シティコープとは? わかりやすく解説

シティグループ

(シティコープ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 09:50 UTC 版)

シティグループCitigroup Inc.)は、マンハッタンに本社を置く、金融関連事業の持株会社である。ユーロ債市場の第一人者。四大銀行バルジ・ブラケットの一つ。ニューヨーク証券取引所上場企業(NYSEC)。


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  6. ^ Bloomberg シティのバナメックス、資金洗浄統制甘さ指摘のメール無視か 2015/06/17 09:48 JST
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  9. ^ 日経新聞電子版 米シティグループに罰金470億円 不正操作企て巡りCFTC 2016年5月26日
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  23. ^ 米シティグループなど3行、財務省による資本注入を発表
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  25. ^ BBC, ANZ, Deutsche Bank and Citigroup face 'criminal cartel' charges, 1 June 2018
  26. ^ Kartini Saparudin, "Citibank", National Library Board Singapore, Retrieved June 30, 2018.
  27. ^ シティバンク、エヌ・エイ在日支店に対する行政処分について 金融庁
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  29. ^ http://www.citibank.co.jp/ja/customernotices/customernoticesindex/customernoticepages/cust_121611_01.html Citibank
  30. ^ シティグループ証券株式会社に対する行政処分について 金融庁


「シティグループ」の続きの解説一覧

シティコープ(1962年まで)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 05:53 UTC 版)

シティグループ」の記事における「シティコープ(1962年まで)」の解説

主に1812年設立のシティバンク・オブ・ニューヨークと1863年設立のファースト・ナショナル・バンク・オブ・ザ・シティ・オブ・ニューヨークがシティコープの母体となる(1955年両社合併)。サミュエル・オスグッド第一合衆国銀行ニューヨーク支店再生したここからシティコープの歴史が始まる。1812年6月14日、シティバンク・オブ・ニューヨーク (City Bank of New York) が200ドル資本金元にニューヨーク州から免許受けたオスグッド初代社長就任したが、16日米英戦争勃発してしまったので9月14日開店ニューヨーク商業資本家らにサービス提供し始めた1837年恐慌のときすでにモーゼス・テイラー(Moses Taylor)が経営権握っており、彼は1856年社長となった。さらに、大西洋横断電信ケーブル敷設した会社管財人務めた1865年国法銀行制度成立とともに商号をナショナル・シティバンク・オブ・ニューヨークと変更した1895年までには米国最大銀行となった1897年ニューヨーク第三合衆国銀行Third National Bank of New York)を買収した1913年末に連邦準備制度発足すると、ニューヨーク連邦準備銀行創設関わる翌年には米銀として初となる海外支店ブエノスアイレス開設した1918年のインターナショナル・バンキング・コーポレーションの買収により、米銀として初め総資産10億ドル突破し1929年には世界最大商業銀行となったその成長とともにシティはまた金融サービスにおける先駆者ともなり複利預金1921年)、個人向け無担保ローン1928年)、当座預金1936年)、譲渡性預金1961年)などを世界で初め開発してきた。譲渡性預金開発主導したのは会長James Stillman Rockefeller)や社長George S. Moore)でもなく、当時副社長ウォルター・リッスン(Walter Wriston)であったグラス・スティーガル法施行され1933年投資銀行業務清算、ジェームズ・パーキンス(James H. Perkins)が社長についた1940年死亡してゴードンGordon S. Rentschler)に交代したゴードン1948年死亡してウィリアム・ブレイディ(William Gage Brady Jr.)が引き継いだ。そしてホールセール積極的に行った1955年商号をファーストナショナル・シティバンク・オブ・ニューヨークに変更、さらに創業150周年1962年にはこれを短縮しファーストナショナル・シティバンクとなった

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シティコープ(ユーロ債時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 05:53 UTC 版)

シティグループ」の記事における「シティコープ(ユーロ債時代)」の解説

シティリースクレジット業務にも進出し後年マスターカード発展するクレジットカード「ファーストナショナル・シティ・チャージ・サービス」(一般に「エブリシング・カード」と呼ばれた)を1967年提供し始めた。この1967年エッジ法の改正がなされ、各州法制呼応したので、シティモーゲージクレジットカードの州際業務拡大していった。オイルショックのときはユーロ債世界中で発行した1973年アルゼンチン事業国有化された。1970年代半ば、ウォルター・リッスンCEOのもと、ファーストナショナル・シティバンク及び持株会社のファーストナショナル・シティ・コーポレーションは、シティバンク、エヌ・エイ (Citibank, N.A.) 及びシティコープ (Citicorp) とそれぞれ商号変更した間もなくシティバンクは「シティカード」を発行し24時間営業ATM世界で初め運用開始した。1979年イラン革命ポーランドゼネスト両国減債強いられた1980年11利付き米国債30ドル購入したレーガノミクスによる高金利で機会費用高くついたが、米国債担保レポ市場から資金調達してユーロ債発行主導するとか、シャドー・バンキング・システム拡充するとか、翌1981年クレジットカード会社ダイナースクラブ買収するといった積極的な経営展開することができた。イギリスビッグバンには前段階から積極的に参入した1984年ウォルター・リッスン会長引退してジョン・リード社長会長となった1987年5月シティバンク第三世界に対して30ドル上る一般貸倒引当金積み増した。国内ではドナルド・トランプをふくむデベロッパーに対して野放図に貸し付けたことが投資家批判浴びた金融自体失敗していた。マーケットメイクのために1986年クオトロン(Quotron)の気配サービス購入していたが、オートマチック社(Automatic Data Processing)との競争敗れてしまったのである1992年、クオトロンはリストラされた。1991-2年シティコープは26ドル増資をしたが、そのうちおよそ4億ドルアル=ワリード・ビン・タラール出資した1993年、シティコープはそれまで保有していた不動産の6割を損切りした。翌年NAFTA発効1996年カルロス・サリナス・デ・ゴルタリ兄弟Raúl Salinas de Gortari)が資金洗浄するのをシティコープ従業員が(プライベート・バンキングで)補助したとして立件された。

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