カルネ村
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「オーバーロード (小説)」の記事における「カルネ村」の解説
エンリ・エモット (enri emmot) 声 - M・A・O 職業レベル:ファーマー1lv、サージェント1lv、コマンダー2lv、ジェネラル2lv 呼び名:新たなる族長、血塗れ(ウェブ版) 一介の村娘。16歳。中風月10日生。 帝国騎士に偽装した法国兵士の襲撃に遭い両親を失うものの、その危地を見て助けに入ったモモンガの手によって妹と共に救われる。その際は異形の姿に怯えたものの、記憶操作を受け彼を命の恩人として尊敬するようになった。その後は与えられたアイテム「小鬼将軍の角笛」によって出現したゴブリンの一隊と共に村の復興に尽力する。 ウェブ版では単に自衛と成り行きからゴブリン達にオーガを加える事になり、それと言葉を交わした冒険者チーム「旋風の斧」の証言から尾ひれがついて亜人を使役する「血塗れ」の二つ名を持つ凄腕の傭兵隊長として噂される事になってしまう。 書籍版では、ゴブリンを率いる者としての力量と若さゆえの柔軟さを見込まれた先代村長(声 - 金光宣明)から村長位を譲られる。直後には村を脅かすモンスターの群れを皆の助けを借りながら全滅させる等、リーダーの片鱗を見せつつあり、それを裏付けするように彼女の職業レベルには指揮官としてのものが含まれる事になった。 王国軍がカルネ村を襲撃した際に「小鬼将軍の角笛」の真の効果を引き出す事に成功し、5千を超えるゴブリンの軍勢を召喚して王国軍を撃退する。ゴブリン軍団からは絶対の忠誠を向けられており、彼らからは「エンリ将軍」と呼ばれている。なお、召喚した軍団の中には高レベルのレッドキャップ達も含まれており、王国や帝国の全軍なら殲滅できる程の武力を行使できる。その後、ンフィーレアと夫婦になり、村長兼ゴブリン軍団の指揮官として忙しい日々を送っている。 ネム・エモット 声 - 高野麻里佳 エンリの妹。10歳(ウェブ版では12歳)。 姉にとってはあくまで庇護の対象であるが死地を乗り越えたためか、聞き分けが良く危機に対して敏感に動く知恵を身に着けてしまう。 エンリがナザリックに招かれた際に同行し、その際に子供ゆえの無垢さと忌憚のなさから、アインズのかつての仲間を称える発言をしたことから好印象を得る。そのため、エンリ達に続いて庇護対象に加えられた。 姉とンフィーレアが結婚してからは、二人のお邪魔にならないようにと、義理の祖母となったリィジーの家で暮らしている様子。 モルガー 多少騒がしいが気立ての良い人。バハルス帝国の騎士に偽装したスレイン法国の兵に殺害される。 ラッチモン レンジャー。移民の募集に応じカルネ村に越してきたブリタを弟子とし鍛えている。 アーグ 声 - 小若和郁那 トブの大森林に生息していたゴブリン。ギーグ部族族長アーの四男。部族の中では特別に賢く言葉も流暢に話す。通常のゴブリンではなく、ホブゴブリンの取替え子の可能性がある。 従属したところでゴブリンの命を無価値と見なして使い潰すだろう東の巨人から逃れるため大森林を幾人かで逃走し、追手の悪霊犬に嬲られ単身瀕死の状態であったところをエンリやジュゲムに救出される。カルネ村に到着した当初は戦闘能力の高くないエンリが族長ということを訝しんでいたが、エンリを前にオーガがひれ伏した光景を見て考えを改める。
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