異形種(ドラクル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 23:10 UTC 版)
「龍眼 -ドラゴンアイ-」の記事における「異形種(ドラクル)」の解説
Dウイルスにより殺戮の化物と化した生き物。元人間だったり、元動物だったりする。知能や攻撃力により、第一級から第五級にまで分類される(第一級が一番強い)。 闇彩鳥(かりげら) 人語を理解する第二級異形種。もともと北部山中に住んでいたが、密売と称して三國に持ち込まれる。体が金剛鱗皮で覆われており、防御力がかなり強い。知能が高いゆえ、異形種としての無意味な生に退屈を感じており、強い者との戦いをのぞんでいた。最後は龍眼を使ったイッサに敗れる。 陀烙(だらく) 龍眼に似た黒い眼を持つ謎の存在。三國近郊の異形種を束ねている。闇彩鳥を三國市内に放ったり、異形種密売の援助をするなどVIUSに対して妨害行為を繰り返す。
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異形種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:46 UTC 版)
「オーバーロード (小説)」の記事における「異形種」の解説
人間種・亜人種に当てはまらないアンデッド、スライムなどのいわゆるモンスター種族の総称。総じて寿命はないとされている。プレイヤー・NPCと自然発生・召喚されるモンスターは字面こそ同じ種族であるが、前者が職業・種族レベルを厳密に割り振られたものであるのに対し、後者は単にモンスターレベルが表記されるに留まるなど、ゲーム中では明確に区分された存在となっている。ゲーム時代は人間種・亜人種と比べ能力値の伸びが良くモンスターに由来する耐性や特殊能力を取得できたものの明確な弱点が発生することが多く、加えてPKされても相手にペナルティがない、一部の都市に出入りできない、一部の職業に就けないなど明確なデメリットが存在していた。そのため種族レベルを伸ばさず、有用な職業を取得した方が全般的な強さの向上につながるという理由から異形種で遊ぶプレイヤーは一般的には玄人好みとされていたようである。 アンデッド 偽りの生命力、負のエネルギーによって動く生ける屍、非実体系のゴーストなどの総称。知性の多寡こそあれ、総じて生あるものを憎み滅しようという傾向で動く。 神聖・炎など弱点も多いものの精神攻撃を無効とし、飲食も不要とするなど明確な特色を持つ。 都市の墓場や古戦場などの死の気配色濃い地で自然発生する。これが倒されずに放置されるとより強大な個体が生まれるようになり、質・量ともに次第に手に負えなくなる。そのため、時に国家間の取り組みさえ混じって定期的な駆除の手が入る。なお、この悪循環を魔法詠唱者が召喚などを用いて人為的に行う「死の螺旋」なる邪法も存在する。この目的は大量のアンデッドを発生させて都市を滅ぼし、生じた負のエネルギーを利用して自らをアンデッドに変成させることである。吸血鬼(ヴァンパイア) 発達した犬歯による吸血および眷属化、魅了の邪眼、高い再生力、銀製や魔法の武器でなければ傷を負わせられないなど一般的な吸血鬼の特徴を持つ。 ただし、ユグドラシルにおける外見は通常の人間とは異なり、口は大きく裂け異常な姿勢で襲いかかってくるなど異形の怪物のものである。これは下位・上位の区分およびNPCのシャルティアも例外でなく適用され、彼女が普段美しい姿をしているのも擬態と言ってよい。 高水準の能力を持つ反面、ゲームバランスを取るために血を浴びると一定の操作が利かなくなる「血の狂乱」というペナルティが設定されており、転移後においては我を忘れ欲求の赴くままに暴走してしまう。シャルティアが慎重さを期待される任務に派遣されるにあたって危惧されたのもこれが原因である。 同系統のモンスターとしては例外的に美しい「吸血鬼の花嫁(ヴァンパイア・ブライド)」、ヴァンパイアの吸血や作成魔法によって誕生する知性に乏しい「レッサーヴァンパイア」、上位種の「真祖(トゥルーヴァンパイア)」、更なる上位種に「始祖(オリジン・ヴァンパイア」などが存在する。 死者の大魔法使い(エルダーリッチ) 白骨に薄皮が張り付き、朽ちたローブや幾ばくかの装飾品で彩られた魔法使いの死体。ファンタジー作品における典型的なリッチである。 肉体的には脆弱なものの複数の魔法を操り、知性に優れるなど一般的な冒険者にとっては危険な水準にある。転移後の世界においては死が濃密になった場から自然発生する他、特定の儀式によって魔法詠唱者が転生するなど、ユグドラシルでのモンスターとプレイヤーのそれを彷彿とさせる関係が存在する。 同系統のモンスターとしては下位種の「スケルトン・メイジ」、上位種に「ナイトリッチ」、アンデッド最高峰とも言われる種族「オーバーロード」など。 スライム ゼリー状や粘液状のモンスター。種族特性として物理攻撃への耐性や装備品への腐食破壊などを有する。 初期の「粘体」(スライム)のほか、上位種には「蒼玉の粘体」(サファイア・スライム)、「不定形の粘液」(ショゴス)、「始まりの混沌」(ウボサスラ)、超巨大奈落(アビサル)スライム、「古き漆黒の粘体」(エルダー・ブラック・ウーズ)、衛生粘体(サニタリースライム)等がいる。ユグドラシルでは手持ちアイテム以外を装備しても外見に変化は無く、体内にそれらが浮かび上がるという描写がされている。 蟲 昆虫型のモンスター。 昆虫の森司祭(インセクト・ドルイド)、蜘蛛人(アラクノイド)、蟻人のほか、上位種には蟲王(ヴァーミンロード)等がいる。 悪魔 魔界とも呼ばれる場所から喚び出されるという邪悪の化身。 天使同様同レベル帯のモンスターより若干強い傾向にあり、人間を苦しめて喜悦に浸る性質上アンデッド同様に危険視される種族である。 天使 法国では神に仕える存在とも呼ばれ、邪な存在への相性が良い。一方で、他国では単に召喚されるモンスターであるとの認識が主流である。 召喚で出現する天使はレベル帯によって「天使の九階級」に沿った序列があるようで、最高級である熾天使はアインズをして警戒させる強さであるらしい。 精霊 魔法詠唱者に召喚されるモンスター。 湿地の精霊(スワンプエレメンタル)、根源の火精霊(プライマル・ファイヤーエレメンタル)等がいる。 二重の影(ドッペルゲンガー) ピンク色をした卵のような頭部に、鼻や耳などが無い顔はのっぺりとしていて目や口の部分にはぽっかりと穴が開いている姿をしている。人間のより長いシャクトリムシに似た指が三本ある。上位二重の影(グレーター・ドッペルゲンガー) 二重の影の上位種。Lv60までの変身が出来る。能力のコピーは9割程。 人馬(セントール)、蠍人(パ・ピグ・サダ) エ・ランテル魔術師組合長・テオ・ラケシルによると人馬は草原に、蠍人は砂漠に部族を形成している。 植物 ヴァイン・デスなどの種族がある。 ドラゴン 転移後の世界で最強とされる種族。強欲で宝石やマジックアイテムを好む。一般的には肉親の情に薄く、成人したドラゴンが親兄弟と縄張りや互いの宝を巡って争うことは多い。フロストドラゴン 通常のドラゴンよりも細い姿で蛇に似ており、鱗は成長すると青白い色から白に変化する。冷気に絶対耐性を持ち炎に弱い。 半魔巨人(ネフィリム) 醜悪な容貌をしている。 藍蛆(ゼルン) 鰻に手が生えたような上半身、藍色の蛆虫のような下半身をした種族。生死を問わず生物の体液を食料とする。雄が非常に少なく生まれた雄は王族となる。雄が全滅すると雌が性別を変化させる場合もある。雄よりも雌の方が艶が良いらしい。 王族は魔法を行使するが雌は白兵戦が得意。特定種族のみに発揮する魔法の効果を種族的弱点を持つ。遺体を丁重に食葬する文化がある。 多触体(ローパー) 郡種多触体 多触体の亜種。一つの群れで思考を共有する。 羽虫人(グナター) 20㎝未満の体長に半透明の羽根を持つ種族。妖精を捕食する。
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