スーパーハイデッカー
ハイデッカー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 23:11 UTC 版)
ハイデッカー (high decker) は、客室の床を通常より高い位置に配置したバスや鉄道車両の構造。「ハイデッカー車」と呼ばれることもある。2階建車両に近い全高を持つが、平屋構造である。定員は60名(正座席49名・補助11名)
- 1 ハイデッカーとは
- 2 ハイデッカーの概要
スーパーハイデッカー(2020年7月 - )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 13:45 UTC 版)
「はかた号」の記事における「スーパーハイデッカー(2020年7月 - )」の解説
はかた号運行開始30周年を記念して、2020年(令和2年)7月から新型車両に替わった。車種は先代同様、スーパーハイデッカー車の三菱ふそう・エアロクィーン (MFBM製)。先代同様、ロゴはゴールド白夜行ロゴに「Line connecting Hakata with Tokyo」の組み合わせとなっている。 座席配列も先代同様プレミアム・ビジネスの2クラス制で「プレミアムシート」4席、「ビジネスシート」18席(うち最後部3席は2020年7月までは女性専用席)。 プレミアムシートは、先代同様のパーティションで区切られた個室タイプで、電動リクライニング、背面マッサージ機、背面ヒーター、座面送風機能を内蔵する本革シート。専用空気清浄機も配備される。先代で各座席に装備されていたiPadは廃されたが、代わりにロールカーテンとワイヤレス携帯充電器が設置された。 ビジネスシートも、先代同様本革とモケットのコンビネーションを採用した1-1-1アブレストの独立シート。新たに、ダブルクッションを採用したシートを使用している。。 全席3点式ELRシートベルトが装備されている。また、先代では開始当時はプレミアムシートのみだったWiFiサービスは、今回は全座席で提供される。 また、安全面に関しては通信型ドライブレコーダーと連動したEDSS(ドライバー異常時対応システム)、TPMS(タイヤプレッシャーマネジメントシステム)、左側方監視システム等を導入。
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スーパーハイデッカー(2014年 - 2020年4月)
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「はかた号」の記事における「スーパーハイデッカー(2014年 - 2020年4月)」の解説
2014年(平成26年)12月から新型車両に替わった。車種はスーパーハイデッカー車の三菱ふそう・エアロクィーン (MFBM製)。白夜行ロゴがゴールドになり、2階建てバス同様「Line connecting Hakata with Tokyo」が描かれている。 エコノミーシートを廃止し、プレミアム・ビジネスの2クラス制に移行。「プレミアムシート」4席、「ビジネスシート」20席→18席(うち最後部4席→3席は女性専用席)。 プレミアムシートは、電動リクライニング、背面マッサージ機、背面ヒーター、座面送風機能を内蔵する本革シートとなり(シートはマジカルテクニカ製A380F)、パーティションも設置され、個室化。新たに専用空気清浄機とインターネットや電子書籍を無料で閲覧できる専用タブレット端末(iPad mini 3)が配備される。 ビジネスシートは本革とモケットのコンビネーションを採用した独立シートに加え、座席配置を1-1-1アブレストに変更(女性専用席は2017年2月18日運行分までは4アブレスト、2月19日運行分より1-1-1アブレスト)。 新たに女性専用席を除く全席にUSBポートが配備され、全席3点式ELRシートベルトが装備されている。
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スーパーハイデッカー(1990年 - 2009年)
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「はかた号」の記事における「スーパーハイデッカー(1990年 - 2009年)」の解説
2階建てバス導入前まではスーパーハイデッカー車が使用されていた。岡本太郎のデザインによる白ベースの車両が原則として使用され、塗色名称は「白夜行」と呼ばれている。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}専用車両には「HAKATA」のロゴが表記されていたが、2003年の新製車から他系統への運用充当を意識してロゴがなくなり、それ以前の車両についても2006年秋頃にロゴが消された[要出典]。 全席独立3列シートでトイレを設置している。運行開始当初は西鉄・京王とも正座席23人乗りで後部サロン付き(京王は三菱自動車純正ボディの三菱ふそう・エアロクィーン、西鉄は西日本車体工業SD-IIボディのエアロクィーン)であったが、西鉄は1994年12月に正座席27人乗り・後部談話室(サロン)付きの車両に、京王は1995年8月に正座席28人乗り・サロンなしの車両にそれぞれ変更された。 京王の撤退後、西鉄では2003年から後部談話室と公衆自動車電話を廃止し、他の夜行バス用車両と同様の仕様とした車両が導入されている。また、2006年からは従来の西日本車体工業製の車体を持つ車両に代わり、三菱ふそうバス製造が架装する三菱ふそうトラック・バス純正車体(ハイウェイライナー)の車両が導入されている。トイレの位置が異なるため、この車両は座席配置が従来と異なっている。 スーパーハイデッカー車は2階建て車両の導入により通常は「はかた号」では使用されなくなったが、2階建て車両が検査に入る際の代走、あるいは2号車以降の続行便が運行される際の続行便用として使用されることがある。
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スーパーハイデッカー
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「ハイデッカー」の記事における「スーパーハイデッカー」の解説
スーパーハイデッカーは、床面をさらに嵩上げし全高を3.6 m以上に引き上げ、主に眺望と床下架装スペースの拡大(主に荷物室)を両立したバスのことである。上級仕様の観光車や夜行高速路線車などに幅広く採用されている。夜行高速車の場合、床下にトイレや仮眠室を設けている。2階建てバス(ダブルデッカー)とハイデッカーの中間的な高さから「中二階車」と呼ばれることもあるほか、かつては「2階だけバス」と呼ばれたこともある。 スーパーハイデッカーは従来車に対して車高が高く、車重が増すため、法令で定められた1軸10 tまでという軸重制限から、当初は後輪を2軸にした3軸車がメインであった。しかし3軸車は一般に走行安定性は良いものの、法令で定められた全長12.0 mまでという制限下では床下架装スペースの減少を招き、全体の車重がさらに増すこと、タイヤ本数の増加による維持費の増加などの問題があり、その後、2軸スーパーハイデッカーが開発されることとなった。当初は車高を3軸車に比べ若干下げる、補助席の定員を制限するなどの軽量化対策が採られていたが、ホイールベースの短縮で前車軸を後方へ下げ、燃料タンクをフロントオーバーハングに移すことで前車軸に負担させる荷重を増しつつ重心位置を適正化、後車軸の軸重に余裕を持たせることに成功した。これにあわせ、タイヤ自体の許容荷重も引き上げられており、負担力が向上している。しかし、これらの変更で、ピッチングとハーシュネス(乗り心地のうち、突き上げ感)は増す結果となった。
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スーパーハイデッカー
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「ジェイアールバス関東東京支店」の記事における「スーパーハイデッカー」の解説
国鉄時代の1986年度から導入が始まり、2006年度まで導入されていた。 1986~1987年度に4列シート36座席・中央トイレ仕様の三菱ふそう・エアロクィーンWが導入され、国鉄から引継ぎの1986年式4台、JR化後に導入された1987年式13台の合計17台が配置され、ドリーム号で使用した後、同号の3列シート化により東名ハイウェイバスや貸切車に転用されたほか、下諏訪、水戸、高萩の高速車や長野原、小諸、伊那の貸切車に転用された。 盛岡線用で1987年度に3列シート29座席・中央トイレ仕様のいすゞ・スーパークルーザーが2台配置された。運行開始当初は車体側面に「東北道高速バス」のロゴが入っていた。この2台は晩年に長野原に転属してイエローバスに改造された。 1988 - 1990年度に三菱ふそう・エアロクイーンMが4列シート36座席・中央トイレ仕様10台、3列シート29座席・中央トイレ仕様35台の合計45台が配置され、各方面夜行便や長距離の昼行便で使用された。4列シート車は高萩、西那須野、長野原、宇都宮、伊那へ転属したほか、3列シートから4列シートに改造された車両もある。同車種では小諸支店の貸切車にトイレを付けて高速車へ改造した1991年車1台も一時期、小諸支店から車両管理委託で配置され、松伏線で使用していた。4列シート車両のうち2台は1989年4月18日に開業した東京 - 松本線に用意され、車体側面に「中央高速バス」のロゴが入っていた。東京 - 松本線の撤退後はドリーム志賀号に転用された。 1989年度に共同運行会社と使用を合わせた4列シート34座席・中央トイレ仕様の三菱ふそう・エアロクイーンWが池袋金沢線用に2台配置された。 1994 - 1997年度は3列シート29座席・中央トイレ仕様の三菱ふそう・エアロクイーンⅠが計10台配置され、各方面夜行便で使用された。 いすゞ・ガーラⅡは1997年度に金沢線用4列シート34座席・中央トイレ仕様で1台、1999年度に八戸線用3列シート31座席・中央トイレ仕様で1台配置された。 日産ディーゼル・スペースウイングは1999年度に西工ネオロイヤル92MC・SD-Ⅱをドリーム福井号用の3列シート31座席・中央トイレ仕様で2台、2006年度に西工ネオロイヤル02MC・SD-Ⅱをスーパードリーム号用の3列シート28座席・中央トイレ仕様で2台配置された。ともに金沢線や京阪神系統続行用、東北系統などに転用された後に前者は2012年、後者は2015年に廃車となった。 宇都宮支店のトイレ付き貸切車であった日野・セレガGJを高速車に転用したものも一時期、宇都宮支店からの車両管理委託で配置され、松伏線で使用していた。
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