部隊構成とは? わかりやすく解説

部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 15:26 UTC 版)

遠征打撃群」の記事における「部隊構成」の解説

ESG主役となるのが、揚陸艦乗艦した海兵遠征部隊MEU)である。これは1個歩兵大隊砲兵中隊軽装甲偵察中隊などを編入し大隊上陸チームBLT)を地上戦闘部隊Ground combat element, GCE)として、これを輸送支援するための航空戦闘部隊Aviation combat element, ACE)、およびこれらのための後方支援部隊(Logistics combat element, LCE)などから構成される、2,300規模海兵空地任務部隊MAGTF)である。 MEU収容する必要上、PHIBRONの編制おおむね画一的で、上記通りLHAまたはLHD中核として、LPDとLSDを各1隻ずつ含んでいる。LHALHD航空運用能力指揮統制能力LPD兵員資機材搭載能力、LSDは上陸用舟艇搭載能力において、それぞれ他の艦よりも優れている一方水上戦闘艦についてはミサイル巡洋艦CG)1隻とミサイル駆逐艦DDG)2隻を基本とするが、制約があるわけではなくCSG同様に展開している間に予想される脅威役割及び任務に基づき柔軟に決定される2017年からは、護衛艦62口径127mm単装砲(Mk.45 mod.4)搭載アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦フライトIIAに絞るとともにACE戦闘機F-35B更新した火力強化ESG」(Up-Gunned ESG)の編成試みられているほか、オーストラリア海軍フリゲート参加試みられた。 MEU戦闘部隊 舟艇より上陸する海兵隊員 AAV7水陸両用装甲車とともに前進する海兵隊員 LCACより上陸するLAV装輪装甲車 M777 155mm榴弾砲射撃シーンロケット弾発射するAH-1W攻撃ヘリコプター 飛行甲板上のF-35B戦闘機MV-22B輸送機 ESG海軍艦艇 強襲揚陸艦ワスプ」(LHD-1) トマホーク発射するミサイル巡洋艦 艦対空ミサイル連続発射するミサイル駆逐艦 ESG海軍艦艇役割所属艦級主要武器システム艦機上陸用舟艇海兵隊揚陸艦(LHD/LHA)×1隻 ワスプ級 Mk.57 NSSMS, Mk.31 RAM GMWS,Mk.15 CIWS, Mk.38 MGS 20機以上 LCAC×3 1,900アメリカ揚陸艦(LSD)×1隻 W・アイランド級 Mk.31 RAM GMWS, Mk.15 CIWS, Mk.38 MGS ヘリコプター甲板のみ LCAC×4 500名 H・フェリーLCAC×2 揚陸艦LPD)×1隻 サン・アントニオ級 Mk.31 RAM GMWS, Mk.15 CIWS, Mk.46 MGS MV-22B×2700防空中枢艦(CG)×0-1タイコンデロガ級 Mk.37 TWS, Mk.7 AWS, Mk.41 VLS (122セル), Mk 45 5インチ砲, Mk.32 SVTT LAMPS Mk.III(MH-60R×2機) なし 防空艦DDG)×1-2アーレイ・バーク級 Mk.37 TWS, Mk.7 AWS, Mk.41 VLS (90/96セル), Mk.34 GWS, Mk.32 SVTT 攻撃型潜水艦SSN)×1隻 ロサンゼルス級 Mk.36 TWS, 各種魚雷機雷 (Mk.48 ADCAP, Mk.60 CAPTORなど) なし シーウルフ級 バージニア

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部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:38 UTC 版)

満洲国軍」の記事における「部隊構成」の解説

「各警備司令担任区域規定スル件」(大同元年4月15日軍令第2号)により、洮遼警備司令官及び各省警備司令官担任区域とその指揮属する軍が規定された。部隊構成は下記の通り。洮遼警備司令官担任区域除きそれまで軍閥配置そのまま踏襲している部分もある。 軍政部(兵数130人) 中央軍政掌握していた部局 洮遼警備軍兵数16,200人) 担当区域通遼県、奉平県昌図県梨樹県懐徳県双山県遼源県開通県、膽県、安広県鎮東県洮安県洮南県、秦来県突泉県の東半部、景星県西南半部 (新京西側、北はチチハル南側、南は奉天北側までを管轄していた) その指揮属す軍隊:旧張海鵬奉天省警備軍兵数17,153人) 担当区域:洮遼警備司令官担当区域以外の奉天省 その指揮属す軍隊:現に奉天省駐在する軍隊中、新たに洮遼警備司令官指揮属す軍隊以外の全部 吉林省警備軍兵数44,692人) 担当区域吉林省 その指揮属す軍隊:現に吉林省駐在する軍隊 黒龍江省警備軍兵数43,485人) 担当区域黒龍江省(秦来県及び景星県西南半部を除く) その指揮属す軍隊:現に黒龍江省駐在する軍隊張海鵬軍を除く) 興安省警備軍兵数12,921人) 担当区域興安省 1932年大同元年5月内蒙古自治軍から改編設置 江防艦隊兵数392人) 担当区域黒龍江アムール川)・烏蘇里江ウスリー川)といった国境河川部、及び渤海沿岸 なお、上記部隊要員数は1932年大同元年9月時点のものであり、満洲国軍政部最高顧問多田駿少将陸軍省宛てた報告書従った

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部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 03:24 UTC 版)

歩兵」の記事における「部隊構成」の解説

歩兵部隊の編成組織時代によって非常にばらつきがあり一概に言えない基本的に現代の軍隊では二人から六人程度構成される班が戦闘最小行動単位となり機関銃などの制圧火器がしばしばこの部隊配備される。二個から三個の班から構成される分隊があり(分隊支援火器として制圧火器この分隊に配備される場合もある)、分隊三個から四個ほど集まった部隊小隊小隊三個から四個ほど集まった部隊中隊とする。中隊規模になってくると歩兵人員数100250程になり、歩兵部隊における比率60%から90%程度になってくる。中隊がさらに三個から五個ほど集まって大隊となり、大隊部隊支援するための火砲車両などを装備しおおむね少佐中佐といった士官指揮執る。その大隊三個から四個ほど擁するのが連隊または旅団呼ばれる。この連隊旅団は大体15002500程度人員抱え中佐大佐指揮執り支援として戦車隊工兵隊なども部隊構成する場合がある。この程度の規模部隊になれば歩兵比率25%から60%程度になってくる。ちなみに旅団連隊よりも大規模な師団という部隊の単位存在する時代によっても歩兵編成変わってくる。例え古代中国では卒、伍、隊、旅、軍というような編制記述兵法書みられるこの影響からか近代日本にも伍長一兵卒部隊旅団というような名称があるよう一部名残あるようである。

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部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:37 UTC 版)

大韓民国海兵隊」の記事における「部隊構成」の解説

現行組織では、第一師団第二師団第六旅団第九旅団の2個師団、2個旅団構成されている。司令官中将充てられる。 第1海兵師団通称海龍師団司令部慶尚北道浦項1st Tank Battalion 第1戦車大隊K1A1戦車 1st Assault Amphibian Vehicle Battalion 第1水陸両用強襲車両大隊:KAAV7A1 1st Reconnaissance Battalion 第1偵察大隊 1st Engineer Battalion 第1工兵大隊 1st Support Battalion 第1支援大隊 2nd Marine Regiment 第2海兵連隊 3rd Marine Regiment 第3海兵連隊 7th Marine Regiment 第7海兵連隊 1st Marine Artillery Regiment: equipped K55 SPH / KH179 TH 第1海兵砲兵連隊備えK55 SPH / KH179 TH 第2海兵師団通称青龍師団司令部京畿道金浦2nd Tank Battalion: equipped M48A3K 第2戦車大隊M48パットン 2nd Assault Amphibian Vehicle Battalion 第2水陸両用強襲車両大隊:KAAV7A1 2nd Reconnaissance Battalion 第2偵察大隊 2nd Engineer Battalion 第2工兵大隊 2nd Support Battalion 第2支援大隊 1st Marine Regiment 第1海兵連隊 5th Marine Regiment 第5海兵連隊 8th Marine Regiment 第8海兵連隊 2nd Marine Artillery Regiment 第2海兵砲兵連隊M109 155mm自走榴弾砲/KH179 第6海兵旅団通称黒龍旅団本部西海五島第6水陸両用偵察部隊 西海五島駐屯地61海兵大隊62海兵大隊63海兵大隊65海兵大隊 第6海兵砲兵大隊 第9海兵旅団通称白龍旅団本部済州島91海兵大隊92海兵大隊93海兵大隊 第615海兵砲兵大隊 迅速対応大隊 延坪島守備隊 本部大延坪島本部大隊90海兵大隊 第9海兵砲兵大隊 第9偵察中隊 隅島警備隊

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部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 08:17 UTC 版)

薫空挺隊」の記事における「部隊構成」の解説

薫空挺隊台湾軍遊撃第1中隊一部で、本来はジャングルでの遊撃戦専門特殊部隊であった台湾高砂族出身者いわゆる台湾特別志願兵かなりの割合占めていた。第1、第2中隊分かれた総員192中には兵が152名いたが、これらの兵のうち通信衛生特技者を除いて高砂族出身者構成されていた。当時の在フィリピン日本大使の日記によれば爆弾抱えて敵中突入する訓練行なっていた部隊とされる

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部隊構成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:53 UTC 版)

海軍コマンド」の記事における「部隊構成」の解説

海軍コマンド5つ戦闘コマンドと、2つ支援コマンド構成されるそれぞれ専門部隊であり、部隊名は第二次世界大戦インドシナ戦争戦死したコマンドー部隊将校の名前から付けられている。 戦闘コマンド コマンドー・ユベル Commando Hubert - スクーバダイビング専門部隊フランス海軍潜水兵の養成もこの部隊行われている。設立して間もなくDGSE直属だったことから、DGSEとも関係が深くレインボー・ウォーリア号事件においてはこのユベル関係している。なお、GCMC合同作戦展開することもある(ソマリア沖2009年4月10日の事件著名)。 コマンドー・ジョベール Commando Jaubert - 海上における近接戦闘特化した部隊。 コマンドー・トレペル Commando Trepel - 直接武力行使突入任務捜索救難近接格闘部隊。 コマンドー・ド・モンフォール Commando de Montfort - ミサイル迫撃砲狙撃などによる火力支援部隊。 コマンドー・ド・ペンフェント Commando de Penfentenyo - 偵察水泳による諜報活動など、ミリタリー・インテリジェンス特化した部隊支援コマンド コマンドー・キフェル Commando Kieffer - C3ICommand(指揮)、Control(統制)、Communication(通信)、Information(情報))に特化した部隊軍用犬運用行っている。 コマンド・ポンシャルディエー Commando Ponchardier - 全コマンド部隊支援補給特化した部隊

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