来迎図とは? わかりやすく解説

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らいごう‐ず〔ライガウヅ〕【来迎図】

読み方:らいごうず

平安中期以降浄土信仰基づいて盛んになった仏画。主に、阿弥陀仏が諸菩薩(ぼさつ)を従えて衆生(しゅじょう)を極楽浄土迎えるために人間世界下降するようすを描いたもの。


来迎図

読み方:ライゴウズ(raigouzu)

阿弥陀如来が、西方極楽浄土からこの世下降するさまを描いた仏画

別名 阿弥陀来迎図


来迎

(来迎図 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 03:56 UTC 版)

来迎(らいごう、浄土教諸宗では、らいこう[注釈 1])とは、仏教において、念仏行者の臨終の際に阿弥陀三尊が25人の菩薩と共に白雲に乗ってその死者を迎えに来て極楽に引き取ること[1]。その様子を描いた図様は来迎図(らいごうず/らいこうず)という。




注釈

  1. ^ 正式な読み方は「らいこう」だが、遅くとも室町時代末からは、民衆の間では「らいごう」と発音されていたという[1]
  2. ^ 浄土宗の宗宝の為に「はやらいこう」と記す。

出典

  1. ^ a b 中村元『広説佛教語大辞典』東京書籍、2001年6月、1707頁。


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