ファ・ディール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 23:57 UTC 版)
「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」の記事における「ファ・ディール」の解説
マイホーム 最初に「ランドメイク」するランド。当初は主人公の家内部以外は何も無いが、シナリオを体験することで作成小屋やペット牧場、果樹園に入ってそれぞれの作成を行うことができるようになる。また、主人公の家の書斎では各種図鑑をいつでも参照することができる。 ドミナの町 マイホームの次に訪れることになるランド。積木を積み重ねたような活気と賑やかさ溢れる町。様々な住人が住んでおり、時期によって出現するキャラクターや発生するシナリオも多数に渡る。大別すると「商店街」「ドミナバザール」「風なびく草原の教会」「女神の憩いの噴水公園」「いなか道」に分けられる。 リュオン街道 馬車の轍と旅人の足跡から作り出された道が街道となったランド。どこまでも続く枯れた長い道にはモンスターも出没し、いくつかの分かれ道も点在する。ポロンの洞窟や主人公の名前を冠した峡谷の他に、七賢人の一人・ガイアの居る場所もある。 メキブの洞窟 地下水脈のしずくが垂れ落ち続けている深い洞窟。本格的なダンジョン構造をしており多数のモンスターの他にも洞窟全体が迷いやすくなっている。 キルマ湖 森に囲まれた大きな湖。ダンジョン構造としては湖よりも森部分を探索していくことになる。この森には多数の妖精が生息していることから妖精世界への入口が開くこともある。道中には七賢人のカメ、トートが居る。「湖面を見渡せる崖」からはキルマ湖全体が一望できる。 断崖の町ガト むき出しで連なる岩肌がそのまま町を構成している聖なる炎と風に守られた町。ここは「癒しの寺院」という寺院とそれに関わる宗教が色濃く反映されている町で、町としての機能よりも修行者や参拝者たちの憩いの場としての風情が強い。ガトは東半分がこのような寺院と「門前町」として賑わっているが、その反対側の西半分はモンスターも生息する「修験者の道」があり、その先には「カンクン鳥の巣」もある。 ジャングル 鬱蒼と茂る巨大な熱帯雨林が入り乱れ、まるでひとつの城のように入り組み、縺れているランド。似たような地形が続いたり妖精たちのイタズラがあったりと非常に迷いやすく、一度不用意に入ると出てくるまでが大変。ここには獣王ことロシオッティが鎮座しており、居眠りの日々を送る。絶滅寸前の森ペンギン、えもにゅーとしるきーに会えれば森に迷わないおまじないをしてくれる。深部にはドゥ・カテの生息地もあり、油断できない場所。 月夜の町ロア 永劫に続く夜に囲まれた静かな町。ひとつの大きな建物が連なりあったような外見をしている。およそ活気とは無縁のこの町に住む人々も独特な人物が多く、酒場「悪魔のぼったくり亭」ではアナグマたちが集う。リュミヌーの経営するランプ屋にはギルバートが訪問することも。 デュマ砂漠 広大な熱砂が道らしきものを作っている砂漠。岩や動物の骨がごろごろと点在し、「オアシス」以外には植物らしいものはサボテンくらいしかない。さらにはところどころ流砂によって通行不能になっている。人跡未踏の地でもあるので隠れて何かをするには絶好の場所。 奈落 入ってすぐの場所に巨大な墓が聳え、不気味な様相を呈しているランド。この墓は死者の支配する国の入口となっている。ジャングル以上に複雑で広いこの奈落は上層部分にはオールボンやシャドールたちがいるだけで時には居住空間もあるが、下層に行くにつれて悪魔やアンデッド系のモンスターが出現し出す。上層部分の居住空間にはストーリーの中で死んでしまった者が訪れる。 ミンダス遺跡 その昔、風の塔という名前の建造物を中心に繁栄していた大きな都市の遺跡群。この遺跡自体はさほど広くはないものの、点在する鍵花人たちの仕掛けを解きながら進まなければならないので目的地に到達するには意外なほど時間が掛かる。鍵花人たちの仕掛けは2箇所にあり、総じて4つの扉の開け閉めを担当している。 マドラ海岸 波の打ち寄せる白い砂浜。暑く降り注ぐ南の空。椰子の木とカニたちの群れ。南海の島そのままのランドのマドラ海岸はおよそダンジョンとは思えないほど美しい景色と砂浜が魅力的なランド。砂浜と鍾乳洞がどこまでも続く東側とは裏腹に、西側はすぐ行き止まりとなりそこにはセイレーンのエレが居る「鳥カゴ灯台」がある。 ゴミ山 アーティファクトクリーチャー同士の大規模な争いの戦争遺跡。その戦争が終わっても酷使されたクリーチャーたちの意思は消えることなく存在し続け、そんな彼らが打ち捨てられたように積み重ねられており、もはや思念を飛ばすことしかできないクリーチャーたちをアーティファクトクリーチャーの生き残りが一人で管理し慰めている。メルヘンチックな見た目とは裏腹に悲しみを募らせた場所。 ノルン山脈 美しく青い山脈だが、実際に登るとなるとその険しさとモンスターの出現に苦労するランド。ふもとまでの森部分、鳥人たちの住む風の集落を抜けた先の山脈部分とに大別される。崖崩れしそうな狭い道はメガロードというドラゴンが住む「山頂」へと続く。 港町ポルポタ 絶景の海を臨むリゾート地でもある港町。建物とは思えない貝殻の形の高級感溢れる「シーサイドホテル」ではルヴァーンシュのダンスを楽しんだり、「ショッピングマリーナ」での買い物もできる。水上レストラン「海の幸」では海ペンギンの姿も。そんな華やかな町の部分から離れた「入り江」では帝国の兵士と名乗る人物がある事件の調査をしていたりもする。 レイリスの塔 マナを汲み上げるという名目で建てられた巨大な塔。11Fまでのその道は簡単に登ることは難しく、階段や廊下が途切れていたり迷いやすい地形が続く。 魔法都市ジオ クリスティーの宮殿を中心とし、まるでひとつの巨大城のような町。都市という名に相応しく、他の町よりも美しく整理された「目抜き通り」には宝石屋「ウェンデルの秘宝」や喫茶店「ごめんねカール」が立ち並び、フルーツパーラーではバーテンが飲み物を振舞っている。ここでの最大の建物はクリスティー宮殿の他には魔法学園があり、勉強熱心な先生や生徒たちが学園で日夜研究に明け暮れている。また、ここでは唯一全体マップ画面で各精霊の曜日が表示される。 骨の城 ジャジャラというドラゴンが住む竜そのままの骨城。内部も骨が至るところに散らばり、通行の妨げにすらなるほど散在している。いくつかの扉は番人と会話しなければ通れなかったり、最深部へ向かうには他にもエレベーターの仕掛けを解かなければならない。ふもとでは高品質の調合素材が手に入るらしく、魔法都市の学生たちが調合実験をしている。 ウルカン鉱山 ワッツの住んでいる鍛冶屋を入口とし、底が知れないどこまでも続く鉱山。いくつかの玄室や遺跡めいた空間もあることからただの鉱山ではないと分かる。マチルダとアーウィン、そしてエスカデを加えたある思い出が眠る地。プッツィを教主としたアナグマ団たちのアジトがある。 海賊船バルド 船長にして"おカシラ"のセイウチ、バーンズが率いる海賊たちのねぐら。海ペンギンばかりの船内は豪華。ダンジョンのように入り組んではいるがつくりはほぼ左右対称。時にはモンスターまで出没する部屋もある。船を操舵するラムティーガーに頼めば、好きな海域へと航海できる。 フィーグ雪原 雪がそのほとんどを覆い隠した真っ白いランド。辺境の地であるためにキルマ湖同様多数の妖精も生息しており、同様に景色が似ているため迷いやすい。メフィヤーンスが訪れることもある場所だが、彼が求める何があるのかは不明。 白の森 美しい森林地帯が広がるランド。鬱蒼と続く森の小道の先には白いドラゴン、ヴァディスが鎮座している。またここは珍種とされる豆一族の集落があるとされ、金持ちが彼らを求めている。 果樹園 マイホームにある果樹園がそっくりそのままランドになったもの。その中身はマイホームの果樹園とまったく同じだが、ランドメイキングにより設置した場所で各精霊のパワーが変化するのでマイホームとは別の果実を実らせることが可能。 ルシェイメア エスカデ編のラストダンジョン。アーウィンにより召喚された、いくつかのワームのうちの1匹、光鱗のワーム。クリア後は入ることができない。かつて死んだワームを蘇らせたのでその内部は腐り切っており歩行できるほど空洞化している。表面のウロコ部分とこの腐乱した内部を行き来するようにして進んだ頭の先には、アーウィンが待ち受けている。 煌きの都市 宝石泥棒編のラストダンジョン。珠魅たちの都市。彼らを表現するようにその都市もまた美しく、儚さに溢れている。いくつもの宝石を重ね、散らばしたその都市はかつて珠魅たちが住んでいたと思われる部屋や広場があり、訪れることでかつての姿を回想をすることも可能。最上階には玉石の座があり、アレクサンドルと宝石王が待ち受ける。 焔城(ほむらじょう) ドラゴンキラー編のラストダンジョン。ティアマットの居城にして奈落から現れた城。他のランドとは異なり、「奈落」自体が焔城に変化するためにランドメイキングはできない。入口の結界により、ストーリーを通じて一度しか入ることができない。最深部にはティアマットのいる空間がある。 マナの聖域 本作のラストダンジョンで、万物の創造と流出の根源となる絶対世界。
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