鎌倉学園中学校・高等学校 鎌倉学園中学校・高等学校の概要

鎌倉学園中学校・高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/14 04:04 UTC 版)

鎌倉学園中学校・高等学校
KamakuraGakuen Highschool.jpg
過去の名称 鎌倉中学校
鎌倉学園鎌倉中学校
鎌倉学園鎌倉高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人鎌倉学園
校訓 礼義廉恥
設立年月日 1253年11月22日 建長寺創建
1921年大正10年)設立認可
創立記念日 11月22日
創立者 菅原時保
共学・別学 男子校
中高一貫教育 併設型(外部混合無)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 14544A
所在地 247-0062 
神奈川県鎌倉市山ノ内110番地
北緯35度19分52秒東経139度33分10.8秒
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
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概要

高等学校において、中学校から入学した内部進学生徒と高等学校から入学した外部進学生徒との間では3年間別クラスを編成する併設型中高一貫校[1]

中学校は「鎌倉学園中学校」、高等学校は「鎌倉学園高等学校」である。「かまがく」と略して呼ばれることも多い。

1921年旧制中学校「鎌倉中学校」として設立。第二次世界大戦後の新制高等学校設立後、1975年の校名変更までは「鎌倉学園鎌倉高等学校」という名称であった。県立鎌倉高校が「けんかま」と呼ばれるのは、区別が必要であった当時の名残である。

教育課程

鎌倉学園中学校から進学してきた生徒を「内進生」、他の中学校から受験して入学してきた生徒を「外進生」と区別し、卒業までクラス、授業内容は別(一部の選択授業、年中行事、クラブ活動などでは一緒)。

  • 中学校
1年次、2年次、3年次の生徒をそれぞれM1、M2、M3と呼び、中高一貫教育が行われている。
  • 高等学校
1年次、2年次、3年次の生徒をそれぞれH1、H2、H3と呼ぶ。高校入学前に美術か音楽か書道の選択がある。選択しなかった科目は3年で選択できない。
高校1年修了時に本人の希望を基にコースを選択。2年次に「文系コース」「理数系コース」にクラスを分ける。

教育方針

  • 校訓である「礼義廉恥」とは、中国の古典「菅子」という書物の中に出てくる言葉からとられたもので、「礼」とは「節度を守ること」、「義」とは「自分を実際以上に見せびらかさないこと」、「廉」とは「自分の過ちを隠さないこと」、「恥」とは「他人の悪事に引きずられないこと」をあらわす。会議室に掲げられている「礼義廉恥」の額は創立のころに明治の元勲、松方正義公爵が書いたもの。
  • 教育のモットーは「文武両道」。「質実剛健」の武士の魂と、「自主自律」の禅の精神を現代に受け継いだ、知・徳・体のバランスのとれた教育を目指している。
  • 中・高一貫教育の方針のもと、内進生は数学・英語の先取り授業を実施。国・英・数の3教科は高2で高校過程を修了。
  • 外国人教師による英会話プログラム
  • 習熟度別授業(高等部)
  • 土曜日の「鎌学セミナー」(国語・数学・英語の特別授業)

校歌・応援歌

  • 「鎌倉学園 校歌」(作詞:小林好日(3代目校長)、作曲:松島彜学習院大学教授))
  • 「鎌倉学園 応援歌」(作詞:勝承夫、作曲:小村三千三)
  • 「鎌倉節」 野球部の応援などで受け継がれている。前口上「西に見えるは相模灘 東に見えるは鎌倉五山 我等鎌倉健男児」で始まり、歌詞「鎌倉武士の血を受けて  粉吹く嵐に鍛えたる  力を示す時ぞ今  奮えや学園健男児 」とつながる。

校章

  • は鎌倉の地を表す。これを囲む二条の線は、東洋と西洋、宗教と科学の融合と調和を表し、これらが合致して、真の文化の発展が期せられることを象徴している。

スクールカラー

制服

  • 11月-4月は黒の詰襟(標準型学生服)着用が義務。5月-10月は夏服期間として詰襟の上着着用は自由とし、白色無地のワイシャツのみで可。
  • 40年ほど前に制服の自由化を公約に掲げて立候補した生徒会長がおり、生徒会と学校との話し合いの結果、学生帽が自由化。その後、靴、カバンの自由化、夏服期間の延長、コートの規定変更と続いた。2010年度には生徒会からの要望により白色無地のポロシャツが夏服として認められた。

襟章

  • Kをモチーフにした生徒会バッチ(襟章)を詰襟の左襟に付ける。中学生は「青」、高校生は「赤」で区別する(かつては 商業科の「緑」もあった)。なお、右襟には生徒会の役員・委員等のバッチを付ける。

建長寺

  • 鎌倉学園は鎌倉五山の第一刹建長寺が宗派の師弟教育のため設立した「宗学林」を前身とする。
  • 11月22日創立記念日は建長寺を創建した北条時頼公の命日(時頼忌)に因んでいる。前日の21日に行われる創立記念式典では顕著な実績をあげた生徒に対して「建長寺賞」が贈られる。
  • 理事長・常任理事など、鎌倉学園の理事には建長寺または建長寺派の僧侶が就任する。
  • 鎌倉学園では宗教教育は行われていないが、年に数回禅の精神を体験するため、建長寺にて坐禅教室が行われる。
  • 第2グラウンドには鎌倉学園の東門から建長寺の境内を経由して移動する。半僧坊など境内にてトレーニングを行う運動部もある。
  • 東日本大震災の際、帰宅困難となった生徒・教師等約270名が建長寺の大広間で宿泊させてもらっている。

歴代校長

  • 富士川游(1922年~1925年 医学者
  • 菅原時保(1925年~1926年 第236世 建長寺派管長。室号は曇萃軒、道号は寿仙。鎌倉中学校の創立者。初代総裁。)
  • 小林好日(1926年~1927年 その後 東北帝国大学教授
  • 菅原東丘(1927年~1942年)
  • 富永道廓(1942年~1948年)
  • 森由太郎(1948年~1955年)
  • 小平孝雄(1955年~1978年 東京大学地震研究所出身)
  • 浅井允之(1978年~1995年)
  • 佐藤幸二(1995年~1999年)
  • 福井安正(1999年~2006年)
  • 竹内博之(2006年~)

沿革


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  1. ^ 鎌倉学園高校の学校情報(高校受験パスナビ)(旺文社)の「ワンポイント情報」の冒頭には「●内部進学生とは3年間別クラス」と掲載されている。
  2. ^ “第38回千葉研究大会プログラム一覧”. 関東甲信越英語教育学会. http://www.kate-j.org/conference/info/KATE_Chiba_Program.pdf 2014年9月30日閲覧。 


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