エスカデ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 13:21 UTC 版)
「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」の記事における「エスカデ編」の解説
4人の幼なじみの友情と対立、十数年来のすれ違いの物語。シナリオは、ライブ・ア・ライブなどのシナリオ担当も務めた、井上信行が担当。
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エスカデ編
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ダナエ ガトの癒しの寺院の僧兵を務める猫のような獣人の女性。25歳。マチルダ、エスカデ、アーウィンとは幼馴染。リュオン街道で初登場。マチルダを姉のように慕うが、ある事が原因で急速に老化する彼女を老衰から助け、同時にアーウィンを止めるために奔走する。一方的にアーウィンを憎むエスカデの横暴さに反感を持っており、後に剣を向けてきた彼を「悪魔は貴方よ!」と、言い捨てる。アーウィンと再会後、彼がマチルダの延命のため、彼女を妖精世界へ連れて行こうとしていた事を知り、自身も同調して、彼女をアーウィンの元へ連れて行こうとするも、「彷徨の回廊」のミンダス遺跡で、エスカデと遭遇。思惑の相違により、彼と直接、争う事になってしまう。ここでの選択肢によっては敵となり、倒すと二度と登場しなくなる。仲間に出来るキャラクターの1人で、装備武器はヌンチャク。「ヒステリックラン」という固有の必殺技を持つ。シンクロは移動中もHPを回復させる「リジェネレーション」。 ゲーム中、エスカデ編の主要キャラクターの中で、彼女のみ幼少時代での登場がなく、また『アルティマニア』等の書籍関連においても、幼少時代のビジュアルが掲載されていないが、小説版『あまたの地、あまたの人』の扉絵でのみ、彼女を含む幼少時代の4人の姿を見ることが出来る。扉絵は亀岡本人によるもの。 エスカデ 数々の聖騎士を輩出したライオット家出身の剣士。28歳。マチルダに好意を持つ。傲岸不遜で、自分こそ正義と信じ、時にマチルダの話すら耳を貸さず、容赦がないまでに頑固。かつての妖精戦争のしがらみにとらわれ、妖精や悪魔に、激しい敵愾心を抱く。マチルダと想い合うアーウィンに対し、彼への嫉妬と、彼が悪魔と人間の混血児であり、10年前の彼の行動が、マチルダの老化に繋がった事から、彼を「悪魔野郎」と忌み嫌う。アーウィンを倒せば、マチルダに精霊力が戻ると信じており、そのためなら、幼なじみのダナエにさえ、剣を向ける。過去に、本気でアーウィンを殺そうとして、奈落に落下。そこで剣の達人で、マナの七賢人の1人でもあるオールボンから、10年間、剣術を学ぶも、アーウィン討伐=「師の意志」と拡大解釈しており、悪魔討伐は「賢人の意志」と勝手に思い込むようになる。ミンダス遺跡で、ダナエと対峙するが、選択肢によっては敵となり、倒すと二度と登場しなくなる。また、仲間にしても、ルシェイメアのアーウィンの元まで同行しなかった場合も、その場で死亡し、二度と登場しなくなる。仲間に出来るキャラクターの1人で、装備武器は大剣。「奈落へ落ちろ」という固有の必殺技を持つ。シンクロは攻撃に魔法属性を持たせる「マジックウェポン」。 本エピソードが「エスカデ編」と彼の名を冠しているのは「古い時代の象徴」だからとの事。 マチルダ 司祭の家柄、ハロ家の娘。かつて、自らの出自やその運命に疑問を感じ、互いに惹かれ合うアーウィンと共に逃げ出すが、彼がマチルダの司祭家を守護する精霊力を、自分の物とした事で、急速に老化し、26歳にして80歳を越す老婆のような外見となる。全てを達観したような物腰で、言動も哲学的である。全てが自由である事を望むが、エスカデやダナエ達が争い合う様には否定的なようで、彼女が唱えた瞬間移動の呪文を逆から読むと、その心情が見て取れる。他人の幸福を願うダナエに、自分も同じ態度を取ると、どうなるかを説き、それぞれの自由の重要性を肯定する。後に、人としての生涯を終え、七賢人セルヴァの推薦で、彼女自身が新たな七賢人の1人として、奈落に招かれる。打ち倒されて奈落にいたアーウィンに、16歳の時の姿で再会し、じき、彼が望む世界の滅亡が訪れ、2人で世を創造するのだと説くも、お互いの主張が折り合わず、平行線のまま終わる。 アーウィン 悪魔と人間との混血児。そのため、幼い頃からダナエとマチルダを除く、人間と悪魔の双方から疎まれており、現在は、人間に反感を持つ妖精たちを支配し「黒竜王」と呼ばれている。想い合うマチルダから、精霊力を奪ってしまった事を、心底後悔しており、彼女を精霊王にする事で、老衰から救おうと、奔走する。最後は伝説の長竜、ルシェイメアを復活させ、マチルダのために怪物化して世界と人間を滅亡させようとした。主人公達に倒されて奈落に落ち、そこで、天命を全うしたマチルダと再会する。彼女からこの世界もまた、アーウィンが唱えた妖精界と同じ世界であると説かれるが、世界を混沌に陥れたい、という自らの願望のため、彼女と決別する道を選ぶ場面で物語は終了する。 人間を滅ぼすという意志で行動していたため、人間に敵意を持つ妖精達やレッサーデビル、スプリガン、グランシェといった高度な知性を持つ魔物達も従えている。 妖精 大昔からファ・ディールにいる種族。非常に長命な種族であるため、大昔の妖精戦争時代から生き残っている個体が多く、大部分は人間を嫌っている。中には、人間種を滅亡させることを企み、アーウィンに協力する者もいる。
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他の主要ストーリーがほぼゲームと同じ展開である中、漫画版のエスカデ編はほぼオリジナルストーリーとなっている。 ストーリーも1巻での序章および3巻の中盤-5巻の序盤ともっとも長く、5巻にはエスカデたちのその後を描くギャグ4コマが掲載されている。 エスカデ 性格がかなり短気かつ俺様的になっており、何かあるとすぐトトに暴力的ツッコミを入れることが多い。一方で、ゲーム版より独善的な面がやや薄く、最終的には善悪のない赤子になったアーウィンを手にかけることができず、彼を許して悪に堕ちないよう育てることを決めた。 また、おまけの4コマも含め、少々ヨゴレキャラと化している。 ダナエ ゲームと比べ少々穏やかな性格になっている点以外ほとんど変わらないが彼女自身が戦いに関わることは少なく徹底した中立的立場にあり、マチルダにアーウィンと共に時の束縛を受けない妖精界で暮らすよう託した。また、イムと最初に出会ったのも彼女である。 1巻の序章で、彼女の独特な死生観から初対面でトトに宗教の勧誘と間違われた。 マチルダ ゲームでの思想的な言動はほとんど見られなくなっている。 エスカデ達の争いにとても心を痛めている。最後はアーウィンと共に聖剣の力で赤ん坊に転生する。エスカデとダナエに育てられる事になるが、エスカデからは偏った愛情を注がれていた。 アーウィン 基本的にはゲームと同じく、マチルダに一途で彼女のためなら手段を選ばないという信念で動く。一方、部下に「こんにゃくにする呪い」をかけるなど、真剣なのか冗談なのか分からない行動もしている。また、目的を果たしても心が悲しみに暮れる様子が出るなど、無意識ながら自身の過ちにも気づいており、あくまで「誤った道を進んだ人物」と描かれていた。 最後はトトが聖剣の力でマチルダと共に赤ん坊に転生させて再出発させることにし、エスカデとダナエに託された。四コマ漫画ではモンスターを生きたまま食らったり、大便が異形化して暴れだしたりと、赤子にして既に悪魔の片鱗を見せていた。
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