部隊構成
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ESGの主役となるのが、揚陸艦に乗艦した海兵遠征部隊(MEU)である。これは1個歩兵大隊に砲兵中隊や軽装甲偵察中隊などを編入した大隊上陸チーム(BLT)を地上戦闘部隊(Ground combat element, GCE)として、これを輸送・支援するための航空戦闘部隊(Aviation combat element, ACE)、およびこれらのための後方支援部隊(Logistics combat element, LCE)などから構成される、2,300名規模の海兵空地任務部隊(MAGTF)である。 MEUを収容する必要上、PHIBRONの編制はおおむね画一的で、上記の通り、LHAまたはLHDを中核として、LPDとLSDを各1隻ずつ含んでいる。LHA・LHDは航空運用能力と指揮統制能力、LPDは兵員・資機材の搭載能力、LSDは上陸用舟艇の搭載能力において、それぞれ他の艦よりも優れている。一方、水上戦闘艦についてはミサイル巡洋艦(CG)1隻とミサイル駆逐艦(DDG)2隻を基本とするが、制約があるわけではなく、CSGと同様に、展開している間に予想される脅威、役割及び任務に基づき柔軟に決定される。2017年からは、護衛艦を62口径127mm単装砲(Mk.45 mod.4)搭載のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦フライトIIAに絞るとともに、ACEの戦闘機をF-35Bに更新した「火力強化型ESG」(Up-Gunned ESG)の編成も試みられているほか、オーストラリア海軍のフリゲートの参加も試みられた。 MEUの戦闘部隊 舟艇より上陸する海兵隊員 AAV7水陸両用装甲車とともに前進する海兵隊員 LCACより上陸するLAV装輪装甲車 M777 155mm榴弾砲の射撃シーン。 ロケット弾を発射するAH-1W攻撃ヘリコプター 飛行甲板上のF-35B戦闘機とMV-22B輸送機 ESGの海軍艦艇 強襲揚陸艦「ワスプ」(LHD-1) トマホークを発射するミサイル巡洋艦 艦対空ミサイルを連続発射するミサイル駆逐艦 ESGの海軍艦艇役割と所属数艦級主要武器システム艦載機上陸用舟艇海兵隊揚陸艦(LHD/LHA)×1隻 ワスプ級 Mk.57 NSSMS, Mk.31 RAM GMWS,Mk.15 CIWS, Mk.38 MGS 20機以上 LCAC×3 1,900名 アメリカ級 揚陸艦(LSD)×1隻 W・アイランド級 Mk.31 RAM GMWS, Mk.15 CIWS, Mk.38 MGS ヘリコプター甲板のみ LCAC×4 500名 H・フェリー級 LCAC×2 揚陸艦(LPD)×1隻 サン・アントニオ級 Mk.31 RAM GMWS, Mk.15 CIWS, Mk.46 MGS MV-22B×2機 700名 防空中枢艦(CG)×0-1隻 タイコンデロガ級 Mk.37 TWS, Mk.7 AWS, Mk.41 VLS (122セル), Mk 45 5インチ砲, Mk.32 SVTT LAMPS Mk.III(MH-60R×2機) なし 防空艦(DDG)×1-2隻 アーレイ・バーク級 Mk.37 TWS, Mk.7 AWS, Mk.41 VLS (90/96セル), Mk.34 GWS, Mk.32 SVTT 攻撃型潜水艦(SSN)×1隻 ロサンゼルス級 Mk.36 TWS, 各種魚雷・機雷 (Mk.48 ADCAP, Mk.60 CAPTORなど) なし シーウルフ級 バージニア級
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部隊構成
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「各警備司令担任区域ヲ規定スル件」(大同元年4月15日軍令第2号)により、洮遼警備司令官及び各省警備司令官の担任区域とその指揮に属する軍が規定された。部隊構成は下記の通り。洮遼警備司令官担任区域を除き、それまでの軍閥の配置をそのまま踏襲している部分もある。 軍政部(兵数:130人) 中央で軍政を掌握していた部局 洮遼警備軍(兵数:16,200人) 担当区域:通遼県、奉平県、昌図県、梨樹県、懐徳県、双山県、遼源県、開通県、膽楡県、安広県、鎮東県、洮安県、洮南県、秦来県、突泉県の東半部、景星県の西南半部 (新京の西側、北はチチハルの南側、南は奉天の北側までを管轄していた) その指揮に属する軍隊:旧張海鵬軍 奉天省警備軍(兵数:17,153人) 担当区域:洮遼警備司令官の担当区域以外の奉天省 その指揮に属する軍隊:現に奉天省に駐在する軍隊中、新たに洮遼警備司令官の指揮に属する軍隊以外の全部 吉林省警備軍(兵数:44,692人) 担当区域:吉林省 その指揮に属する軍隊:現に吉林省に駐在する軍隊 黒龍江省警備軍(兵数:43,485人) 担当区域:黒龍江省(秦来県及び景星県の西南半部を除く) その指揮に属する軍隊:現に黒龍江省に駐在する軍隊(張海鵬軍を除く) 興安省警備軍(兵数:12,921人) 担当区域:興安省 1932年(大同元年)5月、内蒙古自治軍から改編・設置 江防艦隊(兵数:392人) 担当区域:黒龍江(アムール川)・烏蘇里江(ウスリー川)といった国境河川部、及び渤海沿岸 なお、上記部隊の要員数は1932年(大同元年)9月時点のものであり、満洲国軍政部最高顧問の多田駿少将が陸軍省に宛てた報告書に従った。
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部隊構成
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歩兵部隊の編成は組織や時代によって非常にばらつきがあり一概には言えない。 基本的に現代の軍隊では二人から六人程度で構成される班が戦闘の最小の行動単位となり機関銃などの制圧火器がしばしばこの部隊に配備される。二個から三個の班から構成される分隊があり(分隊支援火器として制圧火器がこの分隊に配備される場合もある)、分隊が三個から四個ほど集まった部隊を小隊、小隊が三個から四個ほど集まった部隊を中隊とする。中隊の規模になってくると歩兵の人員数は100~250人程になり、歩兵の部隊における比率は60%から90%程度になってくる。中隊がさらに三個から五個ほど集まって大隊となり、大隊は部隊を支援するための火砲や車両などを装備し、おおむね少佐や中佐といった士官が指揮を執る。その大隊を三個から四個ほど擁するのが連隊または旅団と呼ばれる。この連隊や旅団は大体1500~2500人程度の人員を抱え、中佐や大佐が指揮を執り、支援として戦車隊や工兵隊なども部隊を構成する場合がある。この程度の規模の部隊になれば歩兵の比率は25%から60%程度になってくる。ちなみに旅団や連隊よりも大規模な師団という部隊の単位も存在する。 時代によっても歩兵の編成は変わってくる。例えば古代中国では卒、伍、隊、旅、軍というような編制の記述が兵法書にみられる。この影響からか近代の日本にも伍長、一兵卒、部隊、旅団というような名称があるように一部名残があるようである。
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部隊構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:37 UTC 版)
現行組織では、第一師団、第二師団、第六旅団、第九旅団の2個師団、2個旅団で構成されている。司令官は中将が充てられる。 第1海兵師団(通称:海龍師団)司令部:慶尚北道浦項1st Tank Battalion 第1戦車大隊:K1A1戦車 1st Assault Amphibian Vehicle Battalion 第1水陸両用強襲車両大隊:KAAV7A1 1st Reconnaissance Battalion 第1偵察大隊 1st Engineer Battalion 第1工兵大隊 1st Support Battalion 第1支援大隊 2nd Marine Regiment 第2海兵連隊 3rd Marine Regiment 第3海兵連隊 7th Marine Regiment 第7海兵連隊 1st Marine Artillery Regiment: equipped K55 SPH / KH179 TH 第1海兵砲兵連隊:備えK55 SPH / KH179 TH 第2海兵師団(通称:青龍師団)司令部:京畿道金浦2nd Tank Battalion: equipped M48A3K 第2戦車大隊:M48パットン 2nd Assault Amphibian Vehicle Battalion 第2水陸両用強襲車両大隊:KAAV7A1 2nd Reconnaissance Battalion 第2偵察大隊 2nd Engineer Battalion 第2工兵大隊 2nd Support Battalion 第2支援大隊 1st Marine Regiment 第1海兵連隊 5th Marine Regiment 第5海兵連隊 8th Marine Regiment 第8海兵連隊 2nd Marine Artillery Regiment 第2海兵砲兵連隊:M109 155mm自走榴弾砲/KH179 第6海兵旅団(通称:黒龍旅団)本部:西海五島第6水陸両用偵察部隊 西海五島駐屯地 第61海兵大隊 第62海兵大隊 第63海兵大隊 第65海兵大隊 第6海兵砲兵大隊 第9海兵旅団(通称:白龍旅団)本部:済州島第91海兵大隊 第92海兵大隊 第93海兵大隊 第615海兵砲兵大隊 迅速対応大隊 延坪島守備隊 本部:大延坪島本部大隊 第90海兵大隊 第9海兵砲兵大隊 第9偵察中隊 隅島警備隊
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部隊構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 08:17 UTC 版)
薫空挺隊は台湾軍遊撃第1中隊の一部で、本来はジャングルでの遊撃戦専門の特殊部隊であった。台湾の高砂族出身者、いわゆる台湾特別志願兵がかなりの割合を占めていた。第1、第2中隊に分かれた総員192名中には兵が152名いたが、これらの兵のうち通信、衛生の特技者を除いては高砂族出身者で構成されていた。当時の在フィリピン日本大使の日記によれば、爆弾を抱えて敵中に突入する訓練も行なっていた部隊とされる。
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部隊構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:53 UTC 版)
海軍コマンドは5つの戦闘コマンドと、2つの支援コマンドで構成される。それぞれ専門の部隊であり、部隊名は第二次世界大戦とインドシナ戦争で戦死したコマンドー部隊の将校の名前から付けられている。 戦闘コマンド コマンドー・ユベル Commando Hubert - スクーバダイビング専門部隊。フランス海軍の潜水兵の養成もこの部隊で行われている。設立して間もなくDGSE直属だったことから、DGSEとも関係が深く、レインボー・ウォーリア号事件においてはこのユベルが関係している。なお、GCMCと合同作戦を展開することもある(ソマリア沖2009年4月10日の事件が著名)。 コマンドー・ジョベール Commando Jaubert - 海上における近接戦闘に特化した部隊。 コマンドー・トレペル Commando Trepel - 直接武力行使、突入任務、捜索救難、近接格闘部隊。 コマンドー・ド・モンフォール Commando de Montfort - ミサイル、迫撃砲、狙撃などによる火力支援部隊。 コマンドー・ド・ペンフェント Commando de Penfentenyo - 偵察水泳による諜報活動など、ミリタリー・インテリジェンスに特化した部隊。 支援コマンド コマンドー・キフェル Commando Kieffer - C3I(Command(指揮)、Control(統制)、Communication(通信)、Information(情報))に特化した部隊。軍用犬の運用も行っている。 コマンド・ポンシャルディエー Commando Ponchardier - 全コマンド部隊の支援、補給に特化した部隊。
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