部隊改編と国外任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/25 04:07 UTC 版)
「第9装甲教導旅団 (ドイツ連邦陸軍)」の記事における「部隊改編と国外任務」の解説
1994年、第3装甲師団は解隊となり第9装甲教導旅団は一時的にデュッセルドルフの第7装甲師団隷下となる。その後、1996年にハノーファーの第1装甲師団隷下に置かれる。陸軍第5次編制期では旅団隷下部隊は以下のとおりとなる。 第92装甲擲弾兵大隊 第93戦車教導大隊 第334戦車教導大隊「ツェレ」 第95装甲砲兵教導大隊 第225装甲砲兵教導大隊 第3装甲偵察教導大隊 第90装甲偵察教導中隊 第90装甲工兵教導中隊 2002年に旅団隷下部隊はボスニア・ヘルツェゴビナでのコソボ治安維持部隊(KFOR)第10次運用分担としてコソボに派遣される。旅団隷下部隊はさらにバルカン諸国でのKFOR第15次運用分担や、アフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)第12次運用分担に派遣される。さらに旅団は独立的に運用できるよう、2006年7月にルットマーセンの第33戦車大隊と第141後方支援大隊、第90偵察教導中隊がムンスターに移駐の上で増強される。旅団の人員は約4,700人に達しその内約3,000人がムンスターに駐屯している。さらに、2006年に第325装甲砲兵教導大隊がシュヴァネヴェーデからムンスターに移駐する。冷戦の終結により旅団は国内および国際的オブザーバーとしての地位を確立した。 2008年5月中旬、旅団の将兵約1,500人はORF部隊としてバルカン諸国に派遣される。派遣終了後、将兵の対応教育訓練を通じて介入戦力旅団への再編成を実施し、第1装甲師団における介入戦力の枠組で配備準備が完了する。
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