨乳らしく、小学校の上級生やバターズはシャロンの胸のファンである。誕生日は12月16日。 シェリー・マーシュ(Shelley Marsh) 声 - 鈴木紀子 歯を矯正中のスタンの姉。13歳。矯正装置の影響か、会話の途中に唾液を啜る音をたてる。恐ろしく凶暴的で気に入らないことがあるとスタンに八つ当たりする。暴力、暴言ともに甚だしいが、両親はそれに気づいていない。ただし唯一、第12シーズン6話「Over Logging」でネットが繋がらない腹癒せにスタンを殴った所を両親に目撃され、止めに入られている。しかし、野蛮な面とは裏腹に、歯に矯正器具をつけていることや、自信の容姿が優れず、周りの男子からモテないことなどに、コンプレックスを抱く年頃のティーンとしての面も垣間見える。 『フレンズ』や『バフィー 〜恋する十字架〜』などのテレビドラマを観るのが日課で、弟スタンとのチャンネル争いがこじれると、弟に制裁を加え黙らせる。その一方で、本当にスタンが困っている時には助けてくれるという中途半端な優しさを持つ。 第3シーズンでカートマンと協力し、22歳の彼氏に復讐したこともある(その後、上記の「Over Logging」でアミール(黒人か色黒なだけなのかは不明)という彼氏が出来ており、時折iChatで会話している)。生理時は、家中が文字通り血の海になるほどの月経血が出る。誕生日は11月24日。 お爺ちゃん("Grampa" Marvin Marsh) 声 - 小形満 / 英 - トレイ・パーカー 本名:マーヴィン・マーシュ。スタンの祖父でランディの父。ジンボとは血が繋がっていない。102歳。 車椅子で行動し、100歳を超えているにしては明敏な頭脳と行動力を持つ老人。被保護者扱いされるのをとても嫌う。何度間違いを指摘されても、スタンのことをいつもビリーと呼ぶ。 初登場はシーズン1第6話であり、退屈な生活から死を望んでスタンに自分を殺害させようとしていたが、同様の理由で自分が殺した祖父の霊に忠告され、自然死を望むようになる。その後は稀に脇役で登場し、しばしば町の老人達の代表や、最長老として行動することもある。シーズン14で再登場した際には老人ホーム暮らしとなっている。 スパーキー(Sparky) 声 - ジョージ・クルーニー スタンの飼い犬で性別は♂。ゲイ。クライドの愛犬レックス(♂)を犯したことがある。シーズン8の第1話「キケンなニンジャごっこ」では手裏剣が目に刺さったバターズが動物病院で受けられるように犬に変装する為、スタンによってバリカンで自分の毛を刈られていた。
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マーシュ家
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「オーベッド・マーシュ」の記事における「マーシュ家」の解説
オーベッドを中興の祖として繁栄したインスマスの名門一族。実態は、深きものどもと契約し、ダゴン秘密教団の祭司を務める。 オーベッド船長と船員幹部の、マーシュ家、ウェイト家、ギルマン家、エリオット家がインスマス四名家。 オーベッド・マーシュ (Obed Marsh) バーナード・マーシュ老の祖父。最終的には、『インスマスの影』の主人公の4代前の先祖と判明する。 1812年の米英戦争の最中にも各地を航海した野心家の船長だった。ポリネシアの「深きものども」を崇拝するカナカイ族と交流のあった彼は、1838年に島の住民が全滅しているのを発見した。この時、ダゴンを呼び出す祭具や儀式に関する知識を得た彼は、インスマスの悪魔の岩礁で儀式を執り行ってそれと契約を結ぶ。黄金(正確には、金に似た金属)の装飾品や豊漁と引き換えに深きものどもとの契約によって住民と彼らを交配させることになり、彼自身も2人目の妻を娶ることになった。人間の妻との間に息子オネシフォラスと3人の娘がおり、人外の妻プトトヤ・ライとの間にも3人の子供が産まれた。この内の1人がベンジャミン・オーンと結婚して『インスマスの影』の主人公に連なる血筋となっている。1840年にダゴン秘密教団が設立されたが1846年に町の行方不明者が多過ぎるとして反対派の住民が船長や教団幹部を拘束した。この時、海から深きものどもが上陸し、反対派を虐殺してオーベッドを解放し、町を占領した。1878年没。
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