「初代」から「Super」とは? わかりやすく解説

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「初代」から「Super」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:33 UTC 版)

ボキャブラ天国」の記事における「「初代」から「Super」」の解説

概要 視聴者から投稿される「ボキャブった」作品格言・物や人の名前歌の歌詞などのダジャレ替え歌VTR化したもの)を品評する作品VTR最初には、画面左上に作品ナンバー(No.001から通し番号表記)で、画面中央投稿者都道府県市区郡町名・投稿者名が表記され本題に入る。VTR当番組が制作するが、投稿者指示に基づき制作され作品投稿者自らビデオ撮影して制作した作品もあった。なお、視聴者投稿作品「Super」放送最終回まで2427作品作られた 。 「Super」より、若手芸人参加の「ボキャブラ発表会ザ・ヒットパレードのコーナー開始開始当初不評だったが徐々に人気出て行き、「超」以降ヒットパレード60バージョンにした形式リニューアルされた(こちらのルール後述)。 「Super」末期では1組アーティスト絞った特集「ボキャブラ・ナウ・アーティスト」のコーナーもあり、そのアーティストの曲のボキャブラ作品いくつか流した作品の応募方法 原則としてハガキによる応募のみ。ただし、VTR応募場合ビデオテープ同封した封筒での応募可能だった一度北島三郎の『函館の女』に引っ掛けたネタ空き箱送られてきたことがあった。 番組開始当初数回匿名ペンネームでの応募認められていたが、後に禁止された。 品評評価 品評司会者タモリパネリスト手元ボタンを押す方式行われボタンを押すと「電球」が点灯する大いにうけた場合は「大玉」、まあまあの場合は「小玉」が点灯。つまらないと思った場合ボタンを押さなくても良いその場合は、電球および席後部電飾点灯しない)。 各パネリスト個人の評価は、テーブル設置され二股ソケット点灯している電球大小および席後部花丸あしらった電飾でわかる。小玉だと花丸中央部のみ点灯大玉だと花丸構成する豆電球が回るようにスクロールする。タモリ個人評価電球のみでしか表示されなかったが1994年9月28日放送の「超豪華スペシャル」からタモリテーブル前面にも電飾付き1995年3月29日放送の「2時間スペシャル」からは電飾が席後部右側移ったタモリパネリスト全員が「大玉評価をした場合ファンファーレとともにスタジオ電飾全て点滅する上記品評参考にした上でX座標=左「シブイ」・右「インパクト」、Y座標=上「知的」・下「バカ」相関図パネル「ボキャブラ・マトリックス」(製作:マサチューセッツ工科大学マサチューセッツ工科大学フジテレビ共同作成島津製作所)に、タモリ作品書かれハガキ大マグネット貼り付けることによって最終評価を行う。各座標10段階あり、基本的にどこかの交点マグネット貼り付ける(「バカ10・0」、もしくは「バカ」に貼られたケースもある)。「マトリックス」の各エリアには、「バカパク」「バカシブ」「インパク知」「シブ知」というエリア名がつけられており、【X座標=右に9、Y座標=下に10】の位置貼り付けられときには「バカパクの9・10」と呼ばれるまた、どの部門にも属さない場合真ん中の(0,0)に貼られる事もごく稀にあった。評価する値しない面白くない作品マトリックスの下にある箱に廃棄される番組開始当初は「没」という表記だったが、大島渚が「つまらないからポイしちゃえ」と言ったことより以降ネタは「ポイ」と呼ばれることになる。 パネリスト評価・意見あくまでも参考であり、最終的にどこに貼り付けるかは司会タモリ独断よる。この時客席からは「バカパク!」「シブ知!」などとエリア名がコールされ、これによって影響されることもよくある因みに観客から見当違いコールをされると、タモリは「これの何処シブいんだ!?」、「これの何処インパク「知」なんだ!?」などと時折ツッコミ入れことがある稀にある程度評価があってもタモリ独断で「ポイ」にしたケースもある。 面白くないものの「ポイ」するほどでもない作品に対しては「欄外」(箱の入口近くに貼られる)・「小島預かりとされるが、評価としては「ポイ」相当として扱われるまた、ポイ」よりもひどい(「ポイ」する価値もない)作品は「問題外」(「問題外」は過去に2作品あり、「問題外作品は2作連続放送された)として小島司会者台の下に投げ捨てられていた。 面白くない作品タモリが箱に廃棄しようとすると、小島はそれを必死になって阻止するのが恒例である。上記の「小島預かり」は、このやりとりの中で、タモリ小島説得応じた作品につけられる評価であり、ごく稀にタモリ判断迷った末に小島渡したという事例も見られる。なお、一度だけ廃棄直前まで行ったマグネット小島奪い仕方がなく「小島預かり」の評価になったことがある。他にも高い評価作品に対して「これはポイだな!」とフェイントをかけて、小島を騙す場合もあった(当然、最終的にマトリックスに貼られる)。 高い評価マトリックスでは表し切れない場合には「寿」という評価出されセットの床に大きく書いてある「寿」の字の上置かれる事実上最高評価である。ヒロミ考案したため、事実上ヒロミ判断なされた実際にタモリ推薦対し、「同じ週に複数の寿が出ると、寿の価値が下がる」との理由拒否した例がある。なお、「寿」は過去に4作品ある。 この時代フォーマット制作された「復活スペシャル」ではバカ知的である「バカ知」という評価なされた作品があったが、従来マトリックス上では表わせられないため便宜上Y座標知的線上に貼られた。「バカ知」作品は2作品ある。 マトリックス形状初代前半1992年10月〜1993年3月)は正方形であったが、初期後半1993年4月〜)から円に変わり周辺に動く飾り物LEDが「ポイ口の上部取り付けられた。また、初期後半には「ポイ」にマグネット入れると電子音鳴った最初期の頃は評価度合を示す目盛りはなく、ただ「バカシブ」「バカパク」「シブ知」「インパク知」と呼んでいたが、のちに初期前半形状になった。 賞及び賞品 作品採用され投稿者には「ボキャ天小座布団」が贈られるタイトルを「タモリゴキブリ天国」と間違えて弁当届けた弁当配送業者にも小座布団贈られた他、「ボキャブラゼミ」のコーナー冒頭流れセミ鳴き声映像映っているセミ種類とは別の種類のものである事を指摘した投書にも「面白いから」との理由小座布団贈られことがある。 また以下のような賞があり、毎週それぞれ1作品ずつ選ばれ副賞贈られたが、まれに該当無し、又は2作品選ばれることがあった。 ボキャブラ賞 その週の最優秀作ボキャブラ天国時代賞金5万円+二股スタンドトロフィー(トロフィー台座の上に、電球つき二股ソケット付いた物) SUPERボキャブラ天国時代1994年4月13日1995年9月20日)…末広がり賞金8万円フジテレビ系関東地区近畿地区では8チャンネルであることに由来) 同(1995年10月18日1996年8月14日)…末広がり賞金8万円ボキャ天大座布団「雅」 同(1996年8月21日9月18日)…末広がりの(小島は、「イチバチかの」と称している)賞金18万円ボキャ天大座布団「雅」 大ザブ賞 その週の次点作品ボキャブラ天国SUPERボキャブラ天国時代共通…「ボキャ天大座布団」(ただし、1996年8月21日9月18日末広がり賞金8万円追加された) LOVEザブ賞 「SUPERボキャブラ天国時代のコーナー大人ボキャ天」、「いけないボキャ天」、「ピンクボキャ天」、「夜のボキャ天内の最優秀作品(「普通作品」の中からも選ばれることがあった)1994年4月13日1995年9月20日 - 「ボキャ天ラブ座布団」(細長いクッション1995年10月18日1996年8月14日 - 「ボキャ天桃色ラブ座布団」(細長いクッションのピンクバージョン) 1996年8月21日1996年9月18日 - 「ボキャ天桃色ラブ座布団」+末広がり賞金8万円 ボキャブラ賞の選定タモリパネリスト合議によって決められ観客拍手はあまり考慮されない。ただし1度だけ、ボキャブラ賞に決まりかけた作品に対して観客からブーイング上がり別の作品ボキャブラになったことがある。しかし、その週の雰囲気によってボキャブラ賞に選ばれ作品翌週冒頭前回ボキャブラ作品紹介される)では全く受けないことがしばしばあり、ボキャブラ賞に選ばれるには単に面白作品というだけでなく運も必要とされた。 小座布団大座布団「初代」贈られたものと「SUPER」贈られたものはほぼ同じデザインだが、「SUPER」以降番組ロゴ変更により座布団刺繍された「天国」の文字の上天使の輪刺繍付け加えられた。 スペシャル番組 半年1度過去ノミネート作品から優れたものを選ぶスペシャル番組放送された。これにより上・下半期大賞選ばれ作品には以下の商品それぞれ贈られた。 ボキャブラ大賞 - 「ボキャ天美麗掛け布団」(途中から、安眠枕「夢」付けられた) LOVEザブ大賞 - 「ボキャ天超ロングラブ座布団」(通常のLOVE座布団よりも長いまた、初代最初スペシャル放送のみボキャブラ・マトリックスの座標20段階となっていた。 また、年末スペシャルは「有名人ボキャブラ大賞」が放送された。以下の2部門があり、それぞれ1名ずつ選ばれ副賞贈られた。作品グランプリ - スペシャル出演者考えた新作ボキャブラ作品品評する1994年・1995年共通「ボキャ天美麗掛け布団」(1995年には「誉」が付くが同じである) 主演グランプリ - 有名人出演したボキャブラ作品VTRから選考授賞対象VTR出演した有名人1994年ボキャ天大座布団」(5セット1995年ボキャ天大座布団『雅』」(5セット有名人ボキャブラ大賞受賞者次の通り1994年作品小島奈津子 主演川合俊一 1995年作品赤坂泰彦 主演蛭子能収

※この「「初代」から「Super」」の解説は、「ボキャブラ天国」の解説の一部です。
「「初代」から「Super」」を含む「ボキャブラ天国」の記事については、「ボキャブラ天国」の概要を参照ください。

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