船体塗装色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 02:45 UTC 版)
津軽丸型各船の塗装色は、当初、建造する造船所に一任されており、本船は初代十和田丸と全く同じ、外舷上部が象牙色(2.5Y9/2)、外舷下部があさい緑色(10GY6/4)で工事が進められたが、竣工直前に外舷下部を緑色(2.5G5.5/6)に塗りかえられて就航した。煙突の形はもちろん津軽丸型他船と同一であったが、塗装は白鉢巻なしの、うすいピンク色(5YR8/4)一色の煙突にファンネルマークのJNRマークを貼り付けるという、初代十和田丸の煙突の「工」を「JNR」に変更しただけのようなデザインであった。また、JNRマークの縦横比も、このデザインの煙突への収まりを考慮して1.75:8と、先行の2隻より天地方向を拡大していた。 就航後、まず外舷上部が乳白色(7.5Y9/0.5)に変更され、 さらに1969年(昭和44年)12月には、外舷下部色が 八甲田丸の 新造時塗装と同じ、うす緑色(5G7/6)に変更され、同時に煙突も白鉢巻付きの外舷下部と同色となった。後部煙突兼マストは新造時は全て銀色であったが、1971年(昭和46年)までに上半分が灰色に塗装された。
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