コンピュータ・インターネットとは? わかりやすく解説

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コンピュータ・インターネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 18:57 UTC 版)

21世紀」の記事における「コンピュータ・インターネット」の解説

21世紀初頭は、前世紀期末引き続きIT関連テクノロジー高度化してきた時代である。従来からのパソコン携帯電話2010年代前半フィーチャー・フォンからスマートフォン移行)に加え2003年ごろからいわゆるデジタル三種の神器デジタルカメラDVDレコーダー薄型テレビ)をはじめ、デジタルメディアプレーヤーなどのデジタル家電機器浸透した。こうして、2000年代後半においてコンピュータはすでに「一家に一台」から「一人一台」を超え、「一人多数台」のレベルへと移行するまでの普及遂げた。これらは、「20世紀における21世紀像」を大きく上回る進化遂げ個々コンピュータ性能1980年代メインフレーム遥かに凌駕しており、情報通信技術による社会の変化情報革命とも呼ばれるコンピュータを常に身につけて利用するウェアラブルコンピューティングも、2000年代携帯電話スマートフォン)や携帯ゲーム機普及により一般化した。ウェアラブルコンピューティングデバイスとして古くから構想されていたスマートウォッチヘッドマウントディスプレイ1990年代に既に商品化されていたが、本格的な普及が始まるのは2010年代後半入ってからである。また同時期にIoTM2M技術浸透しはじめ、センサ無線接続機能を持つあらゆる製品インターネットつながり相互に情報交換するようになるなど、ユビキタス社会深化進みつつある。家電製品自動車など組み込みシステムにはリッチなユーザインターフェースグラフィカルユーザインタフェース (GUI) や音声ユーザーインターフェース (VUI) )と無線ネットワーク機能携帯電話回線への接続無線PAN機能)が備えられスマートフォンなどと連携して動作するようにもなっている。 コンピュータ性能集積回路微細化ムーアの法則)を主な原動力急激に上昇しつづけてきたが、2000年代中頃から半導体産業リーク電流増大という量子力学的効果起因する難問直面した集積回路微細化しても以前ほどの高速化にはつながりにくくなり、コンピュータ技術SIMDマルチコアなど、並列コンピューティングによる性能向上に舵を切った。またこの頃から回路微細化進んで電力消費発熱がそれに見合うほど減らなくなったデナード則崩壊)ため、回路上で同時稼働させることのできないエリア増えダークシリコン問題)、ヘテロジニアス・コンピューティング特定アプリケーション特化した回路 (ASIC) の実装重要になった。さらに、2016年頃からは集積回路微細化ペース自体鈍化しはじめ、ムーアの法則牽引され従来コンピュータ性能向上パラダイム終焉迎えつつある。EUV露光回路多層化、3Dチップなどの新たな実装技術駆使したとしても、2020年代中には集積回路微細化限界達し従来ノイマン型コンピュータ性能向上が頭打ちになるとみられており、量子性質利用する量子コンピュータ普及期待されている。 一方人工知能 (AI) の応用2010年代初頭までごく限られていたが、2012年以降ディープラーニング普及によりその実用性が大幅に増しIoTにより生成されるビッグデータ利活用データマイニング)や、画像認識画像処理音声処理自然言語の処理、意思決定支援自動運転車両など幅広い分野への応用急激に進みつつある。

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コンピュータ・インターネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 10:22 UTC 版)

シャンチー」の記事における「コンピュータ・インターネット」の解説

シャンチー盤面状態の種類は1048、ゲーム木複雑性は10150と見積もられている。この数値は、シャンチーチェスよりも複雑だが、将棋より単純であることを意味する国際コンピュータゲーム協会(ICGA)の主催するコンピュータオリンピックには、1989年以来シャンチー部門がある。 台湾では、1980年代よりシャンチープログラムの開発始まり1998年には国立台湾大学ELPというプログラムが正式の大会出場して5段と認められた(2001年には6段に昇進)。また、1999年以降人間高段者とコンピュータ対戦大会毎年行われている。 中華人民共和国研究台湾立ち遅れていたが、21世紀にはいると長足の進歩示し2008年のコンピュータオリンピック北京大会では1位から8位までを中華人民共和国プログラム独占した(1位は倚天象(Intella))。2006年よりコンピュータゲーム選手権が行われている。2006年には863計画成果 とされるスーパーコンピュータ「浪潮天上で動くシャンチープログラムと人間大師5人との対戦行われ、3勝2敗5引き分けコンピュータ勝利したチェス場合と同様、思考エンジン差し替えたり、エンジン同士戦わせたりすることができるソフトウェアも多い。エンジンが使うプロトコルとしては、チェスと同じ WinBoardUCI プロトコルのほかに、Qianhong の独自プロトコルや UCCI などがあり、プロトコル間の変換プログラム開発されている。また、多くソフトウェア棋譜保存読み込み再現ができるが、棋譜フォーマット統一されていないチェスPGN使えるようになっていることが多いが、おなじ PGN でも棋譜書き方統一されていない問題と、PGN 自体機能不足変化手順を記すことができない)の問題がある。オンライン対局サイトサイトごとにファイル形式異なる。 チェス囲碁などの他の盤上遊戯と同様、シャンチーインターネット対局広く行われるようになっている最初期ネットワーク上のシステムとしては、1993年ハーバード大学にいた陳曦によって設計されたICCS(Internet Chinese Chess Server)があり、これはクライアント・サーバー型システムだった。ICCSは現在は運用されていないが、ASCIIによる棋譜表記方式のひとつであるICCS方式 に今もその名が残っている。中国には「弈天縁」というシャンチー対局専用サイトがあるほか、オンラインゲームサイトの「聯衆」や「QQ遊戯」などでもシャンチー対局ができる。ほとんどは専用ソフトウェアダウンロードして、サイト登録する必要があるが、システム言語中国語になっていないとソフトウェア動かない場合がある。日本語使える対戦サイトとしては「SDIN・PlayOK・BrainKing」などがある。英語のものは「Club Xiangqi・Chesscape」など、数が多いシャンチールールあいまいさ(とくに千日手関係の)と棋譜表記不統一は、コンピュータ・インターネットで問題になるため、対局サイトが独自のルール定義していることもある。

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