vest
「vest」の意味
「vest」は、主に英国英語で使用される単語で、男性用の無袖の下着を指す。アメリカ英語では「undershirt」と呼ばれることが一般的である。また、アメリカ英語では「vest」はボタン付きの無袖の上着を意味し、英国英語では「waistcoat」と呼ばれる。このため、英国英語とアメリカ英語の違いに注意が必要である。「vest」の発音・読み方
「vest」の発音は、IPA表記では/vɛst/であり、カタカナ表記では「ヴェスト」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ベスト」と読むことが一般的である。意味や品詞が変わる発音のパターンは存在しない。「vest」の定義を英語で解説
A vest is a sleeveless garment worn on the upper body, typically as an undergarment. In British English, it refers to a men's sleeveless undergarment, while in American English, it refers to a buttoned, sleeveless outer garment, also known as a waistcoat in British English.「vest」の類語
「vest」の類語としては、英国英語では「undershirt」や「singlet」が挙げられる。アメリカ英語では「waistcoat」が「vest」の類語となる。「vest」に関連する用語・表現
「vest」に関連する用語としては、「sleeveless」(袖なしの)、「undergarment」(下着)、「waistcoat」(英国英語でのボタン付き無袖上着)などがある。「vest」の例文
1. He wore a vest under his shirt to keep warm.(彼は暖かさを保つためにシャツの下にベストを着ていた。)2. She bought a new vest for her husband.(彼女は夫のために新しいベストを買った。)
3. The groom wore a matching vest and tie.(新郎はマッチングしたベストとネクタイを着用していた。)
4. The vest is made of breathable fabric.(そのベストは通気性の良い生地でできている。)
5. He prefers to wear a vest instead of a full suit.(彼はフルスーツよりもベストを着ることを好む。)
6. The athlete wore a compression vest during his workout.(選手はトレーニング中にコンプレッションベストを着用していた。)
7. She sewed a pocket onto her vest.(彼女はベストにポケットを縫い付けた。)
8. The vest is designed for maximum comfort.(そのベストは最大限の快適さを追求してデザインされている。)
9. He chose a vest with a subtle pattern.(彼は控えめな柄のベストを選んだ。)
10. The vest is made from a blend of cotton and polyester.(そのベストは綿とポリエステルの混紡素材でできている。)
ベスト
(Vest から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 09:52 UTC 版)

ベスト(フランス語: veste、英語: vest)は、胴着の一種であり、国や時代によって意味や形態が異なる。本来は下着と上着の間に着る中衣であった。袖のないベストは、フランスではジレ(gilet)、イギリスではウェストコートとも呼ばれる[1]。日本では主に袖のない前合わせの中衣、あるいはインフォーマルな上着を意味し、ベスト単品のものはオッドベストと呼ばれる。ニットのウールやアクリル製、あるいは背広と共布が一般的だが、夏用やオールシーズンに綿が、混紡にポリエステル・ポリウレタンが用いられることもある。
なお、日本では明治期に袖なしの短い胴着をチョッキと呼ぶことが定着した[2]。その語源については外来語(オランダ語のjak、ポルトガル語のjaqueta、英語のjack)に由来するという説、直着(ちょくぎ)の転訛であるという説などがある[2]。しかし、1960年代から1970年代にかけてベストなどの表現がより一般的になったといわれている[2]。
来歴
ベストの基は15世紀後半から17世紀半ばまでヨーロッパの主要な男性用上着であったダブレット(英:Doublet、西:Jubón、仏:Pourpoint)である。1650年頃にはダブレットは着丈、袖丈が短くなり、身幅も狭くなっていた。そして、1660年代からはその上に市民や兵士の防寒着だったカサック(仏:cassaqe、英:casock[注釈 1])から変化したジュストコール(仏:Justaucorps、英:coat)が上着として着られるようになり、ダブレットは中衣となってベスト(仏:veste、英:vest)と呼ばれるようになった。
当時の着こなしでは、中のベストが見えるように上着(ジュストコール)の前は開けたままにし、袖口からシャツを出していた。そのため、ベストは派手な色彩や豪華な刺繍が施されたものになった。また、この頃のベストには袖があり、袖口からシャツを覗かせる代わりにベストの袖口にレースを縫いつけたものも見られた。
18世紀に入るとジュストコールが細身になり、ルイ15世の時代にはベストの袖が無くなった。そして、この袖の無いベストはフランスではジレ(gilet)、イギリスではウェストコート(Waistcoat)とも呼ばれるようになった。
- ダブレットから袖無しベストへの変化
-
16世紀後半のダブレット。
-
17世紀前半のダブレット(1629年)。
-
1650年頃のダブレット。
-
袖付きのベスト(1770年)。
-
袖が無くなったベスト(1790年)。
現代のベスト


フランス
現代のフランスでは、ジャケットや短めのコートを広く意味する。
英語圏
アメリカ英語でベストは袖のない中衣全般を意味し、婦人用のものや中衣に限らず上着として使えるものも含まれる。日本語でのベストは主にこの意味である。
現代のイギリスでは袖のない中衣はウェストコートと呼ばれており、ベストはアメリカ英語でのアンダーシャツを意味することが多い。
現在では古語であるが、僧服の意味もあった。
上着を着たときに胸元にベスト(ウェストコート)が見えることから、ジャケットやブラウスなどのベスト風に飾りをつけた胸元部分もベストと呼ぶことがある(婦人服の場合はボディスとも呼ばれる)。
アメリカ英語 | イギリス英語 |
---|---|
ベスト | ウェストコート |
アンダーシャツ | ベスト |
脚注
注釈
- ^ そのほか、casak、casack、casacche の表記もあり、日本語の書籍でも「カザック」の表記が見られる。
出典
参考文献
- 佐々井 啓、水谷 由美子ほか 著、佐々井 啓 編『ファッションの歴史―西洋服飾史 (シリーズ「生活科学」)』朝倉書店、2003年4月。ISBN 978-4-254-60598-3。
- ハーディ・エイミス 『ハーディ・エイミスのイギリスの紳士服』 森 秀樹訳、大修館書店、1997年3月。ISBN 978-4-469-24399-4。
関連項目
Vest(ベスト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/02 01:15 UTC 版)
防弾チョッキ。M79やLAW以外の被ダメージを軽減する。被弾することで減少していき、減少していくと軽減する度合いも減っていく。
※この「Vest(ベスト)」の解説は、「Soldat」の解説の一部です。
「Vest(ベスト)」を含む「Soldat」の記事については、「Soldat」の概要を参照ください。
- Vestのページへのリンク