翌檜
ヒバ

この類は日本にのみ産し、本州中南部、四国の一部、九州などに分布します。変種のヒノキアスナロ:var hondaeは、青森および北海道南部に分布しています。アスナロという言葉は、最高のヒノキに明日にはなろうという未来への希望を表現するものとして、いろいろな形で用いられているので、何処かでこの言葉を読んだことのある人は多いでしょう。ヒバは、能登半島では広く造林されており、アテと呼ばれています。このアテのなかにはマアテ、クサアテ、カナアテなどの品種があります。この類の木材は、今まではどちらかといえば、産地および周辺の地域で用いられており、名前が知られている割に、木材そのものの知名度は高くはありません。 ■木材 ■用途 |
アスナロ
あすなろ (翌檜)


●わが国の固有種です。本州の岩手県以南から、四国、九州に分布しています。山地の尾根や湿原に生え、高さは30メートルになります。葉は鱗片状で十字対生します。裏面の白い気孔帯が目立ちます。雌雄同株で、5月ごろ枝先に花をつけます。果実は球形で10~11月ごろ熟します。
●ヒノキ科アスナロ属の常緑高木で、学名は Thujopsis dolabrata。英名は Hiba, Asunaro。
当檜
明日奈良宇
明日奈郎宇
明日檜
明檜
檜
檜木
檜葉
白檜
羅漢柏
翌檜
読み方:アスナロ(asunaro), アスナロウ(asunarou), アスハ(asuha), アスヒ(asuhi), アスワヒ(asuwahi), アスワヒノキ(asuwahinoki)
学名 Thujopsis dolabrata
草槇
阿天
阿須檜
鬼檜
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