八神流
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神逐(かんやらい) 『XIV』で後述の逆逆剥ぎの代わりに追加された投げ技。片手で相手の首を掴んで吊るし上げ、もう片方の腕で薙ぐようにして叩き伏せる。 技名の由来は、日本神話において神の追放(特にスサノオの高天原からの追放)を表す「神逐」。 屑風(くずかぜ) 相手を後ろに放り投げて姿勢を崩し、無防備状態にする。元々は『'95』でのもう1つの投げ技であったが、『'96』以降は必殺技となり、相手のガードを崩す掴み技に性質が変更された。 『SNK GALS' FIGHTERS』のミスXは「葛風(くずかぜ)」として同様の技を使う。 逆剥ぎ(さかはぎ) 爪の指先を相手の体に減り込ませ、手首を返してえぐる。相手は鮮血を噴き出しながら吹き飛びダウンする。 技名の由来は、大祓詞に出てくる天つ罪・国つ罪の一つである逆剥。 逆逆剥ぎ(さかさかはぎ) 『'96』にて追加されたもう1つの投げ技で、相手の後方に回り込み、「逆剥ぎ」を繰り出す。 燧杵(ひきりぎね) 『SVC CHAOS』において暴走庵が逆剥ぎの代わりに使う通常投げで、相手の首を両手で掴んで爆発させる(通常版八稚女の最後の動作)。 技名の由来は古代の人が火を熾すために使った道具(対になる「燧槌」という道具の名前は草薙柴舟の通常投げの技名に使われている)。
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外式・抗月(あがつき) 『MI』で装備。前進しながら攻撃。 外式・杭(くい) 『XIII』で装備。突き上げた拳を前方に振り下ろす技。 外式・轟斧 陰(ごうふ いん)“死神(しにがみ)” 踏み込みつつ踵で顎をかち上げ(作品によってはこの部分で攻撃しない)、上げきった足を首を狩るように落とす独特の型。威力は高いが顎をかち上げてからのかかと落としのために距離が離れる。「死神」と名づけた所以は草薙流の「轟斧 陽」より顎のかち上げがある分だけより相手を倒しやすいからである。 外式・鉄鉈(てつなた) 空中モンゴリアンチョップ。 外式・夢弾(ゆめびき) 爪を振り下ろして相手を切り裂き、さらにその腕で裏拳を繰り出す。 『CAPCOM VS. SNK(以下『CVS』と表記) 2』では前述の裏拳の部分のみを出す特殊技になっている。 外式・百合折り(ゆりおり) 空中で、庵から見ての後方に延髄斬りを出す。相手はヒット・ガードを問わず庵側に引き込まれる。 鳳麟 陰(ほうりん いん)“阿修羅(あしゅら)” その場で肩口から体ごとぶつかるショルダータックル。背中を中心とする草薙流の「鳳麟 陽」とは違い、こちらは頭と肩口を中心にタックルをする(そのため、頭突きのようにも見える)。この点が己の負傷も厭わないで攻める姿から阿修羅と結び付けている。
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百四式・鵺討ち(ぬえうち) 前方斜め上を切り付ける。 百九式・黄泉払い(よみばらい) 射程の短い炎を2連続で振り払う。 百弐拾七式・葵花(あおいはな/あおいばな) 前進しながらのショートアッパーを顎に2回打ち込んだあと、飛び込みながら両の拳を組んで打ち下ろす3連続入力の技。炎は用いない。原則として2発目のアッパーで相手を浮かせ、そこへダウン復帰不能の打ち下ろしを食らわす構成になっている。また、『MI』シリーズの『2』以降の強版と『XIV』のEX版では、最後の一撃が腕を振り上げ相手を打ち上げるものに変化する。 百弐拾九式・明烏(あけがらす) 突進技の1つで、走ってから爪で横薙ぎに切り付ける。 弐百参式・槌椿(つちつばき) 相手を片手で持ち上げ反対側に叩き付ける。叩き付けた相手を浮かせることが出来る。「屑風」と違い相手にダメージを与える。 参百拾壱式・爪櫛(つまくし) 前方へ一足飛びをしながら炎を纏った爪を振り下ろす。 技名の由来は、オロチ退治の際にスサノオがクシナダヒメを「湯津爪櫛」という櫛に変身させたことから。 参百拾壱点伍式・鉤爪櫛(かぎつまぐし) 『SNK GALS' FIGHTERS』のミスXが使用。庵の「参百拾壱式・爪櫛」とほぼ同じ技である。 四百壱式・衝月(つづき) 突進技の1つで、爪で掬い上げるように切り付ける。「葵花」の代わりに装備。草薙流の「四百壱式・罪詠み」と式番号が重複している。
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禁七拾七式・禍風(まがかぜ) 一定時間、自らの意思でオロチの血の力を解放し、自身を強化する技。発動中は攻撃力が大幅に上昇し、動きもさらに素早くなるが、ガードできなくなる上に体力が徐々に減少していく。『MIA』では、一度だけゲージを消費せずに超必殺技が繰り出せる(追加技の「焔甌」が2ゲージ消費技になっているのはそのため)。この技の発動によってK.Oとなることはない。 庵も同じオロチの血を引くレオナ同様、ある程度オロチの血をコントロールすることができるようで、この技も暴走とは違い、発動後も庵は自我を保っている。 裏九拾壱式・八束脛(やつかはぎ)(『SNK GALS' FIGHTERS』) ミスXのみが使用。画面外に消えたあと、スクーターに乗って相手に突撃する。 裏九拾三式・薙袖(なぎそで)(『SNKヒロインズ 〜Tag Team Frenzy〜』) ミスXのみが使用。背中から竹刀を取り出し、野球バットのように振って攻撃する。竹刀には飛び道具を跳ね返す効果もある。 裏百式・鬼焔(おにほむら)(『Capcom VS SNK 2』) 「鬼焼き」を3度繰り返す。暴走庵が使用している。 裏百八式・八酒杯(やさかずき) 闇払いと同じ動作で、相手の動きを封じる火柱を立てる。通常版は一定距離進むか敵に接触した際に火柱を上げる闇払いを放ち、MAX版では目の前から画面端に向かい次々と火柱を出現させていく攻撃となる。 草薙流の「大蛇薙」の対となる技であり、1800年前にオロチを封印した際はこの技でオロチを封じたと伝えられている。『'96』での三種の神器チームのエンディングでは、ゲーニッツに対してこの技を用いているが、その際放たれた炎の色は草薙と同じ紅い炎であった。 技名の由来は、スサノオがオロチを倒す際に8つの酒桶を使いオロチを酔わせたことから。 裏参百拾壱式・析爪櫛(さくつまぐし) 『'99』『2002UM』のみ登場。「爪櫛」の動作で相手に飛び掛かり、頭を掴んで押し倒す。そして相手の頭を掴んだまま「鬼焼き」のように舞い上がって相手を炎に包み放り投げる。弱と強とで、最初の一足飛びの距離が大幅に異なる。なお一部媒体では「析」が「折」と誤植されている。 裏参百拾壱点伍式・折曲爪櫛(おれまがりつまくし) 『SNK GALS' FIGHTERS』のミスXが使用。庵の「裏参百拾壱式・析爪櫛」とほぼ同じ技である。 裏参百拾六式・豺華(さいか) 地面から高角度で吹き上がる高威力の火柱を放つ。「八稚女」の追撃として使用する場合、爆発で吹き飛んだ相手を左右の爪で引き裂いてから火柱を立てる。 裏千拾八式・八醞(やしおり) 相手に触れると炸裂する炎の塊を放つ技。 名前の由来は、スサノオがオロチを倒す際、8つの酒桶それぞれに満たした「八塩折之酒(八醞酒)」。 裏千弐拾九式・焔甌(ほむらほとぎ)(『2002』『NW』でのMAX2、『MIA』での超必殺技、『XIII』での「炎を取り戻した庵」のNEO MAX超必殺技) 高い軌道で飛び込み、相手の首を掴んで押し倒し火柱を浴びせる。『2002UM』ではそこからさらに「鬼焼き」で舞い上がる。『KOFMIA』では、前述の「禍風」から派生する2ゲージ消費の超必殺技となっている(1ゲージ+禍風中の超必殺技1回分)。 裏千弐百七式・闇削ぎ(やみそぎ) 『2000』と『XIII』(炎を取り戻した庵のみ)で登場。「黄泉払い」の動作で射程が無い炎を2回出したあと、止めに火柱を放つ。初段の炎が当たらないと一連の攻撃が発動しない。 禁千弐百拾壱式・八稚女(やをとめ/やおとめ) 八尺瓊の一族が八神と姓を改めオロチと契約したあとに、元々オロチ一族の技であった「八稚女」をアレンジして編み出された技。一瞬にして敵との距離を縮め爪で八度切り刻み(オロチの力を使用)、止めに首を掴んで爆発を浴びせる(八尺瓊の力を使用)。 炎の力をアッシュ・クリムゾンに奪われたという設定である『XII』『XIII』では、最後が首を掴んで爪で裂く演出となっているが、DLCである「炎を取り戻した庵」の場合は過去作と同じになる。『'95』では、爪による攻撃時に爪先に炎のエフェクトが発生し、相手が燃焼している。 MAX版は、『'96』〜『'98』及び『2002』では暴走状態となって敵を押し倒し、倒れた相手の手前に屈み込み連続で引き裂いたあと、両拳を叩き付けて3回攻撃し、最後の叩き付けと同時に爆発させる。『'99』と『2000』では通常版の最後の爆発が複数回に増加する。「豺華」が追加された『2001』以降は、『2002』を除いてMAX版による演出変化はなくなっていたが、『XIV』では『'95』のように爪での攻撃時に燃焼エフェクトが発生するほか、最後の爆発は『'99』『2000』と同様複数回となる。 「爪で八度切り刻む」動作の内容は、「甲・蛇避(攻撃判定あり)→参式→四式→九式→百八式・闇払いの動作→外式・夢弾(2段とも)→裏九式」で、この一連の動作は基本的に初登場時以来一度も変わっていない。 『XII』『XIII』では乱舞中の「闇払いの動作」が「百弐拾九式・明烏」に変更されており、MAX版は攻撃回数が増えて「甲・蛇避(攻撃判定あり)→参式×2→四式→九式→百弐拾九式・明烏→外式・夢弾(2段とも)→四百壱式・衝月→百四式・鵺討ち→裏九式」という乱舞内容に変化している。 『CvsS』では、LV2の止めが「琴月 陰」となり(のちの『SVC CHAOS』などでの暴走庵のものも同様)、LV3(MAX版)の止めは首を掴んだ相手を地面に叩き付け、両手を押し付けて爆発を浴びせたあと、屈み込みながら前述のMAX版八稚女の最後の攻撃のように両拳を叩き付けて爆発を起こす。 ミスXの場合、『'96』〜『'98』及び『2002』のMAX版とほぼ同様だが、両手にナイフとフォークを持っており、画面下部に表示される台詞も合わせると「『いただきます』と叫んで敵を切り裂いたあと『こんなもの喰えるか』と叩き付ける」というパロディ化がされている。 技中の台詞は初登場時からほぼ一貫しているが、『NBC』、『MIA』の弱バージョン、『XIV』のMAX版では通常とは異なる台詞になる。『MIA』及び『XIV』での後半の台詞は『'98』の勝利台詞の1つから取ったもの。 技名の由来は、末娘のクシナダヒメを除いてオロチに喰われてしまった、アシナヅチとテナヅチの8人の娘(=八稚女)から。 禁千弐百拾八式・八咫烏(やたがらす)(『XIII』でのNEO MAX超必殺技, 『XIV』でのCLIMAX超必殺技) その場で3本の巨大な軌跡を残しながら爪で下から上へ弧を描くように相手を引き裂く。ヒット時は真っ赤なシルエットが浮かび上がる。 オロチの血の力を使用した技で、発動すると暴走状態のように雄叫びを上げる。『XIV』ではさらに発動時の演出で、目が赤く染まる。ただし、間合いによってはダメージが大幅に下がり、目が赤く染まる演出も出なくなる。 技名の由来は八咫烏。 三神技之弐(さんじんぎのに)(アッシュ編(『2003』 - 『XI』)でのリーダー超必殺技ほか)/???!(『SVC CHAOS』のみ・暴走庵) その場で爪櫛(後者は琴月 陰)の動作で相手を地面に押し付けたあとに、両手で相手の首を掴んで吊るし上げ自身ごと火柱に包み(ヒット数は前者が9、後者が12)爆発させる。『2003』でのみ、途中で火柱の色が蒼から赤に変わる。なお前者は打撃技、後者は打撃投げ扱いである。 『'97』当時の開発者は「三神技之弐および参は存在しない」、もしくは「『無式』は『三神技の壱』・『弐』・『参』と存在する。八尺瓊が八神となったあとに開発された技なので、八神は『無式』を知らない」と発言していた。
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