mortgage
「mortgage」とは、抵当・住宅ローンのことを意味する英語表現である。
「mortgage」とは・「mortgage」の意味
「mortgage」とは、土地や家屋などの抵当、担保という意味を持つ。抵当権付きの住宅ローンを指すこともある。他動詞としては、~を抵当に入れる、~を保証のためにささげる、命をかけるという意味合いで使われる。また、形容詞としては担保の、抵当のという意味になる。「mortgage」の覚え方として、カタカナ読みにして語呂合わせで「もう刑事は住宅ローンを払いたくない」とインプットすると良い。「mortgage」の発音・読み方
「mortgage」の発音記号は「mˈɔɚgɪdʒ」であり、カタカナ読みをする場合は「モーゲージ」となることが多い。「mortgage」の語源・由来
「mortgage」の語源は、ラテン語で死を意味する「mort」である。「mortgage」と「loan」の違い
「mortgage」と「loan」はどちらも借金を意味する単語であるが、前者は住宅や土地、ビルなど不動産の購入という明確な目的がある借金のことである。また、「mortgage」は銀行などで借金の申し込みをする際に、抵当権を設定するのが一般的である。一方、後者は特定の使い道が定められていない、借りた側が自由に使うことができる借金を指す。融資額はケースバイケースだが、特に日用品の購入がメインとなる少額の借入については「loan」が適当である。「mortgage」を含む英熟語・英語表現
「take out a mortgage on」
「take out a mortgage on」とは、~に抵当権を設定するという意味である。
「lend money on mortgage」
「lend money on mortgage」とは、抵当を設定することにより金を貸すという意味である。
「redeem a mortgage」
「redeem a mortgage」とは、抵当を取り戻す、担保を取り戻すという意味である。
「apply for a mortgage」
「apply for a mortgage」とは、住宅ローンの申し込みをする、住宅ローンの審査を受けるという意味である。
「mortgage agreement」
「mortgage agreement」とは、抵当契約、担保契約という意味である。
「mortgage banking」
「mortgage banking」とは、住宅金融業者、住宅ローンを扱う専門の銀行という意味である。
「mortgage business」
「mortgage business」とは、住宅ローンに関する融資を中心としたビジネスという意味である。
「mortgage」に関連する用語の解説
「home mortgage」とは
「home mortgage」とは、主にアメリカにおける住宅抵当証券、住宅担保貸付という意味である。
「mortgage」の使い方・例文
・「mortgage」の使い方「mortgage」は、不動産の購入時に設定する抵当や担保、あるいは特定の目的のために銀行などから借り入れるローンという意味で使われる。一般的に、会話や文章の中で、高額かつ長期返済が必要な借入金について話題にしたい場合は「mortgage」を使用するのが相当である。
・「mortgage」の例文
If you are going to set up a mortgage when purchasing a house, be sure to check the rights, and if you have any questions, seek advice from a lawyer or other expert.
住宅の購入に際して抵当を設定するのであれば、必ず権利関係について確認をして、分からないことがあれば弁護士など専門家にアドバイスを求めると良い。
A mortgage is one of the most important contracts in your life, so instead of thinking about it lightly, you should consult with your family and come up with a repayment plan.
住宅ローンは人生の中でも重大な契約の一つであるため、安易に考えるのではなく、家族と相談をしてじっくりと返済計画を立てるべきだ。
The items that are rigorously checked in the mortgage screening process differ depending on the financial institution, but the most important points are annual income, past borrowing status, and years of service.
住宅ローンの審査のチェック項目は金融機関によって異なるが、特に年収や過去の借り入れ状況、勤続年数などは重要視されやすい。
There are many aspects of mortgages on land and houses that are difficult for laymen to understand, but I would like to study them as much as possible by myself in case of an emergency.
土地や家屋の抵当権については素人にとって理解しにくい部分が多いが、いざと言うときのために可能な限り自分で勉強しておきたい。
If it is difficult to build a house with only your own funds, there are various risks, but one option is to cover the minimum necessary amount with a mortgage.
自己資金だけで家を建てるのが難しい場合には、様々なリスクはあるものの、必要最小限の金額を住宅ローンで賄うのも選択肢の一つだ。
It is up to the manufacturer to decide whether or not mortgage is required when purchasing a home, so it is better to ask the person in charge as soon as possible for an explanation.
住宅の購入に際して担保が必要かどうかはメーカーの判断によるため、なるべく早めに担当者に説明を聞いた方が良い。
譲渡抵当
(モーゲージ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/27 09:35 UTC 版)
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この記事は特に記述がない限り、英米法諸国の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。
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譲渡抵当(じょうとていとう)とは、物的財産(不動産等果実を生じる財産、以下便宜上不動産と表記)に対する担保権である[注釈 1]。譲渡抵当付き債権はモーゲージ(仏: mortgage)と呼ばれ、抵当不動産の占有と果実の帰属に特色がある[注釈 2]。貸付などを原因とする抵当不動産は、借入人である債務者から引き渡され、貸付人である原債権者が占有する[注釈 3]。抵当不動産の果実は、元本支払に充てられることなく占有者の所有・所得となる。以上の特色であるとすれば、不動産質である。
モーゲージの証券市場
モーゲージは、抵当不動産の引渡し[注釈 4]をともなって譲渡できる。証書は譲渡抵当約束手形が用いられる[注釈 5]。モーゲージを売却する際には、サービス・リリース・プレミアムと呼ばれる収入を得る。
欧米史におけるモーゲージは世界恐慌にかけて金融機関保有資産の流動性を奪った。するとアメリカでリスク判断のため統計のとりやすい市場構造が生まれた。独占資本たる銀行と生保が、傘下のモーゲージ・カンパニーへ資金を提供し、モーゲージをブロック単位となるまで買い集めさせたのである。このブロックを独占資本は買い上げ、一部の不良債権を公的機関が引受けた。モーゲージの設定に代理人を立てなければならないことが多い理由は、借入人と貸付人の個別関係を超えた市場構造によるところが大きい[注釈 6]。抵当不動産の引渡しをともなうからというだけではないのである。モーゲージを設定しようとする者が住宅ローン・ブローカーや財務顧問の助けを得て貸付人と好条件の発掘を委ねるのも、市場構造ゆえに推奨される。
第二次世界大戦後のモーゲージには公的保証がより厚く付与されたが、やがて限界を迎えた。そこでモーゲージを担保とする証券化が進められた。サブプライムローンが典型であり、投資信託のポートフォリオに混ざってリスクを隠した。
譲渡抵当の実行
受戻権喪失とノン・リコース・ローン
多くの法域においては、貸付人は、借入人がモーゲージを債務不履行したときなど一定の条件において、譲渡抵当付き不動産に対して受戻権喪失を行うことができる。その後、現地法上の要件に従って、当該不動産は売却される。売却により得られた金額(費用を控除後のもの)は担保されていた負債(元本)に充当される。
法域によっては、特に米国においては、[2] モーゲージはノン・リコースである。すなわち、譲渡抵当付き不動産の売却によって回収した金額が負債の残高に足りない場合、貸付人は受戻権喪失後に借入人に対して遡及(リコース)することができない。その他の法域においては、借入人は、不足金判決に基づいて残存する負債について責任を負う。法域によっては、第一順位モーゲージはノン・リコース・ローンであるが、第二順位以降はリコース・ローンである。
受戻権喪失および譲渡抵当付き不動産の売却については特定の手続がほぼ必ず適用され、関連する政府によって厳格に規制される。ある法域においては、受戻権喪失および売却は迅速に行われるが、法域によっては、受戻権喪失に何ヶ月もあるいは何年もかかることもある。多くの国においては、貸付人の受戻権喪失を行う能力は厳しく制限されている。
債務不履行と分割された不動産
ある土地が譲渡抵当付きで購入され、その後分割されて売却された場合、譲渡の逆順序ルール[注釈 7]が適用され、不払の負債について責めを負う当事者が決定される。
ある譲渡抵当付き土地が分割されて売却された場合、債務不履行時には、譲渡抵当権者による受戻権喪失は、最初に譲渡抵当設定者が依然として所有する土地について行い、それから他の所有者に対して、売却されたときとは「逆順序」で行うこととなる。例えば、「甲」が3エーカーの譲渡抵当付き土地を取得し、これを1エーカーずつ3つ ウィキメディア・コモンズには、譲渡抵当に関連するカテゴリがあります。
モーゲージ
「モーゲージ」の例文・使い方・用例・文例
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