すら
1 極端な事を例としてあげ、他を類推させる意を表す。さえ。でも。…でさえ。「子供で—計算できる」「手紙—満足に書けない」
「言(こと)問はぬ木—妹(いも)と兄(せ)とありといふをただ独り子にあるが苦しさ」〈万・一〇〇七〉
2 「すら」を伴う語からは、ふつう、考えられない、またはあってはならないようなことが起こる意を表す。でも。…なのに。
「しなざかる越を治めに出でて来しますら我—世の中の常しなければうちなびき床に臥(こ)い伏し痛けくの日に異に増せば」〈万・三九六九〉
[補説] 「すら」は上代に多く用いられ、中古以降は主に歌や漢文訓読文に使われる程度にすぎず、「だに」さらには「さへ」にとって代わられた。中古の末ごろには「そら」という形も用いられている。なお、現代語では「さえ」と同じように使用されるが、「さえ」のほうが一般的で、「すら」の使用は少ない。
スラ【Lucius Cornelius Sulla】
読み方:すら
[前138〜前78]古代ローマの軍人・政治家。マリウスの部将としてユグルタ戦で功を立てたが、のち、ミトリダテスの乱討伐の指揮権をめぐってマリウスと対立し、マリウス派を一掃して独裁権を掌握。元老院の権威を回復した。
すら【▽修羅】
読み方:すら
⇒しゅら(修羅)
スラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/06 14:32 UTC 版)
スラ
- ルキウス・コルネリウス・スッラ - 古代ローマの将軍・政治家。
- スーラ (クルアーン) - イスラム教の聖典であるクルアーンの章のこと。
- スラ川 - ロシアを流れるヴォルガ川の支流。
- スラー川 - ウクライナを流れるドニエプル川の支流。
関連項目
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「スラ」の例文・使い方・用例・文例
- イスラム教の聖典
- この建物はイスラム教徒にとって神聖です
- スラム街の犯罪
- イスラムの生活様式に融け込む
- イスラム原理主義
- 新しいテニスラケットを試してみたい
- そのレスラーは判定で敵を負かした
- 私は彼女の持っているのと同じテニスラケットが欲しい
- イスラム分離主義者
- スラックス1本
- スラム街では貧困と病は日常茶飯事だ
- 肉を紙のような薄さにスライスする
- 彼の肩幅はレスラーのように広かった
- 古代イスラエルの部族
- イスラム教世界
- 彼がビジネスラベル印刷ソフトを無料でダウンロードする
- あの2人は周囲からオフィスラブの疑惑が持たれている。
- 彼はシャヒード(イスラム教の殉教者)になることを望んでいた。
- シーア派イスラム教の精神性
- この薬剤が石炭のスラッギングを防ぐ。
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