表記方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 07:17 UTC 版)
「高精細度テレビジョン放送」の記事における「表記方式」の解説
HDTVを言う時に放送信号の形式は次のような値を利用して表記する。 画面領域の有効ライン数 フレームレート:フレーム数/秒 (frame/sec,fps) あるいはフィールド数/秒 (field/sec) 順次走査方式 (progressive scan) あるいは飛び越し走査方式 (interlace scan) 例えば、720/60pという形式は1280×720ラインの有効画素が順次走査 (progressive scan) 方式の60fpsで伝送されるベースバンド信号を示す。1080/50iという形式は1920×1080ラインの有効画素が飛び越し走査 (interlace scan) 方式の50field/sec (=25fps) で伝送されるベースバンド信号を指す。 フレームレートは有効ライン数とは独立にサフィックスで明記される。例えば60pはprogressive方式の60fpsを意味し、60iはinterlace方式の60field/sec(=30fps) を意味する。サフィックスのフレームレートが省略されている場合は、当該地域の標準テレビシステムによって50あるいは60と想定される。例えば、“1080p”とのみ表記されている場合は、一般に1080/60p、1080/50pを指す(映画ソース等では、1080/24pのベースバンド信号も存在する)。
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