高校への進学率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:46 UTC 版)
1950年代、「15の春を泣かせない」とのスローガンの下、高校全入運動が全国的に高まった。その目標はほぼ達成され、現在では多くの中学生が高等学校等の後期中等教育を実施する学校や、高等専門学校を目指している。中学浪人は稀で学力的にかなり不十分である生徒であっても、学力偏差値が下位の公立高校、私立高校(いわゆる教育困難校)や定時制高校、通信制高校などへは入学が可能である(通信制高校は一般に全入)。したがって、大学入試と違い、浪人するという通念は、基本的にはない。これらの学校が低学力の生徒の実質的な受け皿として機能しているといえる。 進学率や制服、カリキュラムなどによって志願者数が変わる。定時制高校、専修学校高等課程(高等専修学校)などは応募人数が少ない傾向がある。 しかし、これらの「受け皿」校では入学後の学習意欲に欠ける生徒が多いため、入学後短期間で高校を中退する率も高い[要出典]。最近の公立高校や私立高校などでは定員未満でも「足切り」して不合格にするケースが目立っている。
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