日本の道路年表とは? わかりやすく解説

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日本の道路年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 09:15 UTC 版)

日本の道路年表(にほんのどうろねんぴょう)とは、道路に関する法令制度、道路の開通、および道路に関する事象の年表である。

主要年表

江戸時代以前

戦前

1950年代

高度経済成長前は、自動車の台数はごくわずかな時代。都市部以外では、国道の整備もほとんど進んでいなかった。

1960年代

1964年東京オリンピックが1つの契機となり、この頃までに日本初の高速道路や都市高速道が現れる。鉄道では新幹線が開通した。
自動車の台数はまだ少ないが、この時期には急増する傾向。交通事故による死亡者も急増、高度経済成長期になると交通戦争と呼ばれるようになった。

1970年代

交通戦争と呼ばれた時期。また、すでに公害問題も深刻化していた時期でもあり、自動車や道路でも対策が本格的にはじまった。過疎化が深刻になり、地域格差是正のために道路整備が叫ばれた。

1980年代

モータリゼーションの進展で鉄道が曲がり角となった。国鉄は経営再建を行ったが、1987年には民営化されJRとなった。
1980年代後半はバブル景気の時代で、大型プロジェクトが続々と推進された。日本の津々浦々に高規格の道路ができる一方で、1970年代来の財政の悪化が進んだ。

1990年代

バブル経済崩壊による景気財政の悪化で、道路事業も曲がり角に。道路整備の進展で地方では郊外化が進み、道路建設の負債や維持費の負担が地方財政に重くのしかかった。

2000年代

財政悪化により、道路特定財源制度の見直しが議論されるようになるが、高速道路の建設は引き続き進められている。

2010年代

少子高齢化社会を迎え、新規プロジェクトよりは建設中の路線の全線開通が目指される。

2020年代

特別警報級自然災害が頻発しているため、未整備区間の整備を行いながら防災・減災、国土強靭化を目的とした暫定2車線区間を4車線化する工事が多く実施される。

脚註

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