エ・ランテル
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「オーバーロード (小説)」の記事における「エ・ランテル」の解説
パナソレイ・グルーゼ・デイ・レッテンマイア エ・ランテル都市長。 丸々とした肥満体で、時折「プヒープヒー」と間の抜けた呼吸音を発するなど明らかに冴えない印象を周囲には与えるが、実際は相当頭が切れる人物。初見の相手が自分を侮って接してきたところの落差を突く一種の処世術として、普段から演技を続けている。 エ・ランテル近郊に出現したヴァンパイアの対策会議に出席した。王都から派遣されてきた役人であるため、魔導国へのエ・ランテルの編入後は王国へ帰国している。 ウェブ版での名はパナソレイ・グルーゼ・ヴァウナー・レッテンマイア。 プルトン・アインザック 声 - 山本兼平 エ・ランテル冒険者組合長。元は優秀な戦士であった、精悍な風貌をした壮年の男。妻帯者。 エ・ランテル近郊に出現した吸血鬼ホニョペニョコの対策会議に出席した。冒険者として驚異的な実力を見せるモモンに驚嘆しつつ信頼を寄せている。 ウェブ版ではラケシルと同じチームであった元Aクラス冒険者。40代前半。エ・ランテル近郊に出現したヴァンパイアの対策会議に出席し、ナーベラル扮するモモンの底知れなさに驚愕しつつ、ヴァンパイア・「カーミラ」退治のため特例として昇格試験の受験を許可した。 書籍版ではモモンにエ・ランテルに執着してもらうため都市長の賛成も得て、モモンを歓迎する宴を開く際、女や酒、権力を宛がうことを考え実行に移した。ドラマCDではその具体的な行動として都市長の賛意を得た上で、モモンをこの地に引き留めるため彼を歓迎する宴を開く計画を立てている。高級娼館「琥珀の蜂蜜」「天空の満月亭」「紫の秘薬館」の各館トップの3人の娼婦に相手をさせ、あわよくば彼の血統を残そうと思っていたらしい。 エ・ランテルが魔導国の支配下に入ってからはアインズの語るこれからの冒険者や組合の在り方に共感し協力を誓い、その後冒険者対策として行動を共にし、様々な助言を行う。この際にアインズの言葉を否定したりツッコミを入れたり等、NPCと違う視点からの反応を期待していたアインズからは心中で感動されている。 テオ・ラケシル 声 - 櫻井トオル エ・ランテル魔術師組合長。痩身で神経質そうな線の細い男。 普段は冷静な人物だが、エ・ランテル近郊に出現した吸血鬼ホニョペニョコの対策会議の際、モモンが切り札として提示した第8位階魔法入りの魔封じの水晶を前にして子供のように大興奮する狂態をみせた。エ・ランテルが魔導国の支配下に入ってからは魔術師組合を実質解散させていたが、アインザックに協力する。 ウェブ版では魔術師ギルド長。アインザックと同じチームであった元Aクラスの冒険者。30代後半。エ・ランテル近郊に出現したヴァンパイアの対策会議に出席する。モモンの装備品であるガントレット「イルアン・グライベル」を魔法で鑑定し驚愕した。 ギグナル・エルシャイ ウェブ版で登場。Aクラスの冒険者である地神に仕える高位神官。30代後半。エ・ランテル近郊に出現したヴァンパイアの対策会議に出席した一人。 バルド・ロフーレ 食料関係を扱う商人。40代後半と思われ体型は肥満体。 セバスとは帝国商人を演じる都合上知り合うことになる。打算も含んでのことといえ、善意からの忠告を行ったことから好印象を得た。 イシュペン・ロンブル ウェブ版で登場。エ・ランテル冒険者ギルドの受付嬢。 一風変わった性格をしており、冒険者登録手続きをしにきたモモンとのやりとりで、彼女のみに分かる理屈により彼を強敵と認め自分のライバルとした。後にモモンがヴァンパイアの件でアインザックに呼び出された時は、周囲の冒険者達が困惑するなか、さも当然というような態度を見せる。 ウィナ・ハルシア ウェブ版で登場。エ・ランテル冒険者ギルドの受付嬢。アインザックに呼び出されギルドに到着したモモンを担当し、イシュペンの意味深な視線をかわしながら案内した。お尻が安産型。 ベベイ・オータン ウェブ版で登場。ギグナルの仲間である盗賊。Aクラスの冒険者。低位ではあるが魔法を行使できるスペルキャスターでもある。モモンの昇格試験の監査(実際はモモンの調査)の依頼を受ける。スケリトル・ドラゴンを魔法で倒すモモンを目撃するが、直後アインズに捕まり「剣で殴り倒した」と記憶を操作される。手足を押さえられてなお盗賊文字による警告を残そうとした。 以前、カッツェ平野にてギグナルと共にスケリトル・ドラゴンに遭遇し2人の仲間を失っている。 リィジー・バレアレ 声 - 谷育子 エ・ランテル最高の薬師である老婆。ポーションの作成に並々ならぬ情熱を持っており、時に狂気的な一面を覗かせる。第三位階まで修めた魔法詠唱者。 ウェブ版ではエ・ランテル近郊に出現した吸血鬼の対策会議に出席した。書籍版ではカジットが起こした事件の際に冒険者モモンと取引し、従属することになった。後にンフィーレアと共にカルネ村へと移住している。アインズがポーション開発から新婚であるンフィーレアを外してからは一手に担っている。 ンフィーレア・バレアレ (nfirea bareare) 声 - 村瀬歩 職業レベル:ウィザード3lv、アルケミスト(ジーニアス)4lv、ファーマシスト(ジーニアス)4lv、ドクター1lv 呼び名:天才錬金術師 リィジーの孫である薬師。女友達のエンリに片思いしている。あらゆるマジックアイテムが使用可能というエ・ランテルでも有名なタレントを所有している。中風月18日生。趣味は錬金術の実験。 ウェブ版でリィジーの孫にあたる人物は「フェイ」という名の少女でモモンに惚れている。 錬金術師としての素養も含む薬師であるため現時点で第二位階魔法まで使用する事が出来、戦闘ではそれに加えて粘着剤等調合した薬品を用いる。 赤いポーションの持ち主であるモモンに情報を求めて接触し、亜人退治を依頼された「漆黒の剣」を加えてカルネ村への道中を共にする。帰着直後にタレントを狙われクレマンティーヌ、カジットに拉致されるが、リィジーと契約を交わしたモモンによって救出される。「アインズ=モモン」という図式に気付いている一般人であるが、本人はそれを悪用するつもりはないようでアインズの懐の広さに僅かな妬心とそれ以上に多大な尊敬の念を抱いている。アインズからも利用価値の高さを認められつつ、同時に真っ直ぐに憧れを向ける姿勢に好感を抱かれている。 カルネ村に移住した後は、アインズの下、供与された素材などを用いて新たなポーションの製造を祖母と共に研究し徐々に成果を出しつつある。 カルネ村を襲った何度かの危機を共に乗り越える事でエンリとの距離を縮めていき、めでたく彼女と結ばれ新居で二人暮らしを始めた。結婚後はアインズの許可を得てポーション開発から薬の貯蔵に回り、エンリの村長職の補佐をしている。
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