高校の関係者(あつみの関係者)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 23:20 UTC 版)
「リコーダーとランドセル」の記事における「高校の関係者(あつみの関係者)」の解説
高橋沙夜(たかはしさよ) 声 - 平野綾 1巻から登場。あつみのクラスメイトで親友。2月生まれ。身長165センチメートル。巨乳。背の高い男性が好みらしく、あつしのことをあつみの台詞から「隣のタケ兄」と勘違いして好意を抱いていたが、ある日真実を知ってショックを受ける。タケヒコに「好きな相手が思っていたのと違ったらどうする」と相談したところ、「時間を置けば自然と解決する」と言われ、現状維持に至る。一時は「相手は小学生」と距離を取る姿勢も見られたが、すぐにあつしへの恋心を受け入れ前向きになった。以後はあつしの外見と中身のギャップにたびたび悩まされることに。 あつみに対しては妹のようにかわいがっており、逆に吉岡先輩の奇行に対しては時折暴力で対処する。 原作とは違いアニメ版2期終盤ではあつしに対して敬語は使わなくなったが、3期からまた敬語になっている。 後に原作でもあつしに敬語は使わなくなったが、さん付けで呼んでいる。 みすず 2巻から登場。あつみの同級生の内、くせ毛でショートカットの少女。姓名未確認。一人称は「あたし」。スタイルが良く沙夜以上の巨乳。何かとお菓子を頬張っていることが多く、子供っぽい性格。彼氏は特に欲しいとは思っておらず現在フリー。どこまで本気かは定かではないが、沙夜のショタコン葛藤を尻目に、あつしなら彼氏にしてもいいと断言していた。そんな彼女の携帯待ち受け画面はアイドル。 あつみ、沙夜の両名と行動することが多い。 小林マコト 声 - 亥野麻紀 3巻から登場。あつみの学校の下級生(高校1年生)。バスケ部に所属。学校であつみに次いで2番目に背が低く(女子含む)、身長を伸ばすための努力を日々続けている(バスケ部に入ったのも背を伸ばすため)。吉岡への突っ込み役であり、彼が一線を踏み越えて検挙され、バスケ部が大会出場停止に追い込まれるのを阻止すべく、部員たち共々に彼の監視を余儀なくされている。惚れっぽい性格で現在は沙夜に片想いしている。当初はすれ違いから「あつし」の話を自分のことを話しているのだと勘違いし、そこから「沙夜に好かれている」と誤解したことから片思いに発展。しかし後に真実を知り打ちひしがれるがすぐに立ち直り、10巻にてついに沙夜に思いを告白した。そして1年後には沙夜が惚れるような背の高い男性になると誓った。その後、初めてあつしと顔を合わせた際は「お前には負けないからな」と一方的にライバル発言をした。とはいえ毛嫌いしているわけではなく、顔を合わせるたびに仲を深めている。 15巻では、バスケの大会を見学にきたあつしがバスケの格好よさに魅せられたことで、「頑張れ」と素直に応援している。またこの話からは異様に女子小学生にモテることが判明し、吉岡先輩から猛烈な嫉妬を受けている。 アニメでは3期から登場。髪の色は黒。 パロディ作品「リコーダーとアカランドセル」では、女子高生として登場。ショタ趣味全開の吉岡先輩の監視役になっていた。 吉岡先輩 声 - 諏訪部順一 3巻から登場。あつみの学校の3年生。17歳。バスケ部のエースで見た目もさわやかな美男子だが、中身は真性ロリコンの変態。執心していた女子児童が中学生になって成長したため失恋していたところ、あつみの存在を知って合法ロリとして付きまとうようになった。「ロリは愛でるものであって触れるものではない」として一応小学生には手を出さないというぐらいの自制心はあるが、逆にそれ以外の変態行為は日常的に行っている。桜を撮る振りをして女子小学生を盗撮したり、あつみまで盗撮したり物陰から覗き見したりしている。また警察の厄介にならないように行動は計算されたもの(警官を見たらさっさと逃げる、パソコンにロリ系画像は保存しないなど。携帯には保存しているので「携帯は持っていない」嘘を吐いてやり過ごしている)。 ロリと言っても実年齢ではなく外見が重要らしく、あつみに言い寄っているが相手にされていない(後に本当は年齢にもこだわっていることが判明する)。自分の性癖を隠そうとしていないため、同学年の女子からは汚物の様に嫌われている。当初はあつみから「吉岡先輩」と呼ばれ敬語を使われていたが、回が進むに連れて敬語も使われず呼び捨てとなり、ぞんざいな扱いを受けるようになる。一見まともな主張をしたりしてあつみに見直されたりしているが、直後に本性が露呈するので失望されるというのが常道。あまり描写されないが沙夜から激しいツッコミや八つ当たりを受けることも。 バスケ部のエースであるため部員たちからはその実力に期待されており、問題を起こして大会に出場停止ということにならないように警戒されている。マコトは監視役でもある。 当初は普通に登場していたが、いつしかなんでもない場所からいきなり現れるようになり神出鬼没なキャラクターとなった。 実はマコトよりも先に沙夜が好意を抱いている相手があつしであると気づいていた。それ以前からは彼女には「仲間意識」を持っており同じ性癖の持ち主ではないかと疑っていた。 8巻では、あつみの従姉であるなつみ姉と対面するが、ケバい化粧をした大人顔のロリだったため「ババ臭い。ロリへの冒涜」と言い放ってしまう。自然な姿が美しいと力説するも小夜から「変態は不自然だろ」と言われたことで逃げ出してしまった。その帰り道、メイクを落としたなつみ姉を見かけ恋心を芽生えさせるが、その正体がなつみ姉だとは気づかなかった。この伏線は長らく回収されなかったが、18巻にて再びなつみ姉と対面して正体を知ることに。 15巻ではバスケの大会に参加。「小学生が見学に来ている」と部員から聞き、試合で大活躍した。その姿を見た沙夜からは「吉岡もバスケしてる時はかっこよかった」、あつみからは「すごく残念。性癖さえなければ……」と評価を受けている。児童をつけ回している変質者が現れたと聞いた時は、あつしを隠れ蓑にして捜査の目を逃れていたことを告白している。自分のシマを荒らす新入りを懲らしめるべく、あつしと協力して町内のパトロールを始める。この時にヒナと出会って色々話をしているが、「女児の遊び場をメモする」「無防備な女児を観察できる環境を取り戻す」と発言したことから不信感を抱かれている。その後、変質者を取り押さえて警察に通報したが、先述の女児の遊び場メモを木島に取られ、パトロールの巡回ルートに組み込まれてしまった。 16巻では、あつみが遅生まれ(4月2日)のため自分と同い年だと知って「ロリなのに俺と同い年! 宇宙の法則が乱れる!」と大いに泣き叫んでいた。 18巻では、あつみの塩対応に頭を悩ませており、どうにか好感度を上げたいと考えるようになる。あつみを大人の女性(レディ)扱いすることで好感度を稼ごうとしたが、構図が幼児に対するそれだったので「子供扱いするな」と怒らせてしまった。彼があつみに固執するのは、自分の性癖が幼女に危害を加えかねないことと、それによって身を滅ぼすことを危惧しているからと語る。さすがに警察の厄介になるのはちょっと怖いので、もう本物の小学生に近づくような真似はしなくなったという。そんな中、なつみ姉がコンビニでお酒を買う場面を目撃してしまい、悪い意味で気になるロリができてしまう。携帯に撮った画像を見たマコトからあつみの従姉だと聞き、新たな合法ロリの存在を知ったことでで宮川家に突撃。素顔のなつみ姉を見た瞬間に告白するが「高校生でしょ? ガキはムリムリ」とあっさりとフラれてしまう。ロリに年下扱いされたことで「早く大人になりたい……」と完全に落ち込んでしまう。 アニメでは3期から登場。あつみからぞんざいに扱われると「もう、ツンデレなんだから」とよく発言する。あつしに対しては、自分の上を行くロリコンと誤解するやいなや「調子に乗るなよ!」と怒鳴りつけるなど原作よりも攻撃的だった。オリジナルエピソードとして、あつみたちと一緒におばけ屋敷に遊びに行くシーンが描かれている。 パロディ作品「リコーダーとアカランドセル」では、ショタ好き全開の女子高生として登場。バスケの試合を見に行く振りをして実はショタっ子の撮影が目的だった。 吉岡先輩の兄 声 - 緑川光 アニメオリジナルキャラクター。第3期第8話に登場。原作では7巻のみ登場。 吉岡の兄で熟女好き。登場するなり三浦さんに目をつけ結婚を迫ったが、口説き文句がかなり失礼(熟女を強調するもの)だったため公務執行妨害で連行されそうになった。原作でも同様の展開が描かれた。 原作では高校のOBとして訪れたところ、たまたま出会った沙夜を口説くが「もっと老けたら」ということで最悪の口説き文句だった。また対外試合で相手チームの監督(48歳)を強引に口説いて退場処分を受けた「伝説」の持ち主となっている。他にも既婚女性を口説いては、相手の夫から告訴されかける、という事態を幾度となく引き起こしているとのこと。このため弟からも変態扱いされており困らせている。 アカランドセルでは美女になっており、加齢臭漂う中年好き。しかしハニートラップを疑われているのでまったくモテない。 美月 3巻から登場。あつみの同級生の内、肩にかかるセミロングの少女。細め。彼氏持ち。穏やかそうな容貌だが、恋愛に関しては「既成事実」(相手の両親への挨拶等々)を積み重ねて相手を追い込んでいくのがモットーな模様。 当初はみすずとよく一緒に登場していたが、回が進むに連れて出番が減っていった。 17巻では小学生の妹に彼氏ができたと聞き、あつみに「弟に探りを入れてほしい」と頼むなどシスコンであることが判明する。 19巻では「ひろし」という彼氏が登場した。 バスケ部の先輩たち 3巻から登場。吉岡先輩の実力をアテにしており、小林マコトにその監視を任せている。一方で後輩思いでもあり、マコトが沙夜を好きだと知ると協力しているが空回りになってしまっている。
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