1080/24p
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 03:04 UTC 版)
映画ソフトのほとんどは秒間24フレーム(24Hz)で撮影・収録されている。これをプレーヤー側で60Hzに補間するとわずかながら画質が損なわれる。それを解決するためフルハイビジョン・24HzのままHDMIでデジタル転送する方式が登場し、これを「1080/24p」「1080p 24Hz」などと呼ぶ。受像機側で120Hzなど24の倍数に補間する場合が多くよりオリジナルの意図に近い映像が再現される。 さらに、パイオニアから2007年に発売されたBDP-LX91にはデジタル放送の60Hzを24Hzに変換して出力する機能が搭載されており(但し、後継を謳ったBDP-LX88にはLX91の24Hz変換機能は非搭載)、映画番組の再生においてもプレーヤーから24Hzに変換してHDMIでデジタル転送することもできる。 1080/24pで再生するにはプレーヤー・受像機の両方が対応する必要がある。PS3や2007年以降に発売されたBDプレーヤー/レコーダーのほとんどが対応している。2007年以降に薄型テレビ・プロジェクタの多くが対応するようになった。なおHDMI接続が必須となり、D端子/コンポーネント端子でも規格上では可能であるが、対応のプレーヤーが出ていないため事実上不可能である。
※この「1080/24p」の解説は、「BDプレーヤー」の解説の一部です。
「1080/24p」を含む「BDプレーヤー」の記事については、「BDプレーヤー」の概要を参照ください。
- 1080/24pのページへのリンク