絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図とは? わかりやすく解説

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絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図〈/(早来迎)〉

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図〈/(早来迎)〉
指定番号 113
枝番 00
指定年月日 1955.02.02(昭和30.02.02)
国宝重文区分 国宝
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
指定番号 437
枝番 00
指定年月日 1897.12.28(明治30.12.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
指定番号 664
枝番 00
指定年月日 1906.04.14(明治39.04.14)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
指定番号 950
枝番 00
指定年月日 1904.02.18(明治37.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
指定番号 977
枝番 00
指定年月日 1908.04.23(明治41.04.23)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

主名称: 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
指定番号 1903
枝番 00
指定年月日 1991.06.21(平成3.06.21)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  信者臨終の際に阿弥陀如来はじめとする聖衆【しようじゆ】が現前し、極楽浄土迎え取るという『観無量寿経かんむりようじゆきよう】』に説かれ来迎情景描いた図は、平安時代以降浄土教信仰興隆ともなって数多く制作され、その遺品少なくない
 本図縦に長い画面中央に、阿弥陀如来中心に来迎する聖衆左上方から画面下方往生者に向けて対角線的に描いている。阿弥陀如来右手を屈臂【くつび】し左手垂下してともに第一・二指を捻じる来迎印らいごういん】を結び、蓮台捧げる観音菩薩合掌する勢至菩薩のほか天蓋てんがい】をさしかける菩薩等を描いている。阿弥陀聖衆は全身金色表しているが、特に衣部分の切金文様きりかねもんよう】は精緻である。
 本図のような斜め構図で特に如来立像表される来迎図は、知恩院阿弥陀二十五菩薩来迎図早来迎【はやらいごう】)を代表例として鎌倉時代多く描かれている。『観無量寿経』に説く九品往生相【くほんおうじようそう】に奏楽菩薩そうがくぼさつ】の記述はないものの、来迎聖衆中に楽器を手に奏楽する菩薩衆を描き加えることが来迎図として普通である。それに対して本図二十五菩薩すべてを楽器持たず舞踊する姿とし、描表装【かきびようそう中に種々の楽器配すという構成とっていることはきわめて珍しい。聖衆のほかに龍を描き込む例も他に見られ特色である。また、画面上方金色日輪銀色の線月を表すことも類例がない。さらに、聖衆先導として往生者の庭先二人の持幡童子【じばんどうじ】を表し、二飛天描き加えるなどきわめて鑑賞性が高い。
 四季草花配し点景とする情緒豊かな自然景の描写はやまと絵資料としても貴重であるが、特に枕頭阿弥陀三尊来迎図懸け引〓【いんきん】を持った善知識を表すなど、臨終情景克明に描かれており、当時風俗を知る上で注目される
 如来以下の諸尊が皆金色かいこんじき】で表され聖衆動きが賑やかであること、諸尊面相表現や、特に切金文様の種類多様さと細緻さなどを勘案すると、制作時期鎌倉時代後期思われる表現技術優秀な、他に例をみない独特の図様をもった鎌倉時代来迎図大作である。
 本図はもと福島県会津若松市にある浄土宗鎮西藤田派【ちんぜいぎふじたは】の名刹高巌寺【こうごんじ】に伝来した
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絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:24 UTC 版)

弘法寺 (瀬戸内市)」の記事における「絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図」の解説

遍明院所蔵諸仏立像金泥描かれている。明治34年1901年8月2日指定

※この「絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図」の解説は、「弘法寺 (瀬戸内市)」の解説の一部です。
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