モラード・カーバイト作とは? わかりやすく解説

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モラード・カーバイト作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:05 UTC 版)

ファティマ (ファイブスター物語)」の記事における「モラード・カーバイト作」の解説

モラード・カーバイト(Molard Carbide)は、トラン連邦シュリーズ共和国にある研究学園都市「バルチック・アカデミー」出身で、在籍中から「アカデミー開設以来天才」と高い評価受けていた。星団暦2880年代 - 3100年代通じ星団4大マイト一人として数えられている、クローム・バランシェとは親友であり、ライバルでもある。彼の製作するファティマはバランシェ・ファティマと比較すれば突出した性能は無い(それでも他のマイト作と比較すれば極めて高性能である)が、安定性優れているため、バランシェ・ファティマより高く評価する騎士も多い。ベテラン騎士パートナーとなることが多い。後にモラードはバランシェと同様(その理由はバランシェとは異なる)自身延命措置施し新設定ではバランシェと同様の延命措置からさらに重合人間化をおこなう)、彼に次ぐ数のファティマ製作する事となる。 エスト(Est/East) モラード・カーバイトの最初ファティマ。 MH「バッシュ・ザ・ブラックナイト専用ファティマとして同機同時に開発され、独自の「シンクロナイズドフラッター・システム」によりバッシュ騎乗時には本来のスペック2段階上回る力を発揮する。しかしファティマは本来自分と相性良い騎士パートナーとして選ぶが、彼女はシンクロナイズドフラッター・システム故に自分とバッシュとも相性良い騎士選んでしまう性質持っていた。 完成バキンラカン帝国預けられるが、エスト(とバッシュ)を得んとして騎士同士の手合いが行われた結果大量死者が出る惨事となり、それを目の当たりにした結果エスト精神崩壊寸前に陥ってしまった。このためモラードは「ファンタム・プログラム」をエスト追加し事態回避した。ファンタム・プログラムは、エストが自らパートナー探すというシステムであり、その状態(シーク・モード)で発現するのがもう一つ人格、ファティマ・バーシャである。 また、彼女はバッシュのみならずアシュラ・テンプルヤクト・ミラージュなど数多くのMHに乗り込んで戦闘経験しており、黒騎士以外にも数多く騎士パートナーとなっている。これは主に彼女がマスター指名した騎士黒騎士となることを辞退した場合作動するプログラムよるもので、戦闘経験においては全てのファティマ中でもトップクラスであり、F(フローレス)の称号は彼女の為に生まれたと言っても過言ではない。3960年、最後パートナーとなった5代目黒騎士グラード・シドミアン戦死看取りバッシュと共にジュノーアルマの地で眠りに就く。MORE BEST OF FSSによると、その後目覚めたエストコーラス領に向かったらしい。 クローソー編では、コーラス23世が2代目黒騎士ロードス・ドラクーンと剣の稽古をしている際に、鍋をおたまで叩いて昼食知らせシーンがあり、その際コーラス23世にスモック貸している。また、コーラス23世がロードスの旅への同行願い出た際には、「うれしいです」と返事をしている。一方でロードスを「意地の悪い」と窘めてもいる。 「運命の三女神」と並んでFSSのイメージリーダー的存在であり、タイトル表紙不定期に連載される「がんばれESTちゃん」では作者アシスタント役として登場するまた、2007年9月までトイズプレス社webサイト内に設けられていた旧FSS公式HPQ&Aコーナー秀逸質問解答行ったファンには、彼女のイラスト印刷されテレホンカードプレゼントされていた。 スペック戦闘B1(2A)・MH制御A(3A)・演算A(3A)・耐久A(3A)・精神B1(2A)・クリアランスF・タイプSバーシャ(Basha) 本来のマスターである黒騎士失い、また黒騎士辞退したマスター存在しない状態のエスト現れるもう一つ人格である。表面上は「騎士を主と認識出来ない壊れた工場ファティマ」であり、騎士強引にヘッド・クリスタルに指を当ててもその情報読み取らない逆にいえば、彼女は自分の身の安全の確保為の仮のマスターすら持つ事が出来ない)。精神崩壊を防ぐため、バーシャとして得た記憶は、一旦エスト戻った時点戦闘データ除いて消去される仕組みになっているバーシャ存在により、エストは自らの正体隠しつつ次のパートナー探すことが出来ようになった。しかし前述理由からマスター失った、つまり一切権利認められないロスト・ファティマの状態で次のパートナー探し放浪するという極めて過酷な運命背負うこととなったバーシャ腕試し手合い目的とした騎士集まり易いボォス星のカステポーに降り立つ事が多く、この地方では伝説的な存在となっている。彼女は放浪中に素質はあるが未熟な騎士たちと行動共にする事がある。そして彼らに騎士として必要な技術教え育てるが、その結果としてしばしば命を落とす者もいた。そのためカステポーでは「黒き死の女神黒騎士女神)」「ブラック・ファッティース」とも呼ばれる。なお、バーシャとはナッカンドラ・スバースのAD世紀でのパートナー「デミライト・バーシャ」の名前であり、伝説の王女でありカイエンの母ヤーン・バッシュに由来する2代目黒騎士ロードス・ドラクーンがカステポーでデコース・ワイズメルに倒された後、バーシャとして登場若き騎士ヨーン・バインツェルに出会い育てる。経験積んだヨーンだが、相手力量量る目を持たぬ故にデコースに決闘仕掛け返り討ち遭ってしまう。デコースはエスト力量認められ黒騎士となり、ヨーン初恋相手バーシャ追いかける運命となったビルト/ビルド(Build) 同時期に製作されたため、「エストの妹」とも称される。2992年、シーブル国に雇われていたパイドパイパー騎士団長パイパー将軍パートナーとして、カステポーで「命の水捜索当たっていたシーブル軍を護衛していたが、同地失踪したレディオス・ソープ捜索出動したA.K.D.との武力衝突発展将軍青騎士シャフトヤクト・ミラージュにより大破し、彼女は右腕右脚失った。敵の騎士であったアイシャ・コーダンテに救出され急速冷凍してモラード元に搬送されたが、ガス壊疽起こしており、大脳記憶の保存最優先モラード1年掛けて再生した。このときビルト見ていた夢が18000年のジュノーにおける怪物ファティマ二人騎士戦いだった。その後親元で過ごすが、2997年、ハスハAP騎士団脱走しモラード元に来たワンダン・ハレーの逮捕でスクリティ隊が起こした森林火災巻き込まれ同行していたミース・シルバー・バランシェを身を挺して守った。インタシティの最期立ち会い、この時に出会ったハレーに対してスタックコード生じてしまい、その後30回のお見合い失敗してモラードを嘆かせた。ビルト想い察したミースハレー捜索引き受けている。彼が魔導大戦AP騎士団復帰した際、約30年もの歳月待ちパートナーとなった。 「概要」で触れたように、ファティマ人間凌駕する身体能力を持つが、ビルト場合すり鉢でジェラートアイスを作り上げたり材料驚異的な速度攪拌する事で気化冷却起こし凍らせているので、人間の力では不可能と説明されている)、ハレーを巡る騒動で、ハレー捕らえに来たと勘違いしてヤーボ・ビートやボード・ビュラードを止め向かおうとしたモラード軽々持ち上げその際モラードは「万力縛られいるようだ」と口にしている)、エルディアイに呆気なく倒され重体となったアララギ・ハイトの運び役にもなっているなど「怪力」を発揮するエピソードが多い。 「姉妹」と称されいながらエストとは全く面識がなく、エストがデコースの気遣いトリストのバランシェ邸でフルメンテナンスを受けることになった際、モラード同伴して初め対面したスペック戦闘B1・MH制御A・演算B1耐久B1精神A・クリアランスVVS1・タイプS ウリクル(Ulicle) エスト対抗してクローム・バランシェがティータ作ったことを知ったモラードが、ティータスペック超えるべく作り上げたファティマモラードによれば最大情報入力反応ティータ勝っているらしいコーラス23世がモラード邸を訪問したときに茶目っ気起こし23世とフィルモアのラルゴ・ケンタウリとの因縁作ってしまった。そのことが元となり、なし崩し的コーラス23世のパートナーになった。ハグーダ戦では慣らしのためジュノーンで23世と共マグロウ狩りをしていたところギエロ・スガスコーニチのブーレイ遭遇当初互角戦い繰り広げるスコールにより不調に陥ったジュノーンは擱座重傷負った23世を逃がそうとして囮になったところをギエロに殺される。ウリクルの仇をとるため23世は死ぬ覚悟でギエロを討ち取り、力尽きたところをログナー助けられた。コーラス23世とは恋愛関係にあり、コーラス王妃エルメラを深く悲しませた。 外見上のモデルナディア・コマネチである。死後、彼女の容姿はマロリー・ハイアラキ、デイジナ・マイスナーに受け継がれた。 スペック戦闘A・MH制御2A演算B1耐久B1精神A・クリアランスVVS1・タイプS エルマ(Elma) コーラストリオ騎士団のプルース・ランダースのパートナー。ハグーダとのマグロウ戦で死亡イグリド(Igrid) クバルカン法国ローテ騎士団団長バレフィラのパートナースペック戦闘A・MH制御A・演算A・耐久B1精神B1クリアランスVVS2・タイプS カプリコーン(Capricorne) アトールのマグダル皇女とデプレ皇子お付き少年騎士アード・ゼニヤッタのパートナースペック戦闘B1・MH制御2A演算A・耐久A・精神B1クリアランスVVS1・タイプS エベレスト(Everest) アードと同じマグダルとデプレのお付き少女騎士ヒン・モンダッタのパートナースペック戦闘B1・MH制御2A演算B1耐久A・精神A・クリアランスVVS1・タイプM スパルタ(Spaluta) カステポーにてボスヤスフォートと戦いパートナーミラージュ騎士ビョトン・コーララを失うが、駆けつけヤーボ・ビートの腕の中に落下してきた。のちにお披露目にてミラージュ騎士バイズビズのパートナーとなる。 ソリュート トラン連邦判事長ルビール・レイスのパートナー。 マルター バッハトマ帝国黒豹騎士団副官アーリィ・ブラストのパートナー未登場ポーター(Porter) 戦争瀕死状態のときに全能神ジョーカーにより助けられる表向き壊れファティマとしてスペクターことジョーカーと共にフロートテンプルで道化となっているが、ジョーカー助けられ時に「アーク・スイレィ」が融合し再構成されており、有事にはドラゴン(セントリー)を統率指揮する作者曰く最強の「ラキシスガード」で、その気になれば惑星すら一撃破壊可能。3037年、アマテラス命令ラキシス配下の「ショウメ」をサタン襲来から守るべく、主のジョーカー共々救援赴く瀕死再生前の普通のファティマの頃はエストビルトロングヘアにしたような容姿・服装をしており、ウリクル亡き後のモラード・ファティマでは最高スペックとされていた。 スペック戦闘A・MH制御2A演算A・耐久2A精神B1クリアランスVVS2・タイプS アイジェルン(Ijern) 未登場スペック戦闘2A・MH制御2A演算3A耐久A・精神2Aクリアランス無しタイプSthe Towerアトール聖導王朝に伝わるMH「ジ・エンプレス」(新設定でのGTM「カイゼリン」)の為に詩女ムグミカに依頼され設計していたファティマエンプレスヤーボ・ビートのファティマ・コンコードが当たることになった為、2997年に設計休止となった魔導大戦中に設計再開モラードの持つ全ての技術注ぎ込み、製作にはストーイ・ワーナー博士関わり、「ショウメ」ことセントリーブリッツ幼生より賜った命の水使用して3100年頃ファティマであり騎士でもある最強存在として完成エンプレス改装したMH「ゴウト・ミラージュ」を一人駆り、アトロポス・ラキシス・クローソーに匹敵する能力を持つとされており、厳密にファティマ分類できない存在。ライトニング・ブラストも放て模様タワー製作の背景には、詩女ムグミカからの預言並びにモラードコーラス城でフォーチュン・ファティマ(ラキシス)と出会った事が影響している。また自分死後自分に代わってラキシスを追う事で、クローム・バランシェの意図目的確認しあわせて全てのファティマ見守って欲しいとのモラード願い込められているという。 後にミラージュ騎士No.36となり、星団去っていく天照達に同行することになる。7777年、カイゼリンと共にフォーチュンにおける最期戦い終えた後、ジョーカー星団見守ることとなる。 元が爬虫類なせいか、星団暦7818年になってもなおひらがなでしかしゃべれない。 スペック戦闘VA・MH制御VA演算VA耐久VA精神VAクリアランス-・タイプ-

※この「モラード・カーバイト作」の解説は、「ファティマ (ファイブスター物語)」の解説の一部です。
「モラード・カーバイト作」を含む「ファティマ (ファイブスター物語)」の記事については、「ファティマ (ファイブスター物語)」の概要を参照ください。

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