美術館と博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 23:54 UTC 版)
「シュリーブポート (ルイジアナ州)」の記事における「美術館と博物館」の解説
ダウンタウンの南西約5km、グリーンウッド・ロード(国道80号線)とステート・フェア・グラウンドの間に挟まれたブロックにはルイジアナ州立展示博物館が立地している。同館は1937-38年にかけて、ニューディール政策の一環として建てられた。同館はルイジアナ州の歴史、自然史、および科学技術に関する事物やジオラマを展示すると共に、地元芸術家の作品や、ネイティブ・アメリカンの芸術作品を展示している。 ダウンタウン、レイク・ストリートがクライド・ファント・メモリアル・パークウェイに突き当たる西角にはルイジアナ科学センター(Sci-Port)が立地する。同館は自然科学、数学、天文学に関する、触れて学ぶことのできる展示物を展示している。また、同館はプラネタリウムおよびIMAXシアターを備えている。 同じくダウンタウンに立地する南部多文化センターは、ヒスパニック、アフリカン・アメリカン、ネイティブ・アメリカン、東西ヨーロッパ、東アジア、東インド、中東、そしてルイジアナらしくケイジャンやクレオールに至るまで、その名が示す通り多岐にわたる文化を反映する事物や芸術作品の展示、音楽の演奏会等を行っている。 ダウンタウンの北西、コモン・ストリート(州道3036号線)からレッド川の支流である12マイル・バイユー側へと入った突き当たりにはシュリーブポート水道博物館が立地する。同館は、1887年に市最初の水道施設として建てられ、1980年まで稼働していたポンプ場の施設と機械を保存し、博物館として一般に公開しているものである。この旧ポンプ場は、シュリーブポート水道局ポンプ場、もしくはマクニール・ストリート・ポンプ場として、1980年に国家歴史登録財に、1982年に国定歴史建造物に、そして1999年にはアメリカ土木学会によって歴史的土木建造物にそれぞれ登録された。 ダウンタウンの南約6km、サウス・ハイランズ歴史地区に程近いクレスウェル・アベニュー沿いにはR・W・ノートン・アート・ギャラリーが立地する。同館は、1920年代にシュリーブポート北郊でロデッサ油田を発見し、財を成した石油王リチャード・W・ノートンの妻と息子が、リチャードの死後、1946年に、生前のリチャードの功績を称えると共に地域に還元するためにR・W・ノートン芸術財団を設立し、同財団が1966年に開館したものである。同館はアメリカ合衆国およびヨーロッパの絵画400点以上に加えて、数百点にのぼる彫刻作品、10,000冊以上の希少書籍、およびタペストリー、磁器、ガラス細工、銀細工といった工芸品を所蔵している。また、同館敷地内には40エーカー(162,000m2)の庭園があり、特に春には100種以上のツツジが咲き誇る。また、この庭園内にも、8点の彫刻作品が展示されている。 センテナリー大学ルイジアナのキャンパス内にはメドウズ美術館が立地する。同館は1975年にセンテナリー大学の創立150周年記念事業の一環として建てられたもので、芸術品の収集・保存と共に、同学の教育・研究も目的としている。同館は開館当初からのジョーン・ディスピュージョルによる300点のインドシナ・コレクションをはじめ、1,600点の芸術作品を収蔵している。 ダウンタウンのトラビス・ストリートとルイジアナ・アベニューの西角にはマーリーン・ユー美術館が立地する。同館は台湾出身のアジア系アメリカ人芸術家、マーリーン・ツェン・ユーの作品を保存・展示し、研究することを目的としている。
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美術館と博物館
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「グランドフォークス (ノースダコタ州)」の記事における「美術館と博物館」の解説
ノースダコタ大学の存在もあって、グランドフォークスは様々な芸術や文化に触れる機会を提供している。ノースダコタ大学のキャンパス内に立地するノースダコタ美術館は、もともと1970年代中盤に同学のギャラリーとして始まり、1981年に州議会の議決により、州の公式な美術館となったものである。同館は主に、1970年代以降の国内外の現代芸術作品、および地域のネイティブ・アメリカンによる作品を収蔵・展示している。また、同館敷地の庭園には、屋外展示物として彫刻作品が展示されているほか、ボタン園も併設されている。 ノースダコタ美術館のほか、ノースダコタ大学は学長室や図書館等、キャンパス内の至るところに、同学が収蔵する芸術作品を展示している。また、同学は市中心部に立地するエンパイア芸術センター(後述)内にもギャラリーを有しており、そこでも国内外の近現代芸術作品、および地域の芸術家による作品を展示している。 市中心部から南へ約3.5km、グランドフォークス都市圏緑道に程近いベルモント・ロード沿いには、グランドフォークス郡歴史協会が立地している。その敷地内に建つ小さな歴史博物館のうちの1棟、1976年にキャンベル邸と同様のゴシック・リバイバル様式で建てられたマイラ博物館は、氷河時代から入植初期を経て現代に至るまでのグランドフォークスの歴史に関する事物を展示している。同じ敷地内には、1890年代にこの場所に建てられ、2004年に堤防建設用地確保のためにわずかに移設された歴史的な家屋であるキャンベル邸、第二次世界大戦直後のラストロン社製プレハブ家屋、グランドフォークスの入植初期、1868年に建てられた丸太造の郵便局、および、1917年に建てられたブルーミング・タウンシップ校舎が建っており、いずれも歴史博物館として一般に公開されている。
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美術館と博物館
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「オマハ (ネブラスカ州)」の記事における「美術館と博物館」の解説
ダウンタウンの南に立地するダーラム博物館は、1931年に建てられたユニオン・パシフィック鉄道駅を改装し、博物館に転用したものである。同館は古いコインや古文書、トランスミシシッピ国際博覧会に関する事物など、オマハの歴史に関する事物を常設展示している。また、同館はスミソニアン協会の提携博物館ともなっている。 ジョスリン美術館はダウンタウン北西部、クレイトン大学のキャンパスに程近いドッジ・ストリートと24thストリートの北東角に立地している。このアール・デコ様式の美術館は、オマハで財を成したジョージ・ジョスリンの死後、未亡人サラの寄贈により、1931年に開館したものである。同館の収蔵品は古代から現代に至るまで11,000点に及ぶが、その中でも特に、古代ギリシアの陶芸作品や、ルネサンス・バロック期の作品、19世紀のフランスの絵画作品、印象派の作品、ネイティブ・アメリカンの作品、および西部を題材とした作品に力を入れている。また、屋外の庭園では彫刻作品を展示している。 ノースダウンタウンの13thストリートとマイク・ファイー・ストリートの角には、面積32,500平方フィート(3,020m2)を誇る、全米最大級の壁画である Fertile Ground (肥沃な大地)が描かれている。エナジーシステムズ社の建物の東側および北側の壁面に描かれたこの壁画は、フィラデルフィアの壁画家メグ・サリスマンが2008年6月から1年かけて手がけたもので、オマハの過去・現在・未来が描かれている。この壁画の制作にあたっては、キューイット・サンズ社がオマハの地域社会への還元としてその製作費を負担し、また日本出身・オマハ在住の陶芸家、金子潤らが設立したベミス現代芸術センターがコンサルティングおよびプロジェクトマネジメントを請け負った。
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美術館と博物館
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「エルクハート (インディアナ州)」の記事における「美術館と博物館」の解説
中西部アメリカ美術館(Midwest Museum of American Art)はエルクハートのダウンタウン、メイン・ストリートとマリオン・ストリートの北西角に立地している。新古典主義建築で建てられた同館は、19-21世紀のアメリカ合衆国の芸術作品約6,000点を収蔵し、そのうち約900点を通年展示しており、ジャンルも印象派、抽象表現主義、リージョナリズム、ポップアート等多岐にわたる。中でも、ノーマン・ロックウェルの作品群に関しては、全米でも最大級の公開コレクションを誇る。加えて、シカゴのイマジズム作品群や、「フージャー・スクール」(フージャー・グループとも)と呼ばれる、地元インディアナ州の印象派の作品群といった、地域性のある芸術作品も収蔵・展示している。 ナショナル・ニューヨーク・セントラル鉄道博物館左: 博物館入口 / 右: 敷地内に展示されている蒸気機関車 ナショナル・ニューヨーク・セントラル鉄道博物館(The National New York Central Railroad Museum)はアムトラックのエルクハート駅の南側に立地している。同館は旧ニューヨーク・セントラル鉄道貨物置き場を転用して1987年に開館したもので、市が所有・運営している。館内には鉄道模型や、見学者が実際に触れて学ぶことのできる展示物を展示している。また、敷地内の線路上には、屋外展示物として、レイクショア鉄道歴史財団が所有する、1940年のニューヨーク・セントラル鉄道の蒸気機関車をはじめ、30種以上の車両が保存・展示されている。 前述のRV/MH殿堂は博物館も有しており、RVの技術史や往年の実車、RV・MHの製品および部品の歴史に関する事物を展示している。エルクハートを創設したハビラ・ベアーズリー医師の邸宅、およびその子孫であるアルバート・R・ベアードリーの邸宅(ルースミア豪邸)はいずれも、前述の通り国家歴史登録財に指定され、保存されているのみならず、歴史博物館として、その家屋、調度品、私蔵芸術作品、および庭園が一般に公開されている。ダウンタウンには、ゴーシェンで生まれ、生後6ヶ月からエルクハートに住み続けてきた元靴屋ポール・トーマスが1988年に開館した、郷土の生活に密着した事物をアパートの2階の7室で展示する小規模な歴史博物館、タイム・ワズ博物館が立地している。ダウンタウンから北へ約3km、住宅街の中には、10エーカー(4.05ha)の敷地を有し、自然、自然史、および環境に関する事物を展示する博物館、ウッドローン自然センターの森が広がる。また、同センターの近くには、小規模ながら60,000点以上の漫画や10,000点以上の玩具・ゲーム等に登場するスーパーヒーローを収蔵・展示する、ホール・オブ・ヒーローズ・スーパーヒーロー博物館も立地している。
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美術館と博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 04:09 UTC 版)
ダウンタウンの6thストリートとメイン・アベニューの北西角には旧ミネハハ郡庁舎が立地している。地元産のピンク色の珪石を用いて1890年に建てられたこの庁舎は、1974年にスーランド・ヘリテージ博物館として改修・再開館した。同館は「スーランド」と呼ばれるビッグスー川流域一帯の自然史および文化史に関する事物を収蔵・展示している。また、同館内にはミネハハ郡歴史協会の本部、およびスー・バレー系譜学協会の図書館も置かれている。加えて、同館では各種の講義やワークショップ、天文学プログラム、館内見学ツアー、子供向けプログラム、および伝統音楽のコンサートも通年行われている。 ダウンタウンのすぐ西に広がる住宅街、ダルース・アベニューと8thストリートの南西角には、サウスダコタ州から初めて選出された連邦議会上院議員リチャード・F・ペティグルーの邸宅が保存され、博物館として一般に公開されている。1889年に建てられたこのクイーン・アン様式の家屋には、ペティグルーが生前世界中から集めた事物が展示されているほか、地域の自然史・文化史が描かれている画を展示するギャラリー、およびペティグルーの私文書や5,000冊におよぶ蔵書を所蔵する図書館が併設されている。 ダウンタウンのメイン・アベニュー沿い、11thストリートと12thストリートの間に立地するワシントン・パビリオンは、美術館、科学博物館、舞台芸術ホール、および映画館が入った複合文化施設である。同施設の美術館である視覚芸術センターは8つの展示室を有し、地元サウスダコタ州の芸術家から、アンディ・ウォーホルやオーギュスト・ロダンに至るまで、国内外の様々な芸術家による作品を展示している。同じく同施設内にある科学発見センターは、見学者が実際に触れて学ぶことのできる展示物100点以上を展示している。 スーランド・ヘリテージ博物館の北東1ブロックに立地する視覚資料館は、1887年に建てられた倉庫を改装し、2007年に美術館として開館したものである。同館はメイン・ギャラリーとフェイズ・ギャラリーの2つの展示室を有し、地域および国内外の芸術家による作品を展示している。加えて、同館は芸術教室やサマーキャンプを開催しているほか、子供がレゴブロックやバービーハウス等で遊びながら想像力を働かせ、創造力を養うコーナーを設けている。 オーガスタナ大学の西部研究センターは、同学の英文学教授が創ったもので、その名が示す通りアメリカ合衆国西部に関する事物や書籍を収蔵している。同館は、もともとこの地に住み着いていたラコタ族やダコタ族に関する事物や、この地に移入したドイツ系・イギリス系・ノルウェー系の移民が持ち込んだ民芸品等を常設展示している。
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