船体・兵装・機関とは? わかりやすく解説

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 09:28 UTC 版)

シムス級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

ベンハム級駆逐艦ベース設計された。兵装について様々な案が出された後、ベンハム級より船体若干大きくして建造される事となった。5インチ砲は従前どおり5基配備となり、魚雷発射管は1基減じて3基配備として、1基を首尾線上に、2基を両舷側配備してマハン級駆逐艦と同じ配置となった。しかし、一番艦シムス就役する重大な問題露呈した重量過多とそれによるトップヘビー状態があまりにもひどく、早急な改修が行われた。すなわち、魚雷発射管を1基撤去して2基とも首尾線上配置し直し探照灯台の撤去バラスト装着など、徹底した重量軽減策実施された。二番ヒューズ以降改善策反映させてから竣工し就役した。機関ベンハム級と同一である。

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 02:58 UTC 版)

クレムソン級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

大量建造された「平甲板」型の最後に就役した本級は、対潜任務使用する駆逐艦として建造進められた。前級のウィックス級では、使用する機関方式建造する造船所選択任せた結果統一されなかったため、航続距離の点でバラツキ生ず事となった。そこで、本級では缶室の両側燃料タンク設置して燃料搭載量増加させることとした。ウィックス級続いて爆雷兵装に合うように艦尾絞っていたが、転舵の際に波をかぶる事が分かったため修正施された。平甲板型の船体適度な強度与えたが、やはり波をかぶる事を理由として、フレッチャー級駆逐艦就役するまでの間は採用されなかった。その他の要目ウィックス級とほぼ同一である。ただしハットフィールドブルックスギルマーフォックスケーンの5隻がMk 7 5インチ砲装備し、ホーヴェイとロング連装タイプの4インチ砲を装備した

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/11 23:24 UTC 版)

マハン級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

ポーター級駆逐艦続いて建造されたが、系譜的にはファラガット級駆逐艦連なるファラガット級における欠点修正した上で1933年計画され1934年から建造始まった38口径5インチ(127mm)単装砲5門と21インチ(533mm)4連装魚雷発射管2基など主要な武装艦首船体ファラガット級を概ね引き継いでいるが、幅をわずかに広げた事によって船体多少余裕生じさせ、両用砲採用が可能となった。ただし、ファラガット級と同様に船首楼の一番砲と二番砲にのみ砲塔装備された。また、4連装魚雷発射管が1基増えて8門から12になっているが、2基が三番砲の両舷側配されたため一度発射できる門数は変わっていない(射線12本・片舷8本)。また、舷側の2基の装備位置低く波をかぶりやすかったため、荒天時には使用できなかった。機関バブコック&ウィルコックス社の新設計によるもので、総重量30トン増したものの予熱器を装備機構煩雑という欠点があったものの、馬力引き揚げられた上に燃費多少改善されファラガット級より50トン少な燃料量にもかかわらずファラガット級と同等航続距離を得ることができた。 1936年から順次竣工して、1933年度計画16隻と1934年計画艦2隻の計18建造された。「ダンラップ級駆逐艦」とも呼称される1934年計画艦は前檣三脚から棒改められ、一番砲と二番砲の砲塔形状密閉型修正された点が1933年度計画艦と異なる。本級の性能良好であったものの必ずしも成功作とは言い難くファラガット級から始まっていたトップヘビー傾向は、重厚な三脚採用などにより相変わらず変わっていない。ただし、18隻という建造数は日本海軍ドイツ海軍違って広大な海域を守る必要があるアメリカ海軍にとって大いに意味があったと解釈するともできる

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 03:19 UTC 版)

バッグレイ級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

本級の主だった概要は、基本的にグリッドレイ級とほぼ同一である。外観上の違い一見しただけでは分からない唯一主缶グリッドレイ級で採用されヤーロー社製に代わって、マハン級駆逐艦と同じバブコック&ウィルコックス社製の物に戻され馬力グリッドレイ級より若干劣る。民間設計海軍設計差異定かではないが、全てにおいて民間作成されグリッドレイ級と比べる復原性多少良好だった

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 03:23 UTC 版)

サマーズ級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

元来ポーター級の同型艦として計画された。しかし、年毎技術革新動きに対応すべく、設計バブコック&ウィルコックス社に依頼して、全くの新設計艦として建造される事となった。 前ポーター級から艦首船体38口径5インチ連装砲塔4基を踏襲しているが、ポーター級での前部三脚を棒改めて後省略し艦橋の高さを抑えて後部方位盤搭載しないなど前級でも問題になったトップヘビー傾向軽減するため、装備一部変更された。また、機関高出力ボイラー変更し煙突は単煙突化することで甲板中央部余裕作り、4連装魚雷発射管を前級よりも1基多い3基(射線12、片舷12)を首尾線上装備した。片舷12射線雷装は、1943年日本海軍島風(5連装魚雷発射管3基、片舷15射線)が就役するまで、駆逐艦雷装としては最も強力な攻撃力有していた。 しかし、マハン級駆逐艦問題となった魚雷発射管荒天時運用解決するために発射管配置一段上げ対空もできて装甲化された5インチ両用砲変更するなど、かえってトップヘビー悪化させる結果になった。そのため、竣工後に第二魚雷発射管や後構造物撤去行った1934年計画で2隻、1935年に3隻の計5隻を計画、建造した。竣工後は上記撤去工事後、訓練行った

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 02:59 UTC 版)

グリッドレイ級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

マハン級駆逐艦元に建造された本級は同一船体有したが、機関部改良が行われた結果当時アメリカ海軍駆逐艦中最も高速の艦として記録樹立したモーリー1938年に42.8ノット記録している)。これに伴い煙突大型一本煙突にまとめられ外観上の大きな特徴となった。しかし、性能の上がった機関対す燃料搭載量は十分とは言えず、燃費悪化マハン級と燃料搭載量大きな違いはないものの、戦時における航続距離マハン級よりも低下したまた、本級では16門(4連装片舷2基)の魚雷発射管装備したアメリカ海軍内では、日本海軍同様に駆逐艦雷装にこだわる人物多数いたのか、マハン級における3基12門の魚雷発射管をもっと強化しようという声がマハン級の就役前から挙がっていた。この流れジャイロ制御装置発達などもあいまってあわよくば全ての魚雷発射管から同一目標雷撃できる戦術構想広がった。しかし、その代償として5インチ砲は1基減らされる事となった。前部にのみ砲塔装着されるのもマハン級と同様である。次級であるバッグレイ級駆逐艦とほぼ同じ船体であるが、復原性問題があった。

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 15:04 UTC 版)

ポーター級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

本級は当時日本海軍建造中の駆逐艦対抗して建造され嚮導艦としての機能有するであった発想自体クレムソン級駆逐艦大量建造されていた1917年にまでさかのぼる。1921年入って将官会議英語版)から嚮導艦に関する5つの案が提出されたが、海軍歴史家のノーマン・フリードマンによれば、その建造費用大半ウィックス級駆逐艦およびクレムソン級駆逐艦購入するのに等しい額であると議会から指摘されたという。また、将官会議では新式高圧力かつ高温度の蒸気タービン搭載させることにも深い関心持っていた。1930年締結されロンドン海軍軍縮会議や、フランス海軍就役させていた大型駆逐艦も、ポーター級の建造大い影響与えた排水量に関しては、これより先の1927年開かれたジュネーブ海軍軍縮会議影響で1,850トンとされた。 搭載する兵器に関して長期間わたって議論された。主砲候補一つであったMk.10 25口径5インチ砲は発射速度速く訓練容易だったもう一つ候補のMk.7 51口径5インチ砲は強力ではあったが、対空用としては使えなかった。折りしも、これらの議論平行して、その中間的な性格で、対空用にも対水上戦用にも使える両用砲として、Mk.12 38口径5インチ砲が開発され実用の域に達していた。38口径5インチ砲は当初検討されていた二種の5インチ砲よりも明らかに優れていたので、上層部推薦もあってこれを搭載する事とした。ただし、重量過多避けるため、並行して整備されていたファラガット級で搭載されたMk.21砲架くらべて仰角取れないかわりに軽量な平射砲タイプMk.22選択された。次に検討されたのは、その38口径5インチ砲の配置方法であった最終的に首尾線上連装砲を前後各2基の計4基装備する事となったが、決定までには単装砲を三段背負い配備するプランなども出されていた。前後各2基の5インチ砲は、それぞれMk.35 両用方位盤組み合わされ2つの別々の目標対す同時攻撃を可能とした。対空機銃28ミリ4連装機銃2基が装備された。 船体ファラガット級駆逐艦よりも大型になったが、機関出力馬力アップしたためファラガット級と同等37ノット維持する事ができた。また、機関室には非常用ディーゼル発電機装備された。

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船体・兵装・機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 02:37 UTC 版)

ベンハム級駆逐艦」の記事における「船体・兵装・機関」の解説

本級の主だった概要は、基本的にグリッドレイ級やバッグレイ級とほぼ同一である。重武装によるトップヘビー問題視されるようになっていたものの、主砲調達問題によりグリッドレイ級およびバッグレイ級と同じ外観性能兵装の艦として建造された。したがって外観上の違い一見しただけでは分からない主缶はバッグレイ級と同じくバブコック&ウィルコックス社製であるが、蒸気圧引き上げた高圧缶を採用し、1基減じて3缶となった。しかし、重量問題依然として解決せず全体排水量増大した

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