風の塔とは? わかりやすく解説

風の塔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 03:27 UTC 版)

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風の塔
Αέρηδες
Tower of the Winds
別名 風神の塔
アンドロニコスの時計塔
Ωρολόγιο του Κυρρήστου
Horologion
概要
所在地 ローマ時代のアゴラ
自治体 アテネ
ギリシャ
座標 北緯37度58分27.04秒 東経23度43分37.21秒 / 北緯37.9741778度 東経23.7270028度 / 37.9741778; 23.7270028座標: 北緯37度58分27.04秒 東経23度43分37.21秒 / 北緯37.9741778度 東経23.7270028度 / 37.9741778; 23.7270028
完成 BC50 頃
寸法
直径約8m × 高さ約12m
技術的詳細
構造方式 石造建築構造(大理石)
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風の塔(左はボレアス、右はスキロン)

風の塔または風神の塔Tower of the Winds)別名アンドロニコスの時計塔ホロロゲイオンHorologion)は、アテネローマ時代のアゴラにあるである。おそらく紀元前50年頃にキュロスのアンドロニコスが建てたものと思われるが、フォラム(広場)の他のものより早く、紀元前2世紀に建てられたことを強く示唆する史料もいくつかある。[要出典]

景観

ペンテリ山産大理石で作られた八角形の塔であり、高さは12m、直径は約8m。塔の一番上には風見鶏のようなトリトン像があって(現在はない)、風が吹くとすぐ下にあるフリーズ(帯状装飾)に描かれた8人のアネモイ(風神)たちのどれかを指して、風の向きを示す仕組みになっていた。8人の風神とは、ボレアス(北)、カイキアス(北東)、エウロス(東)、アペリオテス(南東)、ノトス(南)、リプス(南西)、ゼピュロス(西)、スキロン(北西)である。さらに9つの日時計がある。内部には、アクロポリスから流れ落ちてくる水力で動く水時計(クレプシドラ)があった。

キリスト教時代の初期には、この塔は正教会鐘楼として使われた。それ以後は、一部が地面に埋もれたが、19世紀、アテネ考古学協会によって完全に発掘された。

18世紀に作られたイギリスオックスフォードラドクリフ天文台のデザインは、この風の塔に基づいたものである。ロンドン、ウエスト・ノーウッド墓地にあるギリシア国立図書館の創立者 Panayis Athanase Vagliano のもそうで、他にもセヴァストポリに類似の塔(1849年建造)がある。

現地へのアクセス

関連項目

外部リンク


風の塔

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大貝獣物語」の記事における「風の塔」の解説

世界南東にあるウインドドラゴンの所在地当初突風により中には入れない

※この「風の塔」の解説は、「大貝獣物語」の解説の一部です。
「風の塔」を含む「大貝獣物語」の記事については、「大貝獣物語」の概要を参照ください。

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