鎌倉学園中学校・高等学校 鎌倉学園中学校・高等学校の概要

鎌倉学園中学校・高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/03 09:30 UTC 版)

鎌倉学園中学校・高等学校
KamakuraGakuen Highschool.jpg
過去の名称 鎌倉中学校
鎌倉学園鎌倉中学校
鎌倉学園鎌倉高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人鎌倉学園
校訓 礼義廉恥
設立年月日 1921年(大正10年)9月10日 鎌倉中学校設立認可
創立記念日 11月22日
創立者 菅原時保
共学・別学 男子校
中高一貫教育 併設型(外部混合無)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 14544A
所在地 247-0062 
神奈川県鎌倉市山ノ内110番地
北緯35度19分52秒東経139度33分10.8秒
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
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概要

高等学校において、鎌倉学園中学校からの内進生と高等学校から入学した外進生が3年間別クラスを編成する併設型中高一貫校[1]。「鎌学(かまがく)」と略して呼ばれることも多い。

1921年旧制中学校 「鎌倉中学校」として設立。第二次世界大戦後の学制改革により新制高等学校中学校となり、高校の名称は1975年の校名変更まで「鎌倉学園鎌倉高等学校」であった。県立鎌倉高校が「県鎌(けんかま)」と呼ばれるのは、両校を区別する必要があった当時の名残である。

校訓・教育理念

  • 校訓である「礼義廉恥」とは、中国の古典『菅子』の中に出てくる言葉からとられたもので、「礼」とは「節度を守ること」、「義」とは「自分を実際以上に見せびらかさないこと」、「廉」とは「自分の過ちを隠さないこと」、「恥」とは「他人の悪事に引きずられないこと」をあらわす。言い換えれば、礼義とは人として身につけなくてはならない社会の正しい道理を知ること、廉恥とは心清くして悪を恥じ、不正を行わないということである。創立の時に掲げられた3つの綱領の第2に「本校は礼義廉恥を唯一の信条とし」とあり、この部分を特に取り上げて校訓とした。会議室に掲げられている「礼義廉恥」の書は創立の頃に明治の元勲 松方正義公爵が書いたもの。
  • 教育のモットーは「文武両道」。「武」とはスポーツだけを意味するのではなく、勉強以外に何か自分の情熱を傾けて打ち込むことを求めるということ。
  • 教育理念の1つに「自主自律」を掲げている。「自主自律」とはもともと禅宗の教えからきた言葉であり、前身である宗学林の時代から今日まで受け継がれている。例えば、生徒会の活動においても生徒の自主性を重んじているため、企画・運営・他との交渉等は生徒が前面に立ち、教員は黒子に徹している。また高2からのコース選択も、成績によって教員が決めるのではなく、原則は生徒の希望であり、担任がアドバイスする形で決めている。

教育過程

  • 中学校
    中1、中2、中3をそれぞれM1、M2、M3と呼ぶ。中高一貫教育の方針のもと、数学・英語の先取り授業を実施。土曜日には「鎌学セミナー」(国語、数学、英語の特別授業)3時間と通常授業(音楽、体育、技術・家庭など実技科目)1時間の授業が行われる。
  • 高等学校
    高1、高2、高3をそれぞれH1、H2、H3と呼ぶ。鎌倉学園中学校から進学してきた生徒(内進生)と、高校から入学してきた生徒(外進生)は、卒業までクラスは別となる(一部の選択授業、年中行事、クラブ活動は共通)。1年次修了時に本人の希望をもとにコースを選択。2年次より「理系国公立コース」、「理系国立・私立コース」、「文系習熟度別クラス」に分かれる。国・英・数の3教科は2年次で高校過程修了。3年次は大学入試問題演習中心の受験対策の授業となる。

校章

  • は鎌倉の地を表す。これを囲む二条の線は、東洋と西洋、宗教と科学の融合と調和を表し、これらが合致して、真の文化の発展が期せられることを象徴している。

スクールカラー

制服

  • 11月-4月は黒の詰襟(標準型学生服)着用が義務。5月-10月は夏服期間として詰襟の上着着用は自由とし、白色無地のワイシャツのみで可。
  • 40年ほど前に制服の自由化を公約に掲げて立候補した生徒会長がおり、生徒会と学校との話し合いの結果、学生帽が自由化。その後、靴、カバンの自由化、夏服期間の延長、コートの規定変更と続いた。2010年度には生徒会からの要望により白色無地のポロシャツが夏服として認められた。

襟章

  • Kをモチーフにした生徒会バッチ(襟章)を詰襟の左襟に付ける。中学生は「青」、高校生は「赤」で区別する(かつては 商業科の「緑」もあった)。なお、右襟には生徒会の役員・委員等のバッチを付ける。

校風・校則

  • 自由な中にも男子校としての覇気や気力にあふれ、勉強やクラブ活動に熱中する生徒が多い。教育理念に「自主自律」を掲げるなど、生徒の自主性を重んじていることから、校則は緩やか。頭髪や服装の指導はあるが、その他のことに対してはそれほど厳しい制約は無い。

校歌・応援歌

  • 『鎌倉学園 校歌』(作詞:小林好日(3代目校長)、作曲:松島彜
  • 『鎌倉学園 応援歌』(作詞:勝承夫、作曲:小村三千三)
  • 『鎌倉節』 応援団による野球部の応援などで受け継がれている。前口上「西に見えるは相模灘 東に見えるは鎌倉五山 我等鎌倉健男児」で始まり、歌詞「鎌倉武士の血を受けて  粉吹く嵐に鍛えたる  力を示す時ぞ今  奮えや学園健男児 」とつながる。

建長寺

  • 鎌倉学園は鎌倉五山の第一刹建長寺が宗派の師弟教育のため設立した「宗学林」を前身とする。
  • 11月22日創立記念日は建長寺を創建した北条時頼の命日(時頼忌)に因んでいる。前日の21日に行われる創立記念式典では顕著な実績をあげた生徒に対して「建長寺賞」が贈られる。
  • 理事長、常任理事など、鎌倉学園の理事には建長寺または建長寺派の僧侶が就任する。
  • 鎌倉学園では宗教教育は行われていないが、年に数回の精神を体験するため、建長寺にて坐禅教室が行われる(中1~高1)。
  • 第2グラウンドには鎌倉学園の裏門(東門)から建長寺の境内を経由して移動する。半僧坊など境内にてトレーニングを行う運動部もある。
  • 東日本大震災の際、帰宅困難となった生徒・教師等約270名が建長寺の大広間で宿泊した。

歴代校長

  • 富士川游(1922年 - 1925年、医学者
  • 菅原時保(1925年 - 1926年、第236世 建長寺派管長。室号は曇萃軒、道号は寿仙。鎌倉中学校の創立者。初代総裁。)
  • 小林好日(1926年 - 1927年、その後 東北帝国大学教授
  • 菅原東丘(1927年 - 1942年)
  • 富永道廓(1942年 - 1948年)
  • 森由太郎(1948年 - 1955年)
  • 小平孝雄(1955年 - 1978年、東京大学地震研究所出身)
  • 浅井允之(1978年 - 1995年)
  • 佐藤幸二(1995年 - 1999年)
  • 福井安正(1999年 - 2006年)
  • 竹内博之(2006年 - )

沿革




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