Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/28 05:16 UTC 版)
「拡張ファイル属性」の記事における「Mac OS X」の解説
Mac OS X v10.4以降は、名前付きフォークを使えるようにしたHFS+の属性ファイルのB*木機能を用いることで拡張属性をサポートする。HFS+内では名前付きフォークがエクステントを介することで任意の大量データをサポートできるにも関わらず、OSはインライン属性しかサポートしない。これのサイズは単一のB*木ノードに納まるように制限される。いかなるレギュラーファイルも拡張属性のリストをもつことができる。HFS+は任意の数の名前付きフォークをサポートするが、Mac OSが拡張属性の数に何らかの制限をしているかどうかは不明である。それぞれの属性は名前とそれに対応するデータで表現される。その名前はNULL終端のUnicode文字列である。Mac OS XのAPIはファイルやディレクトリの拡張属性のリスト、取得、設定、削除をサポートする。
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Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 13:40 UTC 版)
Mac OS X v10.4のうちv10.4.7及びそれ以降のバージョンは、64ビットのインテルベースマシン上でPOSIX及び数学ライブラリを用いて64ビットコマンドラインツールが起動する。Mac OS X v10.4において、これ以外のライブラリ、フレームワークは、64ビットアプリケーションをサポートしない。このカーネル、およびカーネル拡張は32ビットのみである。 Mac OS X v10.5は、64ビットのPowerPCマシン同様に、64ビットのインテルベース・マシンにおいてCocoa, Quartz, OpenGL, そしてX11を用いた64ビットのGUIアプリケーションをサポートした。全ての非GUIライブラリとフレームワークは、このプラットフォームで64ビットアプリケーションをサポートしている。このカーネル、そして全てのカーネル拡張は、32ビットのみである。 Mac OS X v10.6は、64ビットカーネルをサポートしたMac OS Xの最初のバージョンである。しかし、最初のリリース(v10.6.0)では、全ての64ビットコンピュータがサポートされたわけではなかった。64ビットカーネルは、32ビットカーネル同様に32ビットアプリケーションをサポートし、それぞれのカーネルも同様に64ビットアプリケーションをサポートした。32ビットアプリケーションは、いずれのカーネルにおいても仮想アドレス空間が4GBであるという制限があった。64ビットカーネルは32ビットカーネル拡張をサポートせず、同様に32ビットカーネルは64ビットカーネル拡張をサポートしない。 OS X Mountain Lionは、64ビットカーネルのみサポートするが、32ビット、64ビットの両方のアプリケーションをサポートする。 Macは、x86/x64の32ビット・64ビットだけでなく、PowerPCとインテル・アーキテクチャのサポートなど、アーキテクチャの互換性問題が複雑に入り組んでいた為、ユーザが混乱しない為にOSレベルでユニバーサルバイナリなどの仕組みが整えられた。これは、一つのアプリケーションファイル、またはライブラリファイルに対して複数のコードをパッケージし、実行時に最適なバージョンが選択されるというものである。
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Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/12 04:29 UTC 版)
「音声コマンドデバイス」の記事における「Mac OS X」の解説
全てのMac OSコンピューターは音声認識ソフトウェアがプリインストールされている。ソフトウェアはユーザーに依存しないため、ユーザーはメニューをナビゲートしてキーボードショートカットを入力し、チェックボックス名、ラジオボタン名、リスト項目、ボタン名を話したり、アプリケーションを開いたり、閉じたり、操作したり、切り替えることができる 。しかしながら、Appleのウェブサイトでは「Dictate」と呼ばれる商業製品を購入することを推奨している。
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Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:14 UTC 版)
「スクリーンショット」の記事における「Mac OS X」の解説
コマンドキー、Shiftキー、3のキーを同時に押すこと(⌘ Cmd+⇧ Shift+3)で画面全体のスクリーンショットを撮影できる。また、コマンドキー、Shiftキー、4のキーを同時に押すこと(⌘ Cmd+⇧ Shift+4)で画面上の指定範囲のスクリーンショットを撮影できる。その後スペースキーを押すことで撮影するウィンドウを個別に選択することができる。 撮影された画像はデスクトップに保存されるが、Controlキーを押しながらこれらのショートカットキーを操作した場合はクリップボードに格納される。これらのショートカットはMac OS X 以前のクラシックOSでも有効である。
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Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:14 UTC 版)
「スクリーンショット」の記事における「Mac OS X」の解説
QuickTime Playerを起動、"ファイル"メニューの"新規画面収録"を選択で撮ることができる。なお、この方法では音声は録音出来ない。
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Mac OS X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 02:35 UTC 版)
大泣きWWW によって移植が行われた。ユニバーサルバイナリであるため、Intel Macでも快適にプレイができる。ゲーム内容はWindows版とほぼ同じだが、一部のキーコンフィグが使用できない。
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Mac OS X(後にOS Xに改称、現・macOS)
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「Apple」の記事における「Mac OS X(後にOS Xに改称、現・macOS)」の解説
詳細は「macOS」を参照 Rhapsody(Mac OS X Server 1.0の開発コード名)がサードパーティに受け入れられないと判断すると、Mac OSで用意されているAPIのうち、使用頻度の高い命令を抽出し、いくつかの新機能を加えたAPI CarbonをRhapsodyに統合した新OS、Mac OS Xへの移行が宣言される。Rhapsodyは暫定的にMac OS X Server 1.0としてリリースされ、PCIバスを持つPower Macintosh G3で動作した。 2000年9月13日には、Mac OS Xの初の公開版であるMac OS X Public Betaを発表、日本国内では3,500円で提供された。新たにAquaを採用し、Mac OS X Server 1.0ともMac OSともまったく異なる新しい外観を持っていた。 2001年3月24日、Mac OS X初の公式リリースであるMac OS X v10.0(Cheetah)が発売される。G3以降のMacを動作対象にしており、OPENSTEPで評価が高かった開発環境(Interface Builder・Project Builder)が標準で付属していた。Aquaは「Macらしさ」を重視して大きく改良されていたが、Mac OS 9にあった機能が多く省かれており、動作が非常に遅いという欠点があった。時を同じくしてAppleは、Macintoshを核にさまざまなデジタル機器を連携させる「Digital Hub」という構想を打ち出した。 2001年9月25日、Mac OS X v10.1(Puma)を公式リリース、Mac OS X v10.0の登場からわずか7か月での発売だった。10.0からの無償アップグレードサービスが行われる。動作速度の問題が改善されたほか、10.0に欠けていたさまざまな機能が追加され、実用的に使える初めてのバージョンとなった。マイクロソフト、アドビなどから少しずつ対応ソフトがリリースされ始め、先進的ユーザから受け入れられる。 2002年8月24日、Mac OS X v10.2 Jaguarがリリース。動作速度がより向上し、細かい部分の使い勝手に多くの改良が施された。事実上、このバージョンが現在に続くMac OS Xの完成型と言える。このバージョンからMac OS Xのみが起動する(Mac OS 9をサポートしない)Power Mac G4, iMac G4, PowerBook G4, iBookが販売された。 2003年10月24日、Mac OS X v10.3 Pantherが発売された。 iPodの売れ行きの好調さ、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、無線LAN環境の普及により、パソコンの「Digital Hub」化の流れが定着した。Mac OS Xでも大手印刷会社への入稿受け入れが整ったため、遅れていたデザイン、出版分野への導入が徐々に進み始める。またライセンス使用料の追加がないクライアント無制限のMac OS X Server搭載の1UサーバXserve導入とディスクレスNetBoot機能が評価され、東京大学、東京女子大学に大量導入された。 2005年4月29日、Mac OS X v10.4 Tiger発売。システム内部が大きく進化した。セキュリティ機能が充実し、あおぞら銀行、神戸大学にNetBoot端末としてiMac G5が大量導入された。単体リリースはないが、このバージョンより、Mac OS XをIntel対応化した。 2007年10月26日にMac OS X v10.5 Leopardがリリース。300以上にも及ぶ新機能が搭載された。iPhoneのソフトウェア開発を優先させるため当初の予定から発売が延期された。 2009年8月28日、Mac OS X v10.6 Snow Leopardが発売され、Intel Macのみをサポートした初のバージョンとなった。Finder・QuickTimeがCocoa APIで全面的に作り直されるなどシステム全般にわたるブラッシュアップが行われるメジャーアップデートながら、シングルユーザライセンスは米国で29ドル、日本では3,300円と低価格で提供されている。 2010年10月21日、Mac OS X Lion発表。Exposé・Dashboard・Spacesの各機能に統合されたアクセスを提供する“Mission Control”を搭載するほか、ソフトウェア販売サービス“Mac App Store”やフルスクリーンのウィンドウ表示、ランチャー“LaunchPad”などiOSに由来する機能を搭載。Mac OS X v10.5 Leopard以来の大幅な機能とインターフェイスの刷新となる。2011年2月24日には、公式サイトにさらなる新機能の説明が追加された。LaunchPadやAirdropなどを含む250を越える新機能を追加し、64ビットマルチコアCPU(Intel Core 2 Duo以降)のみをサポートする。7月20日にMac App Storeでダウンロード販売を開始した。8月17日には、USBメモリ版も発売された。 2012年2月16日、OS X Mountain Lion発表。メッセージやリマインダー、AirPlayをはじめとする100を越える新機能を追加。このリリースより、製品名から “Mac” が外され、単に “OS X” と呼ばれるようになった。 2013年6月10日、OS X Mavericks発表。このバージョンから無償提供になり、マップやiBooksなど200以上の機能が追加。このバージョンから実在の地名が使用される。 2014年6月2日、OS X Yosemite発表。iOS 8やiCloudとの緊密な連携を実現させている。 2015年6月9日、OS X El Capitan発表。UIにSplit View、グラフィックシステムにiOS同様の高速化を図るMetalを導入した他、日本語入力システムやフォントの充実など日本語環境を強化している。 2016年6月13日、macOS Sierra発表。このバージョンから、iOS、tvOS、watchOSに合わせた “macOS” という名称に変更された。MacでもSiriが利用可能になったほか、Apple Watchを使用したMacのロック解除、 ストレージの最適化機能などを導入した。 2017年6月5日、macOS High Sierra発表。Apple File SystemやHigh Efficiency Video Coding、High Efficiency Image File Formatなどを導入。 2018年6月4日、macOS Mojave発表。ダークモードの追加や、Mac App Storeの大幅なリニューアルなどを導入した。 2019年6月3日、macOS Catalina発表。同時に発表されたiPadOSとの連携や、iOS 12から搭載されたスクリーンタイムの追加、iTunesの廃止などを導入した。 2020年6月22日、初のオンライン開催となったWWDCにおいてmacOS Big Surが発表され、macOS バージョン11.0.1として、同年11月12日にリリースされた。 2021年6月7日、オンラインで行われたWWDC21でmacOS Monterey発表。AirPlayやFaceTimeの強化、「集中モード」などを導入。 2022年6月6日、同じくオンラインで行われたWWDC22にてmacOS Venturaが発表された。iPhoneをMacのウェブカメラとして使用できる「連携カメラ」、ステージマネージャなどを導入。Metal 3によってゲームが高速化された。
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