アテ

デジタル大辞泉

あて【当て／宛】

読み方：あて

［名］

１ 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」

２ 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」

３ 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」

４ 酒に添える食べ物。肴(さかな)。つまみ。「酒の—」

５ 借金のかた。抵当。

「此指環…を—に少し貸して頂戴な」〈魯庵・社会百面相〉

６ （他の語の下に付いて）

㋐保護するためにあてがうもの。「ひじ—」「すね—」

㋑ぶつけあうこと。「鞘(さや)—」

［接尾］（宛）名詞・代名詞に付く。

１ 配分する数量・割合を表す。あたり。「ひとり—二個」

２ 送り先・差し出し先を示す。「下宿—に荷物を送る」

あて【^▽私】

読み方：あて

［代］一人称の人代名詞。わたし。わて。京阪地方の庶民の用語で、主に女性が用いる。

あて【^▽貴】

読み方：あて

［形動ナリ］

１ 身分が高いさま。

「世界の男、—なるも卑しきも」〈竹取〉

２ 上品で美しいさま。

「頭つき様体細やかに—なる程は」〈源・宿木〉

世界宗教用語大事典

アテ 【Ate】

ギリシアの女神。ゼウスとエリス（争いの女神）との子。のちゼウスにより天界より投下された。

囲碁基本用語集

アテ

相手の石がアタリとなるような手を打つこと。アテる。

植物名辞典

阿天

読み方：アテ（ａｔｅ）

アスナロの別称。
ヒノキ科の常緑針葉高木、園芸植物

学名 Thujopsis dolabrata

隠語大辞典

アテ

読み方：あて

1. ⑴【相手】楽屋用語で食事の菜のこと、飯の相手の意。⑵【当】〔犯〕兇器のこと、傷つけるためにあてる物の意。
2. ①犯罪当時の状況その他の犯罪事実に関する新聞記事をいう。②安全剃刀その他小形の刀類。〔すり犯用語〕　③のみ（鑿）一般に犯罪に使用する刃物、兇器等をいい、又転じて強盗犯人をいう。④酒席の料理物。（薬屋言葉（※「楽屋」か）の「あて」は飯の名のこと）である。⑤あてごと。「賭博」の略。
3. （一）酒を飲む時に食べる肴の類。主として小料理店で使う言葉。「さア、あて何にしまひよう」。（二）目的。「あ奴、今晩なんぞあてがあるらしい」。（三）若い女が自分を指して。

分類 すり犯、犯罪者／楽屋、芸能

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アテ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/01/01 04:38 UTC 版)

アテ

• アーテー。ギリシャ神話の女神。
• アテ (小惑星)
• アスナロの別名。
• アタリ（当たり）の状態にすること。囲碁のルール。
• アテ（あて） - 酒の肴、おつまみ。由来は酒に「あて」がうもの。
• 宛て（あて） - 宛先。宛名。

Weblio日本語例文用例辞書

「アテ」の例文・使い方・用例・文例

• 私の妻はキャビンアテンダントだった。
• アテローム硬化性心疾患
• 全ての新人営業員は、フットインザドアテクニックを自在に使えるようになるまでに困難を経験する。
• 症候性のアテローム性動脈硬化を持つ患者は我々の研究には含まれなかった。
• 私はフライトアテンダントの職につきたいです。
• 私は、アテネ人でもなければギリシャ人でもない。
• パリに行く途中、アテネに立ち寄った。
• アテネへ向かう一隻の貨物船が何の痕跡も残さずに地中海で沈没した。
• アテネはスパルタの手に落ちた.
• 当時アテネはスパルタのなすがままになっていた.
• ダビデがゴリアテを倒してい以来に最も大きな驚きである
• 積極的な野心とエネルギーとイニシアティブによって特徴づけられる
• 野心またはイニシアティブの欠如で特徴づけられる、あるいはそれらが欠けているさま
• アテローム性動脈硬化症で詰まった動脈内部の外科的切除
• 新しいプロジェクトを引き受けるための、想像力、イニシアティブと準備で特徴づけられる
• マケドニアのフィリッポス2世がアテネ人とテーベ人を破り（紀元前338年）、また、スラがミトラダテスを破った（紀元前86年）戦い
• 紀元前490年にアテネとその同盟軍がペルシア軍を破った戦い
• アテネのシラクサ包囲（紀元前415年−413年）は、最終的にはシラクサにより勝ち取られた
• アテネとその同盟国がリーグによって破られた戦争はスパルタに集中しました
• 悲しみをもって捨てられた悲しみーリーアムオフレアティ