小林好日とは? わかりやすく解説

小林好日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 16:42 UTC 版)

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小林 好日(こばやし よしはる、1886年8月19日 - 1948年2月11日)は、日本国語学者

人物

東京生まれ。東京府立第一中学校旧制第一高校東京高等師範学校を経て、1922年 東京帝国大学文科大学国文科卒業(専門は国語学)。1926年 - 1927年旧制鎌倉中学(現:鎌倉学園)校長。東洋大学東京女子大学講師などを経て、1934年東北帝国大学教授に就任。室町時代以降の文法史、東北地方の方言の語彙的研究で知られている。著書に『国語学概論』(1930)、『国語学の諸問題』(1941)、『標準語法精説』(1922)、『国語国文法要義』(1927)、『日本文法史』(1936)、『東北の方言』(1944)他。校長時代に、鎌倉学園校歌を作詞。

1946年京都帝国大学より文学博士。論文の題は『方言語彙学的研究』[1]

資料

東北大学史料館(宮城県仙台市)において「小林好日文書」(講義ノート、受講ノート等)が保存・公開されている。

著書

  • 『標準語法精説』育英書院 1922
  • 『吉野拾遺』校註 丙午出版社 1923
  • 『新体国語法精説』大同館書店 1924
  • 『金槐集評釈』厚生閣書店 1927
  • 『国語資料現代詩鑑賞』東洋図書 1927
  • 『国語国文法要義』京文社 1927
  • 『国語学概論』万上閣 1930
  • 『日本文法史』刀江書院 1936
  • 『国語学の諸問題』岩波書店 1941
  • 『国語学通論』弘文堂書房 1944
  • 『東北の方言』三省堂 1944
  • 『方言語彙学的研究』岩波書店 1950

脚注

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  1. ^ 博士論文書誌データベース




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