船体・上部構造物
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船からさまざまな機械類・装備類を取り外して水面に浮かんでいられる器だけの船の本体を「船体」(Hull)と呼ぶ。船体は造船技術用語では船殻(せんこく)と呼ばれる。船体の左右側面は「舷」(げん)や「舷側」(げんそく)と呼ばれ、その上縁部もまた「舷」「舷側」や「船縁」(ふなべり)「船端」(ふなばた)」などと呼ばれる。船体の上面は、上甲板と呼ばれる強度を備えた単一平面の甲板で覆われることが一般的である。船体より上の構築物は上部構造物や上構(じょうこう)と呼ばれ、船室などに当てられることが多い。上構の中でも横方向に占める構造物の幅が左右舷一杯に達しているものは「楼」と呼ばれる。船に取り付けられた機械類・装備類は「艤装品」(Equipment)や「艤装」(Rig)と呼ばれる。
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船体・上部構造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 13:56 UTC 版)
「718B型巡視船」の記事における「船体・上部構造物」の解説
満載排水量1,750トン、全長100メートル、最大幅16.5メートルと見積もられている。但しマーティンソン氏やヒッキー氏らは排水量を2,700トンと見積もっている。船型は単胴長船首楼型、船首は傾斜型、船尾は若干オーバーハングしたトランサム型としている。船尾の上甲板は開放甲板となっている。甲板室の左右外側の通路も開放甲板となっている。船橋構造物3階部分が船橋甲板となっている。端艇甲板の左右には作業艇がそれぞれ1隻ずつ搭載されている。
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