イグナイター イグナイターの概要

イグナイター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/12/03 05:42 UTC 版)

概要

エンジンの点火装置

ポイント(接点)式ディストリビューター(分配器)のコンタクトブレーカーの断続機能をトランジスタを用いた電気回路に置き換えた物であり、使用するイグニッションコイルをはじめとするシステムの基本原理はポイント式ディストリビューターのそれと変わることはない。しかし、ポイント式の欠点である機械的な電気接点が簡略化(セミ・トランジスタ式の場合)又は全くなくなる(フル・トランジスタ式の場合)ため、システムとしての信頼性が向上する。

自動車においては初期の頃から多気筒エンジンが多用され、ディストリビューターを用いる複雑な配電が必要であったことからポイント式からセミ・全トランジスタ式を経て、CDIを経由せずにダイレクトイグニッションへの移行が進んでいった。

オートバイにおいては単気筒V型2気筒などの配電が単純な形式が多かったことから、コンタクトポイント(点接触)式からCDIへの移行が進んでいったが、CDIが本格的に普及する以前の車両にイグナイターの採用例が多数あった。オートバイの場合には厳密にはトランジスタ式点火として分類されている。

イグナイターとCDIとの違いは、イグニッションコイルへの電気供給を単純に電気回路(トランジスタ)の開閉だけで行うか、コンデンサーの蓄電圧の開閉を併用するかである。

放電ランプの点火装置

放電ランプディスチャージヘッドランプ、HIDフォグランプなど)は、白熱電球のようにフィラメントを熱して光を放出させるのではなく,稀ガス中での放電現象を利用しており,それへの高電圧を発生・供給する装置である。電圧安定器(スタビライザ、バラストなどと呼ばれる)が組み込まれたものや別に電圧安定器が存在するものとがある。

この種の電球は,高熱放電することからバナー(燃焼器)とも呼ばれるが、点灯時に高温(高い部分,600度程度)となり、外れて近隣の部品を発火させまたは取付配線が短絡・発火し,ひいては車全体を焼損させる事故が多発している。後付けキットも販売されているが、その電線種(耐熱電線使用)、車種への適合性、取付工事の習熟度合などに注意されたい。

ガスコンロなどの着火装置として

ガスコンロや石油ストーブなどの着火装置としてイグナイターが使われることがある。 カセットコンロはほとんど圧電素子だが、電池を入れて使うタイプの ガス、石油機器はイグナイターが使われてる。

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